もうすぐDimensity 8000が登場か?もしかしてハイエンド帯っぽい立ち位置?
近日中にリリースされると見られていたMediaTekのミドルレンジ上位クラスのSoCですが、正式名称がDimensity 8000になるかも知れません。詳細は以下より。
Dimensity 8000が近日中に登場?
リーク情報でお馴染みの数码闲聊站氏がWeibo上にMediaTekの新SoCの情報を投稿。
その情報によると、Dimensity 8000と呼ばれるSoCが近日中に発表予定とのこと。内容は以下の通り。
- TSMCの5nmプロセスで製造
- Cortex A78 2.75GHz×4+Cortex A55 2.0GHz×4のオクタコア構成
- GPUにMali-G510 MC6を採用
- サポートするディスプレイは最大でFHD+/168HzまたはQHD+/120Hz
- サポートするメモリ/ストレージはLPDDR5/UFS 3.1
また、上記の情報に加えて、RedmiとrealmeがDimensity 8000に関係した製品の開発を順調に行っているともありました。
▼更に数码闲聊站氏が投稿しているイメージ画像で気になるのが、「Dimensity 8000系列」と記載がある点。↓
【引用】数码闲聊站
もしかするとDimensity 800シリーズのように細かく性能を分けたシリーズ化も考慮しているのかもしれませんね。
Dimensity 8000は以前に情報のあったDimensity 7000の正式名称か
Dimensity 8000は上記で記載したCortex A78 2.75GHz×4とCortex A55 2.0GHz×4のオクタコア構成の点やGPUにMali-G510 MC6を採用している点からも、以前ガルマックスでも取り上げたDimensity 7000の正式名称と思われます。
今回のリークでは以前の触り程度の内容から一歩進んでサポートするディスプレイやメモリ/ストレージなどが判明しており、正式な発表も近いものと考えられます。
また、Dimensity 8000がこれほどの構成であるとするなら、ミドルレンジ上位のSoCというよりは、フラッグシップの一つ下のハイエンド枠であるSnapdragon 870などを狙ったレンジの製品ではないかとも想定できます。
いつものパターンならMediaTek製SoCはSnapdragonよりも安価に設定されることが多いので、今回のDimensity 8000もエントリーやミドルレンジSoC並みとはいかないまでも、同等性能のSnapdragonよりも安価になるかもしれません。
上記で記載したように、Dimensity 8000シリーズとして複数のSoCが登場する可能性もあります。シリーズが発表されるとして、どういう分け方がされるかは分かりませんが、ある程度細かいニーズにも応えようということなのかもしれません。
と、これだけ情報が出てきている以上、Dimensity 8000のリリースがそう遠い話ではないのは確か。正式発表まで楽しみに待ちましょう!