ALLDOCUBEのタブレットでもメインラインとして位置付けされているiPlayシリーズから、エントリーモデルに位置付けられているiPlay 60 Liteがリリースされたので特徴とスペック、対応バンドチェックしていきます!
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteの特徴
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteの特徴は以下の通り!
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteのハイライト
- ミドルレンジクラスのスペック
- iPlay 60の筐体をベースにしたデザイン
- 10.95インチWXGAディスプレイ
- ステレオスピーカー搭載
- リアに1,300万画素のカメラ搭載
- 8,000mAhのバッテリー搭載
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteの詳細スペックと対応バンド早見表
詳細スペックを表示
製品情報 |
端末名 |
ALLDOCUBE iPlay 60 Lite |
発売年 |
2024年3月 |
発売地域 |
海外:SIMフリー |
メーカー・ブランド |
ALLDOCUBE |
対応バンド・周波数・ネットワーク |
3G |
W-CDMA:1 / 2 / 5 / 8 |
4G LTE |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 20 / 28A / 28B
TD-LTE:38 / 40 / 41 |
5G NR |
非対応 |
Wi-Fi |
802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth |
バージョン:5.0
コーデック:SBC |
SIMサイズ・スロット |
デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 |
ディスプレイ |
サイズ:11インチ
材質:液晶
画面占有率:非公表
形状:ノッチなし
最大リフレッシュレート:60Hz
最大タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 |
1,280×800 |
画素密度 |
137ppi/ドットの粗さが気になるかも |
サイズ |
長辺:256.8mm
短辺:168.3mm
厚さ:8.4mm |
重さ |
544g |
本体色 |
グレー系 |
システム仕様 |
OS |
Android 14 |
CPU(SoC) |
UNISOC T606 |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア:279,476
GPUスコア:23,097
(AnTuTu v10実機スコア)
|
メモリ/保存容量 |
組み合わせ |
メモリ4GB+容量128GB |
ストレージカード |
MicroSDカード対応(最大1TB)
※片方のSIMスロットと共用 |
カメラ |
背面カメラ |
シングルカメラ
①1,300万画素(メイン)
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表 |
インカメラ |
ベゼル内蔵式インカメラ
画素数:500万画素(メイン)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表 |
機能仕様 |
GPS |
GPS、GLONASS、BDS |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:非対応
顔認証:非対応 |
センサー |
赤外線センサー:非対応
加速度センサー:対応
近接センサー:非公表
ジャイロセンサー:非対応
電子コンパス:非対応
光センサー:対応
その他:ホールセンサー |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:非対応
耐衝撃:非対応 |
イヤホンジャック |
なし |
NFC |
非対応 |
その他機能 |
デュアルスピーカー搭載 |
バッテリー |
バッテリー容量 |
8,000mAh |
充電 |
有線充電:10W
ワイヤレス充電:非対応
逆充電:非対応 |
ポート |
USB Type-C |
スペック表のソース |
参照元 |
【公式サイト】ALLDOCUBE iPlay 60 Lite
|
スペック表に関する免責事項
対応バンド早見表を表示
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteの海外版は技適を取得しているか不明です。技適のない製品を日本で実験的に利用する場合、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度で申請する必要があります。また技適未取得機器を用いた実験等の特例制度で申請を行ってもモバイル通信は許可されていません。
以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。
▼docomo回線の電波バンド対応状況↓
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteはドコモ回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、地下や郊外の繋がりやすさを左右するバンド19に対応していないので電波強度が弱くなる場合があります。
ドコモの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
✕ |
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n1(5G NR Sub6/2.0GHz) |
– |
n28(転用5G NR/700MHz) |
– |
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要 |
– |
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要 |
– |
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz) |
– |
▼Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況↓
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteはソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。
ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要 |
○ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要 |
– |
n28(転用5G NR/700MHz) |
– |
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要 |
– |
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz) |
– |
▼au回線の電波バンド対応状況↓
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteはau回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、全国区をカバーするバンド18(26)に非対応なので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。
auの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
✕ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
✕ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
– |
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要 |
– |
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要 |
– |
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz) |
– |
▼楽天モバイル回線の電波バンド対応状況↓
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteは楽天モバイル回線の4Gで重要なバンドのうちバンド3のみ対応していますが、楽天モバイルのパートナー回線(au回線)であるバンド18に対応していないので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。
楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要 |
✕ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
✕ |
Band28A(4G FDD LTE/700MHzz)Band28は28Aを内包 重要 |
◯ |
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要 |
✕ |
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz) |
✕ |
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteのサイズ・重量・カラー
- 長辺:256.8mm
- 短辺:168.3mm
- 厚さ:8.4mm
- 重量:544g
カラーはグレー系の1色展開です。
iPlay 60 Liteは上位モデルであるiPlay 60の筐体をベースにカメラバンプを楕円形にしたようなデザインに仕上がっています。個人的にはiPlay 60よりも親しみがあるように感じたんですが、やっぱりカメラ周りのデザインが変わるだけで雰囲気がガラッと変わるもんなんですね。
ALLDOCUBE iPlay 60 LiteのSoCはUnisoc T606
- SoC:Unisoc T606
- メモリ:4GB
- ストレージ:128GB
SoCはお馴染みのUnisoc T606を搭載。と今年に入って何回言ってるんでしょうかね?ってくらい搭載例が多いプロセッサなんですよね〜。
メモリは4GBと今時のタブレットにしては少なめですが、ストレージは128GBと普通〜多めの搭載量です。まぁこの辺はメディア消費を主に考えられているからってことなのかな?
▼Unisoc T606がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓
Unisoc T606のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ
ALLDOCUBE iPlay 60 Lite(Unisoc T606)のAnTuTuスコア
AnTuTuスコアは性能の指標です。まだALLDOCUBE iPlay 60 Liteの実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでUnisoc T606の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。
※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。
- 総合スコア(CPU):約237,000
- ゲーム性能(GPU):約23,000
▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteのディスプレイ
- サイズ:10.95インチ
- 解像度:1,280×800
- 材質:液晶
- 画面形状:ノッチなし
- リフレッシュレート:非公表
- タッチサンプリングレート:非公表
ディスプレイサイズは10.95インチと主流の11インチサイズのものを搭載。ただし、解像度はWXGA(1,280×800)とHD解像度相当なのは注意。8インチ台のモデルならまだしも、11インチでHD解像度は画素の粗さを顕著に感じるかもしれません。
ちなみにiPlay 60 LiteはWidevine L1に対応しているので、Amazonプライムビデオなどの著作権コンテンツも高解像度での再生に対応しています。(Netflixはロゴが記載されていなかったのでL3と思われます。)
ただ、肝心の搭載ディスプレイはHD相当なので、本体のみでFHDコンテンツもHD止まりでしか楽しめないのはご注意くださいませ。
▼Widevineについては以下の記事をチェック!動画視聴の多い人は知っておこう。↓
Widevineって何?スマホやタブレットで著作権コンテンツを高画質で再生したいなら重要
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteのサウンド関連
スピーカーはステレオと機種名にLiteを冠しているだけあり控えめ。イヤホンジャックに関してはUSB-Cなので3.5mmジャックに挿すタイプは変換アタッチメントが必要なので注意。
ALLVD
¥509
(2024/12/10 14:06:23時点 Amazon調べ-詳細)
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteのカメラ
▼アウトカメラ↓
▼インカメラ↓
カメラはアウト側が1,300万画素と立ち位置を考えるとソコソコ高解像度のレンズを搭載しています。ただし、インカメラは500万画素と相応に低めな点はご注意下さい。
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteのバッテリー・充電仕様
- 容量:8,000mAh
- 有線充電:10W
- ワイヤレス充電:非公表
- 逆充電:非公表
バッテリー容量は8,000mAhとソコソコ大きめですが、充電は10Wクラスと通常充電止まりなのでそこそこ充電に時間がかかりそうです。
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteの発売日・価格
ALLDOCUBE iPlay 60 Liteの発売日は3月で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ4GB+容量128GB:154.99ドル(約2.3万円)
基本はUnisoc T606を搭載した金太郎飴タブレットの一つなんですが、ディスプレイ解像度がHD相当だったり、スピーカーがステレオだったりとベースのiPlay 60から結構削られているポイントが見受けられます。
ベース価格は2万円台前半と仕様を考えると高すぎ。これだったらUnisoc T606搭載モデルでもリッチなモデルが選べますし、何ならHelio G99搭載の上位クラスも狙えるので、ベースの値段で売っている場合であれば本機を選ぶ理由は薄いです。
個人的には1万円前後くらいで選ぶ価値が出てくると思うので、購入するなら安いタイミングを見計らってゲットすることをオススメします。
■ALLDOCUBE iPlay 60 Lite(日本)■
初出時価格→30,980円
▼[楽天市場]↓
▼[Amazon]↓
■ALLDOCUBE iPlay 60 Lite(海外)■
初出時価格→154.99ドル
▼[AliExpress(リーベイツ対応!忘れずに)]オプションも選べます。↓