握りやすさって大事。エレコムの医師推奨マウス「M-XGXL30DBSK」を買ったら握り心地の快適さで作業が捗った

マジで手が疲れない。仕事用におすすめ!

柳生です。マウスを新調してエレコムのマウス「M-XGXL30DBSK」を購入したんでレビューしていきますよ!手を自然に乗せるだけで使えて手首と指の両方の負担を極限まで抑えた使い心地だそうでその実力を見ていきます(`・ω・´)。

ちなみ発売時価格は7,975円でしたがケーズデンキで4,600円弱でした。Amazonでも3~4千円ぐらいで売られております。ちょっと手頃かも。

M-XGXL30DBSKのスペック

M-XGXL30DBSKのスペックは以下の通り。

接続方式 無線(USBレシーバー、2.4GHz)
電波到達距離 最長約10m
センサー 2000DPI
センサーカラー BlueLED
重量 約110g(レシーバーは2g)
電源 単3乾電池×1
電池寿命 約23ヶ月
本体寸法 高さ約61mm
幅:約82mm
奥行:約126mm

なおこのM-XGXL30DBSK、左手向けのタイプやサイズ違いとしてS、M、Lサイズが存在します。また接続方式も有線、無線レシーバー、Bluetooth無線の3タイプが用意されていますよ!

今回はXLサイズで無線レシーバータイプを選択。取り回しいいし、レシーバー付きはBluetoothより安定性あると考えたんで‥

M-XGXL30DBSKの外観

ゲーミング機器ではないので見た目にこだわる方は多いかはわからんですが、見た目はこんな感じです。カラーはグレー。

▼形状自体は非常にどっしりしててボリューミーな印象。トヨタのCX-Rや80スープラのリアデザインなみにボリューミーです。↓

ボタン類は5ボタンタイプで、通常の3ボタン+戻る進むのボタンが追加されてる一般的なタイプでした。

握り心地がめちゃくちゃいい

M-XGXL30DBSKの一番に命といえるのが握り心地。医師推奨だそうで、握らずに乗せるだけで使えるっていう感覚は確かにかなり良かったです。

ゲーミングやハイエンドを含め、筆者が今まで使ってきたマウスの中でも握り心地に関しては圧倒的にトップでした(ちなみに次点はLogicoolのMX Master 2S、3S)。

▼筆者の手は20cmぐらいあってくそデカいってのもあるんだけど、このM-XGXL30DBSKもXLサイズで巨大なんで、それをしっかり包み込めるってのはかなり気持ちいいです。↓

▼ちなみに公式サイト上に推奨サイズが記載されていました。こういう親切さも日本メーカーって感じですごく嬉しいしありがたい(`・ω・´)。↓

本体自体の材質はプラスチッキーで安さは否めないですが、サラサラしっとりなマット調なのでそれほど悪くはありません。

▼また、親指・小指にあたる側面はソフトな質感でした。なので親指小指の部分は硬さを感じにくく、ここも快適さを感じられるポイントですね。画像にするとこんな感じ。パネルで分かれてる部分を境に質感が変わっています。↓

ボタンの押し心地も◯。サイドボタンがでかいのもいい

M-XGXL30DBSKは静音タイプなので、クリック時の音は殆ど鳴りません。なのでWEB会議(やらんけど)とか、友達との通話ん時にも気兼ねなく使えるってのもGood。

クリックした時の感触自体も良好で、しっかり手応えを感じられるのも個人的にお気に入り。静音タイプは逆にソフト過ぎて押した時の感触がやわくて気持ち悪いこともあったんで、そういう意味でもM-XGXL30DBSKはかなり良いと感じる。

また静音モデルながらホイールの回し心地もカチカチと手応えを感じられる感触なのもGood。手応えがあってピタッと止められるので、マイクラの持ち物入れ替えとかFPSゲーで武器入れ替え操作のときも正確に操作できるのもお気に入り。ゲーミングほどハッキリしてるわけじゃないけど、軽く遊ぶぐらいなら全然いける。

▼またホイールボタン自体も形状は細身ながらクリックにかかる力もそれほど要求されず、押し心地も良好。グリップ性も非常に良かったです。

▼さらに進む戻るのサイドボタンがでかいんで、親指をほぼ動かさず押せるってのも良いですね(`・ω・´)。このボタンだけは光沢があってテカるから安っぽさを感じるんだけど、グリップ性はしっかりあるんで良し。ここもしっかり静音です。↓

エレコムの公式ソフトで簡易的な設定も組める

▼パッケージには記載がなかったんで専用ソフトがないのかなって思ってたら、なんとM-XGXL30DBSKにもエレコム公式のマウスソフトに対応していました。これ結構驚いた。↓

▼うーん、インストールウィザードが懐かしい。コンピューターやインストールが半角カナ表記なのが個人的に懐かし臭するわ。↓

▼インストールして起動したらこんな感じでした。ボタンの機能割当やフライングスクロールっちゅう高速スクロール機能の有無、あとジェスチャーの編集に対応しています。なおボタンは5つしか無いので組めるのも5つまで。他マウスであれば13まで編集できるようです。↓

▼ボタン機能割当は特定キーの割当だったりCtrl+C(コピー操作)、プレゼン専用モード切り替えといった機能の割り当てが可能!でも5ボタンしかないからほとんど変えられないのがもどかしい(´・ω・`)上位モデル買えばよかった。↓

▼機能全容はこんな感じ。国産のメーカーのソフトってあんまり期待できなかったんだけど‥予想以上に多くて驚きです。エレコムやるじゃん!!

▼さらに任意キーって項目で、最大3つまでキーボードの同時押し入力に対応しています。一覧から選ぶのも良し、直接キーを打って入力もよし。筆者はクリップボード呼び出しで「Ctrl+G」をホットキーに充ててるんだけど、それが一発でできるのはありがたい!↓

他にも画面の一部分だけスクショしたい!ってときにPrintScreenキーを割り当てたりも可能。スマホの紹介記事に使ってる画像とか当記事のウィンドウのスクショみたいなもんを貼り付けたい時にワンクリックでサクッとキャプれるのが大きいです。

ただ物足りないところもありました。エクスプローラー(PCのフォルダを開く)操作はできるんだけど、特定フォルダを開くことはできません。

頻繁にアクセスするスクショやダウンロード、編集ソフトの書き出しと素材のフォルダにサクッとアクセスできれば尚良しでしたね。まぁこれに関してはソフト側の欠点なんで、M-XGXL30DBSKの欠点とはまた違うんだけど‥

フライングスクロールはかなり使いにくい

フライングスクロールって機能は使ってません、めっちゃ使いにくかった(´・ω・`)。

どういう機能かというと、勢いよくスクロールすれば高速スクロールが可能で高速スクロールで長いページを楽に動かせるっていうのがウリ。

▼Logicoolの一部マウスでも似たような物があり、勢いよく回せばページがスクロールし続けるというのは同じなんだけど、挙動はかなり安定しません。いくら勢いよく回しても高速スクロールしないときもあれば、回してなくてもずっとスクロールし続けてしまったり。制御がまともにできんです。↓

ホイール自体は普通のタイプで高速でクイッと転がしても回り続けるといった挙動はありません。あくまでソフト側での制御なんだけど、アプリとの兼ね合いも良くないのかもしれん。

この高速スクロール機能を求めるなら個人的にはLogicoolのMX MasterとかM750とか、物理的な高速スクロール対応モデルを買ったほうがいいです。

ジェスチャー機能はもう一声カスタマイズ性が欲しい

マウスのボタン割り当てにジェスチャー機能を割り当てることで、特定操作を行うこともできました。

▼ジェスチャーはボタンを押しながら上下左右に動かすと操作でき、こんな感じで緑色の軌跡が出てきます。こうやってどのアクションを起こすかの設定を組めるのもGood。↓

例えば上みたくクリップボード呼び出しだったりスクショだったり、コピーや貼り付け操作をマウスだけでサクッと行いたかったり、テキスト全域を選択して消したり、なんて芸当も対応。

▼ただし、一部割当はうまく動かないこともありました。「Shiftキー+Homeキー」で、カーソルから左端・右端まで一括選択するということをしたかったんだけど、ジェスチャーだと「Homeしか認識しない」という現象が必ず起こる。キー入力の順序を入れ替えても同様でした。↓

あと「押してクリック操作」「押したまま動かしてジェスチャー操作」という操作の共存も非対応。例えば「ホイールクリックはいつもどおりのミドルクリック操作」のままに「ホイールをクリックしたまま動かすことでショートカット操作など特定操作ができる」というのは出来ません。

▼Logicoolであれば「クリック」という操作項目が残ってて、それと比較するとどうにも物足りない感じ。今後のソフトのアップデートに期待したいところです。↓

2000DPIなのでカーソルのなめらかさと精密性に欠ける

普段使い向けでゲーミングモデルではないので欠点と言うには酷なんだけど、やはり2,000DPIは足りなく感じることもあります。

DPIってのはスマホでいうタッチレートみたいなもんで、これが高いほどより認識頻度が高くなり細かい動きも拾いやすいんですが、この部分はやはり平凡なスペック。FPSでガチゲームにはやはり向かないです。

あと高リフレッシュレート対応のモニターの場合も、このDPIが気になるところ。180Hz対応のゲーミングモニターを買って使っているんだけど、12,000DPI対応モデルと比較するとカーソルの滑らかさもだいぶ変わって見えるんですよね。ゲームでなくても、ここが足枷になるのは予想外だった。

60Hz~100Hzあたりの普段使いや仕事用のベーシックなモニターであれば気にならないのですが、高リフレッシュレート対応モニター使ってて、かつ高DPI対応ゲーミングマウスから乗り換えたユーザーさんはこの違和感に注意です。

M-XGXL30DBSKまとめ

握り心地とクリック感が優秀。ハイエンドマウスなみに良くて、それでいて価格も4,000円台と比較的お手頃で手が出やすいのも素晴らしい!

ソフトウェアは一部物足りなさを感じるもののその点は今後のアプデで解消される可能性もありますしさほど問題には感じていません。

当然ガチなゲームには向いてないんだけど、筆者自身FPSゲームはやらないしコントローラー使ってるし、マウスを使うゲームはマイクラぐらいしか無いんでゲームが不得手なのは気になってないです。

筆者みたくパソコンで長時間文字を打ったり仕事するタイプの人なら、仕事用にこのマウスがおすすめです。数時間使っても全然疲れない。むしろ8ボタンモデルの上位版を買うべきだったとは後悔したくらいかなと‥。

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