実機レビュー:背面ディスプレイ搭載タフネス「FOSSiBOT F109」の実態を調査した結果

FOSSiBOTが背面にディスプレイを搭載したお手頃価格のガチタフネス「FOSSiBOT F109」が登場!サンプル機を貰ったので使ってみた所感をレビューでまとめていくぞ!なお価格は定価269.99ドルだった!

▼追記:日本でも発売開始!↓

▼初めてめて触ったときの直感的な印象はこんな感じだった!↓

デザイン カッコいい!質感も良い!けど背面テカテカで汚れ目立つ
ディスプレイ HDだけど粗さはそんなに気にならん
性能 Helio G99みたい!ゲーム以外ならいける
スピーカー 音が籠もってるけど必要十分
カメラ 値段相応で記録撮影向きの画質だな
背面ディスプレイ 実用性は低い!けどカッコ良い!
電池持ち めっちゃ良い!

スペック・ベンチマーク、検証結果の一覧

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背面がテッカテカ

タフネススマホといえば屈強なプロテクターを身にまとっているのでケースなど装着せずに使うもんだが、そんなタフネスだからこそ「テカテカ素材の背面パネル」は相性が悪いかも知れん…。

▼カラーがブラックなのも相まって油脂の付着がめっちゃ目立つ。↓

タフネススマホの多くで採用されているラバー素材ならここまで目立つことはないからな…日々のお手入れは欠かさないように心がけたい。

▼デザイン的には差し色のゴールドもいい感じに高級感を演出していて、純粋に見た目はカッコ良い!質感も◎だぞ!

背面ディスプレイはカッコ良さ重視

私は背面ディスプレイを搭載しているタフネスモデルも何度かレビューしてきたが、毎回言ってるのが以下。

「ストレートタイプのスマホで背面ディスプレイ使う?」

確かに背面ディスプレイを搭載したことでアウトカメラで自撮りできるという利点はあるが、その他の用途だとほぼ背面ディスプレイを使うことは無かった。

なぜなら、メインディスプレイのほうが見やすいし使いやすいから!

折りたたみスマホなら開かずに通知を見れるのが大きな利点になるけど、一般的なストレートタイプだと普通にメイン画面で見たほうが画面もデカくて見やすいし早いんだよな…。

▼ちなみに機能も限定的。時計、コンパス、カメラ、ストップウォッチ、レコーダー、音楽コントロールのほか、着信の確認や通知内容の確認くらいしかできない。↓

というわけで実用性で言えばもう一声欲しいところだが、ガジェットとしてのカッコ良さは十二分にある!

▼文字盤を変えるだけでも随分と印象が変わるので、ファッション的なカッコよさはあるなと思った。↓

Dimensity 6300+じゃなくてDimensity 6300だった

性能帯としてはミドル。公式サイトで「Dimensity 6300+」と記載されているのを見て、なんやそれ?と思いMediaTekの公式サイトで探したが全くヒットしない…。

調査したところメーカーが記載が間違えていたようで正しくはDimensity 6300だった。

複数のメディアでDimensity 6300+なんか見たことないぞ・・・みたいな感じでみんな気になってたみたいだけど、記載の誤りだったので記事で取り上げた人は修正しておくように!

ちなみに性能としてはHelio G99とクリソツ。なので使い方としてはWEBサイト閲覧、動画視聴、SNSなどライトな使い方に向いた性能と思っておこう。

ちなみにHelio G99と比較して決定的に違うのはDimensity 6300は5G通信に対応していることな!

▼なおゲーム性能は低め。原神だと画質「中」で下限フレームレートは16。画質を下げても下限30FPS維持は残念ながら無理。↓

そもそも性能的にゲーム向きではないので、ゲームは動けばラッキーと考えておくように!

カメラの画質は記録撮影向き

カメラはパッと見だと4つ備わっているが・・・メインとマクロ以外の残り2つは一体なんなのか。

公式サイトで調べたろ!と思って見に行ったが何も記載が無い。おそらく光を多く取り込むとか、そういった補助カメラかもしれん。

で、肝心の画質はこんな感じ。

▼メインカメラ1倍。空がだいぶ白飛びしちゃった。↓

▼メインカメラ2倍。なんだか白っぽくなっちゃった。↓

▼メインカメラ4倍。こっちも白っぽくなっちゃった。↓

▼ボケ撮影はこのレベル。なかなかの低品質。↓

▼料理撮影はぼちぼち綺麗に撮れた。↓

▼暗所での撮影はピントが合いづらくノイジー。↓

▼マクロは結構ちゃんと撮れた↓

▼動画は・・・撮れるだけという感じである。↓

まとめると、記念撮影向きというよりもメモ代わりに撮影するような記録撮影向き!まあ安価なスマホなのでカメラはオマケ程度と考えておこう。

バッテリー持ちが恐ろしく良い

10,600mAhの容量は伊達ではない…いつバッテリーが無くなるのか逆に不安になるレベルである。

ただちょっと贅沢を言えば逆充電の仕様が物足りなかった。いや、出来るっちゃ出来るんだけど出力が5Wなのよね。

▼流石に5Wは遅い。Bluetoothイヤホンの充電とかだったら使えるかなという感じ。↓

10,600mAhのバッテリーを搭載しているので、その容量を生かした本格的なモバイルバッテリー機能が備わっていたら尚良しだった。

ところどころ英語

使っていて気になったのがローカライズの甘さ。

まあ日本市場に投入するモデルではないし、Android標準機能は自動で日本語になっているので凄く困るというわけではないけど、独自機能などはほぼ英語。

▼例えば背面ディスプレイの設定も全部英語なんよね。↓

なのでFOSSiBOT F109が初めての海外スマホという人はビックリするかも。でも、よく有ることだからそんなにきにすんな!

FOSSiBOT F109のレビューまとめ!

FOSSiBOT F109は・・・

  • 性能はミドルクラスで5Gも対応
  • タフネス仕様はガチ
  • タフネスっぽくない洒落たボディー
  • カッコ良い背面ディスプレイのギミック付き
  • 超絶大容量バッテリー搭載
  • 安心の技適付きで日本でも普通に使える

といった感じのタフネスモデルだった。アウトドアに持っていったりバイクのナビとかサブ用途であれば安くて結構使えそうじゃなかろうか。技適も有るし。

背面のディスプレイは機能が限定的なので実用性という点ではもう一歩という感じだったけど、見た目的には純粋にカッコ良かったのでファッション的な感じでカスタムを楽しむのがよさそう。

気になる価格は執筆時点だと初売りセールでは154.92ドル(約2.2万円)とメッチャ安価になるので、欲しい人は初売りセールを狙ってくれ!

というわけでFOSSiBOT F109のレビューでした!

FOSSiBOT F109をお得に買える購入先まとめ!

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓

■FOSSiBOT F109■

初出時価格→269.99ドル

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