Android One S6のレビュー!実機を使って気になった、気にいったポイントまとめ!
Android Oneってご存知ですか?その名の通りAndroidひとつに突き詰めてるっていうスタイルのGoogleのブランドでございます。日常使いに必要なスペックを抑えつつ、シンプルな初期アプリ数とサッパリしたインターフェースが魅力的。
今回は京セラ製であるAndroid One S6の実機レビューを柳生がお届け!国内ではワイモバイルより発売されている機種なので、購入を検討している方はぜひとも参考にしてみてくださいな!
目次をクリックすると各項目へ移動します
- Android One S6の詳細スペック表
- Android One S6の価格と購入先
- Android One S6の開封と付属品のレビュー!
- Android One S6のデザイン・外観のレビュー!
- Android One S6の性能・パフォーマンスレビュー!
- Android One S6の機能・仕様レビュー!
- Android One S6のカメラをレビュー!
- Android One S6のディスプレイをレビュー!かなり気になる点があった
- Android One S6のサウンド関連をレビュー
- Android One S6のバッテリーをレビュー
- Android One S6のレビューを終えての所感。やはりエントリー級性能だけど、優れた長所もある
Android One S6の詳細スペック表
製品情報 | |
---|---|
端末名 | Android One S6 |
型番/別名 | S6 |
発売年 | 2019年12月 |
発売地域 | 日本:ワイモバイル |
メーカー・ブランド | 京セラ |
備考 | 日本語対応 Googleサービス対応 |
対応バンド・周波数・ネットワーク | |
3G | 1/8 |
4G LTE | FDD-LTE : 1 / 2 / 3 / 4 / 8 / 28 TDD-LTE : 41 |
5G NR | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
SIMサイズ・スロット | Nano SIM×1+MicroSD |
ネットワーク関連備考 | シングルSIM |
本体仕様 | |
ディスプレイ | 5.84インチ TFT液晶 画面占有率は非公表 |
解像度 | 2,280×1080/FHD+ 画面比率19:9 |
画素密度 | 432ppi 高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ | 高さ153mm 横幅73mm 厚さ8.9mm(カメラの突起を除く) |
重さ | 151g |
本体色 | ブラック/ホワイト/ラベンダーブルー |
システム仕様 | |
OS | Android 10 |
CPU(SoC) | Mediatek Helio P35 / MT6765 |
AnTuTuベンチマーク | AnTuTu v7(参考):総合スコアは85000点、3Dスコアが13000点 |
メモリ/保存容量 | |
組み合わせ | メモリ3GB+容量32GB |
ストレージカード | MicroSD対応/最大512GB |
カメラ | |
背面カメラ | 16MP+8MP 特性:135°の広角カメラ搭載、背景ぼかし対応 AI:対応 手ぶれ補正:対応 |
インカメラ | 8MP |
カメラ備考 | 大きいカメラが広角で、小さいカメラがメインカメラの構成 |
機能仕様 | |
GPS | GPS |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:非公表 |
センサー | 指紋認証(背面)、加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス |
防水/防塵・タフネス等級 | IP68 MIL規格準拠 |
イヤホンジャック | あり |
NFC | NFC/FeliCa(おサイフケータイ対応) |
その他機能 | 赤外線センサー搭載(ガラケーからデータ転送可能) ワンセグ搭載(内蔵アンテナあり) Android One仕様 |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 3,050mAh |
充電 | 有線充電:対応 ワイヤレス充電:非対応 |
ポート | USB Type-C |
スペック表のソース | |
参照元 |
Android One S6の価格と購入先
Android One S6は全国にあるワイモバイルショップの他、オンラインストアでもお求め可能となっております!機種代金は定価が36,000円となっており、分割を組むことも可能です。
Android One S6の開封と付属品のレビュー!
外箱はAndroid Oneおなじみのデザイン!
▼まずは外箱チェック入りまーす。外箱の大きさは小型で、スマホ一台よりちょっと大きいかなってぐらいでコンパクト。正面はスマホのディスプレイ画面のプリント。今までのAndroid Oneシリーズおなじみの、一発で中身がわかるシンプルデザインとなっております!↓
付属品ほぼなし。せめて充電器は欲しかった!
▼Android One S6は廉価モデルということもあり、付属品はスタートガイドと注意書きの2点のみ!ちょっと寂しい構成。↓
個人的にはここは充電アダプターとケーブルのセットがついてほしかった!京セラはガラケーユーザーをターゲットにしている傾向にあったんで、「ガラケーから乗り換えた人が迷わずすぐ使えるように付属品入れてくれてるんじゃないかな?」と期待していたんだけどなァ。個人的にここは0点。
というわけで、パカパカ折りたたみタイプのケータイをお持ちの方!Android One S6の購入を検討している場合、Type-C(裏表のない端子の形)の充電器を別途でお求めくださいね!
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保護フィルムはPDA工房さんからリリース済み
▼保護フィルムはPDA工房さんからリリース済み!様々なフィルムタイプがリリースされています!ガルマックスのオススメは9Hシリーズ!↓
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Android One S6のデザイン・外観のレビュー!
京セラらしいシンプル&スタンダードなデザイン!
▼ご覧の通り、Android One S6の背面デザインは非常にシンプルなデサインとなっております!やや地味さは否めないんですが、逆に言えばクセが少なくどなたが使ってもなじみやすい、オールラウンダーなデザインになっているんす。そしてオーロラ反射が美しい。↓
カメラとフラッシュがヨコ並びに配置され、京セラのメーカーロゴもAndroid Oneのロゴも横向きに配置されており、なかなか統一感が感じられるデザインとなっております。ただし、ツルツルした素材(おそらくプラスチック)なので指紋が付きやすい。ここだけ注意っす。
▼ぐるっと撮影!左側はSIMスロットで、ピンのいらないタイプになっております。↓
▼上部はイヤホンジャックと赤外線センサー!赤外線センサーがデカいんで初見ではマジで電源キーと間違えてました。↓
▼右側には音量キーと電源キー。無印字でかなり無骨。はじめて使う人向けに、電源マークとプラスマイナスマークは入れてほしかった!↓
▼下部はスピーカー、Type-Cの充電口、右側はマイクとなっております。↓
▼そして端っこにはストラップホール!お気に入りのアクセサリーを下げたり首から下げたいときには必須。嬉しいポイントですね!↓
持ってみたらかなり軽くてイイ感じ!
▼Android One S6の重さは151gととても軽量!持ってみるとかなり違う!筆者の愛機Nokia 9 Pureviewは172gなんすけど、21gの差は結構デカい!↓
その一方で厚さ自体は8.9mmと厚いんで、ポケットの中に入れても存在感が感じられる絶妙なバランスっす。ここは高ポイント!
SIMスロットはシングル。MicroSDも入るぞ!
▼SIMスロットはツメで引き出せる便利なタイプ。いちいちSIMピンを用意する手間がないのがGood!あと向きを間違えないように表示書きがあって親切さを感じた。↓
Android One S6の性能・パフォーマンスレビュー!
Helio P35搭載。性能は高くないが普段使いではそこまで気にならない
Android One S6のスペックは全体的にエントリーモデル。要するに下っ端クラスっす。
…といっても、SNSやメールの送受信、電話といったシンプルな使い方ぐらいなら動かせるんで、スマホに多くをこだわらない方であれば十分チカラになってくれるスペック!速度はともかく。
各種ベンチマークを見てみよう!のお時間です
パフォーマンスの良さ、サクサクさを数値化するスマホのベンチマーク計測でございます。さー京セラのエントリーモデルはどこまで頑張れるかな?
Antutu Benchmark v8
▼Antutuのバージョン8で計測。バージョン7とはベンチマークが全体的に異なるので注意(v8のほうがスコアが高いです)!総合スコアは107,686点でした!↓
▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]
3DMark
▼3DMarkのOpenGLのスコアは440点でした!↓
GeekBench
▼GeekBenchではシングルスコアが167点で、マルチスコアが978点!↓
PCMark for Android
▼PCMark for Androidのスコアは5428点でした!↓
A1SD
▼A1SDでは、ストレージ読み込み速度が224.91MB/秒でした!書き込み速度は計測されませんでした…↓
Android One S6のゲーム性能をチェック!
で、肝心なゲーム性能もひととおり試してみました。エントリーモデルだと一番低い画質でもまともに動かせるか怪しいので、実際の挙動を詳しくお伝えすべく、ゲームプレイは動画で撮影しております。
PUBG Mobile
▼100人でのバトルロワイヤルFPSであるPUBG。初期画質は快適画質。設定では「標準」画質までしか選べません!フレームレートも「中」以上が選べませんでした。これは初めて見た。↓
▼これは実際にトレーニングで動きを試した動画。カクカク感はありますんで快適操作ではありませんが、モッサリさを気にしなければ良さそうす。↓
CoD:Mobile
▼こちらは人気FPSシリーズであるCoD(コールオブデューティー)。こちらも低画質のみ選択可能ですが、フレームレートは「高」まで選択可能でした!↓
▼ただ、実際の動きはPUBG同様にカクカク気味でモッサリっす。遊べるけど快適さはない!って感じ。↓
Asphalt 9
▼レースゲームで人気の高いAsphalt 9。自動で画質が調整されるんで、解像度はかなり下がります。とくに字がけっこうボヤボヤになってるのが気になった!↓
▼ゲームプレイは時折引っかかりを感じる。主にデータ読み込みあたりで引っかかってるみたいな挙動でした。↓
Hill Climb Racing 2
2Dゲームながらも物理演算とストレージの読み込み速度が重要なHill Climb Racing 2。
▼こちらも全体的にカクついてる感じ。2Dであっても、物理演算込だとカクつくのはツラいところ。あとサウンドの聞こえがおかしい(´・ω・`)これはスピーカーの問題かな?↓
Android One S6ゲームまとめ。全体的に厳しいので「こだわらない人」向けっす
というわけで、Android One S6のゲーム性能は「お察しください」級でした。
3Dゲームは画質を落としても結構カクカクしがちなんで、ゲームもしたいって方にはあまりオススメ出来ないっす。あくまで暇つぶしでパズルゲームするよ!って人向け!以上、ゲーム性能まとめでした。
Android One S6の機能・仕様レビュー!
純正AndroidOS。シンプル極まりない初期アプリ数
▼ホーム画面はこの1ページだけ。やはりAndroid Oneなのでとてもシンプルです。↓
▼初期アプリ一覧!プリインアプリは結構少なく、シンプルでGoodです!ただ、プリインアプリのアンインストールが不可なのはマイナスポイント。Y!Mobileのメールすら消せません(無効化は可能)。↓
Android 10なのでダークモード、スワイプジェスチャーが使用可能!
▼最新OSのAndroid 10搭載は嬉しいポイント。Android Oneシリーズならではっすね!設定画面からは目に優しくクールな「ダークモード」を使用できるようになってます。あとはノッチを隠せるオプションも使えます。なかなか柔軟に設定できるようになったのはGood。↓
▼またスワイプジェスチャーも使用可能!「左右の端からフリックすることで戻る」「画面下の端から上にスワイプでホーム」「画面下の端から上に引っ張り、途中で止めるとアプリ履歴」という操作になります。↓
ただAndroid One S6の場合、ジェスチャー式はオススメしにくいっす。筆者が操作すると反応鈍いせいでうまくジェスチャー操作出来ないんすよ。キビキビした操作にしたいなら従来の3ボタン式がオススメ。
ソフバン・ワイモバの他にドコモ回線も対応してたけど範囲が狭い!
Android One S6はワイモバイルより発売されているだけあってソフバン・ワイモバ回線にフル対応。
▼また、楽天モバイル(ドコモ回線)をSIMスロットに挿してAPNを合わせたところ、しっかり4Gキャッチ!電話もネットもOKでした!↓
でもドコモ回線、拾えるエリアが狭かった。
というのも、ドコモの場合は必須バンド非対応でプラチナバンド19に非対応だから。栄えてる都心部では電波を拾えても、ちょっと郊外に行くと3G表示になったり圏外になってしまうんで筆者の住んでる青森の郊外では少なくとも使い物にならんとです。
結論!都会ド真ん中から出なければドコモは使える!よく移動するならソフバン回線でないと使えない!
赤外線機能が利用可能。対応ガラケーなどのデータ引き継ぎができるゾ
▼端末上部のでかい赤外線センサーを用いてガラケーやスマホとのデータ転送が可能!大事な電話帳や写真をカンタンに移せるのが嬉しいもんです!でも筆者ガラケー持ってないもんで、残念ながら試すことはできませんでした。↓
指紋センサーの反応は微妙だった!アップデートで改善してくれんかな
▼Android One S6の背面には指紋センサーがあるんで、ポケットから出して手で持つときに自然に指が当たりやすい位置なんでなかなか使いやすい!速度を除いては。↓
指を当ててからロック解除まで1秒はかかるんで、ここは「ちょっとノンビリしてんなー」って印象。ですが個人的には指紋センサーの速さは重要視していないのでさほど気になりませんでした。指紋センサーの精度はしっかりしてます。
ただどうしても我慢ならん要素があるのが、「認識に失敗すると1秒ぐらい再読み込みしない点」なんすよ。
これ、ポケットから出す時にうまく指が当たらずに認識失敗になったとき、すぐ指を当ててもなんでか反応しないんすよね。1秒ぐらい指を離してからでないと、再読み込みできなくなるっていう謎現象に見舞われました。ここはどうにか改善してほしいポイント。
あって便利な通知ランプ搭載は嬉しい!
▼人によっては地味なポイントなんすけど、通知ランプ搭載は嬉しいポイント!画面オフ時でも通知の有無や充電状態が一発でわかるのはやはり便利だね!緑、オレンジと両方の計3色に光ります。↓
MicroSDカードを内部ストレージ化できた!
▼MicroSDカードを入れることで、内部ストレージか外部ストレージとして使うかを選択可能!内部ストレージ化することで、SDカードの追加容量を本体容量として拡張できるんで、アプリをたくさん入れたいって方に重宝しますよ!↓
ただし、内部ストレージ化したSDカードは他のデバイスで使えなくなる(フォーマットでデータ消去が必要になる)んで注意!
Android One S6のカメラをレビュー!
独特なカメラの外観!広角カメラが追加されているぞ!
Android One S6のカメラは16MP(メイン)+8MP(広角)のデュアルカメラ構成。これまでの京セラ機種では珍しくチカラ入れてきている構成。
▼実はこの大きいカメラ側はサブの超広角カメラになってるんす。で、メインカメラはというと隣のちいさなサブカメラっぽい見た目になってるんす!面白い見た目だね。↓
様々に調整ができるマニュアルモードも搭載!
▼Android One S6にはマニュアルモードが搭載されており、ISO感度やホワイトバランス、シャッタースピードといった調整ができるんす。自分好みのカメラ設定で固定したい方にオススメ!↓
AIカメラは非搭載なので注意!
最近のスマホに多い「被写体に応じて自動で色味を変えてくれるAIカメラ」は見当たりませんでした。
デフォルトの撮影モードは「おまかせ」って名前になっていますが、被写体に応じて色調が変わるってわけじゃなかったんで混同しないように注意っす。
Android One S6で実際に撮影してきた!
デュアルカメラを搭載したことでどこまでカメラ性能が上がっているかチェックしてみよう!様々なシーンでパシャってきました。
日中に撮影した写真
▼全体的に色合いを鮮やかにする傾向にあるらしく、SNSやインスタ向けな写真に向いてるって印象!安物カメラのようなチープさは感じない、なかなかいい写真写りです!↓
背景ぼかし(ポートレート)で撮影した写真
背景ボケで一眼レフっぽく仕立てられるポートレートモード!ちなみにこのモードで撮影すると、ボケなしの普通の写真も同時に保存されるんで、背景ボケの有無の確認に便利!
▼左が通常、右が背景ボケになっております。↓
1枚目は正確なボケ具合で非常にGood!ただし2枚目はボケの境界が曖昧になってるのがちょっと気になる。あと横のカンヅメもまばらにボケてます。状況によってはボケの正確さが変わるかもって印象でした。
食べ物を撮影した写真
▼地元の中華料理屋さんで酢豚を注文!美味しくいただきました。↓
▼実物よりも鮮やかな出来栄えになってます。別の機種で撮影するとこんな感じ。Android One S6で通して見ると赤っぽさが強くなっているんす。↓
▼フルーツ(半額値札シール付)を買って撮影。とても美味しそう!料理や果物の品質に関してはGoodです!↓
超広角で撮影した写真
▼超広角モードで撮影すると、比率が16:9に固定されてしまう模様。ってわけで通常撮影も12MP(16:9)に変更して比較してみました!左が通常、右が広角となっております。↓
このAndroid One S6、画角が135°までグイーンと広く撮影できるとのこと!ただ比率が16:9固定でしか撮れないんで、ぶっちゃけ横にはとても広い反面、縦に広く撮るのはちょっと厳しいかも。
比率はさておき、他のスマホの超広角カメラの画角は118°~124°がほとんどなので、画角に関して優れているのがGoodっす。
▼また、歪み補正機能も搭載!オンにすると画角はやや狭くなるんすけど、不自然さがなくせるんで嬉しいポイントっすね!左がオン、右がオフの広角撮影す。↓
ズームで撮影した写真
▼ズームするときに倍率が出ないから分かりづらかったのは若干ネックでした。左が等倍、右が2倍ズームです!↓
デジタルズームなクオリティですが、予想してたよりキレイな印象!思ったより望遠性能は良さげっす!
夜景を撮影した写真
▼夜景モードは非搭載でした!ただ、夜景撮影は結構頑張ってる印象。一枚目は微妙なんだけど、2枚目のローソンは中の様子も収められてて悪くない出来っす!白飛びするかなーと思ってたんで意外だった!↓
ビデオ撮影の手ブレ性能
▼動画撮影しながら路地裏を歩いてみました!設定欄には手ブレ補正の表記はあるけど、まるっきりブレてます。↓
しかも変に補正掛かってるらしく、なんか不自然な揺れになることあるんで人によっちゃ酔いそうになる。ビデオの手ブレ補正の性能はイイとは感じません。
クイックSNSって機能が非常に便利だった!
プレビュー画面で撮った写真をサッ!とSNSに投稿したいとき、ありますよね!
▼Android One S6は「クイックSNS共有機能」ってのがありまして、カメラ起動時にディスプレイをサッと上にスワイプするだけで他アプリに共有、投稿ができるんす。使うには、カメラ設定からあらかじめONにしておき、アプリを指定しましょう!↓
これ、めっちゃくちゃ便利!!
「写真の共有はプレビューからでもできるじゃん」ってお思いの方もいらっしゃるでしょうが、違うんスよ。わざわざ、
「①プレビューを開く」→「②共有ボタンをおす」→「③共有先アプリを選ぶ」→「④投稿する」
…っていう4つの手間が、クイックSNSなら
「①上にスワイプ」→「②投稿する」
という感じに工数を減らせてすごい快適なんすよね!わざわざプレビュー開いてちっちゃ~い共有ボタンに指を伸ばす面倒臭さがなくなったのはとてもデカい。
筆者の場合だとよくTwitterに写真ぶん投げるんですが、マジで快適。上にスワイプすればツイート投稿画面に写真が乗っかった状態になる。あとは文章いれてツイートを押すだけポンッ!これは感動だわ。
ちなみにツイッターアプリからも撮影してすぐ投稿できるんだけど、そこで文章入れると写真内に文字が出てくるんで場合によっては邪魔になるんすよね。あと純正カメラの機能使えないんで、そういう意味でもこの機能は非常に便利なんす。
カメラ性能まとめ!日中で風景を撮る用途で力になってくれる
Android One S6はエントリーモデルで、ぶっちゃけカメラもそこまで期待してなかったんすけど、日中と超広角と望遠性能に関しては予想以上のクオリティで驚いた!暗所はやっぱだめなんで使い所は限られがちですがエントリースマホにしては十分実力はあります。
個人的にカメラで一番気になったのは変に機能する手ブレ補正!動画次第では結構酔っちゃいそうな出来栄えになってしまうんで、いっそ設定からOFFにしたほうがマシかも。
ただクイックSNSという素晴らしい使い勝手の良さは、どこのフラグシップモデルでも見かけない、Android One S6の強みとして大きく評価したいところっすね!
京セラには是非ともカメラ品質も頑張ってほしい!!以上、カメラレビューでした。
Android One S6のディスプレイをレビュー!かなり気になる点があった
ディスプレイの表示品質は悪くない!
▼Android One S6の画面サイズは5.84インチ、解像度は2,280×1,080(フルHD+)でTFT液晶が用いられたディスプレイになっております。↓
▼で、ディスプレイ表示なんだけど、いい感じっす。最大輝度では日光下でも見やすいし、視野角が広いんでナナメからでも発色良く見えますよ!↓
ディスプレイは台形ノッチなんで、縦長に広くなってるんですけど、下部のベゼルがごん太なのが気になる(´・ω・`)けっこうもったいないなって印象。これ、丸ごと削るかホームキー(もしくは指紋センサー)を配置してほしかったなぁと思いました。
タッチの反応が遅い!ここはかなり気になったポイント
「ディスプレイの表示」に関しては文句なし。だけど、見逃せないスーパー欠点ポイントがおひとつ。それは「タッチ感度がべらぼうに鈍い」こと。もうね、「べらぼう」ってわざわざ付けたいぐらいに反応にぶくって、指の動きに対する反応がけっこう遅いんすよね。
▼動画で撮ったんでちょっと御覧ください。↓
結論、これはキツい。スペックデータだけではわからん所ってありますね。今後の参考にします。
Android One S6のサウンド関連をレビュー
品質はザ・チープ!こだわらない人向けな品質です
エントリースマホらしく、Android One S6のスピーカーはモノラル式で、音質は低音がスカスカでチープな感じ。っていっても高音はちゃんと聞こえるんで、音声通話のスピーカー用途に特化したような印象っす。
高音が聞こえるおかげで屋外でもある程度聞こえがいいんで、Radikoなどのアプリでラジオ代わりにするのも良さげかも。
Android One S6のバッテリーをレビュー
電池持ちも充電速度も平凡!ゆったり使いましょう
Android One S6はバッテリー容量が3050mAh。容量は平均的で特段電池持ちが良いってわけではないっす。ここはまあ予想通りでした。筆者は実際ライトに使ってましたが、1日でほぼ尽きる位っす。
正直、容量はもう少し欲しいかも。という印象でした。
▼スマホをそこそこ使う方はモバイルバッテリーは持ち歩いたほうが良さげ。ガルマックスおすすめのモバイルバッテリーは以下!↓
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Android One S6のレビューを終えての所感。やはりエントリー級性能だけど、優れた長所もある
Android One S6の長所と短所をまとめるとこんな感じ。
⭐⭐⭐気に入った!⭐⭐⭐
- 防水防塵、耐衝撃対応。ガラケーのような安心感!
- 軽量で持ちやすい
- 赤外線センサー搭載なので電話帳などのデータ移行がカンタン
- 広角カメラ搭載で、画角も広く撮影できる
- クイックSNS機能が便利すぎ!
⭐⭐⭐気になった…⭐⭐⭐
- 付属品が説明書以外なし
- 画面の反応がかなり鈍い
- 指紋読み込みに失敗すると再読み込みまで若干時間がかかる
- ゲーム性能が低い(2Dゲームも一部カクつく)
- スピーカー音質は良くない
って具合で、全体的にガラケーに寄った長所を持つのが特徴的。全体的なスピードは遅いんで、速度を気にしない、はじめてスマホを持つまったりユーザーさんにオススメできる一台と言えるでしょう。
個人的には画面の反応を改善してくれればサブ機としての運用もイケるって思うんで、京セラさんにはそこらへん期待しております。
以上、柳生式実機レビュー「Android One S6」編でした!
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