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Redmi Buds 6 Liteのレビュー。安い、ANC、必要十分。今後のTWSイヤホンのスタンダード

Redmi Buds 6 Lite 外観-01Redmi Buds 6 Liteが届いたのでさらっとレビューします。ANCと外音取り込みつきでこの価格はかなりおすすめ。このコスパに他のメーカーは対抗できるのか。

Redmi Buds 6 Liteのレビュー

Redmiから出たイヤホン「Buds 6 Lite」と「Buds 6 Play」が激安過ぎるんだが…!!!の記事にある通り、Xiaomi系のブランドであるRedmiから新しいTWS(完全ワイヤレス)イヤホンが発表されました。

ドライバー径など細かいスペックの違いは他にもありますが、特徴のないビーン型のPlayが1,380円、ANC(アクティブノイズキャンセリング)と外音取り込み機能がついたうどん型のLiteが2,480円。どちらも破格です。

ANCはイヤホンから流れる音はそのままに外の音を消す感じ。電車の音を気にせず音楽を聴いたりデジタル耳栓として使ったり。

外音取り込みは逆に周囲の音を聞きやすくするモードです。イヤホンをつけると物理的に耳が塞がれますが、その状態でも外音取り込みをオンにすれば外の音も結構聞こえます。

今使っているイヤホンにはANCや外音取り込みがついていないので、今回はRedmi Buds 6 Liteの方を買ってみました。

外観・付属品

▼付属品。イヤーピースは中が装着済み、小と大が同梱されていました。充電ケーブルは入っていません↓
Redmi Buds 6 Lite 外観-02▼ケース本体の下部はUSB Type-Cポートとリセットボタン。出荷状態に戻す時に使うボタンです↓

Redmi Buds 6 Lite 外観-03▼イヤホン本体。Redmi Buds 6 LiteはPlayと違って水色がありました↓

Redmi Buds 6 Lite 外観-04

▼ケースに入った状態↓
Redmi Buds 6 Lite 外観-05

アプリは「Xiaomi Earbuds」

制御アプリの名前は「Xiaomi Earbuds」です。確か昔はMi Buds M8という名前のアプリでした。以下はAndroidアプリとiOSアプリのリンク。

▼Androidアプリで設定しました。プライバシーポリシーに同意して次へ↓
Redmi Buds 6 Lite アプリ設定-01

▼このあたりはアプリ機能説明ページで、どの機能が使えるかはイヤホンの機種によります↓
Redmi Buds 6 Lite アプリ設定-02

▼Buds 6 LiteはBluetoothで接続されていれば音を鳴らして探す事もできますが、装着検出は非対応のようでした↓
Redmi Buds 6 Lite アプリ設定-03

▼左はイヤホンを探す設定。「許可」をタップ。「イヤホンを追加」でBluetoothペア設定ができます↓
Redmi Buds 6 Lite アプリ設定-04

▼Redmi Buds 6 Liteが検出されました↓
Redmi Buds 6 Lite アプリ設定-05

▼ペア設定すれば接続完了。右がメニュー画面↓
Redmi Buds 6 Lite アプリ設定-06

▼「イヤホンを探す」のUIはこんな感じ。ちょっと音が小さい↓
Redmi Buds 6 Lite アプリ設定-07

本体のタップ操作について

アプリからの操作は画面上のUIをタップする形ですが、イヤホン本体のタップ操作は以下となります。

ダブルタップ

通話に出たり切ったり、曲を止めたり再生したりします。

  • 通話時→応答、切断
  • 音楽再生時→ストップ、再生

トリプルタップ

発信をキャンセルしたり曲を進めたりします。

  • 発信時→キャンセル
  • 音楽再生時→次の曲へ

2秒長押し

3つのモードを入れ替えます。

  • 現在がノイキャンモードの時→外部音取り込みモードへ
  • 現在が外部音取り込みモードの時→オフへ
  • 現在がオフの時→ノイキャンモードへ

ノイキャンモードの時は外の音が聞こえにくく、外音取り込みモードの時は外の音も聞きとりやすく、オフの時はその中間くらいです(物理的に耳が塞がる分、外音取り込み時よりは聞こえずノイキャン時よりは聞こえる)。

設定「ジェスチャー」から変更可能

上記の振る舞いはアプリ内の「ジェスチャー」から変更可能です。

▼例えばイヤホン単体での音量アップ/ダウンがデフォルトでは設定されていませんが、シングルタップが何も割り当てられてないのでそこに設定しました↓
Redmi Buds 6 Lite アプリ設定-08あと3回タップが左右どちらも次の曲になっていたので「左側のイヤホンを3回タップ」を「前の曲」に。これでとりあえずはいいかな。お好みでカスタムしましょう。

Redmi Buds 6 Liteの評価

音は必要十分、ノイキャン性能は上々、アプリは普通。価格を考えると文句なし。コスパ最強。

音質については正直、低価格帯のカナルタイプイヤホンだとそこまで違いは感じないというか、イコライザで自分好みにソフトウェアチューニングできる事を含めるとどれも似たり寄ったりだと思っています。

ヘッドホンとか高い有線イヤホンだとはっきり違いがわかるのでしょうが、このクラスの製品だと私は他製品と優劣はつけられません。個人的には十分に満足いく音でした。

ノイキャンは結構しっかりしています。家のエアコンの音はもうほとんど聞こえない。2,480円でこれを体験していいのだろうか。3年前のProモデルであるRedmi Buds 3 Proが35dBだったのに対しRedmi Buds 6 Liteは40dB。

アプリについては可もなく不可もなく。Redmi Buds 6 Liteはノイキャンや外音取り込みの強度/レベル設定は非対応のようです。

装着感も上々で私の耳には中のイヤーピースがフィットしました。カラー展開にブルーが追加されたのもいいですね。また公式サイトのビジュアルには出ていませんが、防水性能については注意書きを見るにIP54防滴防塵に対応しているようです。

ぜいたくを言えばインイヤー検出(イヤホンを取り外すと音楽再生を自動的に一時停止する機能)はつけて欲しかった。次期モデルではぜひよろしくお願いします。

なお低遅延のコーデックは非対応でゲームモード的なものもないので音の遅延は避けられません。ほとんどのTWSイヤホンに当てはまる事ですが音ゲーやFPSゲームには不向き。原神くらいならまぁ。

TWSイヤホンのニュースタンダード

Redmi Buds 6 Lite、超おすすめです。ノイキャンと外音取り込みをこの価格で出されてしまうと今後の基準になってしまうので、別メーカーのTWSイヤホンはかなり厳しいんじゃないでしょうか。なんせ安すぎます。

Playの方は使っていませんが、特筆する機能がなくてもこの価格/ブランドならシンプルなワイヤレスイヤホンとして悪くないのは想像がつきます。ダイソーの中国製TWSイヤホンだって1,100円するので。

特にこだわりのない人はこれを選んでおけば間違いない系のイヤホンだと思います。明確に目的とする機能がない限り(低遅延のコーデック対応とか、ケースのワイヤレス充電対応とか)他の選択肢は考えなくてOK。

  • とにかく安いTWSイヤホンが欲しい→Redmi Buds 6 Play
  • ノイキャン、外音取り込みも欲しい→Redmi Buds 6 Lite

私はあまり音質にこだわらない人間なので、愛用していたRedmi Buds 3 Proの片方を失くしてからはAliExpressで適当なメーカーのイヤホンをセール時9ドルとかで買ったりしていました。

今後はそれも駆逐されそう。だってRedmiブランドが日本のAmazonでポチれて1,380円、ANCと外音取り込みをつきモデルでも2,480円なんだから。今の為替でこの価格で出せるのは驚愕。私はもうこれでいいです。

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