DBPOWER 4K 620Cのレビュー!画質、電池持ち、手ブレを検証!
- レビュー
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どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。
DBPOWERさんの4K撮影に対応したアクションカメラ「DBPOWER 620C」の実機を弄くれる機会を頂きました。感謝御礼!
とにかく付属品の内容が充実しまくりで、「初めてのアクションカメラを探している」って方にオススメしたい製品です。
それでは、DBPOWER 620Cの実機レビューをどうぞ!
目次をクリックすると各項目へ移動します
DBPOWER 620Cの良いところ、イマイチなところ
[良かった]
- 日本語に対応している
- アクセサリーが充実しているので余計な出費がない
- 予備のバッテリーも付属
- 自撮り棒もついてる
- GoProサイズなので、GoProに対応している汎用品のスタビライザーなどが利用できる
- 値下がりしているので安い
[イマイチ]
- 4Kを謳うがFPSは25FPSなので滑らかな映像の撮影は苦手
- バッテリーの充電は本体経由での充電(充電台は付属していない)
- 手ぶれ補正が無い
[ポイント]
僕がレビューを書いてきたアクションカメラの中では付属品が非常に充実している部類の製品です。パッケージ購入だけで持ち運びポーチやら、予備バッテリーやらアレコレ付属しているので、初めてのアクションカメラにピッタリ。
仕様的にはよくある”安価なアクションカメラ”で、4K24FPSであったり、手ブレ補正が無いなど価格相応な部分はありますが、FHDまでなら60FPSの滑らかな映像を撮影出来るので、高価なアクションカメラを購入する前に試してみたい方にもオススメです。
DBPOWER 620Cの価格
執筆時点の通常価格は7,390円ですが、販売店さんからガルマックス読者さん向けの割引クーポンを頂いているので是非ご活用下さい!割引クーポン適応で1,000円OFF!
DBPOWER 620Cのスペック
スペック表
DBPOWER 620Cを開封!付属品をチェック!
▼購入するとCoolな箱に入って届きます。↓
▼外箱の背面を確認すると、ばっちり日本語も含まれていました。DBPOWERさんはガチで日本市場を意識しているようで嬉しい!やっぱり日本語対応のパッケージって安心感が高いです!↓
全てを詰め込めるハードケース付き
▼箱をパカリと開けるとボックスが出てきました。↓
▼これ、持ち運び用の専用ハードケース。持ち手も付いているので扱いやすい。↓
▼このハードケースの中にDBPOWER 620C本体以外のアクセサリーも全て詰め込まれています。↓
安心の日本語説明書付き
▼日本語のみが記載されている取扱説明書が付属しているので、利用方法が分からないという海外製品あるあるも回避出来ます。↓
▼また、DBPOWER 620Cをより活用するための”便利なヒント集”も付属。購入したら一読してみましょう!↓
取り付けられない場所は無い?!沢山の取付用アタッチメントが付属。
▼取付用のアタッチメントを全部出してみました。車載、三脚、バイクのハンドルなど、様々な箇所に取り付けられるアタッチメントが付属しています。↓
▼沢山のアタッチメントが付属していますが、取扱説明書には写真付きでアタッチメントの組み合わせが記載されているのでご心配なく。↓
まさかの自撮り棒が入っていた
▼自撮り棒が同梱されているアクションカメラは初めて!三脚アタッチメントを利用する事で持ち手代わりに使えるのでGood!↓
なんだこれ?!答えは「遠隔操作用リモコン」です
▼DBPOWER 620Cには遠隔で写真や動画を撮影するためのリモコンが付属!↓
▼腕時計型で使えるのでバイクなどにDBPOWER 620Cを取り付ける場合に便利に使えそう。↓
バッテリーは安心の予備付き
▼バッテリーは本体の中に入っているもの以外にスペアが同梱されてましたよ!↓
▼バッテリー容量は1本1050mAhで僕の持っているアクションカメラの中ではそこそこ容量が大きいです!↓
予備バッテリーは通常別売りなのでかなり嬉しいポイントですね!
防水ケースが付属!
▼防水ケースは水中でもボタン操作可能なタイプが同梱されています!↓
小雨ならオッケー!音が拾える防水バックパネルが付属!
▼これ、防水ケースのバックパネルかと思ってましたが・・・↓
▼両サイドにスリットが入ってる!↓
DBPOWER 620C自体は防水ではないので小雨やバイク・自転車に取り付けた場合の急な雨での破損が心配。。。
そんな時は防水ケースのバックパネルをスリットタイプに取り替える事で、少々の小雨や急な雨でも本体を守ってくれる役割を果たしてくれます。しかも、スリット付きなので音もバッチリ拾えます!
各種取付補助用品や充電用ケーブルも付属!
▼その他の付属品ですが、様々な箇所に設置した際の取付互助用品も入ってます。あとレンズ拭きとかも付属しているのでお手入れもバッチリ!↓
僕は端末のお手入れに以下を愛用してます!速乾性で携帯電話でも使えると記載されているので安心!個別包装で持ち運び出来る!メガネ拭きなので傷つかない!と、かなりGoodなアイテム。
メガネクリーナふきふき 眼鏡拭きシート(個包装タイプ) 40包
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▼それと、バッテリーを充電するためのMicroUSBケーブルも付属してます!僕の家には数百本あるので紛失したら言って下さい!あげます!↓
付属品は超充実しています!が、これだけは購入したほうが良い!と言えるアイテムを紹介!
付属品に関しては凄く充実している部類です!これだけの付属品が揃っているので、初めてのアクションカメラとしてもオススメ!
しか~し、僕の経験上、ディスプレイの保護フィルムは買っておいた方が良いです。というのも、DBPOWER 620Cのディスプレイはスマホの様な硬いガラスではなく、あっさりキズのついてしまうプラ製だからです。
特にアクションカメラはポーンとカメラやポケットに放り込みがちですが、そんな事していたらアッという間にキズだらけ。
長期的に大切に利用するためにも保護フィルムはゲットしておきましょう。
マイナーな機種だから保護フィルムなんか無いって?記事を書く前にDBPOWER 620Cの実機で保護フィルムをPDA工房さんに作ってもらいましたよ!専用設計保護フィルムバンザイ!
是非、DBPOWER 620Cを購入の際は合わせてお買い求め下さい!多くのフィルムタイプから選択可能です!
DBPOWER 620Cの外観をチェック!
プラスチック感がプンプンするチープな外観!
▼外観に関しては妥協しましょう!チープ感全開の外観ですが安いので良しとしましょう!↓
大きく押しやすいボタン類
▼前面には大きめの電源ボタンとレンズが備わってます。(25FPSしか対応してないけど)4K対応も大きく訴求!↓
▼本体右側面にはカーソル移動のボタンキー。サイドのボタンはWi-Fiモード切り替えキーなど、複数の機能が割り当てられてます!↓
▼本体上部にはシャッター&録画開始/停止ボタンが備わってます!このボタンは決定ボタンも兼ねてます!ボタンの横には動画撮影中など端末状態を視覚的に確認できるインジケーター!↓
むき出しの端子類は逆に使いやすい
▼左側面はMicroSDスロット、充電用のMicroUSB、映像出力用のMiniHDMI端子が備わっています。本体自体が防水仕様では無いため、キャップ無し!↓
各種端子を差し込んだりMicroSDを抜き挿しするなど、頻繁に利用する部分なのでキャップなしは扱いやすくてGood!
ディスプレイはタッチパネルじゃないので画角、設定、撮影ファイルの確認用!
▼安価なモデルなのでディスプレイはタッチパネルでは無く表示機能のみ!ガラスでは無くプラ製で傷つきやすいので取扱い注意!↓
という訳で、各種設定はボタン操作となります!
バッテリーボックスの蓋の耐久性だけが心配
▼安価なモデルはほとんどこのタイプ。爪を引っ掛けて取り外すタイプの蓋です。↓
これまで同じタイプで破損した経験は無いのですが、頻繁にバッテリーを出し入れしたり、プラスチックの劣化などで爪を引っ掛ける部分がパッキリ逝かないかと少々不安なところ。
DBPOWER 620Cを使ってみた使用レビュー!
さてさて、それでは早速DBPOWER 620Cを使ってみた実機使用レビューを開始しましょうか!
本体は日本語に対応!様々な言語も利用できます!
▼言語はバッチリ日本語に対応!日本語だと端末設定も分かりやすくてGoodですね!↓
▼そして、非常に多くの言語が入ってます。これなら外国人のお友達へプレゼント出来ますね!↓
長時間録画OK!充電しながら撮影出来るよ!
スペアバッテリーが付属していても、長時間の撮影でバッテリーの入れ替えは面倒。特に車載してドライブ動画を撮影する場合はバッテリー入れ替えは避けたいところですよね~。
▼試した結果、DBPOWER 620Cは充電しながら撮影が可能です!↓
しかも写真の通り、モバイルバッテリー接続でも充電しながら撮影が可能!これなら自転車に小さなモバイルバッテリーを取り付けての長時間撮影も対応出来ます!
ドラレコ代わりにも利用できる機能が備わっているが・・・
▼機能の中にはループ録画という機能が備わってました。↓
▼ループ録画はオフ以外に10分が選択出来ます。↓
という訳で動画ファイルを10分区切りで保存して、MicroSDの容量が満タンになると一番古いファイルを消してループ録画できるって機能です。これはGoodな機能。
▼そして、日本の東西で異なる50Hzと60Hzにも対応。↓
こちらはLED信号の点滅(LEDは点灯しているようで高速点滅してる)と同調してしまい、動画で信号機が消灯状態で記録されてしまうのを防ぐ為の機能です。これもドラレコ機能として備わっているのでGood。
しか~し、一番重要なGセンサーは備わってません。Gセンサーは衝突を検知するセンサーで、衝突を検知した時に撮影しているファイルを上書きされない様に保護する重要なフラグ立てを担っているセンサーです。
つまりですね、DBPOWER 620CはGセンサーが無いので、衝突した瞬間の映像ファイルは容量がいっぱいになって消される順番が回ってきた時に消えます。アクションカメラにドラレコ機能まで求めるのは酷なのでオマケ程度と考えておきましょう!
撮影出来る解像度と撮影可能時間の目安
▼解像度とフレームレートは以下の通り↓
- 720P/120FPS
- 720P/60FPS
- 1080P/60FPS
- 1080P/30FPS
- 2.7K/30FPS
- 4K/25FPS
32GBのMicroSDが合ったので代替の撮影可能時間は以下
- 720P/120FPSが2時間20分
- 720P/60FPSが4時間15分
- 1080P/60FPSが3時間
- 1080P/30FPSが3時間45分
- 2.7K/30FPSが1時間10分
- 4K/25FPSがが1時間10分
32GBの容量があればある程度の長時間撮影は可能なので最低でも32GBのMicroSDは用意したほうが良いですね!
▼以下は僕が使っているMicroSD!セールとかで価格変動しちゃいますが、執筆時点だと1500円位です!↓
売り上げランキング: 6
Wi-Fiモードで離れた場所から操作!定点撮影時にオススメ!
DBPOWER 620Cは嬉しいWi-Fiモード付き!取扱説明書に記載されいている専用アプリをスマホやタブレットにインストールするだけで、簡単にWi-Fi経由でDBPOWER 620Cを操作出来ちゃいます!
▼離れた場所でもこんな感じに、スマホ画面から撮影映像やバッテリー残量等を確認できます!勿論、撮影開始/停止なんかの操作もバッチリ!↓
例えば、屋外にモバイルバッテリーを接続したDBPOWER 620Cを設置して4Kの高解像度で星の動きを撮影する。な~んて時に、室内から撮影状態などが出来るので便利!
MicroSDのフォーマットは絶対にDBPOWER 620C本体で行いましょう。。僕はやらかしました
MicroSDを突っ込むガジェットは大体が「端末でフォーマットして下さい」と注意書きされてます。DBPOWER 620Cも例外ではなくちゃーんと注意書きがあります。
でも、僕は面倒くさがり屋なので、パソコンでチョチョイのチョイとフォーマットしてから撮影したのですが・・・撮影後にファイルが破損してPCで再生できないという失態を犯しました。
改めて端末にMicroSDを挿入してフォーマットしたところ、正常に記録出来るように。要するに横着しないほうが良いってことです(´・ω・`)
バッテリーだけで充電出来る充電台は欲しかったー!
スペアバッテリーも付属して長時間撮影もなんのその。でも、バッテリーのみで充電出来る充電台が付属していない!
付属していないのは仕方ない。バッテリーを充電する時はDBPOWER 620Cにバッテリーを突っ込んで端末経由で充電しましょう。
バッテリーが2本同時に充電できる充電台があれば使い勝手も非常に良かったので、新しいモデルには是非、バッテリーのみで充電できる充電台を付属品として同梱願います!
DBPOWER 620Cで写真を撮影!
▼DBPOWER 620Cで写真を撮影してみました!超広角レンズを搭載しているので湾曲した写真ですが、アクションカメラではこれが普通!超広角ならではの広範囲な撮影が楽しめるのでパシャパシャ撮影してみましょう!↓
DBPOWER 620Cで動画を撮影!手ぶれ補正は電子式でも良いので欲しかったところ
画質的には十分満足出来たのですが、やはりHDCool HCN5000位の手ぶれ補正は欲しかったところですね~。手ぶれ補正は非対応ですが付属品が充実しているので、映像をみて許容範囲かどうかチェックしてみて下さい!
▼以下はFHD/60FPSで撮影した映像↓
▼以下は4K/25FPSで撮影した映像↓
高解像度は滑らかさの必要が無い撮影向き
DBPOWER 620Cは高解像度な4Kで撮影できるポテンシャルを秘めているのですが、ネックになるのがフレームレート(FPS)。
動画って、パラパラ漫画と同じ原理で静止画を寄せ集めて動画にするので、30FPSなら1秒間に30枚の画像、60FPSなら1秒間に60枚の画像を使っての動画となります。30枚より60枚の方が滑らかに映像が動くってわけです。
一般的に30FPSが普通(テレビ位の滑らかさ)で60FPSはかなり滑らか、120FPSはもうヌルンヌルン。
しかしながら、4K解像度は25FPSなので滑らかさに欠けてしまいます。この事から、動きの激しい映像を撮影には向いていませんが、星を長時間撮影してゆっくりとした動きを捉える様な使い方が合ってます。
4K対応とデカデカと書いてますが、安価なモデルなので不得意な部分が有ることも知っておきましょう!
電池は結構消費が激しい!スペアバッテリーが付属していて良かった!
バッテリー持ちですが、1本で僕の場合は45分~1時間位の撮影でバッテリーが0に!持ち歩いて撮影するならスペアバッテリーを絶対に持っていったほうが良いです!
バッテリーが2本あれば充電できない状況でも1時間半~2時間程は撮影出来るので、それなりに単体で長時間撮影出来ますよ!
DBPOWER 620Cまとめ
とにかく付属品が充実!豪華!でしたね!
高価格なモデルは基本的にアクセサリー類は別売りで、各種アタッチメントやスペアバッテリーまで揃えると、それだけで5,000円から8,000円位はしちゃいます。
DBPOWER 620CはMicroSD以外一通り揃っているので、初めてアクションカメラにチャレンジしたい方向けですね!趣味としてアクションカメラ撮影を楽しもうかと考えているなら安価で始められて、アクションカメラの撮影技術も習得出来るので是非検討してみて下さいね!
販売店さんからガルマックス読者さん向けの割引クーポンを頂いているので是非ご活用下さい!執筆時点の通常価格は7,390円ですが割引クーポン適応で1,000円OFF!
▼ガルマックスでは多くのアクションカメラ実機レビューを書いているのでアナタにピッタリなアクションカメラを探して下さいね!↓