CHUWI GemiBook XPro N150のレビュー。実売4万円切り?!激安ノートPCの実力を試す

ノートパソコンは持っておいたほうが良いけれど、高価なモデルは必要ない。でも買うなら安くてもサクサクと動く製品が良い!そんな考えの人は、お手頃価格なCHUWI GemiBook XPro N150が選択肢の一つになるかも。

メーカーさんに試す機会を頂いたのでレビューでまとめていきます!

■CHUWI GemiBook XPro N150■

初出時価格→45,900円

▼公式ストア:セールで39,900円!6月25日まで!↓

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スペック、ベンチマーク、検証結果

スペック表を表示
ベンチマーク結果を表示

同梱品とデザインをチェック

▼こんな箱で到着…!↓

▼コスパ重視モデルなので同梱内容は非常にシンプルでした。↓

  • 充電器
  • クイックガイド類

▼充電器は重量118gと軽量なので持ち運びも楽ちん。折りたたみプラグなら尚良しだったけれど。↓

▼筐体はベーシックなデザインとなってます。このサイズ感だと持ち運び用というより自宅に置いて使うのが良さそう。質感は悪くないですがメタル素材ではないです。↓

CHUWI GemiBook XPro N150を実際に使った所感

ここからは実際にCHUWI GemiBook XPro N150を使ってどうなのか以下にまとめていきます!

家に置いとくPCならこれで十分

CHUWI GemiBook XPro N150は実売価格4万円を切るノートPC。昔はこの価格帯でネットブックという悪夢のようなノートPCが大流行しましたねぇ。

あの時、苦い思いをした方はご安心を。最近の低価格PCはかなり性能が向上しております。

CHUWI GemiBook XPro N150は「Intel N150」というCPUを搭載していて、価格からも分かる通りエントリー帯のCPUなのですが、想像しているよりずっとパワフル!

▼WEBサイト閲覧もこんな感じで軽快。↓

CHUWI GemiBook XPro N150は安価ながら大容量の16GBのメモリを搭載、また保存容量もこの価格帯だと256GBってモデルが多いんですが、CHUWI GemiBook XPro N150は512GBも搭載。有り難いですねぇ。

最近はエクセルの変わりにWEBブラウザー上で使えるGoogleスプレッドシートも無料で使えるし、WEBブラウザーで完結する以下のようなライトな使い方なら本機で十分かと!

  • WEBサイトの閲覧
  • ネットショッピング
  • 動画視聴
  • オフィス系(Googleのスプレッドシートとか)
  • メール

キーボードの打鍵感も悪くないしタッチパッド操作時にカーソルがぶっ飛ぶことも無いので操作性も良好でした!

CPU・GPUパワーを必要とする使い方には向いていない

一方で所詮エントリーCPUです。パフォーマンスがめっちゃ高いって訳じゃありません。エントリーCPUあるあるですが、ライトな使い方でもCPU使用率が100%に達することもあるりますからね〜。

特に、動画の編集、ゲーム、写真のRAW現像などマシンパワーが必要な使い方は全く向いて無いのでご留意を。

▼ゲームは軽めのゲームも厳しい水準。ゲーム用途ではオススメしません。↓

負荷が高くなるとファンが回る

てっきりファンレスなのかな?と思ってたんですけど、ファンは搭載されているんですね。高負荷状態になるとファンが回ります。

まあファンが回ったのなんて高負荷になるベンチマーク中だけでしたし、日常使いでそこまで負荷の高い処理を行うようなモデルでもないので気にするほどでもないかな〜。

ただファンが回転し始めるとそこそこ回転音が聞こえるので、ファンレスじゃないとヤダ!という人はご留意を。

14.1インチのFHDで使いやすい

ディスプレイは14.1インチで解像度は1,920×1,080のFHDと標準的な仕様を採用しているのがGood。安いモデルだとHDパネルとかもありますからねぇ。

WEBサイトを見ていてもスタンダードなサイズ感で表示できるし、表計算ソフトなども視認性を確保した状態で必要十分な領域を表示できるので扱いやすいです。最低でもFHDクラスは欲しかったのでGoodポイントでした。

ただIPSパネルの割に視野角はやや狭めかな?という印象ですね。普段使いする分には特に不満というほどでも無いので良しとしてますが。

WEB会議中にカメラを物理的に隠せる

WEB会議中にカメラをオフにする人も多いと思いますが、ちゃんとカメラがオフになっているのか心配…という人も多いみたい。

そんな心配性な方もご安心を。本機のカメラは物理的にカメラを隠すことができるプライバシーシャッターを搭載してます。

▼上部のスライダーを動かすとシャッターが閉じる仕組み。↓

これで意図せぬ操作でカメラが起動したとしても大丈夫。素晴らしい。この物理的に隠せるカメラは全てのノートPCで備えてほしい…。

スピーカー音質はお値段なり

スピーカーはもちろんステレオですが音質はお値段なりといった感じかな~。

低音はスカスカのコストカット音質。YouTubeを見るくらいなら全然問題は無いんですけど、映画を見るならオーディオジャックも備わっているのでイヤホンやヘッドホンを利用しましょう。

OSはもちろんOEM版

CHUWI GemiBook XPro N150が搭載するOSはWindows 11 Home。Windowsパソコンなので家電量販店で売ってるプリンターやスキャナーなど様々な周辺機器もバッチリ使えます。

で、CHUWI製品にプリインストールされているOSはちゃんと個人向けのOEM版なのか一応検証ということで確認しておきます。

うん、いつも通りちゃんとOEM版!

なんでこんな検証をしているのかと言うと、海外メーカーの中には個人向けで使っては行けないボリュームライセンスを使っている場合もあるんですよね。それはルール違反。というわけで確認してます。

▼そのあたりは以下の記事をチェックしてみて下さい!↓

個人向け製品で法人向けのボリュームライセンス版Windowsがインストールされていないか確認する方法と対処法まとめ

CHUWI製品は本機もですが、過去のモデルもちゃんとOEM版を搭載していたので、いきなりライセンス認証が外れて利用できなくなってしまうリスクはないです。

不満点も書いておきます

まず1つ目が日本語キーボードでは無いこと。

▼キーボードはこんな感じ。中央付近のたわみも少なくキータッチも悪くないしフルサイズなので打ちやすいんですけど、「かな」の印字がありません。いわゆるUS配列キーボードってやつです。↓

ほとんどの人はローマ字入力だと思うので文字入力はそこまで苦労しないはずですが、日本語キーボードと違う点は購入前に把握しておきましょう。

  • 半角/全角、変換・無変換、かなキーが無い
  • 記号の位置が違う(例えば「2」キーに「@」が割り当てられている)

こんな感じです。日本語キーボードと異なる部分があるので慣れは必要ですねぇ。

日本で発売するなら日本語キーボード(カバーで無理やり対応とかのレベルではなくて、配列自体がちゃんと日本語のやつ)を用意して欲しい…。ずーっと言ってるんですけどね。

そうそう、半角/全角キーが無いんですが、「Alt」を押しながら「〜」を押すと「半角/全角キー」と同じ入力ができるので覚えておきましょう。

2つ目はPD充電に対応していないこと。

GemiBook XPro N150はUSB-Cポートを備えているんですが、PD充電に対応していないのでモバイルバッテリーなどから充電が出来ません。

なので、外出する時は付属の充電器を持ち歩くことに。まあそれは良いとして、充電器が壊れた時に代替としてPD充電器を使えないのが個人的には痛いポイント。

このあたりは使っていて改善してほしいと思った部分なので、メーカーさん、次期モデルは強化よろしくお願いします!

CHUWI GemiBook XPro N150まとめ

GemiBook XProシリーズは細かなアップデートを重ねてリリースされているシリーズで、本機は最新モデルのIntel N150搭載モデルだったんですが、自宅に置いておくPCとしては十分な性能かなと思います。

例えば町内会やお子さんの行事で書類の作成が必要!とか、PCが急遽必要になることもありますが、お手頃価格でもサクサク軽作業ができるパワーは欲しいところなので、その点で言えば本機はピッタリとフィットしてます。

ただ、不満点でも挙げたようにUS配列キーボードなどクセもあります。このあたりは安さと引き換えかな。

レビュー時点で実売価格は39,900円。約4万円で手に入るノートPCとしてはビックリするくらい仕様は良いです。価格.comで4万円以下の製品を探してみるともっと処理性能の低いCPU、4GBメモリ、64GBのeMMCとかザラですもん。

というわけで安価でもコスパの良いサクサク動くノートPCを探している人は、CHUWI GemiBook XPro N150は要チェックモデルかと。レビューを振り返りながらぜひ検討してみて下さい!

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓

■CHUWI GemiBook XPro N150■

初出時価格→45,900円

▼公式ストア:セールで39,900円!6月25日まで!↓

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