Xiaomi 14T Series 1100x150

Galaxy A22 5G SC-56Bのレビュー!実機を使って気にいった・気になったポイントと評価まとめ!

Galaxy A22 5G SC-56Bをお借りしましたので実機を使って気にいった・気になったポイントをレビューでお届けします!

Galaxy A22 5G SC-56Bの発売時期と価格!

Galaxy A22 5G SC-56Bはドコモから発売されるGalaxyのエントリーモデル「Galaxy A20シリーズ」の3代目にあたるスマホとなります!価格は22,000円!

購入先や割引情報(あれば)は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい!

Galaxy A22 5G SC-56Bの詳細スペック!

クリックしてスペック表を表示

Galaxy A22 5G SC-56Bのスペックまとめ

Galaxy A22 5G SC-56Bの付属品・同梱物のレビュー

  1. 本体
  2. SIMピン
  3. クイックスタートガイド

付属品はキャリアモデルゆえケチ…じゃなくて最低限。充電器もケーブルも無いので別途調達が必要です。非キャリアモデルや海外モデルなら付いていることを考えると、せめてケーブルの1本はつけて欲しいなーとは思いますね(´・ω・`)。

▼その他、画面と背面、側面にはキズがつかないための簡易フィルムが貼ってありました。↓

また、Galaxy A22 5G SC-56BのSIMトレイを引き出すためのSIMピンも付属しています。小さいのでなくさないように注意!

オススメのアクセサリー

▼Galaxy A22 5G SC-56Bの保護フィルムはPDA工房さんからリリース済み!様々なフィルムタイプがあるのでおすすめ!↓

Galaxy A22 5G SC-56Bのデザイン・外観のレビュー

▼外観デザインはGalaxy A20からA21のときは外観が同じでしたが、A22ではデザインがフルチェンジされております!パッと見、ザ・スマホといえる超ウルトラシンプルさが今ではむしろ珍しい。

なんだかこの雰囲気、一昔前のモデルのAQUOS Sense2やiPhone 7を彷彿とするデザインですね。廉価モデルながら、かなり気に入っています(*σ・ω・。)σ。

▼サイズ感は片手の場合はやや大きめですが、十分使い込めるちょいどいい大きさ!ただ、手が小さければ両手操作は必要になってくるでしょう。重さも166gと軽めなのもGood!↓

▼Galaxy A22 5G SC-56Bで注目点なのはこのカメラ!イマドキではかなり珍しいシングル独立タイプの見た目で超すっきりしててむしろ好き!デュアル風な見た目だけど実はシングルとかいう見た目よりも正直ですし好感が持てます(`・ω・´)。↓

▼さらにこのカメラ、出っ張りがほとんどありません!完全フラットというわけではないですが厚みが1ミリも無く極めて出っ張りは薄いため、机においてもほとんどグラつかないんですよね。これは素晴らしすぎる!↓

▼ボタン・ポート類の配置は以下の通り!端子部分の周辺は丸められているように加工されておりなめらかになっているのもGood!廉価版ながらここの作り込みも怠らないのはさすがだぜ。↓

Galaxy A22 5G SC-56Bの性能・パフォーマンスのレビュー

Galaxy A22 5G SC-56BのSoCはDimensity 700です!端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう!

Galaxy A22 5G SC-56Bの実機ベンチマーク結果

▼Galaxy A22 5G SC-56Bの実機でAnTuTu(Ver9)を測定しました!総合スコアは287,592点、GPUスコアは57,120点です!↓

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!↓

▼ストレージ速度は読み込みが896.8MB/s、書き込みが378.3MB/sでした!↓

Galaxy A22 5G SC-56Bの普段使いの動作をチェック

結構びっくりしたのが、思った以上に安定して動くんですよね。

今までのGalaxy A20(とA21)ってエントリースペックのSoC(Exynos 7884B)でマジにサブ機とか連絡向けとかそういう最低限スペックだったのが、いきなりDimensity 700という、中々良いスペックのチップを突っ込んでおります。

それ故に処理速度はベンチマーク基準で倍以上にアップしており、スリープからの立ち上がり、アプリの起動速度、切り替え、反応速度といった点はかなり良くなってます!普段使いにおいては安定して動く!

あくまで「安定して動く」というもので、ハイエンドみたくサクサク快適に動くというわけではありません。つっかかりはなくフリーズもないというものなのでハイエンドのように動くみたいな期待は禁物ですね。でもこれで十分だなって思えます。

Galaxy A22 5G SC-56Bのゲーム動作をチェック

▼PUBG:Mobileでの画質・フレーム設定は以下の通り。↓

▼新タイプのNew Stateでは以下の通りでした!↓

ゲーム性能はお世辞にも高いとは言えません。2D系のゲームであればストレスなく動くんだけど、PUBGやAsphalt 9とかヘヴィな3Dゲームはカクつくこともままあり快適さとはオサラバレベル(´・ω・`)。Dimensityなんでもうすこししっかり動くかなーとは期待してたんだけどなぁ。惜しいぜ。

Galaxy A22 5G SC-56Bの機能・仕様のレビュー

以下はGalaxy A22 5G SC-56Bの主な機能・仕様です。

通知ランプ
指紋認証
顔認証
ツインアプリ
(デュアルアプリ)
✕:SNS(Twitterで確認)
○:メッセンジャー(LINEで確認)
✕:ゲーム(PUBGで確認)
PCモード
戻るボタン入れ替え ○:デフォルトは右
ジェスチャー操作 ○:従来式に加えてスワイプアップが使える
クイックランチャー ○:エッジパネル
ゲームモード ○:パフォーマンスが上がるタイプではない
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
✕:外部ストレージのみ使える
備考

One UI 3.1搭載。扱いやすいしエッジパネルも便利!

▼Galaxy A22 5G SC-56BのOSはSAMSUNG独自OS「One UI 3.1」!従来のAndroidOSをカスタマイズしたものとなっており、見た目、音が異なり、使いやすさもグンとアップしているのが魅力!例えば設定やSAMSUNGアプリなどは下部に寄せてくれる配置なので片手でも指が届きやすい親切設計なんす。↓

▼またサイドからスワイプすることでアプリショートカットを開くエッジパネルも便利!さらにワンタップで分割状態で起動もできるという優等生っぷりなので「WEBやSNS見ながら動画を楽しむ」なんてマルチな使い方もやりやすい!↓

ちなみにYouTubeはPremium会員でなければPIP(バックグラウンドで小さく動画を再生できる)機能が使えないんですが、この分割表示であれば他のアプリを動かしたまま動画を見られるのでオススメですよ(`・ω・´)!

その他、LINE、Facebookは異なるアカウントを1台で使えるデュアルメッセンジャーも使えるので、特にLINEは2つアカウントを持っている場合に有用です。ただし、独自機能のBixBy Routineは非対応でした。スペックの都合かな?

顔認証のみで指紋認証非対応

A20シリーズ恒例の部分。Galaxy A22 5G SC-56Bには指紋センサーがありません。よく指紋センサーを使ってた筆者にとってはかなり不便に感じました。ただ、安価かつエントリーモデルの立ち位置なのでご愛嬌…と割り切れます。

▼顔認証には対応しておりこれでロックを解除することは出来ますが、認証にかかる時間1秒超えがほとんどなのでスムーズさには欠ける印象です。処理性能は高めなのでもう少し早いかなとは期待していたんだがなぁ。↓

おサイフケータイ、イヤホンジャック、MicroSD対応がGood

▼安価なエントリーモデルですがおサイフケータイに対応しているのは非常にGood!お財布代わりにかざして決済できるし、改札も通れて実に便利!かざす部分が左寄りなので慣れはいりますが耐えられます。↓

▼さらにイヤホンジャック、MicroSDスロットがあるのもイイ!最近ではどんどん削られている部分ですが、Galaxy A22 5G SC-56Bはどちらも完備!筆者の持ってる256GBのSDカードも使えていました。↓

ただイヤホンジャックは上部ではなく下部に配置してくれればもっと良かったなあと思うんす。基本スマホってポケットに頭から入れるので、イヤホンを繋いだままだとそのままポケットの内側にぶつかってしまうんすよ。

そのせいでケーブルが若干短くなるし、L字型でない場合はケーブルが曲がって寿命を縮めやすくなってしまうんですよね。なので、イヤホンを繋いだままの際は下部から入れるように心がける必要がありました。

Galaxy A22 5G SC-56Bのディスプレイ・画面のレビュー

画面 1,560×720/液晶
DRMコンテンツ Widevine:L1
Amazonプライムビデオ:HD(高画質)で再生を確認
Netflix:FHD画質で再生を確認
高リフレッシュレート
外部映像出力 ワイヤレス出力:○
HDMIポートへの出力:✕
ディスプレイポートへの出力:✕

ディスプレイの外観やスペックは先代モデルのGalaxy A20(A21)と変わらない印象です。見た目も同じだし、解像度もHDクラスで液晶、高リフレッシュレートも非対応とエントリーらしさを感じます。

さらにタッチ入力速度も若干鈍く遅延がある感じ。普段使いだったら問題はないんですが、ゲームにおいてはかなり気になりました。ゲームするようなモデルではないので仕方ないんだけどね(´・ω・`)。

▼その一方で、Netflixやプライムビデオといった映画等の著作権コンテンツ(DRM)が高画質で見られるのは利点。解像度自体はHD+クラスで高くはありませんが、SD画質で見るよりはキレイに感じます!↓

Galaxy A22 5G SC-56Bのサウンド・スピーカーのレビュー

スピーカー モノラル
イコライザー ○:Dolby Atmos(イヤホン接続時のみ)
Bluetoothコーデック SBC、AAC、LDAC、apt-X、Scalable Codec
※開発者オプションで確認

Galaxy A22 5G SC-56Bはモノラルスピーカーで音質もエントリー相応。イヤホンジャックはあるので、動画や音楽を本格的に楽しむなら活用すべきですね(`・ω・´)。

またイヤホン接続中はDolby Atmosによるエフェクトにも対応していますし、耳の聴こえ具合によって音質を調節してくれるAdapt Soundも使えるのはナイスな部分です!基本的にはイヤホンを使うのが吉ですね。

Galaxy A22 5G SC-56Bのカメラ・写真・動画のレビュー

構成・画素数 1,300万画素(メイン)
撮影モード ビデオ、写真、食事モード、、ポートレート、ナイトモード、プロ(マニュアル)、ハイパーラプス(タイムラプス)、パノラマ
ズーム デジタル。2倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチ操作で最大10倍まで対応
シャッター音の消音 不可
マニュアルの設定幅 ISO:100〜800、WB:2300〜10000、SS:調整不可、露出:-2〜+2
動画解像度 1080P/30FPS、720P/30FPS
手ブレ補正

Galaxy A22 5G SC-56Bで撮影した写真

▼日中写真!撮って出しのものとしては結構キレイです!パリっとした色合いで細かさも感じられ、リアルな色合いがGood。エントリーモデルもここまでになるとはいい時代になったもんだ(`・ω・´)。↓

HDRにも対応しており、空の青色もくすみがなく、さらにアパートも日陰で暗めになっているシーンですが、その部分も明るく、かつノイズもなくキレイに写せています。↓

▼ただしノイズが無いわけではなく、黒い部分はちょっとノイジーになってます。その他、背景のベージュの家の外壁も若干赤っぽくなっており、色の調節が甘い部分も見受けられます。が、パッと見ではそれほど気になりませんし、このクラスのスマホとしては全然イイ品質!↓

超広角および望遠カメラは無いですが、ワンタップで2倍ズームに一発切り替えできるのは便利!2倍なら粗さも感じにくく扱いやすいです(`・ω・´)画質も悪くありません。左が通常、右が2倍ズーム。↓

AIにも対応しているので食べ物や空、植物といった被写体を見栄え良く最適化してくれます。食べ物と認識した場合は暖色味が強くなります!黒ごまソースのカツ丼が美味しそうに撮れている!↓

▼ナイトモードにも対応していますが、かなりノイジーになってしまう!ただ、エントリースマホなのでノイズは仕方ないともいえますし、むしろメチャクチャ奮闘していると思う。光源部分も白飛びせずしっかり写っています。↓

▼周りに照明が無くかなり暗くなっている部分でも、写真ではしっかり形になっているのも凄い。明かりがあまりない土手の草木の部分も緑色が出ているしエントリースマホの中ではかなりいい仕上がり。ノイジーさに目を瞑ればですが…↓

ノイズさえなければハイエンドモデルにも負けないぐらい良いんじゃね?って思う!左がGalaxy A22 5G SC-56B、右はハイエンドのGalaxy S20 FE。少なくとも明るさは同じぐらいですし、色もしっかり出ています!なんだろう、ものすごく可能性感じるなこれ。

ただ、ナイトモードは気難しい部分もあり、暗い場所でも照明など明るい部分がフォーカス部分にあるとナイトモード撮影ではなく通常撮影となってしまうこともありました。他のスマホではしっかりナイトモードとして撮影してくれるんだけどなぁ。

▼ポートレートも対応していますが、残念ながら物撮り不可。顔認識しないと背景をぼかしてくれない仕様でした。ただ銭形警部ではダメだったけど、しぶりんなら顔認識してくれた。買ってよかった。↓

肝心の切り分け精度はまずまず。パッと見では悪くは有りませんが、髪の部分がぼやけておりうまく切り分けられていない印象です。↓

自撮りもポートレート撮影に対応していますが、こちらは切り分け精度が良好!うまく髪の毛と背景をクッキリ分けられています!画質も良く自撮り品質はイイカンジ!↓

Galaxy A22 5G SC-56Bで撮影した動画

▼動画性能ですが、手ブレ補正に対応しているものの微妙な印象です。手ブレはそこそこ抑えられていますが、フォーカスが非常に不安定で落ち着きがなく、ちょくちょくボケたりしています。

Galaxy A22 5G SC-56Bの電池・バッテリー持ちのレビュー

バッテリー容量 4,000mAh
ワイヤレス充電

バッテリーの持ちは文句なし!

解像度が低く高リフレッシュレートも非対応ですが、それゆえに消費電力も控えめ。さらに容量が多く4,000mAhも確保されており、バッテリー持ちに関しては文句なし!普段使い用途となる端末なのでゲームや動画をメインとしなければ1日は持ちます。

一方で、充電は急速充電非対応(10Wまで)。30分で大体25%ほど充電されるペースなのでお世辞にも早くはなく、寝る前に充電など余裕をもって電源につないでおきたいところです!

追記:ユーザー様より、「設定→バッテリーとデバイスケア→バッテリー→その他のバッテリー設定→急速充電」から急速充電設定ができるとご連絡頂きましたので追記してご報告します。

Galaxy A22 5G SC-56Bのメリット・デメリットと評価まとめ

実際にGalaxy A22 5G SC-56Bを使ってみて分かったメリットやデメリットは以下の通り!

メリット・良かった点

  • スッキリした外観で手頃なサイズ感
  • カメラの出っ張りがほぼ無くガタつかない
  • イヤホンジャック、MicroSDスロットを搭載しおサイフケータイも対応
  • カメラはエントリーにしては悪くない
  • 2.2万円というリーズナブルな価格

デメリット・注意点

  • 指紋センサー、超広角カメラがない
  • おサイフケータイの位置が左寄りで慣れが要る
  • イヤホンジャックが上なのでイヤホン挿したままポケットに入れる際は注意
  • タッチの反応は鈍さを感じる
  • ポートレートの切り分けと動画撮影性能は微妙
  • 夜景撮影はノイジーになる

何度も書いていますが、立ち位置的には下っ端のエントリークラス。でもその中においてはおすすめ度の高いモデルです!

特に、SoCがミドルレンジでも上位クラスのDimensity 700を採用しているのは大きいですね。全体的にストレスなく動きますし、取り回しの良さと昼のカメラの品質も良かった!

今までのGalaxy A21だと最低限でサブ機とか連絡用としてのものでしたが、今回のGalaxy A22 5G SC-56Bはゲームやハイエンドばりの快適さを求めなければ、メインとしても使える良スマホですぞ!

ただし過信は禁物。逆に言えば「Dimensity以外の部分はエントリースマホそのまんま」ともいえます。高クオリティなものがほしければ、これより上位のモデルを買うべきです。

ただ何より国内発売モデルで定価22,000円という安さもあり「他のエントリースマホを買うんならこのGalaxy A22 5Gでいいじゃない」とオススメしたいレベル!

…ですが、Galaxy A22 5G SC-56Bはキャリアモデルしかないため、販路が限られますしバンドも絞られてるというネックは痛いなぁ。ほんとSAMSUNGさんは非キャリアの公開市場モデルを出すべきですよ(´・ω・`)もったいねー!!!

Galaxy A22 5G SC-56Bの割引情報・購入先まとめ

■通信キャリア(MNO)■

ページトップへ