Galaxy S10/S10+ってどんなスマホ?特徴を中心に紹介!
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2019年3月、Galaxyのフラッグシップモデル「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」が発売となりました。ガルマックスも海外モデルですが端末を入手して検証を行ってます。
性能のベンチマークスコアや検証結果は別記事で詳しい実機レビューでお伝えするとして、本記事では「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」の特徴や進化したポイントなどを中心に紹介します。
↓詳しい検証結果などを掲載している実機レビューも公開しました。↓
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ソフトウェアよりもハードウェアの進化が楽しい端末
GalaxyのソフトウェアはAndroidがベースとなっている&旧モデルでもしっかりアップデートを重ねてくれるので、ソフトウェアに関して大きなインパクトはありませんでした。(バッチリ煮詰められているので使い心地はいいです。)
個人的に期待していたGalaxyに搭載されているアシスタント機能の「Bixby」が日本でも対応することを願っていたのですが、現時点で「お住いの国では利用できません。」と相変わらずの未対応状態が続いているのは残念なポイントでした。
一方、ハードウェアは(旧モデルを利用していた方からすると)大きく進化しています。
Snapdragon 855を搭載して性能がグッと向上した
「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」はフラッグシップモデルで処理性能を左右するチップにハイエンドグレードを搭載するモデル。車で言えばスーパーカーみたいなものです。
日本ではSnapdragonシリーズを搭載するモデルが流通する予定なのですが、このチップにSnapdragon 855という最新モデルが採用されてます。ちなみに「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」は同じチップを搭載しているので、どちらを選んでも性能が変わらないのが嬉しいポイントですね。
細かい話は置いといて、現状、最高性能のSnapdragon 855を搭載しているので、あらゆるシーンで軽快な動作を実現。しかしながら、既に前モデルのSnapdragon 845でさえも”オーバースペック”と言われているので、ぶっちゃけ性能向上を体感できるか?と言われると、現時点ではベンチマークのスコア向上くらいしか分かりません。
しかしながら、今後登場するであろうハイグレードなコンテンツも端末性能を気にせず利用できるは頼もしい限りです。
パンチホールディスプレイを搭載した
見た目で大きく変わるのがディスプレイ形状。Galaxyのフラッグシップモデルでは一世風靡となったノッチディスプレイを採用せずにスクエアなディスプレイの採用を続けてきましたが、遂に大きな変化が起こりました。
▼それがパンチホールディスプレイ。ディスプレイ上にインカメラ用の穴を開けることで最大級のディスプレイサイズを備えました。↓
▼手元に前モデルのGalaxy S9+があったので並べてみました。こんな感じに筐体サイズは大きく変わりませんが、ディスプレイ形状が大きくなっている事が分かります。↓
▼ちなみにですが、インカメラは「Galaxy S10」がシングル、「Galaxy S10+」がデュアルカメラを備えてます。↓
パンチホールディスプレイを採用したことによる認証方法の変更があった
Galaxy S9シリーズでは虹彩認証を備えてましたが、パンチホールディスプレイを採用することで虹彩認証用のセンサーを備えるスペースがなくなり、一般的なインカメラを利用する顔認証に機能変更となっています。
セキュリティ的には虹彩認証が上ですが、ロック解除速度などは圧倒的に「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」の顔認証が早いです。
指紋認証がディスプレイ内蔵型になった
これも大きな変更点で最新のディスプレイ内蔵型指紋認証センサーを搭載しています。
▼「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」はどちらも画面内に指紋認証センサーを搭載。精度も高く認証率もなかなかのものです。↓
画面に指紋認証センサーを搭載することで背面もスッキリしたデザインとなりました。(トリプルカメラを搭載しているのでごちゃごちゃしてますが、これに指紋センサーが加わるともっとごちゃごちゃします。)
以前は背面指紋センサーだったので指紋センサーの位置が変わることで使い勝手は少々変わりそうですが、直ぐになれます。
トリプルカメラを搭載した
個人的に最も進化を感じられた部分がカメラです。
前モデルのGalaxy S9+はデュアルカメラ、Galaxy S9に関してはフラッグシップモデルでありながら当時主流となっていたデュアルカメラではなくシングルカメラを搭載してたんです。
前モデルはF値の可変システムを採用したことが話題となりましたが、「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」も前モデルの特徴を継承しながら新たな進化を遂げました。
▼「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」はF値可変システムを継承しながら新たなカメラが増えてトリプルカメラ仕様に。↓
「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」のカメラは、それぞれが機能を分担する「機能拡張型」となっているので、撮影シーンにおいて大きな変化をもたらします。
写真は美しく画質をチューニングしてくれる
世間ではAIカメラと言われてまして、AI(人工知能)が写真の撮影シーンや状況を判断して最適な画質に美しくチューニングしてくれる機能が流行っています。
Galaxy S9シリーズも発売当初こそ機能は非搭載でしたが、アップデートにより同様の「シーン別に最適化」機能が備わりました。もちちろん、「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」では発売時点で利用が可能となってます。
実際に「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」の実機で撮影を行ってますが、他社に負けない美しくて華やかな写真がバンバン撮影出来るので、そのままSNSにアップしても映える様な写真が撮影可能でビックリしました。
▼これは「Galaxy S10」で撮影した写真。シーン別に最適化をオンにすると見た目よりも華やか・鮮やかな写真に仕上げてくれます。そうそう、「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」はシーン別に最適化の機能を画面上から簡単にオン・オフ出来るんで、見た目に忠実な写真を撮影したいって要望にも応えてくれますよ。↓
グッと被写体を近づけて撮影出来る
これは前モデルのGalaxy S9+では採用されていたんですが、シングルカメラを搭載していたGalaxy S9からすると機能が拡張された部分です。
▼ディスプレイ上に表示されている倍率変更ボタンをタップするだけで、被写体をグッと近づけて撮影出来る望遠撮影に対応。デジタルズームではなく光学ズームなので画質劣化もなく美しさを保ちながらズーム撮影が可能です。↓
動物園での撮影やペットの撮影、少し被写体が遠くて近づきたい場合など非常に重宝する撮影機能となってます。
0.5倍の超広角撮影に対応した
これは前モデルのGalaxy S9/S9+では非搭載だった機能。「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」では、3つ目のカメラに”超広角カメラ”を搭載してます。
超広角撮影は広い範囲を撮影出来るモードで、大きな建造物や風景写真の撮影、集合写真などに重宝する撮影モード。
▼立ち位置を変えずに撮影。一枚目が通常カメラで二枚目が超広角撮影です。これだけ広範囲の撮影ができるって凄い。※記事公開時に1枚目の写真が2倍ズーム写真となっていました。修正してお詫び申し上げます。↓
超広角撮影は前述通り大きな建造物を撮影したり、広大な風景を撮影したり、集合写真を撮影したりする時に役立つのですが、僕は”室内撮影”でも凄く便利に使ってます。
▼例えば、飲食店でテーブルの上に乗った料理を一発で撮影したいだとか、通常の画角ではやや扱いにくいシーンでも超広角なら簡単に対応出来ます。ちょっとイメージしにくいんでオフィスで写真を撮影してみました。こんな感じに室内でも窮屈にならず撮影出来るのは楽しいです。↓
「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」の特徴まとめ
「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」の実機を触って以前のシリーズからの進化を感じられるポイントは・・・
- 先進的なパンチホールディスプレイによる大画面化
- 画面内蔵指紋センサー
- トリプルカメラ搭載による多彩な撮影対応
こんなところでした。
フラッグシップモデルの中でも世界的に圧倒的なシェアを持つSamsung製なので粗を探すほうが難しいです。(ただ、Bixbyだけはなんとかしてほしいよね)
最近は安価な端末が増えて人気を博しており、僕も低価格ながらもハイエンドモデルに迫るパフォーマンスのミドルレンジ帯も好きですが、あれこれ性能やスペックの事を考えなくても良いのがフラッグシップモデルの良いところです。デザインも性能もカメラ画質も全てにおいて高い満足度を得られるのは間違いないでしょう。
特にGalaxy S7やGalaxy S8シリーズを利用されている方は「Galaxy S10」や「Galaxy S10+」に乗り換えるとハードウェアの変化をより一層楽しむことが出来るので、次もGalaxyにしよう!と考えている方にもオススメしたい端末です。
更に詳しいレビューは後に公開するので、気になる方はTwitter・Facebookで記事公開時に通知が真っ先に飛びますのでフォロー宜しくお願いいたします。
↓詳しい検証結果などを掲載している実機レビューも公開しました。↓
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