REDMAGIC メカニカルキーボードのレビュー!日本初上陸の最新モデルを試す!
REDMAGICと言えば皆さんご存知の通り、ハイコスパなゲーミングスマートフォンを日本でリリースしているメーカーさんなんですが、実はPCゲーミングシリーズとしてメカニカルキーボード、ゲーミングマウス、マウスパッドも日本に上陸しているんです。
で、REDMAGICさんに3点セットのレビュー機会を頂いたので本記事ではREDMAGICメカニカルキーボードをレビューしていきますよ!(ゲーミングマウスとマウスパッドは別記事で出します!)
ちなみにお値段は28,800円。日本に上陸した際に「RedMagicのPCゲーミングデバイス、日本上陸!メカニカルキーボードなど!」で紹介はしてたんですけど、中々のお値段。さすがゲーミングデバイス。ってことで、気なるけど突撃するにはちょっと・・・と思っている人も多いかと思います。是非レビューでチェックしてみて下さい!
▼日本に上陸したメカニカルキーボード、ゲーミングマウス、マウスパッドの購入先は以下!↓
初出時価格→28,800円
■REDMAGIC ゲーミングマウス■
初出時価格→13,800円
■REDMAGIC マウスパッド■
初出時価格→4,800円
目次をクリックすると各項目へ移動します
予算度外視で作られたような超リッチな筐体
REDMAGICメカニカルキーボードはテンキー付きのフルサイズキーボード。お値段は先述通り28,800円。ゲーミングキーボードの中でも高価な部類の製品となってます。特徴としては・・・
- TTC Speed Silver V2 銀軸スイッチを採用
- ガスケット構造
- スイッチのフルホットスワップに対応
- 耐久性の高いPBTキーキャップ採用
- 1,680万色のRGBライトエフェクト
- 4,000mAhのバッテリー内蔵
- 2.4G/Bluetooth/有線で接続できる
- キーボードにモニターを搭載してる
といった感じ。仕様をチェックする限り、「めちゃくちゃ金かけてんな!」って印象が強いっすね。
▼これがREDMAGICキーボードの実機。とにかくズッシリ。めちゃ詰まってます感が凄いっす。↓
▼電源を入れるとこんな感じにビッカビカに光ります。めちゃくちゃゲーミングゲーミングしてる〜!ちなみに点灯パターンは専用ソフトから細かく調整可能となってます。↓
▼モニターを搭載しているのもハイエンドって感じで良いっすね〜。この壁紙も専用ソフトから変更可能ですよ!↓
細部の作り込みも半端ないし、質感も「これでもか!」というくらいに高いです。中々無いですよこんなに金かけてんなーってモデルは。
▼ちなみに付属品はこんな感じ。公式サイトのフルホットスワップ対応をアピっている写真では透明のキーキャップが写ってましたが、それは付属しないみたいですね。↓
耐久性の高いPBTキーキャップがGood
僕はキーに爪を立てて叩いてしまうので以前使ってたLogicool G PRO ゲーミングキーボードは購入して2週間でキートップが剥げてしまったんですよ。メカニカルキーボードってRGBライディングでキートップが光るのも多いんですが、剥げるとカッコ悪いんですよね。
ってことで、結構キートップの耐久性って僕は重要視しているんですけど、REDMAGICメカニカルキーボードのPBTキーキャップはかなり耐久性が高い感じ。届いてから叩きまくってるんですが、とりあえず、Logicool G PRO ゲーミングキーボードのような速攻剥げる感じは微塵も有りません。
軽い力で一気にスコンと沈む銀軸スイッチは静音性も上々
REDMAGICメカニカルキーボードがデフォルトで採用するキースイッチは銀軸。銀軸は軽いタッチの赤軸と似ているんですが、赤軸よりも反応速度が高いので最近は競技シーンでも愛用している人を結構見かけます。
打鍵感は軽い力で押し込んでいくと、なんの引っ掛かりも無くスコンと一気に沈む感じ。
FPSで使ってみたんですが、この抵抗感のほぼ無い打鍵感でのWASD操作はめちゃくちゃ滑らか度がアップしました。凄くスムーズ。
あと、メカニカルキーボードってカチャカチャ煩いってイメージを持っている人も多いかと思いますが、REDMAGICメカニカルキーボードは静音性も(メカニカルキーボードとしては)高いです。
▼これはガスケット構造のおかげですね。↓
▼Razer Huntsman Tournament Editionと打鍵音を比較してみたのがこれ。↓
REDMAGIC メカニカルキーボードが搭載するTTC Speed Silver V2 銀軸スイッチの打鍵音はこんな感じ。比較してるのはRazer Huntsman Tournament Edition pic.twitter.com/vR8jXS7NXB
— GARUMAX (@GaruJpn) October 4, 2023
個人的に打鍵音は静かな方が好みなので、REDMAGICメカニカルキーボードの静音性はかなり気に入ってるポイントです。
キースイッチをまるごと交換できる
ゲーミングキーボードって同じ製品でも赤軸とか青軸とかラインナップが分かれている事もあるんですが、そういった製品はたいていキースイッチが交換できないタイプ。
▼一方でREDMAGICメカニカルキーボードはキースイッチを交換できるようになってるんです。↓
▼Amazonとかでもキースイッチのみ売ってるんですよ。↓
なので、銀軸じゃなくて例えば赤軸が良いなと思った時はサクッと自分で交換できるのが良いところ。この柔軟性の高さもまたREDMAGICメカニカルキーボードの魅力かと思います。
3つの接続方法で使える
個人的にゲーミングキーボードは有線接続一択なんですけど、REDMAGICメカニカルキーボードは有線・2.4GHzワイヤレス、Bluetoothの3つの接続方法から選べるようになってます。
▼ワイヤレスで使えるのでREDMAGICメカニカルキーボードは4,000mAhのバッテリーも内蔵されてるんですよ。↓
ってことで、ケーブル接続だとデスクがスッキリしないのでワイヤレスが良いって人もREDMAGICメカニカルキーボードならOK。ちなみにガチ系のゲーミングキーボードってワイヤレス製品が少ないので結構希少です。
管理はREDMAGIC Cloud スマートコントロールソフトウェアで
REDMAGICメカニカルキーボードのセッティングは「REDMAGIC Cloud スマートコントロールソフトウェア」から行います。
▼ちょっと分かりづらいんですが、ダウンロード先はREDMAGICメカニカルキーボードの製品ページを下までスクロールした以下からダウンロード出来ます。↓
で、REDMAGIC Cloud スマートコントロールソフトウェアをインストールするとゲーミングキーボードらしくRGBライトの調整、マクロ設定にキーバインド、本機であればキーボードモニターの壁紙の設定などが行なえます。設定範囲で言えば多くのゲーミングキーボードと大差ありません。
▼が、日本語ローカライズが進んでいないようで「英語」のみとなってます。↓
とりあえず英語であれば分かるんで良いんですけど、困ったのがソフトをアップデートすると言語が中国語だけになってしまったこと。言語設定する項目も見当たらなかったので、うーん…と言ったところです。最終的にソフトウェアを一旦アンインストールして元のバージョンに戻して使ってます。
とりあえず日本では有名なゲーミングデバイスメーカーが沢山参入していて、各メーカーのデバイス管理ソフトは基本的に日本語ローカライズされています。なので、ローカライズされていない製品は手を出しづらい要因になりそうだなと思いました。
キーボードのモニターでPCの状態を確認できるが・・・
REDMAGICメカニカルキーボードは小型モニターを搭載していて、PCのCPUクロック、GPUクロック、フレームレートなどをリアルタイムで表示できる機能も備えているんですが・・・残念ながら僕の環境では正常に動作せず。
メーカーさんに訪ねたところ、どうやらマザーボードの種類によって使えない場合があるとのこと。僕の使っているマザーボードはROG STRIX Z790-F GAMING WIFIなので結構メジャーどころだと思うんだけどなぁ。
そんな感じだったので、PCの状態のリアルタイム表示は相性の問題で使えないかも。このあたりはせっかくの機能を活かしきれていないので残念に感じたポイントでした。
REDMAGICメカニカルキーボードへの要望
僕もガッチガチのPCゲーマーなので、REDMAGICメカニカルキーボードを使ってみた1ユーザーとして要望をメーカーさんに伝えておきたいと思います!
とりあえずローカライズして!
日本は様々なゲーミングメーカーが参入していてしのぎを削ってます。なので、基本的に管理ソフトも日本語ローカライズは当たり前。
PCゲームも昔に比べて随分とっつきやすくなりカジュアル化しているので、そういったユーザーにとっては扱いやすい製品が好まれます。なので、まずは管理ソフトのローカライズは是非ともお願いしたいところです!
テンキーレスが欲しい!
PCゲームと言えど様々なジャンルがあります。僕はFPSしかプレイしないんですけど、FPSプレイヤー目線で言えばフルサイズのREDMAGICメカニカルキーボードはデカすぎる・・・。
僕は一般的なミドルセシンでマウス操作してますが、キーボードがフルサイズだとマウス操作時にキーボードにぶつかることもありました。
▼ちなみに僕が普段使っているキーボードは一番下のRazer Huntsman Mini。こんなに小さいキーボードを使ってる理由はマウス領域が広くなるから。↓
FPSってPCゲームの中ではそれほどキーを多用しないのと、ミドルセシンでもそこそこマウス領域を使うのでコンパクトなキーボードを使ってる人もかなり多いんですよね。
Razer Huntsman Miniほどではなくても、真ん中のRazer Huntsman Tournament Editionみたいなテンキーレスはラインナップにあっても良いかと思います!
あと、ついでなんですが、US配列だけじゃなくて日本語配列もラインナップに加えてほしいですね!おそらく殆どの人はゲーム以外だと普通のキーボードとして使うはずなので、使い慣れた日本語配列があったら嬉しいです!
REDMAGICメカニカルキーボードまとめ
REDMAGICメカニカルキーボードはこんな人にオススメのモデルです。
- キースイッチをカスタマイズしたい人
- ワイヤレスで使いたい人
- 日本語に対応していなくてもOKな人
- フルサイズでも問題ない人
- US配列でも大丈夫な人
REDMAGICメカニカルキーボードを触ってきましたが、ハードウェアはゲーミングキーボードの中でも最高峰レベルです。質感も良いし、打鍵感や反応速度も申し分なし。カスタマイズ性もズバ抜けてます。
一方でソフトウェアは課題が多く残ってます。
まず、日本市場へ投入するなら最低限、専用ソフトウェアのローカライズは行うべきでしょう。また、PCの状態を確認できる機能については相性の問題もありますが、使えるか使えないか一か八なのも「うーん…」と言ったところでした。
ってことで、まずはソフトウェアをなんとかして欲しいってのが率直な感想です。開発頑張ってほしい!モノはめっちゃ良いんで!
というわけで、REDMAGICメカニカルキーボードのレビューでした。気になっていた方の参考になれば幸いです!
REDMAGICメカニカルキーボードの購入先
▼日本に上陸したメカニカルキーボード、ゲーミングマウス、マウスパッドの購入先は以下!↓
初出時価格→28,800円
■REDMAGIC ゲーミングマウス■
初出時価格→13,800円
■REDMAGIC マウスパッド■
初出時価格→4,800円