理由は「あの機能」。ゲーム向けモニターを有機ELから液晶へ戻しました

どもどもGARUです。

1年半ほど有機ELのゲーミングディスプレイを利用していたんですが液晶モデルに戻ってきました。それは有機ELディスプレイ特有の「あの機能」が原因でした。僕と同じように耐え難い人もいると思うので書き残しておきます。

理由は「ピクセルリフレッシュ機能」がしんどかったから

▼最近まで使っていた有機ELディスプレイはこれです。これの前も有機ELディスプレイを使っていました。↓

KTC G32P5のレビュー!4K/240HzとFHD/480Hzが切り替えられる最新OLEDゲーミングディスプレイを試す

上の製品はレビューで頂いたものですが、これぞ有機EL!という映像美と応答速度の速さ、4K/240Hz(FHDモードはなんと480Hz!)という超絶スペックが気に入って半年ほど僕の一軍として愛用していました。今でもゲーマー向け有機ELディスプレイとして素晴らしい製品だったと思っています。

▼でも先日レビューしたINNOCN GA27T1Mという液晶ディスプレイに乗り換えたんです。↓

INNOCN GA27T1Mの本音レビュー!WQHDで330Hzの最高に丁度良いゲーマー向けディスプレイ

上の記事で書いてる通り、Battlefield 6というゲームだと4KではFPSが大幅に落ちてしまったことも乗り換えた理由の一つですが、もう一つ乗り換えた理由があります。

それが、「有機ELのピクセルリフレッシュ機能」がしんどかったからです。これはゲーマー向け有機ELディスプレイで大きなデメリットと言えるくらいしんどいです。

有機ELディスプレイは液晶と違って焼付く恐れがあります。それを軽減するためのピクセルリフレッシュ機能はどの製品も大体入っているんですけど、これが僕のプレイスタイルには合いませんでした。

▼その点はレビューでも「ウザすぎる」とストレートに書いているんですが、これは後々調べてみると有機ELでは避けられない宿命だったことが分かりました。↓

このピクセルリフレッシュ機能を調べていると、4時間くらいで発動する製品が多いようです。僕の使ってたのも4時間です。有機ELテレビだとそんなことはないんですが、ゲーミングディスプレイだとゲームの固定アイコンが長時間表示される事も多いし結構シビアに設定されているのかも。

僕が使っていたディスプレイは事前に設定しておくと、「ピクセルリフレッシュ機能を一時的にオフにできる」という実は制限の緩いタイプだったのですが、一時的にオフにしていても何故かポップアップが表示されることがあったり、事前の設定を忘れて(起動するたびにリセットされるので毎回設定が必要なタイプだった)ポップアップが表示される事もしばしばありました。

特に僕の場合は競技性の高いゲームを中心にプレイしていることもあり、重要なシーンでポップアップが出たときは大きなストレスを感じ、ピクセルリフレッシュを先延ばしにしていたので焼付きの心配が高まるなど、使い続けるうちにストレスと心配が積み重なって、「あぁ、僕には有機ELのゲーミングディスプレイは合っていないなぁ」という結論に至ったというわけです。

ゲーマー向け有機ELディスプレイは圧倒的な映像美、圧倒的な応答速度でゲームシーンで非常にメリットも多く、決して悪いものではないです。

でも僕のように競技性の高い一瞬を競うようなPvPゲームを中心に遊んでいる人は、有機ELディスプレイの宿命とも言えるピクセルリフレッシュ機能に常に悩まされるかも知れません。

今後もしゲーマー向け有機ELディスプレイをレビューする機会があったら、この点もしっかり伝えていこうかなと思ってます。

という訳で僕は液晶ディスプレイのほうが合っているので戻ってきました。これからゲーム向け有機ELディスプレイの導入を検討されている方の参考になれば幸いです!

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