RingConn Gen 2の本音レビュー!世界初の睡眠時無呼吸回数モニタリング機能を搭載するスマートリングを試す
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これはめちゃくちゃ良いです。
今回はスマートリングという指輪型ウェアラブル製品のレビューなんですが、なんと、睡眠時無呼吸回数のモニタリング機能を備えた世界初のスマートリング「RingConn Gen 2」の体験機会を頂いたので本音を織り交ぜながらレビューしていきます。
■RingConn Gen 2■
初出時価格→52,800円
▼公式ストア↓
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RingConn Gen 2の特徴
RingConn Gen 2はスマートリングというジャンルの製品です。スマートウォッチは腕時計型ですがスマートリングは指輪型となっています。
で、今回の製品は「睡眠時無呼吸症候群」にフォーカスした機能を搭載している点が最大のウリ。
睡眠時無呼吸症候群って自覚することが難しいんです。そもそも寝てますし。でも日中のパフォーマンスにも影響するので気になっている人も多いはず。
▼RingConn Gen 2は睡眠時無呼吸回数をモニタリングできるので、寝ていても客観的データを取得できるのです!これは待ってましたという人も多そう!↓

実は僕には睡眠時無呼吸症候群の家族が居ます。
▼こんな機械を使ってます。↓

大変だなぁと思ってたんですけど、僕も妻に「寝てる時にたまに呼吸が止まってる感じがする」と言われてました。
「たまに呼吸が止まってる”感じがする”」
そうなんですよね、他の人が見ても明確には分からないんです。なので寝ている僕はもっと分からないんですよ。ほんとに?って感じです。
そんなモヤモヤをRingConn Gen 2で解消できるかもしれない。そんな想いもありレビューを受けたって訳です。
もちろんRingConn Gen 2は睡眠時無呼吸回数のモニタリングだけでなく、スマートリングとしての機能も網羅、超小型デバイスでありながら長時間駆動を実現、AIを駆使したアプリなど最先端のスマートリングとなっています。
あとなにげに「サブスクじゃない」ってのも刺さりました。
これまでのスマートリングってサブスクタイプも多くランニングコストもそこそこ必要でしたが、RingConn Gen 2は買い切りで使えます。
▼スペックなどは公式サイトでチェックしてみて下さい!
それでは実際に使ってどうなのか本音レビューいってみましょう。
サイズが凄く充実している
▼以前、ウチの先鋭ライターである柳生氏がスマートリングをレビューしたことがあります。↓
あのとき僕も喉から手が出るほどレビューしたかったのですが、なぜ僕がこの製品をレビューしなかったのか。いや、できなかったのか。
デブすぎて指に入らなかったからです。とっても悲しい。
上の製品はUSサイズで、8・10・12の3サイズ展開でした。
柳生氏にレビューをお願いする前に、実はサイズ12の安いリングを買って「入るかな?」とコソコソ試してたんです。柳生氏には言ってません。秘密ですよ。
で、サイズ12でも指輪が指の腹にムギュュユユ!!!っとなって入りませんでした。諦めきれず渾身の力でねじ込むと指は紫色に変色し、「このままでは壊死するかもしれない」と危機感を覚え、泣く泣く柳生氏にお願いしたという訳です。
一方でRingConn Gen 2はなんと6〜14の9サイズ展開です。キタコレ!ワンチャンいけるやん!
サンプルが手元に届くまで僕のムチムチの指に入るのかな?と心配でしたが、デブガチ勢の僕でも中指で13が入りました!ダイエットで5kg痩せたときよりも嬉しいです!
▼みてみて。ムッチムチの指でも入ったよ。凄く嬉しいです。↓

サイズが分からなくても大丈夫
公式サイトをみるとUSサイズで記載されているので、日本でいう「◯号」とは違います。なのでサイズが分からないという人も多いはず。でもご安心を。無料でサイズ確認キットを送ってくれます。
▼公式ショップで注文する時に「サイズがわからない場合」を選ぶと無料のサイズ確認キットが先に送られてきます。↓

無料のサイズ確認キットを使った注文の流れは、無料のサイズ確認キットが届く→色を選ぶ→サイズを選ぶという感じです。色やサイズは同梱されているQRコードカードからアクセスして選択するようになってます。
▼で、こんな感じのパッケージで届きました。↓

▼パカッと開くと9つのサンプルリングが入ってます。↓

スマートリングのサイズ合わせって色々あるんですけど、よくあるのが細長い紙を指に巻き付けて測る方法です。
一方でRingConn Gen 2は、製品と同じ形状の樹脂製リングが全サイズ入っているので実際の装着感もしっかり分かるようになってます。
▼ちなみに金属製のカラーサンプルも入っているので色もイメージしやすいです。今回はフューチャーシルバー(未来銀)をチョイスしました。↓

装着は「利き手じゃない手の人差し指・中指・薬指」が推奨されてます
サンプルに付属しているクイックガイドを確認すると、リングを装着する指は「利き手ではない手の人差し指・中指、薬指」が推奨されてました。
なんで利き手は推奨されていないのか。色んなモノを持ったりする時に無意識に動くのが利き手だからです。
利き手の指に指輪をはめると分かりますが、日常生活でマグカップを持ったりドアノブを触る時に指輪がカツンと当たることがあります。こういった動作って無意識に利き手で行うのでカツンと当たる回数も利き手だと多くなります。
そのような衝撃は自身のストレスにもなるだけでなく、リングが取得するデータの精度にも影響します。なので利き手じゃないほうを推奨しているって訳です。
僕が想像して適当に言っているんじゃないですよ。後述するAIチャットのRingConn Partnerがそう言ってるんです!
というわけで、推奨されている「利き手ではない手の人差し指・中指、薬指のいずれか」で発注しましょう。僕は右利きなので左手の中指にしてみました。
なお装着感を確かめるためにサンプルは最低でも24時間は装着してくださいとのことです。
寝てる時に投げ捨てなかったので装着感は合格
まずは形状を見てみましょう。
▼RingConn Gen 2は従来モデルから薄型化・軽量化されていて見た目もちょっとゴツい指輪って感じ。↓

▼完全な円形ではなく少し四角い感じです。内側には突起が2つありますね。これは回転しずらくする形状なのかな?ちなみに使っていて勝手にクルクルと回ったことは無いです。↓


装着感は違和感を覚えるほどでもなかったです。昔は結婚指輪をはめてた時期もあったので、指輪の装着自体に慣れていたのもあるかも知れません。日中もずっと着けてますが、違和感なく日常生活を送れてます。
(いま結婚指輪を外してるのは夫婦仲が悪くなったとかでは無いですよ!デブが加速して指が太くなったようで、朝起きたら指の血が止まって紫色になっていたから外したのです!悲しい)
寝る時にスマートウォッチは合わなかった話

で、ちょっとスマートウォッチの話になるんですけど、これまでスマートウォッチのレビューなどで睡眠時に装着して寝ることもありました。が、たぶん僕は寝る時にスマートウォッチをつけるというスタイルはあまり好きじゃないらしく定着しませんでした。
Apple Watchはもちろん、バンド型のXiaomi Bandなども試しましたが、やっぱり続かないんですよね〜。腕に何かを巻いているのが僕は嫌みたいです。朝起きると無惨に投げ捨てられてました。
一方でRingConn Gen 2は届いてからかれこれ1週間は付けっぱです。外すときは風呂に入るときくらいで、あとはずーっと付けっぱ。もちろん寝るときも。
RingConn Gen 2を使うまでは寝てる時に気になって無意識に投げ捨てないかなと心配してたんですけど、結婚指輪で修行していた甲斐もあり無惨に投げ捨てられることは有りませんでした。
僕の場合はスマートウォッチよりもスマートリングのほうが合っているなと感じたんですけど、まあそれも人それぞれです。なのでサンプルが届いたら24時間とは言わずしばらく付けとくのが良いですよ。
この手のデバイスは装着感って非常に重要ですからね。決して安い買い物ではないですし、サンプルが届いたらじっくり装着感も試してみましょう。
僕は軽度の無呼吸症候群の疑いあり

RingConn Gen 2は睡眠時無呼吸回数をモニタリングできるのがウリ。
という訳で早速使ってみました。精度の高いデータを取るには睡眠データを3回取得する必要があります。なので3日かかります。
ちょっと面倒だったのが、起きたらすぐにアプリと同期しなくちゃいけないこと。面倒だけど忘れないようにしましょう。起きたらスマホのアプリを立ち上げたらOK。自動でデータ収集と当日の評価が行われます。
▼これが3日間の総合評価レポート。僕は無呼吸症候群の軽度の疑いがあるようです。↓

まあ妻もたまに呼吸が止まっている感じがすると言っていたし、少なからず無呼吸症候群に該当するんだろうなぁっと思っていましたが、こうやって突きつけられると割とショックですねぇ。
でもこうやって客観的なデータを見ながら自覚できたことは良かったです。だって普通は絶対に分かんないですもん。寝てますし。
ちなみに無呼吸症候群は重度になると日中の強い眠気や倦怠感、集中力低下などを引き起こすそうです。まあ寝てる時に息止めて身体を苦しめてるわけですからね。そりゃ日中に様々な弊害が出も不思議ではないですね。
という訳で改善していこうかと思います。
AIチャット搭載のアプリが頼もしい

RingConn Gen 2のアプリは「RingConn Partner」というAIチャットが使えるっぽいです。
「っぽい」と書いたのは、利用するには申請を行って審査を通過する必要があったからです。僕は申請して1日ほどで機能が解放されました。誰でも使える機能か分からないですが、AIチャットは使ってみるとめちゃくちゃ頼もしいですねぇ。
データを参照したアドバイスってこれまでのウェアラブル製品でもよく見かけましたが、AIチャットはもう一歩先のやり取りができます。
例えば、
- 一昨日の睡眠と機能の睡眠はどちらの質が高い?
- 昨日はお酒飲んで寝たんだけど睡眠の質はどうだった?
- 軽度の無呼吸症候群を改善するにはどうしたら良い?
- レム睡眠を改善する方法ってある?
などなど。データの結果を提示するだけでなく、その時々の複合的なデータからアドバイスをしてくれます。
例えば、睡眠データを取得した時に「レム睡眠時間が平均を下回った」場合、大体はテンプレート的なアドバイスが表示されたりしますが、RingConn Partnerは上述した通り複合的なデータ(日中の活動量や寝る前の心拍数など)を使ってアドバイスしてくれるんですよ。
あー、確かに寝る前にゲームのAPEXでチャンピョンになって心拍数上がって脳汁出まくってたわ。とか、気がつけるわけです。
また、結果に対しどのように改善したらよいのか分からないときもRingConn Partnerにズバッと聞けばOK。テンプレート感ある内容ではなく、個々に合わせた回答をしてくれるので、ホント、頼もしいですよ。でも的確すぎてちょっとビビります。
こんなに小さいのに他にも色々データが取れる

目玉機能は睡眠時無呼吸回数のモニタリングですが、それ以外も色々とデータを取得できます。
- 睡眠データの取得
- ストレスデータの取得
- 心拍数と心拍数変動データの取得
- 血中酸素濃度データの取得
- 皮膚温度データの取得
- 歩数や消費カロリーのデータ
- 運動データの取得
ほかにも生理期間予測や頭痛の前兆アラートなど盛りだくさん。こんなに小さいのにスマートウォッチと変わらない様々なデータを常に取得してくれるなんてビックリですねぇ。
ちなみに僕は普段スマートウォッチを着けたくないんですけど、こういった身体データは取得したい派。なのでスマートリングは相性バッチリです。同じような考えなら凄く気に入ってもらえるはず。
運動するならスマートウォッチ併用がオススメ
RingConn Gen 2も運動データを取得する機能を搭載していますが、運動する人はスマートウォッチと併用したほうが良いんじゃないかなと思いました。
運動データは以下の種類を取得できます。
- アウトドアウォーキング
- アウトドアランニング
- 室内ランキング
- インドアサイクリング
- アウトドアサイクリング
- インドアローイングマシン
- 癒やしのヨガ
スマートウォッチだとやれ100種類以上!150種類以上!200種類以上!とかやってますが、RingConn Gen 2は上のみです。
まあメニューが少ないってのもあるんですけど、それよりも運動していることを自動検知できない点が僕には合いませんでした。
▼RingConn Gen 2は、これから運動するぞ!って時に自分でオンにして、運動が終わったら自分でオフにする必要があります。↓

使い始めは自分でオン・オフするほうが確実やん!とか思ってたんですが、検証2日目にしてこれはイカンという出来事がありました。
アウトドアウォーキングをオンにして犬の散歩をしていた帰り道、ばったり近所で仲の良いおばあちゃんに会ったんですけど、「熊が出たら困るから柿取ったで食ってけ!」と言われたのでウメェウメェとムシャムシャ食っていたらすっかりオフにするのを忘れてました。
▼僅か10分ほどで終わる散歩なのに1時間20分以上もオフにするのを忘れてエライコッチャに。↓

まあ僕のミスなんですけどデータとしては使えません。あちゃー。
なので運動する人は自動検知機能の付いているスマートウォッチと併用が良いんじゃないかなと思いました。
ハードに使っても10日ほど電池が持つのが凄い
RingConn Gen 2はほぼ全部の機能をオンにして10日ほど電池が持ってます。こんなチッコイ本体なのに凄まじい省電力性能でビックリ。
▼充電はこの専用ケースで行います。↓

充電が減るとアラートも飛んでくるので、風呂に入っている間に充電する感じでOK。ただ充電は緩やかなようです。
僕の風呂はカラスの行水よろしく短時間決戦の入浴なので長くても10分くらいなんですけど、そのくらいの時間だと1回では満充電できなかったです。なので今は脱衣所にケース置いて何日かに分けて充電してます。
RingConn Gen 2の良い点・注意点・まとめ

良い点
- 選べるサイズが凄く多い
- サブスクじゃない買い切り
- 見た目がおしゃれ
- (僕は)装着感が良い
- 睡眠時無呼吸回数をモニタリングできる
- 身体データ取得の充実度もスマートウォッチ並
- 複合的なデータで回答してくれるAIチャットが使える
- バッテリー持ちが凄く良い
注意点
- 運動データ取得のバリエーションが少ない
- 運動データの取得は手動式
- AIチャットは申請が必要
これはめちゃくちゃ良いです。(2回目)
スマートリングという指輪型が僕に合っていたのもありますが、手軽に身体データを取得したいと考えていた僕にとっては最高レベルの満足度を与えてくれた製品でした。気になっていた睡眠時無呼吸症候群に関するデータが取れたのも大満足です。
睡眠時無呼吸症候群は近年テレビでも取り上げられることが多く、日中のパフォーマンスに影響することをご存知の方も多いはず。でも、「気なるけど・・・うーん、症状出てるのか分からん」という状況かと思います。だって寝てるんですもん。そりゃ分からんですよ。
そんな人にとって睡眠時無呼吸回数のモニタリングしてくれるRingConn Gen 2は待ってました!と言わんばかりの製品かと。寝ていても自動で無呼吸症候群に関わるデータを取得してくれますからね。素晴らしいの一言です。
もちろん医療機器ではないのでレポートは「疑いがあるかどうかというレベルでの評価」ではあるんですけど、疑いがあるなら医師に相談して診てもらおうかと行動するきっかけにもなるはずです。
これまでスマートリングを使っていた人も睡眠時無呼吸回数のモニタリングを実現した次世代に突入したので、ぜひレビューを振り返りながら新調を検討してみて下さい。凄く良い製品ですよこれ。
■RingConn Gen 2■
初出時価格→52,800円
▼公式ストア↓
▼Amazon↓
▼楽天市場↓
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