DC30のレビュー。PD対応USB-C用のUSB、HDMI、SDスロット拡張ハブ!
- レビュー
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どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。
最近のノートパソコンは薄型化の代償として”拡張性”が失われていますよね。USB-AやHDMI、SDスロットなんかも省かれ気味、モノによってはUSB Type-Cが1つしか備わっておらず、充電と拡張が兼用なんて製品も珍しくありません。
この問題を解決するために最近は”PD対応”のUSBハブが出回り始めました。簡単に説明するとUSBハブを経由して給電も同時に行えるUSBハブです。
僕は欲張りなんで、USBの拡張だけでなく、SDスロットや外部ディスプレイを利用するためのHDMIまで拡張したかったので探してみたのですが、価格は8千円~1万円と高価なモノばかり。。。
流石にハブにそれだけのお金は出せないので諦めかけていたのですが、ガルマックスで何度も取り上げているdodocoolで拡張性の高いPD対応USB Type-C用ハブ「DC30」が売っていたので速攻購入。
価格は約4,000円と安価でありながら、これ1つでUSB 3.0が3つ、HDMIが1つ、SDスロット、MicroSDスロットを拡張しつつノートパソコンも同時に充電出来るというスグレモノです。
しばらく使ってみたのでレビューを書きたいと思います。
目次をクリックすると各項目へ移動します
DC30の総合評価。
[良かった]
- 拡張しながら充電も出来るのでUSB Type-Cが1つしか備わっていないノートパソコンに最適
- 他社製品よりも安価
- 安価ながら、USBだけで無く、HDMIの外部出力、SDカードまで利用できて拡張性が高い
- 接続側のUSB Type-Cがケーブル型なので、隣接する他端子も利用できる
- ノートパソコンをデスクトップスタイルで利用する場合もケーブル一本で利用スタイルを切り替える事が出来る
[イマイチ]
- 備わっているUSB Type-Cのケーブルが太いので設置場所の自由度が低い
[総合評価]
とにかくDC30が1つあれば一般的に利用頻度の高いUSB 3.0、HDMI、SD(MicroSD)の拡張が出来ちゃいます。
僕はGPD Pocketという小型PCを利用していますが、DC30に外付けキーボード、マウス、外付けHDD、外部ディスプレイを接続しているので、ケーブル1本接続するだけで小型パソコンがデスクトップスタイルで利用できるようになりました。
同時に充電まで出来てしまうので、長時間作業もバッテリー残量を気にせず使えるのもGoodです。DC30は価格も安いですし拡張性も非常に高いので、購入して良かったと思える製品でした。
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DC30の外観をチェック!
▼同梱物は本体以外に説明書のみ。説明書は複数の言語が記載されており日本語でも記載ありです。↓
コンパクトで質感の良い本体。
▼実はdodocoolのUSBハブはもう一つ持っており、上がDC30、下がUSB 3.0×4とHDMI×1が搭載されたPD非対応のDC31Sという製品です。DC30はサイズも変わらずPDに対応してカードリーダーまで備わっており非常に拡張性が高いです。最初からDC30買っとけば良かった。。。↓
表面はサラリとした手触りの金属パーツに覆われており、指紋も目立たないので普段使いにも気兼ねなく利用できて良いですね。
ギッシリ詰まった拡張端子。
▼本体の側面にはMicroSDスロット、SDスロット、USB 3.0が2つ。↓
▼特に良かったのは、デジカメで利用しているSDカードスロット、スマホで利用しているMicroSDカードスロットがそれぞれ独立して備わっていること。スマホから取り出したMicroSDもそのまま挿し込んで利用できます。
▼反対側の側面には充電用のUSB Type-C×1、HDMI×1、USB 3.0×1が備わっています。HDMI端子は小型なminiHDMIでは無く通常サイズのHDMI端子が備わっています。↓
▼これだけ拡張しながらもノートパソコンにはUSB Type-Cケーブル1本接続するだけです。↓
PD対応。充電もUSBハブ経由で行える。
▼これがDC30のセールスポイント。ハブには充電用のUSB Type-Cが備わっているので、ノートパソコンの充電器をDC30にブスっと差し込むめばハブを利用しながらも同時に充電できます。↓
DC30を実際に使ってみた。ケーブル一本でこれだけ拡張出来ます。
早速手持ちの超小型PCのGPD Pocketをデスクトップスタイルで利用する為にDC30で拡張してみました。
USBハブの接続用USB Type-Cがケーブル型なので隣接する他の端子も使える。
PD対応のUSBハブでは以下のようなUSBハブからUSB Type-Cの端子がニョキっと出ている製品もあります。このタイプは本体に装着したら周辺の端子や排熱スリットが塞がってしまうので却下しました。
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▼DC30はケーブルタイプなので、隣接する他の端子も利用できます。↓
但し、ケーブルが太いので取り回しの自由度が低く、ケーブルタイプなので本体に接続した時の一体感は皆無です。
僕はノートパソコンをデスクトップスタイルで利用する為にこんな感じで拡張しています。
▼DC30には、本体充電用のケーブル、外付けHDD、外付けキーボード、外部映像出力用のHDMI、無線マウスの受信機を接続。また、僕はデジカメでブログ用の写真を撮影しているので、SDカードスロットも頻繁に利用しています。↓
▼前述しましたが、ケーブルが太いので取り回しの自由度は低いです。こんな感じで設置場所がほぼ固定化されてしまいます。↓
▼小型ノートパソコンにDC30を接続するだけで速攻デスクトップスタイルで利用できるようになりました。ノートパソコンを持ち出すときもケーブル一本抜くだけでオッケー。コレは超便利です。↓
DC30を利用する時に注意したいこと。
実はDC30を使い始めた時に充電機能が正常に動作しない事態に陥りましたが、原因が分かったのでシェアしときます。
僕の持っているGPD Pocketはモバイルバッテリーなどからでも充電できるパソコンだったので、DC30に備わっている充電用端子にはUSB汎用充電器から電源供給していたのですが、上手く充電出来ず、USB機器の接続も途切れるなど不安定な挙動に。
この挙動はUSBハブを単体で利用している時には発生せず、USB汎用充電器から電源供給を行った時だけ発生しました。
困ったなぁ。と、切り分けしていたのですが、DC30に接続する充電器をノートパソコンに付属している充電器に変更したところ問題は解消しました。恐らく電力不足だったのでしょう。
というわけで、DC30に接続する充電器はノートパソコンに付属している充電器を利用しましょう。
まとめ。
如何でしたでしょうか?
USBだけを拡張出来るPD充電器は数多くリリースされていますが、USB機器だけでなく、カードスロットや外部映像出力なども備わっているので、僕のようにノートパソコンを自宅ではデスクトップスタイルで利用したい!という方にピッタリのUSBハブです。
ケーブルタイプなので隣接するヘッドホン端子や排熱スロットに被る事も無いですし、様々なノートパソコンで利用できる形状もGoodでしたよね。
これからはUSB Type-Cで充電と拡張を併用するような拡張性の貧弱なノートパソコンが主流になるので、USB Type-Cが備わっているノートパソコンを利用している方は拡張性の高いdodocoolの「DC30」を検討してみては如何でしょうか。
購入はAmazonから簡単に購入できるので是非どうぞ
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