デザインもカッコいい「Beelink SER4」はハイスペなRyzen 7 4800U搭載のミニPC!

Beelink SER4

Beelinkが新型パソコンBeelink SER4を発表!8コア16スレッドのRyzen 7 4800Uを搭載したミニPCが登場です!

Beelink SER4の特徴

Beelink SER4の特徴は以下の通り!

Beelink SER4のハイライト

  • ハイエンドクラスのスペック
  • Kingston製メモリ/SSDの搭載を公言
  • 端子類は平均的

▼Beelink SER4のデザインはミニPCらしさを感じる小さい弁当箱のようなもの。↓

Beelink SER4

天板は細かく穴が空いているようなので、結構通気性が良さそうなデザインです。

▼ボディはCNC加工がされた金属製とのこと。↓

Beelink SER4

イメージ画像を見る限りエッジ部分はダイヤモンドカットも行われているようで、シンプルながらもデザイン性は高そうな予感!

▼Beelink SER4内部の構成イメージ画像はこんな感じ。↓

Beelink SER4

2.5インチを底面に配置している点もですが、冷却ファンの真上に先述の穴が空いた部分が来ていたりと少しでも吸排気が行われるように工夫しているのが伝わってきます。

▼ちなみに、公式ページ上にて温度計測を行った結果を公開している模様。↓

Beelink SER4

Photoshopはもちろん、GTA Vなどの3Dゲームで遊んだ場合でも60度の枠内に収まっているとのことですので、高負荷時でもしっかりと冷やせていることが伺えます。(PCで60度台なら十分運用できる範囲内)

▼Beelink SER4のCPUはAMDのRyzen 7 4800Uを搭載。2020年に登場したZen2世代のモバイル向けハイエンドプロセッサですね。↓

Beelink SER4

Ryzen 7 4800Uは8コア16スレッドとRyzen 7 4700Uの8コア8スレッドと比べるとスレッド数が倍増しているのがポイント。

また、ベースのクロック周波数が0.2GHz落とされている代わりに高負荷時のクロック周波数が0.1GHz伸びるように調整されている点もRyzen 7 4700Uとは違うポイントですね。

▼公式ページにて公開されているグラフがこちら。3D Mark 11でのベンチマーク結果となります。↓

Beelink SER4

グレードが一つ下のRyzen 7 4700Uよりも性能が高いのはもちろんのこと、競合であるIntelのCore i7-1065G7と比べても圧倒的な性能差を誇っているとのことで、モバイル向けながらも性能にはかなり期待できそうです。

メモリは8GBと16GB、32GBの3種類、ストレージは500GBの1種類がバリエーションとして用意されています。更に他のミニPCと同じように2.5インチストレージが1つ拡張できるので、ストレージ面は申し分ないと言えるでしょう。

ちなみに最初から用意されているメモリとストレージは有名メーカーのKingston製であることを公言しているのも特徴的。

▼ストレージで採用されているA2000はNVMe接続のSSDではエントリークラスにはなりますが、SATA接続のSSDよりも高速。↓

Beelink SER4

パフォーマンス面に不満がある場合はNVMe SSDの換装も可能なのでご安心ください!ただし、一般的にはパフォーマンスが上がるほど発熱も大きくなるのが相場ですので、ミニPC特有の筐体サイズを考えるとそのまま使う選択肢もアリですね。

ともあれ、搭載するメモリとストレージを公開している機種は稀ですので、ある種の信頼感が持てますね。やっぱり使用パーツが公開されているのは安心感が違います。

メモリは最大64GB、ストレージは最大2TBまで対応しているので、標準構成では足りないよって方も安心です。

▼端子類はこんな感じ。取り立てて少なくもなければ多くもない標準的な数です。↓

Beelink SER4

以下は端子の一覧です。

  • イヤホンジャック×1
  • HDMI×2
  • USB3.0(Type-A)×3
  • USB2.0(Type-A)×1
  • USB Type-C×1
  • LAN端子(1Gbit対応)×1
  • DC端子×1
  • RTC Key(恐らくリセット絡みのボタンだと思われる)×1

ただ、USB Type-C端子に関してはUSB 3.0かどうかは記載されていないので不明になります。ミニPCにわざわざ2.0のType-C端子を搭載するとは思えないので、3.0だとは思いますが、確証はありませんので、その点はご留意ください。

仕様は悪くなさそうだが、直販価格は割高感あり

公式直販での価格は以下の通り。

  • 16GB/500GB:99,254円
  • 32GB/500GB:108,340円

ライバルと想定されるMINISFORUM HM80の32GB/512GBモデルが96,090円なので、正直に言うと割高な価格設定にはなっています。やはり新しめのRyzen 7の上位モデルを搭載しているからですかね。

どちらを選べばいいかですが、差額が9,000円もあることを考えると16GBの下位モデル一択ですかね。

理由としては、執筆時点の話にはなりますがDDR4 3200MHzのメモリは6,500円ほどで購入できるので、多少の手間がかかっても自分で交換した方が安上がりだから。

▼下記は例ではありますが、Beelink Beelink SER4に対応したDDR4 3200MHzの16GBメモリの価格はこんな感じ。Crucialのメモリ以外でも16GBなら大体1枚6,000〜7,000円ほどですね。↓

メモリ価格 2022/02/21

CT16G4SFRA32A [SODIMM DDR4 PC4-25600 16GB]

交換自体もイメージ画像を見る限りそんなに手間がかかりそうに見えませんし、これを機にメモリ交換をしてみるのも悪くないかも。

Beelink SER4ですが、実はBanggoodでも取扱いされており、そちらでの価格は16GBモデルが約8.2万円、32GBモデルが約8.8万円と公式直販よりもかなり割安。

Banggoodでの価格は前述のMINISFORUM HM80の直販価格と比べると8,000円安と逆転しているのも興味深いですね。16GBと32GBの差額も9,000円から6,000円に縮小されているので、そうなると32GBも選ぶ価値が出てくるかなと思います。

Beelink SER4自体の製品仕様は悪くなさそうというか、むしろパワフルでとても魅力的に仕上がっているので、新しめでなおかつ高性能なプロセッサを搭載したミニPCをお探しの方は是非とも検討してみてはいかがでしょうか?

■メモリ16GB+容量500GB■
初出時価格→699.99ドル
過去最安値→699.99ドル
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■メモリ32GB+容量500GB■
初出時価格→749.99ドル
過去最安値→749.99ドル
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