ALLDOCUBE iPlay 40のレビュー!予算2万円で泥タブ探してるならこれ

ALLDOCUBE iPlay 40

ALLDOCUBEの大人気タブレットiPlayシリーズの最新モデル「iPlay 40」が登場!UNISOC Tiger T618とあまり見かけないSoCを搭載しているので性能も気になる!メーカーさんに実機をご提供頂いたいのでレビューをお届けします!

iPlay 40の良かった点と注意点

ALLDOCUBE iPlay 40

iPlay 40はUNISOC Tiger T618を採用するミドルレンジ帯でも中間クラスの性能を持つタブレット。LTE通信もできて価格は約2万円前後とコスパに優れるモデル。海外ネットショップではかなり人気で絶好調に売れてるみたい。

良かった点

・UNISOC Tiger T618の性能が思っていたよりも高かった!

・筺体の質感や品質が良い!

・LTE対応で単体通信できる!

注意点

・対応バンドが少ない

・WidevineがL1じゃない

・スピーカーの音量が小さめ

iPlay 40の詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。

ALLDOCUBE iPlay 40のスペックまとめ!10.4インチのSIMも入るLTEタブレット!

iPlay 40の外観

ALLDOCUBE iPlay 40

iPlay 40は10.4型のディスプレイを搭載しているんだけど、10.2型のiPad(8世代)よりもコンパクト。安いタブレットってチープな見た目の製品が多いんですが、iPlay 40はそんなこと感じない仕上がり具合。

▼iPad(8世代)と比較するとiPlay 40はベゼルが細くとってもスタイリッシュ。↓

ALLDOCUBE iPlay 40

▼カラーは濃いグレー。落ち着いた色合いで安っぽさを感じない質感がGood。↓

ALLDOCUBE iPlay 40 ALLDOCUBE iPlay 40

▼カメラはちょっと出っ張ってる。↓

ALLDOCUBE iPlay 40

▼左側面にSIMスロット。↓

ALLDOCUBE iPlay 40

▼右側面に音量と電源ボタン。↓

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▼充電端子(USB-C)の搭載場所はちょっと変わっていて上部に備わってます。あとスピーカー。↓

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▼本体下部にもスピーカーを搭載。↓

ALLDOCUBE iPlay 40

付属品・同梱物

iPlay 40

iPlay 40は本体以外に充電器(10W)、充電ケーブル、日本語対応のクイックガイド、SIMピン、保護フィルム(貼付け済み)が同梱されてます。必要十分。

▼ケースはサードパーティ製がAmazonでも購入可能なので欲しい方は端末購入と合わせて手に入れておきましょう!↓

保護フィルムはPDA工房さんから本機で寸法を測定したピッタリフィットのフィルムがリリースされました!様々なフィルムタイプから選べます!予備にどうぞ!

▼YouTubeではテンポ良く見られる凝縮レビューも公開中!質感・カラー・雰囲気は実機動画でチェック↓

iPlay 40の処理性能

iPlay 40は処理性能を左右するパーツにUNISOC製のTiger T618を搭載しているんです。実はこれ初めて触るんですよね。

実機を触った感じ、WEBブラウジングや動画視聴などの一般的な使い方では動作もキビキビしていて良い感じ。ゲーム性能はそれほど高くないけど予想していたよりも動いてくれてます。

▼PUBGモバイルはスムーズ+ウルトラで設定可能。ガチなゲーマーさん向きでは無いけど、僕みたいに暇つぶしで遊ぶってんならゲームを楽しめるレベルで動くんで結構良いじゃんって感じ。↓

iPlay 40

実機のベンチマークスコアをチェック!

端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。

▼iPlay 40の実機でAnTuTu(Ver8)を測定しました!総合スコアは222,956点、GPUスコアは41,358点です!ちょっとゲーム性能は低めだけど総合スコアはなかなか。↓

ALLDOCUBE iPlay 40

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!↓

ALLDOCUBE iPlay 40

▼ストレージ速度は読み込みが268.1MB/s、書き込みが192MB/s。ここは値段なりって感じでそんなに速くないけど、普段使いでは特に困ることはない。↓

ALLDOCUBE iPlay 40

iPlay 40の機能・仕様の検証結果

通知ランプ
指紋認証
顔認証 ○:速度が遅くて常用はストレスになるかも
アプリクローン
PCモード
外部映像出力 △:ワイヤレスのみ対応/ケーブル出力不可
戻るボタン入れ替え ○:デフォルトは左(システム→Navigation barから変更可)
ジェスチャー操作
クイックランチャー
ゲームモード
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
☓:外部ストレージのみ使える
Photoshop Camera
PUBGモバイル
グラフィック設定
フレームレート設定
スムーズ設定時→スムーズ+ウルトラ
最高クオリティ&フレーム設定→HD+高
スピーカー クアッドスピーカー
イコライザー
備考

ソフトウェア・ハードウェアの特徴

生体認証は顔認証のみ。使い物にならない【バグ見つけた】

ALLDOCUBE iPlay 40

iPlay 40は指紋認証センサがなくて生体認証は顔認証のみなんだけど、もうね、全然だめ。ロック解除に失敗するわ認証しても解除までめっちゃ時間かかるわで常用は無理と判断しちゃいました。

特に暗所では認証時に画面輝度が上がるような設定もなく、暗い場所だと全く認証してくれません。。

追記:しばらく使っていたんですが、顔認証を設定時にパターンロックでの解除を行う際にパターンを描けないバグを見つけました。今のところ再現性ありです。顔認証設定を行った状態且つ画面回転をオンにしている時に発生します。

この流れで再現性を確認しました。

  1. 顔認証設定時にパターンロックを選択する
  2. 画面回転をオンにする
  3. 本体を回転して横画面にする
  4. 電源ボタンを押してスリープ
  5. 電源ボタンを再度押して縦画面に回転する
  6. パターンロック時に上方向へ線を描く入力を受け付けない

こんな感じ。スリープ時の画面の向きによるものかと思ってたんですが、パターンロック画面を横向きにしても駄目。

ここまでは再現性ありです。

続いてパターンロックが使い物にならなくなった場合の対処ですが、これは2パターンあるんで共有しときます。

まず顔認証機能が生きている場合は顔認証でロック解除できます。

稀に顔認証機能がフリーズする場合があったんですが、その場合は電源ボタン長押しで再起動するとロック解除が出来ます。

どうも顔認証が不安定でソフトウェア的な問題もありそうなので、現在は顔認証以外のロック方法で使ってます。ちなみに顔認証を設定せずパターンロックを使った場合、この症状は出ませんでした。

なお、この症状がレビュー機だけなのか、他の製品も同様の症状がでるのかは分かりません。一応、メーカーには報告しときますが、同じ症状出るわって方がいらっしゃいましたら連絡頂けると嬉しいです!

ナビキーの配列は4パターンから選べる方式!

▼iPlay 40のナビキーの配列はあらかじめ用意された4種類から選べる方式になっています。右側に戻るボタンを配置することも可能ですので、Galaxyなどのスマホに慣れた方でも安心ですね!↓

ALLDOCUBE iPlay 40

通知をワンボタンで引き出せるボタンも配置できるので、通知欄をよく確認する方は設定してみるのもいいかもしれません!

ちなみにナビゲーションキーの設定はシステム→Navigation barから設定可能です!

ジャイロセンサーは非搭載

スマートフォンではジャイロセンサーを搭載しているのが当たり前なんですが、iPlay 40は非対応。(ちなみにiPlay 20からガルマックスでこのシリーズ取り上げてるけど、ずっと非対応)

ポケモンGOのARモードや、PUBGモバイルの端末を傾けてエイミングする操作もこのセンサー使うんですが、iPlay 40では利用できないのでご留意下さい!

スマートフォンで搭載されているセンサー類と役割まとめ

ディスプレイ:発色良くて良いんだけど、Widevine L3

▼iPlay 40は10.4型で解像度は2,000×1,200。発色も悪くないしWEBブラウジングも快適。あと、漫画も10.4型なら超快適ね。↓

ALLDOCUBE iPlay 40

iPlay 40

こんな感じで思ったよりも快適に使えてるんですが、Netflixとかで映画やアニメ見てる方は注意点も。

YouTubeは問題ないんですが、Netflixの映画やアニメなどいわゆるデジタル著作権コンテンツを再生する時に絡んでくるWidevineがL3なんです。

Widevineで対応するレベルにより再生できる解像度が決まってくるんですが、残念ながらiPlay 40はWidevine L3でデジタル著作権コンテンツはSD画質での再生になっちゃいます。

スマホの画面サイズならSD画質でもそんなに気にならないんですが、10.4型にもなると映像はやや荒くぼやけた感じが気になる人もいるんじゃないかなぁ。

僕は見れりゃ良いから全然大丈夫だけど。

DRMコンテンツ Widevine:L3
SD
高リフレッシュレート
表示モード ダークモード、読書、チラツキ防止
画質調整 「Colors & contrast」から柔軟に設定可能
備考

サウンド:音質は値段なりだけどクアッドスピーカー

同等価格のタブレットの多くはシングルスピーカーやステレオスピーカーの仕様が多いんですが、iPlay 40は4つのスピーカーを搭載してるんです。

なので、縦持ちでも横持ちでも音に広がりがあって臨場感もGood。ただし、音量は小さめです。(音量大きくすると実用では不満ない音量にはできる)

音質はややチープではあるんだけど、値段安いからここは妥協。まぁ、こんなもんでしょ。クアッドスピーカー仕様なだけ全然良い。

通信・SIM周り:ソフトバンク系回線がおすすめ

iPlay 40
SIM2はMicroSDと排他的利用です

iPlay 40はLTE通信に対応しているんで単体通信できるのが良い!

通信回線の検証はドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルは音声通話とデータ通信できた!(タブレットだけど通話もできる)

一方でau回線はアンテナ立つけど通話もデータ通信もできず。楽天モバイルはアンテナも立たなくて使えなかった。SIMの相性問題とかもあるんで、もしau回線や楽天モバイルで使えた!って方がいらっしゃいましたら連絡頂けると嬉しいです!

一応、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルでは通信できたんですが、ドコモで重要なバンドに対応していないんで、電波の掴みが悪くなったりするかも。

単体通信をガンガン使いたいなら重要なバンドに対応しているソフトバンク系の回線がオススメです!

▼今おすすめのWi-Fi系SIMカードはこちら↓

▼デュアルSIMを生かせば低価格で通話SIMつきの大容量スマホが構築できるかも↓

デュアルSIMを活用!音声SIMとデータSIMを分けた最強スマホの構築方法

ドコモ回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ソフバン回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ワイモバ回線 データ通信:○
通話:○
(ワイモバイルで検証)
au回線 データ通信:☓
通話:☓
(mineoで検証)
楽天モバイル回線 データ通信:☓
通話:☓
Rakuten Link:☓
(楽天モバイルで検証)
2回線同時待ち受け ○:4G+4GのDSDV
備考

iPlay 40のカメラをレビュー

iPlay 40はアウトカメラに800万画素、インカメラに500万画素のカメラを搭載しているんですけど、画質はイマイチなのでオマケみたいなもんって思っときましょう!

▼適当に撮影した写真を掲載しときます!記録撮影くらいなら使えそう!↓

iPlay 40
めっちゃ明るい場所だとそこそこの画質
iPlay 40
夜間は画質めっちゃ悪くなる

続いてはインカメラなんだけどこっちも必要最低限って感じ。僕はタブレットでアウトカメラを使うことってほぼ無いんで、どうせならビデオチャット用にインカメラの画質を高くしてくれたほうが良かったかも(笑)

▼で、インカメラの画質はこんな感じ。ザ・低画質って感じでかなり暗くなっちゃう。まぁ、使えないわけじゃないので僕は良しとしてますが、インカメラをタブレットで沢山使う方は画質はこんな感じなのでご留意下さい!↓

iPlay 40

iPlay 40の実機レビューまとめ

iPlay 40

しばらく触ってたんだけど値段を考えればなかなか良いよ。これ。

気になっていたUNISOC製のTiger T618も想像以上にパワフルで長期的に愛用できそうだし、約2万円って値段を考えればクアッドスピーカーや単体通信機能など仕様も良くて個人的には満足度の高いモデルでした。

もちろん妥協点もあるんだけど、そこは「まぁ、約2万円の安い泥タブだし」って呪文を唱えるとあら不思議。気にならなくなります(笑)

YouTubeの視聴が多い方、LTE対応を生かしてテザリング・モバイルルータ用途として使いたい方、読書端末として安いAndroidタブレットを探している方におすすめ!

普段使いで困ることはまずないので予算2万円ほどで10型クラスのタブレットを探している方は是非検討頂きたいモデルです!

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過去最安値→164.99ドル
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iPlay 40の口コミ・評判

iPlay 40を使っているTwitterユーザさんへ。使用感・写真作例、良かった点・不満点など何でもいいので評価を募集中!内容に公序良俗の問題がなければ口コミとして掲載させていただきます!

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端末名:iPlay 40
#ガルマックスユーザレビュー

iPlay 40におすすめのSIMカード

iPlay 40を格安SIMで使いたいならおすすめのMVNOはこちら。全てではありませんがドコモ系、ソフバン系、au系、楽天モバイルの回線でそれぞれ検証しています。

▼ソフトバンク回線の格安SIMなら↓

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