Innocn WR44-PLUSのレビュー!使って分かったメリット・デメリットと評価まとめ!
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Innocn WR44-PLUSの試用機会を頂いたので実機を使って分かったメリット・デメリットをレビューでお届けします!
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Innocn WR44-PLUSの特徴は?
なんじゃこりゃー!って叫びたくなるようなインパクトあるディスプレイ。それがInnocn WR44-PLUSです。
トップ画像を見ての通り、横にめちゃ長なFHD×2と同じ解像度パネルを搭載している43.8型の超ウルトラワイドがウリ。しかも120Hzのリフレッシュレートも対応しているのでゲーミング用途でもいけちゃう凄いやつ。いやー、こりゃ触るのが楽しみだ。それでは開封して触っていきましょう!
▼付属品はこんな感じでした!↓
- スタンド
- スタンドベース
- リモコン
- 電源コード
- DisplayPortケーブル
- USB-Cケーブル
- 壁掛け金具(VESAマウントとしても利用)
- 固定用ネジ
- ドライバー
- クロス
- 手袋
- モニターカラーReport
- クイックガイド
Innocn WR44-PLUSのスペック
Innocn WR44-PLUSを使って気に入った・気になった点まとめ!
Innocn WR44-PLUSを使って気に入った・気になった点をまとめてたので購入前の参考にしてみて下さい!
うわぁ、めちゃデカイ…って思うはず
とんでもないサイズの化粧箱に入って届いたInnocn WR44-PLUSは中身もモンスター級のサイズです。パパッと組み立てしてゲーミングデスクに設置しようとしたんですが、奥行き55cmだとちょっと足りない感じ。
▼理由はこれ。スタンドの奥行きが30cmもあるんです。↓
▼僕はこんな感じでノートPCを置くから、作業スペースは奥行き30cmは必要なんですよねー。だから奥行き60cmでギリ。ちなみにこのデスクは仕事用で奥行き60cmです。↓
さすがにスタンドでかすぎなんでモニターアームを使おうかとも思ったんですが、ディスプレイの重量が11.5Kg…。ウチのは耐荷重オーバーで使えませんでした。残念。これ用にモニターアーム買う時は耐荷重には気をつけて下さい!
24インチを2枚並べた感じのサイズ
レビュー品をチェックしていたとき43.8型って数値を見てサイズ感がピーンと来なかったんですけど、これ、16:9の24インチディスプレイを2枚並べたのと大体同じくらいのサイズ感です。
で、ディスプレイの横幅は1089.4mmと1m超えちゃってるんで、設置するデスクの横幅も割と重要ですね。狭めのデスク使ってるとはみ出しちゃうかも。
変態比率だけど以外にも使いやすい
解像度はFHD×2と同じ3,840×1,080で比率は32:9と変態的なんですけど、これが使ってみたらあら不思議。結構使いやすいじゃないッ!
トリプル画面っぽい使い方がお気に入り
FHDのデュアルディスプレイと使い勝手同じでしょって思うでしょ。ノーノーノー。これ、真ん中にベゼルが無いから中央にドーンとウィンドウが置けちゃうんですよ。
▼ちなみに僕はノーパソの画面も使ってるんで4画面構成っぽく使ってます。↓
基本的にいっつも
- 原稿執筆用ウィンドウ
- 原稿資料チェック用ウィンドウ
- 社内チャットツール
- メールツール
の4ウィンドウは使ってるんですけど、この程度でもしょっちゅうウィンドウの切り替えが頻発しちゃうわけです。これがですね、今では視線をスッと動かすだけで確認できちゃう。こんなん捗らないわけがないでしょ!っと心の中で叫んでました。
最初は横長過ぎて使いづらいかなーっとか思ってたわけですが、真ん中にメイン、左右にサブといった3ウィンドウ戦法なら想像以上に快適に使えるんでオススメの使い方です。
ちなみにMacBookを接続して使ってるんですが、左上のメニューバーが果てしなく遠いです。マウスカーソル動かすの億劫なんで僕はMenuMateってアプリ使ってます!あと、3ウィンドウを並べる時に均等に並べたいんで僕はMagnetってアプリ使ってます!
映像は綺麗だけど端はやっぱ暗い
これはフラットディスプレイの宿命。IPSパネルのディスプレイ品質は非常に良くて発色も良い感じです。
この画質なら普段だと「IPSなんで視野角も広いから端っこの表示も綺麗で・・・」と書いてるところなんですが・・・
▼超ウルトラワイドはさすがにIPSパネルでも端っこが暗くなっちゃいます。↓
まあ左右は見れりゃ良い系のメールやチャットツール置いてるんで実用は問題ないですけどね!ただ、正直言えば僕みたいな使い方なら湾曲してたほうが使いやすいかなー。
2系統入力して同時に表示できるって素敵
Innocn WR44-PLUSの良いところって、2系統入力の同時表示ができちゃうこと。
最近はMacとWindowsの二刀流ユーザーも多くなってきましたが、それら異なるPCを1画面上に表示できちゃうんです。
▼こんな感じで使えちゃう。↓
他にも左にゲーム機、右に配信用PCの画面を表示してLIVEするとかも出来ちゃう。この機能はPBP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)ってやつで、ウルトラワイドなら搭載している製品もそこそこあるんですが、16:9×2で並べられるってのがミソ。すんごい使いやすいですよ。
ゲームは横幅の情報量が多くなる
これは普段からFHD解像度でゲームを遊んでいることが前提になるんだけど、FHDディスプレイと比較してコイツは横方向の情報量が多くなる感じ。縦は1080ドットなんで変わらないですけど。
▼APEX LEGENDSではこんな感じ。圧倒的に左右の情報量が増えてる。↓
▼もう少し分かりやすいように32:9と16:9で並べてみました。ね、めちゃめちゃ左右の視野が広いでしょ!↓
リフレッシュレートもちゃっかり120Hzに対応してるんで、グリグリ画面が動くFPSやレースゲームも滑らかな映像で楽しめちゃってます。
ただ、個人的にゲームの視野角は縦幅も欲しいところかなー。ゲーム用として本機をチェックしている人はよりゲーミング要素の強い同社の「INNOCN WR40-PRO」のレビューも見といたほうが良さげです。
充実のポート数。USBも3発使えます
ポートは映像入力系がDisplayPort(1.2)×1、HDMI(1.4)×1、HDMI(2.0)×1、USB-C(3.1)×1の他にUSBも3発搭載してるんで使い勝手はなかなか良い感じ。
▼ただ、USBポートは背面よりも底面とかアクセスしやすい位置に設置してほしかったところ。↓
USB-C接続だと充電しながら映像出力できちゃう
▼個人的にUSB-Cを搭載してるのはグッドポイント。これ、ケーブル1本で充電しながら映像出力もできるからノーパソと相性めっちゃ良い!↓
給電も65Wに対応しているんでほとんどのノーパソはフルスペック充電いけそう。僕は13インチMacBook Proを使ってるんですけどポートが少ないんで1本で映像出力と充電ができるのはめちゃありがたい!
音、鳴ります
全体的には結構気に入ってるんですが、ちと物足りんな〜ってのはスピーカー。
▼スピーカーは本体左右の下部に搭載してます。↓
YouTube見るくらいならアウトよりのギリ使えるかなって感じなんですけど、低音は全然鳴らないし音はスッカスカだからゲームや映画を楽しむには迫力が全く物足りないですねー。
あとスピーカー音量も結構小さめで、本体音量MAX+YouTube側の音量MAXでちょっと大きいかな?って程度。だから音量も物足りない。
使ってみて不満を感じるなら外付けスピーカー使いましょう。ちなみに外付けのスピーカーを使うことにしました。
Innocn WR44-PLUSはこんなディスプレイでした!
- 24インチ×2くらいのサイズでデカイ!
- デスク奥行き60cmは欲しくなるサイズ!
- FHD×2枚分を1画面で表示できる!
- 映像は綺麗だけど左右はちょっと暗い!
- トリプルディスプレイっぽい使い方が良い感じ!
- フラットなので表示の歪みが無い!
- USB-Cはノーパソ充電しながら映像出力できる!
- 2系統の映像を入力して同時表示できる!
- スピーカー音質は必要最低限!
Innocn WR44-PLUSは誰にでもオススメって訳では無いけれど、マルチタスクの多い僕のような使い方だと想像しているよりも使いやすいディスプレイかと思います。個人的にはFHD×2よりも断然こっちのほうが使い勝手良いですね。
とりあえず、ウィンドウを3つ並べた時の使い心地はサイコーです。中央にメイン、左右にサブ画面の配置でも十分な表示領域を確保出来ているので実用的だったし、この快適性はInnocn WR44-PLUSだからこそ味わえる部分と言えそうです。
ってことで、Innocn WR44-PLUSはゲームよりも作業用ディスプレイとして重宝しそうな印象の製品でした!ノーパソあれば4画面構成と同じような使い方も実現できるんで、マルチタスクで仕事することの多い人にチェックしてほしいモデルです!
Innocn WR44-PLUSの割引情報・購入先まとめ
■INNOCN WR44-PLUS■
初出時価格→85,990円
過去最安値→67,990円
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