arp「AS01M 」のスペック詳細。メモリ3GB搭載のエントリースペックスマートフォン。
- スペック詳細
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モバイル通信関連のソフトウェア開発を主事業とする、キャセイ・トライテック(所在地:神奈川県)が新たな事業展開として立ち上げたモバイル端末ブランド「arp」
arpブランドからの第一弾として登場した、simフリースマートフォン「AS01M」の性能を早速確認してみましょう。
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最安値情報告知
NTTレゾナントでarp「AS01M」がOCNモバイルONEとの音声通話セットで本体価格11,800円という破格で販売されました。
- この価格だとエントリーモデルとして十分魅力的な内容となっています。まずはスペック詳細をご覧頂き、ご自身の使い方で問題なければ検討しましょう。
- 記事の最後に最安値で購入できるNTTレゾナントの販売ページ先へのリンクを残しておきますね!メモリ3GBも搭載して11,800円は魅力的ですよ!
目次をクリックすると各項目へ移動します
AS01Mの発売日・性能・価格・特徴。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android5.1 |
SoC | MediaTek (MT6735P) 1.0Ghz 4コア |
メモリ | 3GB |
保存容量 | 16GB MicroSDで 128GB迄増設可 |
液晶 | 5型HD液晶 1280x720 |
カメラ | 背面カメラ:800万画素 前面カメラ:200万画素 |
対応バンド | LTE 1/3/19/41 3G 1/8/19 GSM 850 /900/1800/1900 |
Simサイズ | MicroSIMx1 |
バッテリー | 2150mAh |
サイズ | 高さ:144mm 幅:72.5mm 厚さ:7.65mm 重量:130g |
カラー | ホワイト |
備考 | Wi-Fi 802.11b/g/n Bluetooth4.0 |
価格 | 22,800円 (税込24,624円) |
追記:現在、NTTレゾナントでarp「AS01M」が人気格安SIM「OCNモバイルONE」とのSIMセットで本体価格11,800円で購入可能!記事の最後にリンクを残しておきますね!
発売日は2016年2月15日
基本動作性能はエントリースペック。
SoCには、MediaTekのMT6735Pを搭載。1Ghzの4コアSoCで、エントリーモデルでは幅広く搭載されているSoCですが、性能は下っ端なので、高負荷な3Dゲームなどは苦手。
通話、LINEやメール、WEB閲覧など、比較的処理の軽い利用方法なら問題無いでしょう。
液晶は5型の1280×720(HD)を搭載、画素密度は293.721ppiで中々の高解像度。
エントリースペックでフルHD(1920×1080)ではなくHD(1280×720)を搭載している事は、性能バランス的にベスト。
特に、エントリースペックSoCでは処理性能が高くはないので、解像度が無駄に高いと描写処理で動作が鈍くなります。
エントリースペックでは、もう1つ解像度の低い液晶を搭載している製品もありますが、ドット感が凄い(荒い)ので、人の網膜で認識できなくなる画素密度300ppi前後が1つの目安です。
メモリ3GBは特筆すべきだが。
AS01Mで一番の特徴は、エントリースペックで初の大容量の3GBを搭載したこと。XperiaZ5等のハイエンド機と同じ搭載量です。
メモリは、多いに越したことはないので嬉しいポイントではありますが、1つ懸念を。
SoCがエントリースペックのため、SoCがボトルネックとなり、3GBの大容量を活かせるのか少し疑問です。
沢山のアプリを立ち上げて、アプリを渡り歩きながら利用する場合、確かに搭載メモリが多いほうが動作の鈍くなる頻度は下がります。
しかしながら、沢山のアプリを立ち上げて利用する場合は、SoCにもそれ相応の処理が発生するので、SoCの性能がボトルネックとなる処理落ちの結果、メモリ3GBの恩恵を感じることが出来ない可能性は否定できません。
ですが、現時点でエントリースペックの他製品よりも、スペック的には頭一つ飛び抜けているメモリ搭載量ですので、同等性能のSoCを搭載している端末と比べると、処理落ちしにくい端末です。
少しでも3GBメモリの恩恵を受ける状況であれば、エントリースペック製品で断トツ性能でしょう。
バンドはドコモとソフトバンクの電波に対応ですが注意点あり。
ドコモ回線の対応バンドは、全国区をカバーするバンド1、 東名阪の高速通信バンドの3、地下・郊外・山間部をカバーするプラチナバンドの19に対応したトリプルLTEに対応。ドコモ系回線網を利用した格安simで利用できる端末です。注意点として3Gのバンド6に対応していないので農山村地域などで3Gを用いた通話等は不向きです。
ソフトバンクのプラチナバンドにも対応していると記載していますが、ソフトバンクは2016年の1月末から、ソフトバンクのAndroid向けsimにIMEI制限してしまったので、simフリースマートフォンでソフトバンクのsimが使えなくなったと報告が挙がっています。
AS01Mはドコモ系の回線網を利用した格安simを使いましょう。
税込24,624円という価格への価値観をどこで見出すか。
格安スマホを検討する方は、コストパフォーマンスを重視という場合も多いことから、エントリースペックで税込24,624円という価格は、正直、厳しい価格帯で展開してきたなという印象。
同等性能のSoCを搭載している製品は、1万円~2万円以下が相場で、2万円近くになるとワンランク上のミドルスペック製品が手に届く。
ミドルスペックでは、不動の人気を誇るFREETELの「雅(1.3Ghz4コア、メモリ2GB、保存容量32GB、メインカメラ1300万画素、インカメラ500万画素、デュアルsim仕様)」が待ち構えており、ミドルスペックとなるとSoCを筆頭に、保存容量、カメラ性能がグッと上がる。
また、価格だけで見ても分が悪い。税込24,624円のAS01Mに対し、雅は2万以下で手に入ってしまう。
FREETEL SAMURAI MIYABI 雅 フリーテル (ブラック)
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コストパフォーマンスに打ち勝つには、AS01Mを所有する付加価値を探らなくてはいけない。
スペックで分かりやすく勝る部分はメモリの3GB。
その他で価値を見出すのであればデザイン等が気に入るかが購入動機に直結する部分です。
AS01Mのデザインはワンランク上の質感。
AS01Mの魅力は3GBメモリの他に、ワンランク上の外観が挙げられます。
どうしてもコストパフォーマンスを重視する端末は、外観がチープになりがちですが、AS01Mは最新端末に見劣りしない薄さと、アルミフレームなどを採用した外観が、エントリースペックでは見当たらない魅力の1つです。エントリースペックスマートフォンでは10mm程の厚さの製品も多いんです。
この点は他製品にはないコストを掛けた部分であり、AS01Mの魅力の1つです。
AS01Mは価値観を探る必要がある端末。コストパフォーマンスだけで考えると苦しい。
まず、第一にエントリースペックで税込24,624円という価格。
この価格帯は完全にミドルスペックの領域です。しかも超激戦区。
既に、2万以下でミドルスペックの帝王「雅(MIYABI)」が待ち構え、AS01Mに数千円足すと超大手富士通のおサイフ機能、防水防塵対応ミドルスペックsimフリースマートフォン「arrowsM02」が待ち構えています。
苦しい戦いになるのは目に見えていますが、エントリースペックで3GBメモリを搭載しているという点や、コストをかけた外観に価値を見出せる方は一度検討してみましょう。