Pro要素どこ…?Blackview Tab 60 Proのスペックを調べてみた!
BlackviewからUnisoc T606にHDディスプレイを搭載した金太郎飴タブレット「Blackview Tab 60 Pro」が発表されたので紹介していきます!
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Blackview Tab 60 Proの詳細スペック
SoC | Unisoc T606 |
メモリ | 8GB |
容量 | 128GB |
ディスプレイ | 10.1インチ、WXGA(1,280×800) |
アウトカメラ | 800万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 7,700mAh |
サイズ | 242.7×161.5×8.5(mm) |
重量 | 543g |
対応バンド | GSM:B2/3/5/8 WCDMA:B1/8 LTE FDD:B1/3/7/8/19/20/28(a+b) LTE TDD:38/40/41 |
OS | DokeOS_P 4.0(Android 14) |
備考 | – |
10インチへとサイズアップ!
Blackview Tab 60は8インチクラスの小柄なタブレットでしたが、Blackview Tab 60 Proはスタンダードな10インチクラスへとサイズアップしています。それに伴ってかデザインもガラッと変えているようです。
▼カラバリはベーシックなグレーの他にブルーやグリーンと爽やか系の色が多く揃っているので、性別問わず選べそうなのは良いですね〜。こういうのって地味に大事。↓
Unisoc T606搭載で軽作業ならいけそう
Blackview Tab 60 Proが搭載するSoCはUnisoc T606と最早格安タブレットでは見かけないモデルはないほどになっているプロセッサを採用。
Unisoc T606はそこまで性能が高いわけではありませんがネットや動画を見たりといった用途ではとりあえずの役目は果たしてくれるはず。
メモリは8GBとUnisoc T606の位置付け(エントリー〜ミドルレンジ)を考えると過剰なくらい盛られているので、メモリ不足が足を引っ張る…なんてことは起きなさそう。
▼Unisoc T606がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓
▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
バッテリー容量は7,700mAhで充電速度は10W
最後にBlackview Tab 60 Proの電源周りのお話。
Blackview Tab 60 Proのバッテリー容量は7,700mAhと10インチクラスのタブレットとしては十分及第点なんですが、問題は充電能力。
▼というのも、公式ページ曰く10Wまでの通常充電しか対応していないらしいんですよね。大抵は通常充電までのサポートの場合スペック表に書いていないことが多いので、一応書いてあるのは良心的。↓
タブレットは相対的にスマホよりもバッテリーが大きい分、充電は時間がかかるのが常なので、通常充電までしか対応していないのは人によっては痛い点かもしれません!
Blackview Tab 60 Proまとめ
Blackview Tab 60 Proについて一言述べる点があるなら「Pro要素どこ…?」に尽きます。
恐らくBlackview Tab 60が8インチだったことから、大型になった=Proじゃね?の方程式が組み立てられたと推測されますが、SoCはUnisoc T606から変更がない上に解像度もHD相当とProらしい要素が感じられなかったんですよね。
製品の特徴を拾ってみても至ってフツーの10インチエントリータブレットです。ハイ。
執筆時点で価格は公表されていないものの、こういったエントリー真っ只中なタブレットは価格で勝負!みたいなところはありますので、個人的には1万円前後ぐらいで買えるといいんじゃないかなと思いますね!