ALLDOCUBE iPlay 60 Proの本音レビュー!2万円前後なら狙いたいミドルタブレット

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

ALLDOCUBEの売れ筋モデルiPlay 60シリーズより、iPlay 60とiPlay60 Pad Proの中間に位置するタブレット、ALLDOCUBE iPlay 60 Proをメーカーさんから試す機会を頂いたので早速レビューしていきます!

なお通常価格は24,999円のお品ですが初売りでは17,999円(さらに限定クーポン適用なら15,975円)での販売実績があります。性能的に2万円前後くらいからかなりのハイコスパになってくるので、買うなら2万円前後になったタイミングがオススメです!

この製品を使った所感

  • ビルドクオリティは良好
  • 2万円前後で手に入れば性能高め
  • リフレッシュレートは基本的に90Hz固定
  • カメラ性能は低い
  • スピーカーの音質は価格を考えると悪くない

ALLDOCUBE iPlay 60 Proのスペック・ベンチマーク、検証結果

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ALLDOCUBE製タブレットらしく中小メーカーの中では品質高めな筐体

ALLDOCUBE iPlay 60 Proの筐体品質ですが、大手ではないブランドのタブレットとしてみると品質は高め。ALLDOCUBEは昔から筐体品質は高めなメーカーでしたが、本機もその流れを汲んでいるなと感じました。

▼正面側はこんな感じ。↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

▼背面側はこんな感じ。逆三角形のカメラバンプって今まで見たことがなかったかも。ちょっと違和感はありますがかなりユニークですね!↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

今回はグレー系の色をメーカーさんから提供してもらったんですが、使用中は結構指紋が目立ってしまっていたので、気になる方はこまめに拭き取るかケースを装着しておいた方がいいかもしれません!

▼側面の四方を撮影。スピーカーは短辺が横側に来る持ち方で左右に配置と動画視聴を考慮に入れているのはグッドポイント!↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

あ、そうそう。ALLDOCUBE iPlay 60 Proにはディスプレイの保護フィルムがあらかじめ貼られているんですが、メッチャ傷つきやすいのでその点は注意。まぁ初期フィルムは輸送保護用の面が強いのでしょうがないですけどね!

Helio G99はライトな用途だと快適に使える!

ALLDOCUBE iPlay 60 Proはミドルレンジタブレットでは定番となっているHelio G99をBUILT IN(ビルトイン)。AnTuTuスコアでは30万点台後半とガルマックスでも「必要最低限」基準ど真ん中のどこに出しても恥ずかしくないミドルレンジ帯ってトコですね〜。

メモリは6GB、ストレージは128GBと最近の「とりあえず積めるだけ積んどけ」的な組み合わせではないものの、iPlay 60iPlay60 Pad Proの間を埋める立ち位置の製品という点を考慮すると妥当なのかもしれませんね。

▼Helio G99についてもう少し知りたい方は以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓

Helio G99のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

ネット見たり動画見たりの用途は普通に快適

格安系のタブレットで想定される使い方といえば、スマホよりも大きなディスプレイを生かしたウェブ閲覧や動画視聴といった比較的ライトな用途が挙げられます。

そういった用途での動作はどうなのかというと、一言で言うなれば「フツーに使える」に尽きます。むしろ90Hz駆動に対応しているディスプレイもあってか60Hz止まりのHelio G99搭載タブレットよりもワンランク快適に動いている印象を感じました。

メモリも6GBと最近主流の8GB以上上等爆盛りまではいかないものの、少なすぎることもない絶妙な搭載量なのも特にライトな用途では十分事足りているように感じる要因の一つなのかもしれません。

重めのゲームは難しいが、軽量級ゲームくらいなら大丈夫そう

それではゲームの動作はどうなのか。

▼原神のデフォルト画質は「低」で、動き自体も軽いと言われているチュートリアル近辺のエリアでも重めで基本的に原神で快適なプレイはできないものと考えた方が良さげ。↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

▼Amazonアプリストアでも配信されているくらいには負荷の軽いゲームであるアスファルト8では動作に何も不安は感じませんでした。軽量級の3Dゲームくらいであれば大丈夫そう。↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

ということで、Helio G99はおおよそタブレットで考えられる用途ではバッチリ使っていけるくらいの性能を発揮してくれる「格安タブレットとしてはちょうどいい」塩梅のSoCに感じました。

ディスプレイは基本的に90Hz駆動

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

以前にガルマックスでも最大リフレッシュレートが極一部でしか発揮できない端末をレビューし、「残念だ」と評したことがありまして、それ以降ガルマックスではAndroid端末の場合はリフレッシュレートをAndroid標準の機能でしっかりモニタリングを行っているんですが、iPlay60 Proはどうなのか。

結果から申し上げると、90Hz固定の可能性は大となっております。

▼Chromeを使いガルマックスを閲覧している時も90Hz固定…↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

▼原神で遊んでいる時も90Hzで固定されているようです。デフォルトのリフレッシュレートは30Hzなのであまり意味はないですけど。↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

「60Hzと90Hzの切り替えってできるの?」と思い設定アプリを探し回りましたが、リフレッシュレートを変更する項目は見当たらず…

スマホだとバッテリーの消費を抑えるためにリフレッシュレートは状況に応じて可変だったりが多いですが、ALLDOCUBE iPlay 60 Proは「そんなの関係ねえ!」と言わんばかりの固定スタイルのようです。

90Hz固定だとバッテリー持ち悪いんじゃない?と思われるかもしれませんが、バッテリー容量が7,000mAhもあるお陰からか使っている感覚だとそこまで悪くはなさそう。むしろ常に90Hzの滑らか表示が体験できるので、快適度は断然上です。

▼ただし、YouTube等で90Hzに対応していない動画を再生した際は60Hzに固定されるのは留意下さい。とはいえ大多数の動画は60FPS以下なのでそこまで問題にはならないとは思いますけどね!↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

カメラ性能はイマイチ

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

ALLDOCUBE iPlay 60 Proのカメラ性能はどうなのか。正直に言ってしまうとマジでイマイチです。

▼光量がたっぷり確保でき、写真撮影に向いている条件とも言える晴天の屋外で撮影。メッチャノイジーで解像感も全然感じませんでした。色合いも実物と全然違うし…↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

▼室内撮影も行いました。照明を付けて撮影した場合はそれなりに見える写真を出力してくれます。まぁ細かい部分はノイズが乗っていますが。↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

▼照明を落とした場合はこちら。ノイズが乗りまくっててロゴが識別できない状態です。↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

▼インカメラでの撮影はこんな感じ。実際よりもかなり青みがかっていますが、解像感はアウト側と似たような感じのようです。↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

というわけで、ALLDOCUBE iPlay 60 Proのカメラ性能に関しては2024年のタブレットとしてはかなり低いランクを付けざるを得ませんでした。価格が安いこともあってか、カメラ性能はガッツリ削られているのかもしれません。

ただ「タブレットは動画視聴メインでカメラなんか基本的に使わないよ!」という人も一定数以上おられると思います(筆者もこのタイプ)ので、そういったユーザーさんにとっては欠点になりにくいと思います。

急速充電したい場合は別売りのACアダプターを使おう!

実はALLDOCUBE iPlay 60 Proは最大18Wの急速充電に対応しています。ただ、付属しているACでは急速充電ができないんですよね〜。

▼写真で分かるように付属のACアダプターでは最大10Wまでしか出力できないので、急速充電は対応しておりません。ココは残念なポイント。↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

▼ちなみに最大65WのPD充電器で充電してみたところ、18Wでの充電は確認できました。(AnTuTuだとワットチェッカー読みよりも数Wほど少なく出てくる傾向にあります。念の為にワットチェッカーでも18W出力を確認済みです!)↓

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

今だと20Wくらいまでの充電器であればそこまで高くないので、本機で急速充電をしたいのであれば別途ACアダプターのご用意をオススメします!

LR位置は固定だが、音はそれなりに聴ける

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

ALLDOCUBE iPlay 60 Proのスピーカーについてですが、まずLR位置(定位)は固定なので、反対にひっくり返した際でも左右の音が流れるのは切り替わらない仕様になっています。

まぁ、定位切り替えに対応しているタブレットはiPadやFireタブレット、Lenovo製タブレット等の有名メーカー製か中小メーカーのそれなりのグレードのモデルくらいからのサポートになりますし、本機の価格を考えると致し方ないかなとは思いますけどね〜。

で、肝心のサウンド面ですがコレは案外悪くありません。

もちろんスピーカーに力を入れたタブレットのように腰を据えて音を聴くとなると荷が重いですが、ちょっとYouTubeの動画を流す…とかであれば十分です。というか価格を考えるとフツーに十分ですねコレ。

ALLDOCUBE iPlay 60 Proのレビューまとめ

ALLDOCUBE iPlay 60 Pro

90Hz対応ディスプレイを搭載したHelio G99タブレットは触ったことがありませんでしたが、ALLDOCUBE iPlay 60 Proを触った感想が「コレ快適に動く!」でしたね〜。

特にウェブサイト閲覧時にスワイプした際の動きが60Hzのモデルと比べると別物で、体感ではHelio G99よりもワンランク上のSoCのタブレットを触っているという錯覚に一瞬陥ってしまったほど。

製品自体の価格も2万円前後とHelio G99よりもワンランク下のUnisoc T606/T616クラスのタブレット並みで、Helio G99搭載タブレットとしてはかなり安いのも魅力的。値段聞いてビックリしましたもん。

ただ、カメラ性能が低かったりとコストカットを感じる部分は少なからずあるので、同じHelio G99搭載と比較して、リッチな仕様よりもディスプレイやSoC性能を優先した上で安く手に入れたい方はかなり刺さりそうに感じました!

というか、90Hz対応のHelio G99タブレットで2万円前後とかフツーに売れそうな気がしますねぇ。とりあえず買っておくのも良いかもってくらいのプライスですし。このレビューを読んだ貴方も軽率にタブレットを増やしてみませんか?(ニッコリ)

ALLDOCUBE iPlay 60 Proの購入先まとめ

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓

■ALLDOCUBE iPlay 60 Pro■

初出時価格→24,999円

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