「Redmi Note 11 Pro」と「Redmi Note 10 Pro」の違いを比較

XiaomiのAndroidスマホ「Redmi Note 11 Pro」と前機種である「Redmi Note 10 Pro」の違いを比較しました。

Redmi Note 11 ProとRedmi Note 10 Proの性能を比較

Redmi Note 11 Proは2022年1月に発表されたRedmi Noteシリーズの最新モデル。MicroSDスロットにイヤホンジャックなど嬉しい部分をそのまま引き継ぎつつ、より高級感のある本体デザインを採用&最新のSoCを搭載しているモデルとなります!

Redmi Note 11 ProとRedmi Note 10 Proの性能を比較した表がこちら。

製品情報 Redmi Note 11 Pro グローバル版(Helio G96) : Redmi Note 10 Pro 海外版(Snapdragon 732G)
端末名 Note 11 Pro Note 10 Pro
発売年 2022年2月 2021年3月
発売地域 海外:SIMフリー 海外:SIMフリー
メーカー・ブランド Redmi Redmi
備考 Redmi Note 11 Proシリーズ
5G版:Redmi Note 11 Pro 5G
4G版:Redmi Note 11 Pro
海外版・グローバルモデル

Redmi Note 10シリーズ
廉価版:Redmi Note 10
廉価版(5G対応):Redmi Note 10 5G
上位版:Redmi Note 10S
最上位版:Redmi Note 10 Pro
最上位版(5G対応):Redmi Note 10 Pro 5G
対応バンド・周波数・ネットワーク Redmi Note 11 Pro グローバル版(Helio G96) : Redmi Note 10 Pro 海外版(Snapdragon 732G)
3G W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 8 W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 8
4G LTE FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 20 / 26 / 28 / 32 / 66
TD-LTE:38 / 40 / 41
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 20 / 28 / 32
TD-LTE:38 / 40 / 41
5G NR 非対応 非対応
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth バージョン:5.1
コーデック:非公表
バージョン:5.1
コーデック:非公表
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2) デュアルスロット(Nano SIM×2)
本体仕様 Redmi Note 11 Pro グローバル版(Helio G96) : Redmi Note 10 Pro 海外版(Snapdragon 732G)
ディスプレイ サイズ:6.67インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:360Hz
サイズ:6.67インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:240Hz
解像度 解像度:2,400×1,080(FHD+)
画面比率:20:9
解像度:2,400×1,080(FHD+)
画面比率:20:9
画素密度 395ppi/高精細でドットの粗さは気にならない 395ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ 高さ:164.19mm
横幅:76.1mm
厚さ:8.12mm
高さ:164mm
横幅:76.5mm
厚さ:8.1mm
重さ 202g 193g
本体色 グレー系、ホワイト系、ブルー系グラデーション グレー系、オレンジ系、ブルー系、パープル系
システム仕様 Redmi Note 11 Pro グローバル版(Helio G96) : Redmi Note 10 Pro 海外版(Snapdragon 732G)
OS MIUI 13
Android 11ベース
MIUI 12
Android 11ベース
CPU(SoC) MediaTek Helio G96 Qualcomm Snapdragon 732G
AnTuTuベンチマーク

総合スコア275,987点
GPUスコア77,741点
(AnTuTu v8、実機にて計測)

メモリ/保存容量 Redmi Note 11 Pro グローバル版(Helio G96) : Redmi Note 10 Pro 海外版(Snapdragon 732G)
組み合わせ メモリ6GB+容量64GB
メモリ6GB+容量128GB
メモリ8GB+容量128GB
メモリ6GB+容量64GB
メモリ6GB+容量128GB
メモリ8GB+容量128GB
ストレージカード MicroSDカード対応(最大1TB)
※片方のSIMスロットと共用
MicroSDカード対応
※専用スロットあり
カメラ Redmi Note 11 Pro グローバル版(Helio G96) : Redmi Note 10 Pro 海外版(Snapdragon 732G)
背面カメラ クアッドカメラ
①1億800万画素(メイン、f/1.9)
②800万画素(超広角、118°)
③200万画素(マクロ、f/2.4)
④200万画素(深度測定カメラ)
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:1/1.52(メイン)
PXサイズ:2.1μm(メイン)
クアッドカメラ
①1億800万画素(メイン、f/1.9)
②800万画素(超広角、118°、f/2.2)
③500万画素(マクロ、f/2.4)
④200万画素(深度測定カメラ、f/2.4)
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:1/1.52(メイン)
PXサイズ:2.1μm(メイン)
インカメラ パンチホール式インカメラ
画素数:1,600万画素(メイン、f/2.4)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
パンチホール式インカメラ
画素数:1,600万画素(メイン、f/2.45)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
機能仕様 Redmi Note 11 Pro グローバル版(Helio G96) : Redmi Note 10 Pro 海外版(Snapdragon 732G)
GPS GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:対応
指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー 赤外線センサー:対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
その他:Z軸リニアモーター
赤外線センサー:対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
その他:リニアモーター
防水/防塵・タフネス等級 防水/防塵:IP53
耐衝撃:非公表
防水/防塵:IP53
耐衝撃:非公表
イヤホンジャック あり あり
NFC NFC:非公表
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
その他機能 ステレオスピーカー搭載
冷却機構搭載
ステレオスピーカー搭載
バッテリー Redmi Note 11 Pro グローバル版(Helio G96) : Redmi Note 10 Pro 海外版(Snapdragon 732G)
バッテリー容量 5,000mAh 5,020mAh
充電 有線充電:67W
ワイヤレス充電:非公表
逆充電:非公表
有線充電:33W
ワイヤレス充電:非公表
逆充電:非公表
ポート USB Type-C USB Type-C
スペック表のソース Redmi Note 11 Pro グローバル版(Helio G96) : Redmi Note 10 Pro 海外版(Snapdragon 732G)
参照元

【公式サイト】Redmi Note 11 Pro – mi.com

Redmi Note 10 Pro – mi.com

スペック詳細記事 Redmi Note 11 Pro グローバル版のスペック・対応バンドまとめ Redmi Note 10 Proのスペック・対応バンドまとめ

Redmi Note 11 ProとRedmi Note 10 Proの違い

ざっくり言うとこんな感じです。

Redmi Note 11 Proは、

  • SoCはHelio G96を搭載(Redmi Note 10 ProはSnapdragon 732G)
  • タッチサンプリングレートは360Hzにアップ(Redmi Note 10 Proは240Hz)
  • 最大67Wの急速充電にアップ(Redmi Note 10 Proは33W)
  • バッテリー容量は5,000mAh(Redmi Note 10 Proは5,020mAh)
  • SIMスロットがデュアルスロットになった(Redmi Note 10 Proはトリプルスロット)
  • 本体重量が9g増加した
  • カラーはグレー、ホワイト、ブルー(Redmi Note 10 Proはグレー、オレンジ、ブルー)
  • 側面もフラットなデザインになった
  • 冷却機構を内蔵
  • 対応バンドが増加

Redmi Note 11 ProのSoCはMediaTek製の最新チップセットHelio G96を搭載

先代モデルはSnapdragonでしたがMediaTek製のSoCに切り替わりました。AnTuTuの参考スコアはスペック詳細記事に記載していますが、Helio G96はミドルハイエンドで前モデルからスコア的には大幅に性能が向上しているようです!

ディスプレイは有機ELで120Hz表示に対応と先代同様ですが、タッチサンプリングレートが360Hzにアップしています!タッチの反応速度が上がったことでより正確なタッチ操作ができ、ゲームシーンで重要な高速な入力にも対応できるレベル!

また、充電速度は最大67Wの超急速に対応しました!Redmi Note 10 Proは最大33Wだったので約2倍。充電の早さはかなり差を感じるレベルかと思います!バッテリー容量は20mAh小さくなっていますが、差は僅かなので気にはならないでしょう。

SIMスロットですが、トリプルスロットであったRedmi Note 10 Proよりスペックダウンしており、Redmi Note 11 Proは排他式デュアルスロットになっています。MicroSDは対応していますが、デュアルSIMとの併用はできなくなっている点に要注意。

本体サイズは高さが2ミリ弱伸び、横幅は0.4ミリ狭く、厚みは0.2ミリ厚くなりましたが、高さを除いては明確な差は感じないと思います!ただ本体重量は9g重くなっているので手に取ったときの感触で差は感じるかもしれません。

またRedmi Note 10 Proは上下面がフラットで横側面は丸い形状でしたが、新型Redmi Note 11 Proは横面がすべてフラットなデザインとなっております!好みは人それぞれ分かれますが、筆者的には高級感とシンプルさを感じられてむしろ好き。

カラーリングはRedmi Note 10 Proの象徴ともいえるオレンジがなくなっている代わりにホワイト系カラーが追加されています!

さらに内部も手が加えられ、冷却機構を搭載しています!発熱しにくくなっており、充電時やゲームなども発熱が起こりにくくなったことで長時間の安定性アップが見込めます!

対応バンドはどちらも5G非対応。しかし4Gバンド対応数は増加しております!特にその中でもau系や楽天モバイルで重要なバンド26対応は嬉しいポイントです(`・ω・´)。

まとめ

前モデルからグッと進化したRedmi Note 11 Proは、高級感のあるフラットデザインに強化されたディスプレイの反応速度や充電速度、新たに備わった冷却機構など、様々な部分がパワーアップ!

少なくともタッチサンプリングレートが高く冷却機構を備えているため、安価ながらゲーミング要素も感じられる1台。重いゲームはやらないけど、日常使いも軽いゲームも快適に使えるスマホを探しているユーザーさん向けという印象ですね。

順当なスペックアップを果たしてはいるもののスロット数が削られたのでデュアルSIMとMicroSDを使うユーザーさんにとっては痛手ですが。

まだ実機を触っていないので、本体質感や使い心地、処理性能の高さが気になるモデルです!

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