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ZenPad3 8.0のスペック詳細。格安SIMを挿せてCAで高速通信!

ZenPad3 8.0

タブレットもガツンと性能向上していますね。

ASUSが発表した「ZenPad3 8.0」はWi-Fi専用端末と違い、格安SIMなどを挿してタブレット単体で通信が可能なSIMスロット搭載モデル。機能、価格的にも非常に良く纏まっているのでタブレット購入を検討している方は要チェック端末。

それでは早速スペックを確認してみよう。

ZenPad3 8.0は映像重視のタブレット!CA対応で快適通信!

タブレット最近使っているんですけど良いですよ。私のはZenPad3 8.0よりも少し大きい10型タブレットですけど、You Tube、Amazonビデオ、電子書籍などはやっぱりスマホを使うよりも快適。タブレットなら個人的には7型以上がおすすめ。電子書籍を読むにはこれくらいのサイズ感がピッタリ。

ZenPad3 8.0の価格と発売日。

発売日は2016年9月16日。価格は店頭予想で36,800円(税別)。スタンドにもなる専用保護カバー「Zen Clutch(税別3,980円)」も発売を予定していますが、こちらは何故か10月下旬の発売予定。いや、そこは同時発売じゃないとダメでしょ。と、ツッコみたくなりますね。

ZenPad3 8.0の専用ケースZen Clutchは何故か10月下旬発売

ZenPad3 8.0の性能

項目スペック
OSAndroid6.0.1
SoCSnapdragon650
1.8Ghz
6コア
メモリ4GB
保存容量32GB

MicroSDで
128GB迄増設可能
液晶7.9型QXGA
(2048×1536)
IPS
カメラ背面:800
前面:200
対応バンドLTE
1/3/5/7/8/19/20
26/28/38/41

3G
1/5/6/8

キャリアアグリゲーション
CA_1-5/CA_1-8/CA_1-18/CA_1-19
CA_1-20/CA_1-26/CA_3-5/CA_3-8
CA_3-19/CA_3-20/CA_3-28/CA_5-7
CA_7-8/CA_7-20/CA_7-28/CA_3A-3A
CA_3C-3C/CA_7A-7A/CA_7C-7C
CA_38C-38C/CA_41A-41A/CA_41C-41C
SimサイズMicroSIM×1
バッテリー4,680mAh
サイズ・重量縦205.4mm
横136.4mm
厚さ7.57mm
重量320g
カラーブラック
備考Wi-Fi
IEEE802.11a/b/g/n/ac
(2.4GHz/5GHz)

Bluetooth
4.1

テザリング/通話可能

センサー
GPS(GLONASSサポート)、加速度センサ
光センサ、電子コンパス、磁気センサ
近接センサ、ジャイロセンサ

端子
USB Type-C

基本動作性能はミドルハイスペック。SoCにはQualcommのSnapdragon650を搭載。Snapdragon650は新世代SoCでミドルスペック帯ながらも、その性能はNexus5xに搭載されているSnapdragon808を上回る性能です。

画面サイズは7.9型で画面解像度はなんと2040×1536のフルHD超え。画素密度は324.051ppiとなっており大画面タブレットながらドットが認識出来ない程に高精細。

メモリは大容量の4GBを搭載しており、保存容量は32GBで通常使用では問題ない範囲ですがMicroSDで最大128GB迄拡張可能。

バッテリー容量は4,680mAhで最長11時間の連続駆動を実現。充電端子には最新のUSB Type-Cを備えており裏表を気にせずケーブルを挿せます。また、USB機器を接続して利用できるOTG機能にもしっかり対応。様々なUSB周辺機器を挿して利用できる仕様となってます。

一点、SnapdragonのGPUはAdreno510となっていますが、これはSnapdragon808と比較すると少々性能が劣ります。つまり、トータル性能はSnapdragon808よりも上回っていますが、グラフィックス機能は劣っているので激重3Dゲームは苦手。

対応電波はドコモ、ソフトバンク(ワイモバイル)に合致。

ZenPad3 8.0ではMicroSIMを差し込んでタブレット単体でデータ通信が可能ですが、実は音声通話も大丈夫。万が一メインのスマホがぶっ壊れてもSIMさえ挿し替えてしまえば通話出来る仕様です。

ドコモ回線の対応電波。

まずドコモのLTEでは主要バンドの1、東名阪の高速通信バンド3、地下や郊外などの繋がりやすさを左右するプラチナバンドの19、2015年末からサービス開始となったバンド28に対応しており重要なバンドは全てクリア。

3Gに関しても主要バンド3に加え農村地区や地方をカバーするFOMAプラスエリアにもしっかり対応しているので、LTEが掴めない地域でも安心です。

ドコモ回線の格安SIMを使ってみたいならDTI SIMが3GBのデータ容量を半年間0円で利用できるキャンペーンを打ち出しているので利用してみましょう。

ソフトバンク(ワイモバイル)の対応電波。

ソフトバンクとワイモバイルは現在全く同じ回線を共有しており、LTEに関しては主要バンド1、プラチナバンド8に対応。またTD-LTEの高速通信バンド41にも対応しています。

3Gに関してもLTEと同じく主要バンドの1と補助バンド8に対応しているので安心。

ソフトバンク系の格安SIMはワイモバイルで1GB/1,000円で登場したのでワイモバイル回線を試してみたい方は以下の記事もどうぞ。

2つの電波を同時に掴んで超高速通信が可能。

今まではスマホでも電波を1つしか掴めない仕様が主流でしたが、現在は2つの電波を掴んで高速通信が可能なキャリアアグリゲーション技術を利用できる端末が増えていますが、ZenPad3 8.0でも2つの電波を掴んで超高速通信が可能。

キャリアアグリゲーションでは単純に電波毎の通信速度を足す計算で速度が向上します。例えばAの電波が50Mbps、Bの電波が50MbpsでAとBの電波を同時に掴んだ場合通信速度は100Mbps出ます。

主な対応キャリアアグリゲーションは

CA_1-5/CA_1-8/CA_1-18/CA_1-19/CA_1-20/CA_1-26/CA_3-5/CA_3-8/CA_3-19/CA_3-20/CA_3-28/CA_5-7/CA_7-8/CA_7-20/CA_7-28/CA_3A-3A/CA_3C-3C/CA_7A-7A/CA_7C-7C/CA_38C-38C/CA_41A-41A/CA_41C-41C

ドコモの主要バンドではCA_1-19/CA_3-19/CA_3-28ソフトバンク(ワイモバイル)ではCA_1-8/に対応。これらの対応バンドを組み合わせた場合、通信速度は向上、2つの電波を掴んでいるので途切れにくく、また、混雑時に1つの電波しか掴んでいない場合は空いているバンドを掴んで混雑時の通信速度低下も避ける事が可能で快適性能も今までのタブレットよりも向上。

液晶の駆動エンジンと音にこだわっている。

ASUSでは液晶自体にひかりの乱反射を低減する「VisualMaster」というテクノロジーを搭載。また動画に特化したチラツキを低減する「ASUS Tru2Life+」も搭載しており、全面的に映像に拘った仕様となっています。

また、映画館の様な音響を再現できるDTS Headphone:X™に対応しているのでライブハウスに居るような臨場感を体験出来るサウンド機能を搭載しています。

ただ、音、映像、カメラに関して気になる方は実機をしっかり触ってから検討しましょう。こればっかりは卓上では分かりません。

ZenPad3 8.0が予算的にきついな。と感じる方は以下の端末も要チェック。

少し価格が高いな。という方は性能は約半分でCAなしですがMediaPad T2 7.0 Proという端末もチェックしてみましょう。こっちの端末もSIMを挿して利用できるモデルで主要なバンドにしっかり対応してます。価格は執筆時点で24,352円で7月に発売された比較的新しい端末です。

タブレット単体でデータ通信出来る事に魅力を感じるならZenPad3 8.0は要チェック端末。

データ通信可能ということで電波関係を中心に書いてきましたが、しっかり対応したバンド、キャリアアグリゲーションが利用できる仕様等、タブレット単体でデータ通信して利用したい層にZenPad3 8.0はドンピシャなタブレットです。

性能的にも刷新されたSnapdragon600シリーズを搭載しているのでトータル性能的にはかなり高性能。特に映像関係にはかなり拘っているので、You Tubeや映画見放題などの利用頻度が高い方は相性ピッタリ。長距離移動でもロングライフなバッテリーで暇つぶしにも最適なタブレットです。

ASUSのニュースリリースと仕様表を残しておきますね!気になる方は隅々までチェック!

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