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Amazfit Activeの実機レビュー。軽量ボディにAoDと127種類の運動測定を詰め込んだオールラウンダーな1台

柳生です。Amazfit Active試す機会を頂いたのでレビューしていきますよ!四角形デザインにAoD(常時表示)対応の有機ELディスプレイやGPS、スピーカーにマイクなど機能をてんこ盛りしたハイエンドモデルの実力はどんなもんか見ていきましょう。

良かった点

  • クオリティの高い筐体
  • 視認性の高い有機ELディスプレイ
  • 豊富な文字盤デザインでAoDのデザインはいくつもあった
  • 充実の運動測定モード
  • スピーカー、マイク、GPS内蔵で機能性も良好
  • スペックに対して電池持ちも優秀

注意点

  • 輝度の自動調節に非対応
  • サイドボタンが低い位置にあるため押しづらかった
  • 音楽内蔵可能だが容量が250MBまでと小さく、MP3形式しか入らない

スペック、検証結果の一覧

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機能・仕様の検証結果を表示

シンプルなデザインで質感は良好

▼Amazfit Activeの外観デザインはこんな感じ。四角形で側面にかけて丸まっているのが特徴で、パッと見ではApple Watchと見分けがつかんぐらい似てるレベル。↓

▼重さはバンド込みで34gでした。↓

▼他のモデルとサイズを比較するとこんな感じ。左がAmazfit Balance、右がAmazfit Bip 5。形状がシンプルなことも相まってAmazfit Activeが一番コンパクトでした。↓

▼形状が似ているBip 5と比較してサイズがやや小さいのに加えて側面は丸くなっているのが大きな違いです。触った時の質感も価格も段違いに良い。↓

▼側面にかけてはアルミニウムで覆われており見た目だけでなく質感も悪くない印象。↓

▼ただし一面アルミニウムではありません。背面にかけての黒い部分からはプラスチックとなっています。ただほぼ裏面にあたる部分ゆえ見た目では特に安っぽさは無いですね。↓

▼右側面にサイドボタンが配置。このボタンは赤いアクセントがあしらわれているほか、押し心地もしっかり安定しておりグラつく感じは皆無!固さもちょうどいいですね。↓

サイドボタンは押すことでアプリ画面に飛び、長押しでAlexaアシスタント起動や心拍数の測定、天気予報の表示といった機能のショートカット起動に対応しています。

▼このサイドボタンなんですが、プラスチック部分に埋め込んでるので配置が低くなってしまい少々押しにくいんすよね。あと2mmぐらいは上に配置して欲しかった(´・ω・`)。↓

▼装着感はGood!24gと軽量で形状も丸めなので手がぶつかりにくく、長袖の服との干渉も起きにくい。ずっと着けていられますねこれ。↓

▼バンドは一回穴に通してから内側に巻き込ませるタイプでした。Amazfit Bip 5やOPPO Watch Freeとおんなじ。安定性はかなり良く外れる不安も皆無な一方、ベルト穴に通すときは若干のゆとりが必要になるので装着時は慣れが要ります。↓

解像感と視認性が良好なディスプレイ

▼ディスプレイは有機ELで明るさも解像度も見栄えの良さも一級品レベル。文字の精細さもバッチリでした。↓

▼デフォルト文字盤は発色と輝度もあってビビッドな印象でした。センスもいい感じ。↓

▼Apple Watchをオマージュしたようなデザインも内蔵されていました。四隅のボタンはショートカットで便利といえば便利ですがカスタマイズ(機能入れ替え)は出来なかったのが残念。↓

リフレッシュレートは60Hzですが、操作時の体感としてはやや滑らかさに欠けるな、という印象を受けました。いろんなメーカーでアニメーションが違うのでそう感じたのかも?でもディスプレイはちゃんと60Hzです。

▼明るさは十分でしたが明るさの自動調節に非対応なのはネックですね。基本的に明るくしてたんだけど、寝る前とか暗い場所においてはかなり眩しく感じてしまいその点はツラかった。↓

左はAmazfit Balance(自動輝度調節対応)、右がActiveで自動調節のAボタンがない

このモデルは各種機能を詰め込みまくってるし、価格も2万円ほどするハイエンドモデルゆえ対応してほしいかったのが本音。

文字盤デザインが充実。常時表示も対応してた

▼文字盤はデフォルトで5種類。アプリストア経由で様々なデザインや自前の写真も文字盤デザインとしてブチ込めます。↓

被写体を自動認識して文字盤をちょこっと隠せるポートレート文字盤にも対応。筆者好みな秒針表示スタイルのものも多かったです。

▼ただZeppアプリの難点として、自前の画像で文字盤を作るときに参照する選択肢がどっちも「写真」ってのはいい加減修正して欲しいところではある‥↓

上は「写真を撮って背景にする」 、下は「フォルダから画像を読み込む」という挙動

常時表示に対応しているのは良いですねAmazfitを皮切りに最近は常時表示に対応するモデルが増えてますね。腕を傾けんでも時刻がひと目でわかりますし、筆者からするとこの機能ってもはや外せんレベルです。デザインも豊富。↓

文句なしの運動測定機能。健康管理機能も充実

▼Amazfit Active、数えてみたところ運動測定の対応種類は127種類とかなり豊富。実際に測定する場合、カテゴリから選ぶタイプなので該当するメニューを絞って選びやすいのも良かったっすね(`・ω・´)。↓

まさかのeスポーツ対応。これって運動扱いになるのだろうか。ちなみに測定では消費カロリー、心拍数、ストレスが計測されていました。↓

▼自動検出も対応。こちらはウォーキング、ランニングはもちろんサイクリングやローイングマシンなどにも対応していました。↓

▼GPSも内蔵しておりその精度も申し分ないですね。アプリやリザルトからのルートの確認もできました。↓

▼また、運動をするのに必要な体力や精神力を可視化するレディネス機能や、Amazfit独自機能のZepp コーチ機能どちらも対応。運動した後、何時間休息すればいいか?ってのがわかりますし、コーチでは何日目はどれほど動くべきかも教えてくれます。↓

▼心拍数、血中酸素、睡眠にストレスのモニタリングも対応しておりいずれも常時測定可能と文句なし!個人的には睡眠の精度とグラフの見易さも良い。↓

▼ちなみに筆者の眠りは病的に浅いです。↓

スピーカー・マイク内蔵で電話やAlexaも対応してる

スピーカーとマイクを内蔵しているのもAmazfit Activeの魅力。個人的にはスマートウォッチって普段使いメインで使うことの多いのですが、そういう面においてはこれ搭載しているのって結構便利で良いな~って思いつつあります。

スピーカーは通知音(ピピピッって音で固定)を鳴らしたり内蔵ストレージに突っ込んだ音楽の再生、アシスタントの音声を鳴らす際に機能するようになっています。

音質はスマートウォッチとしては十分。安いミドルスマホ(モノラルスピーカー)と同じぐらいに思えます。これで音楽を聴く方がいるかはわからんですが。

▼単体での通話も対応、つまり通話の発信もできちゃうのが利点。最近は佐川とかヤマト運輸から荷物が来たときに電話が来ることが多いもんで、そういう簡易的な受け答えで重宝しとります。↓

▼AmazonのAlexaも対応。最近は買い出しが面倒になりつつある筆者にとってはAmazon頼みになることも増えてきましたが思った以上に使えます。「5キロの米を買い物かごに入れて」って言えば勝手に買い物かごにベストセラーのやつをねじ込んでくれる。良い!↓

各種アプリのインストール可能!特に電卓が便利

Amazfit ActiveってかAmazfitモデルに言えるんだけど、Zepp OS搭載スマートウォッチってサードパーティアプリを突っ込めるのも特徴だったりします。ちなみにGoogle Wear OSとは異なりPlay ストアではなく独自ストア。

▼アプリストアはミニゲーム系や運動支援、メモとかそういうアクセサリーが結構多かったし日本語に対応していないものは多いんですが、個人的に便利に使えたのは電卓っすね。↓

画面サイズやボタンのサイズは小さめなので押しやすいとは言えないものの、腕時計ゆえすぐ出せて簡易的な計算ができるってのは十分実用に値するしオススメっす。

通知のアプリは汎用アイコンが多かった

スマホに届いた通知をスマートウォッチ上で表示してくれるのが個人的に重要視してる点なんですが、Amazfit製品はそれにおいては結構優秀。

▼通知してくれるアプリに成約がなく、またメッセンジャー以外のアプリも個別にオンオフの設定を組めるほか、LINEやTwitter(X)など通知から返信可能なSNSであれば定型文や顔文字のクイック返信も対応。↓

▼ただメッセンジャー以外のアプリのアイコンは汎用のAPPアイコンとなっており、EメールやGoogle、リマインダーといったアプリは一緒くたになってるんで区別しにくいのはネック。↓

▼過去モデルのAmazfit GTR 4Amazfit Cheetahではこういう感じでアプリアイコンを拾ってくれてる優秀っぷりだったんですが、どうにもモデルによってこの対応有無は異なる模様ですね(´・ω・`)。↓

Bluetoothイヤホン接続で単体音楽視聴も対応。容量は小さい

▼Amazfit Active自身をウォークマン代わりとしても使うことが出来ます。スピーカーでの再生も可能ですが、Bluetoothイヤホンを直接接続すればそちらでの視聴も対応。↓

ただしいくつか制約もあり、利用可能な本体ストレージは250MBまでとかなり小さいことと、MP3拡張子しかサポートしていないという点に注意です。M4AとかOGGなど非対応。容量自体も小さいため、音楽ディスクディスク2枚分ほどが限度です。

あとBluetooth通信の宿命ゆえか転送速度もかなり時間はかかります。3分の曲だと2~3分ぐらい転送にかかる。しかもこの間はアプリの転送画面を閉じてはいかんらしい‥難儀。

とはいえ個人的にはランニングするとき、スマホいらずで音楽を聴けるっていうだけでも中々にアドだと思ってます。この機能に対応するモデルって案外少ないもんで‥

容量だけはもう少しどうにかしてほしかったですね。ランニング1回程度であれば曲数が少なくて良いんですが、飽きて他の曲と入れ替えたいときもあるしそのたびに毎回転送に時間を食われるって考えると‥う~ん気になる。

それゆえ、音楽に割く容量を求めるのであれば2GBと大容量を使えるAmazfit Cheetah(Pro)を選んだほうが良いでしょう。

電池持ちがかなり優秀

電池持ちは申し分なく良いってかこれまでのAmazfitモデルの中ではかなり良く感じました。

筆者の場合は常時表示オン、運動検知機能、常時測定というものを全部オンにしてなるべくヘビーに使って検証してたんですが、その場合1日で12~15%ほどしか消費していませんでした。無充電かつヘビーユースで6~7日ほど持つのはすごいわ。

ちなみに公称値では「通常使用で14日」「ヘビーユースで10日」「GPS連続では16時間」だそうです。筆者が触ってきた今までのモデルではたいてい4~5日ほどの電池持ちだったんで、それらと比較すると電池持ちは長くていい感じ。

▼充電は15分で12%のペースでした。充電の速さ自体は普通。50%ぐらいで充電しておくと良いかもしれんです。↓

Amazfit Activeをオススメできる人

Amazfit Activeはこんな人にオススメできるスマートウォッチです。

  • シンプルな見た目にこだわる場合
  • 機能が揃ったスマートウォッチが欲しい人
  • 充実の運動機能と装着感を両立したモデルが欲しい人

日本でめっちゃ売れてて好調なのか、最近は日本へAmazfitのスマートウォッチは数多く投入されていますね。

その中でもAmazfit Activeはトータルバランスを重視したモデル。運動・普段使い両方において十分使い込んでいける実力を持ち合わせています。

バランスタイプゆえ特化した部分はそれほどありませんがデザイン、装着感、機能性のどれをとっても非常に高いレベルでまとまっています。純粋にスペックと品質の良いスタンダードなモデルを求める方はAmazfit Activeを選んでおけば間違いないでしょう。

▼余談ですが、Amazfitさんが開催したヨガのイベントに行ってきました。良かったら是非チェックしてみて下さい!

Amazfitでヨガの体験イベントしてきたっていう話。「Amazfit Active」なる未発売モデルも触ってきた!

Amazfit Activeの購入先まとめ

■Amazfit Active■

初出時価格→21,900円(ミッドナイトブラック/ペタルピンク)
初出時価格→23,900円(ラベンダーパープル)

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■おすすめ保護フィルム■
▼Amazfit Activeの保護フィルムはPDA工房さんからリリース済み!様々なフィルムタイプがあるのでおすすめ!↓

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