実機レビュー:27型/WQHD/180Hzのゲーミングディスプレイ「KTC H27T22S」は超ハイコスパ!
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2万円台で27インチ・WQHD・180Hzと仕様がリッチなゲーミングディスプレイ、「KTC H27T22S」が日本上陸!ネットで話題となっていたんですが、ありがたい事にサンプルを頂いたのでレビューしていきます!
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ちゃんと日本法人があって3年保証が付いてる
KTCというメーカーは日本ではあまり馴染みがありませんが、調べてみたら結構な老舗メーカーでした。
ちなみに日本にも法人があってサポート体制も整ってます。安価ですが丸っと3年保証も付いているので、長期サポートに凄く力をいれている印象です。
私も最初は聞いたことのないメーカーだったのでサポート面が心配でしたが、調べてみたらしっかり体制が整っていたので、これなら安心して使っていけそう。
シンプルな筐体とスタンド
▼全体的なカラーはブラックで背面はゲーミングモデルらしいデザインと部分的にカラーが入っています。ビカビカ光るようなライディング機能は無し。↓
スタンドは上下の傾きのみ調整できるシンプルなタイプでした。高さの調整や回転はできません。
▼スタンドの台座は3本のネジ固定、ディスプレイへはワンタッチで取り付けできるタイプ。VESA100にも対応しています。↓
で、使ってみたんですが私はFPSでマウスをブンブン振るタイプなのでマウス可動域が広いです。使っていたらスタンドの台座にコツンと当たってしまいました。私と同じような低センシのユーザーはモニターアーム使ったほうが良いかもですね〜。
▼私が使っているモニターアームはエルゴトロンのこれ。少し高いですがとっても頑丈、長く使えるのでおすすめです。もちろんレビュー機のディスプレイにも取り付けOK。↓
▼そうそう、電源ケーブルですがアース棒が折り畳めないタイプでした。↓
▼コンセントの形状が合わない場合は以下のような変換アタッチメントも必要です。↓
スティック型の操作ボタンは操作性が良い
▼各種設定などはディスプレイの裏側に備わっているスティック型の操作ボタンで行います。↓
いまメインで使っているディスプレイは画面下に5つのボタンが並んでいる昔ながらのタイプですが、スティックは操作性が良い!ただ背面にスティックが備わっているのでモゾモゾと触って見つけてます。
ディスプレイの下部ベゼルにスティック位置が分かるようなマークがあればもっと直感的に操作できて良いかも。
▼スティックは左右へ倒すとクイックメニューが開くほか、なにも操作していない状態でプッシュすると設定が開きます。↓
設定画面の上部には解像度やリフレッシュレートの表示情報のほか、HDR、FreeSync/G-Syncのオン・オフが分かるようになっています。設定情報がパッと確認できてGoodでした。
安価でもポートが充実している
▼ポートはこんな感じ。↓
- DisplayPort 1.4 ×2:2,560×1,440/180Hz
- HDMI 2.0 ×2:2,560×1,440/144Hz
- 3.5mmジャック
- USB 2.0(ファームウェアインストール用)
映像入力は最大4台までOK。安価なモデルだとDisplayPortとHDMIが各1つという場合も多いので、本機は安価ながらポート数は充実してる部類です。PCやゲーム機を色々繋っぱにできるでGood。
そうそうWQHDで180Hz表示するにはDisplayPortでの接続が必要なのでご留意を。あとディスプレイを交換した後はPCの解像度とリフレッシュレートの設定、ゲーム側での設定もお忘れなく。
▼なおDisplayPortケーブルは1本付属しているので購入しなくてOKですよ。↓
ちなみにUSB 2.0も備わっていますが、これはUSBメモリに入れたファームウェアファイルを挿してアップデートする為のものでハブではないです。残念。
WQHDと180Hzでゲームも凄く快適
KTC H27T22Sで最大のウリはFHDよりもワンランク高いWQHD且つ一般的なディスプレイの3倍滑らかな180Hz表示に対応していること!
▼実際にApex Legendsで30時間ほど遊んでみましたが、もうヌルヌルです。めちゃくちゃ快適。↓
メインで使っているディスプレイは4K/160Hzなんですが、滑らかさはやっぱりワンランク高いですね。解像感については流石に4Kには勝てませんが、FHD→WQHDへのアップグレードなら明確に精細感はアップするので、FHDディスプレイからの乗り換えだと感動が強いかも。
安価なモデルだとパネルをケチっている場合もあるんですが、本機はちゃんとIPSパネルなのも良いですね。27インチクラスだと画面の端が視野角の問題で変色する場合もありますが、本機は気になるほどではありません。
ただ色味のチューニングの問題なのか、デフォルトだとなんだか発色が地味です。華やかな感じではないので、気になる人は画質をカスタマイズするのがオススメ。
WQHDで180Hzの表示はパワーも必要
これはKTC H27T22Sの問題ではないですが、WQHDという解像度で180Hzの高リフレッシュレートを最大限活かすにはゲーミングパソコンのパワーもそこそこ必要。
たとえばFHDで調子いいと120FPSなんとか出る!という人は、KTC H27T22Sに交換するとパワー不足でフレームレートが逆に落ちる場合があります。
なので、いま使っているゲーミングパソコンのパフォーマンスも確認しながら検討しましょう。
クロスヘアー機能でシンプルなドット表示ができる
本機はゲームを有利にする機能が搭載されています。その一つがクロスヘアー表示。これは画面の中心にマークを表示するもので、FPSでは常に中心点が分かるという有利プレイ機能です。
▼メーカーによってはクロスヘアデザインに凝りすぎてサイズが大きく邪魔になる本末転倒な場合もありますが、本機はシンプルで小粒なドット表示も選べるので凄く実用的。普通に有利。↓
▼ドットのサイズはAPEXだと武器格納時の白点より少し小さいくらいです。↓
▼その他、ゲーム機能としてFPSカウンターが備わっていますが、これは出力上限のHzを表示しているだけっぽいです。↓
FHDからの乗り換えにおすすめ
しばらく使っていますが価格に対して仕様はウルトラコスパと言って良いです。しっかりWQHD&180Hzの世界を体験できるので、FHDで180Hz以下のディスプレイを使っているユーザーさんは乗り換え検討してOKですよ。
KTCという聞いたこともないメーカーでしたが、調べてみると中々の老舗メーカーで日本法人もありサポート体制も整っていました。これはエイヤっと買ってしまって良いかと思います。
定価ですら3年保証付きで26,800円と二度見しそうな安さ。
これは飛びついてOKなのでクーポンが使えて在庫があるうちに確保して下さい。こんな価格でこの仕様のディスプレイが購入できるなんて・・・ホント良い時代になったなぁ。凄くおすすめです。
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