Galaxy Z Fold 2のレビュー!スマホとタブレットの奇跡の融合でエンタメ面でバッチリ!

これはモスラですか?いいえ、スマートフォンです。

今回はSAMSUNGのフラッグシップ折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 2 5G」の実機を手に入れましたのでレビューしていきますよ!横折りスマホの二代目となるハイエンド・フラッグシップモデルの実力と使い勝手は一体どんな感じなのか!ライター柳生がお伝えします!

目次をクリックすると各項目へ移動します

Galaxy Z Fold 2 5Gの良かった点とイマイチだった点

良かった点

・大画面+有機EL+120Hz表示で満足度の高いディスプレイ

・アプリのマルチ起動が出来るのはもちろん、マルチ起動のショートカットも設定できる

・大型カバー画面搭載、スマホのように使えるので片手操作性も向上

タブレットと遜色ない、高いスピーカー品質

・自立するのでセカンドモニターや三脚無しでの撮影など、独自のことができる

イマイチだった点

・防水防塵非対応。外側にも画面があるため落とした時などで破損リスクが高い

・イヤホンジャック、MicroSD非対応

・メインディスプレイのパンチホールの存在

・純正以外のランチャーアプリとの相性は良くない

Galaxy Z Fold 2 5Gの詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。

Galaxy Z Fold2のスペックまとめ!オープン時7.6インチの折り畳みスマホ

Galaxy Z Fold 2 5Gの外観チェック!

今回のGalaxy Z Fold 2 5Gカラーはブラックとなります!

▼閉じた状態で使えるカバー画面。超長ぇええ!カバー画面の比率は25:9という圧倒的比率ゆえに、超スリムな印象を受けるんす。細いので片手でも持ちやすいのがいいね!厚みもあるので、思っていたよりも手に馴染む!ステキ。↓

メインディスプレイはもはやタブレット。先代のGalaxy Foldとは大きく形状が異なり、デカい大型ノッチからパンチホールに進化。画面占有率が格段に高まっており、迫力は段違いにアップ!↓

で、折りたたみスマホの宿命でもある折り目の素材。反射していると目立ちますが、なにか表示していると全然素材感を感じません。さわっても違和感は殆ど無いっす。普段使いではまず気になることはありませんぞ!

▼前にレビューしたGalaxy Note20 Ultra 5G同様に光沢と反射がツヤツヤ光る、高級感を感じさせる深い黒色が美しい!この深みがありまくりな引き締まったクールな外観、松崎しげるよりも黒いです!ただし指紋と皮脂は付きまくる。↓

▼側面部はツヤツヤ…ではなく、鉄板をそのままカットしたようなサラサラな質感になっております!ここらへんはGalaxy Note20 5Gに通じるものを感じますね。造形に凝っているなぁと関心させられる。↓

▼上下もサラサラな質感になっていますが、スパッとカットした形状ではなく若干丸みを帯びている形状となっております!さわり心地は上質です。↓

▼ヒンジ部分はSAMSUNGのロゴ入り!Galaxy Z Flipと異なり虹色の光沢はありません。なおau版ではGalaxyのロゴに差し替わっているそうっすよ。↓

▼ヒンジはかなりしっかりしている印象で、開け締めの感触は割と硬めです。

▼カメラはGalaxy Note20やS20 FEと似たカッコいい見た目!ただし結構出っ張っており、机に置いたときはかなりがたつきます。カメラにチカラを入れているハイエンドモデルでは飛び出しはもはや宿命なんでしょうか(´・ω・`)。

台座は四角形で横幅があり本体と同色。そしてカメラの周辺をリング状に反射させ、幅をあわせているという2020年Galaxyモデルの系譜を受け継いでいる
カメラがビンヨヨヨヨンと出っ張っている。ケースが付属していないため飛び出しの解消もできない

今回のGalaxy Z Fold 2 5G(SM-F916N)はシングルSIMタイプとなっており、SIMスロットはシングルSIM仕様となっております。↓

付属品・同梱物をチェック!ケースは付属していなかった

▼Galaxy Z Fold 2 5Gの付属品は以下の通り。急速充電対応の充電器はもちろん、Type-CのAKGイヤホンも付属しており充実しております。ただし、専用のケースは付いていません(´・ω・`)。↓

▼Galaxy Z Fold 2 5Gのメインディスプレイは薄いガラスを用いた設計のためキズに弱いので、保護フィルムを貼るのがオススメ。というかこんな超高級モデルなら尚更です。↓

▼サクッと視聴できる開封レビューも公開中。質感・カラー・雰囲気は動画の方が分かりやすいかと。↓

Galaxy Z Fold 2 5Gの処理性能

超ヘヴィとして畏れ多いブレワ(ry「原神」もサクサクと遊べるスペック!

Galaxy Z Fold 2 5Gの搭載SoCは最高クラスのSnapdragon 865 Plusを搭載!2020年モデルにおいてトップクラスの性能を持つSoC。ゆえに普段使いはもちろんPUBGや原神などのヘヴィなゲームでもカクつくことなく快適にプレイできて満足。

同じハイエンドであるSnapdragon 855 Plusよりもレスポンスも速い!と感じられるぐらいの性能。たったの1世代でも結構な違いを感じられました(*’ω’*)。

ベンチマークスコアをチェック!

端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。

Galaxy Z Fold 2 5Gの実機でAnTuTu(Ver8)を測定しました!総合スコアは598939点、GPUスコアは238608点です!

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

ストレージ速度はこんな感じ。AnTuTuでストレージ検証機能が削除されたため、PCMark for Androidにて検証しております。

Galaxy Z Fold 2 5Gの機能・仕様の検証結果

ガルマックスが力を入れている、実機レビューでしか分からない検証項目です!

ドコモ回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ソフバン回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ワイモバ回線 データ通信:○
通話:○
(ワイモバイルで検証)
au回線 データ通信:○
通話:○
(mineoで検証)
楽天モバイル回線 データ通信:○
通話:○
Rakuten Link:○
(楽天モバイルで検証)
通知ランプ
指紋認証 ○:側面式。速度・精度は申し分なし
顔認証 ○:カメラ認証。非常に高速かつ、暗所でも解除されやすい
アプリクローン ○:メッセージ、SNS系のみ
PCモード ○:Samsung Dex
外部映像出力 ○:Samsung Dexがオフの時に出力。メイン、カバー画面どちらも対応
戻るボタン入れ替え ○:デフォルトは右
ジェスチャー操作 ○:従来式+スワイプアップに対応
クイックランチャー ○:エッジパネル(側面から引き出すタイプ)
DRMコンテンツ Widevine:L1
FHDまで対応/HDR 10-HEVC
ゲームモード ○:パフォーマンスが上がるタイプではない
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
-:MicroSD自体非対応
2回線同時待ち受け ☓:シングルスロット ※シングルSIMモデル
高リフレッシュレート 60Hz/120Hzに対応
表示モード ダークモード、ブルーライトカット
画質調整 「設定→ディスプレイ→画面モード」から柔軟に設定可能
逆充電 ○:ワイヤレス対応
スピーカー デュアルステレオ/下部・上部
イコライザー ○:Dolby Atmos
Photoshop Camera
PUBGモバイル
グラフィック設定
フレームレート設定
スムーズ+極限 :○
スムーズ+90fps :×
最高クオリティ&フレーム設定→HDR+極限、FHD+ウルトラ
備考 フレキシブルディスプレイ設定

折りたたみできるってやっぱイイ。スマホにもタブレットにもなれる

たためば「スマホのコンパクトさ」を得られ、「開けばタブレットの大きな画面を味わえる」。それがGalaxy Z Fold 2 5Gの一番の魅力!折りたたみができるってだけでも使った感触はぜんぜん違います(´∀`)。↓

▼大画面に加えて有機ELを搭載したため発色もいいし視野角も広い。黒色の引き締まりもありとにかくディスプレイが美しいこと山のごとし。↓

▼で、肝心の持ちやすさはどうなんだろうって思ってたんですが、厚さは6mmととっても薄いため、片手でもさほど苦には感じません。見た目はゴツいのに持ち心地は快適!

カバー画面もメイン画面も操作しやすい工夫がされている

▼メイン画面は横幅が大きく片手操作は基本的に不向きなんですが、操作を補助してくれるべくキーバッドやパスワードの入力などで、入力盤を片側に寄せる矢印キーが配置されておりました。中央に指を寄せずとも操作しやすくて便利!↓

▼高さがあるため当然ながら上部に指は届きませんが、One UI特有の下部に表示を寄せてくれる機能のおかげで比較的操作しやすい!という印象です。ハードウェアだけでなく、ソフトウェアもしっかり作り込んでいるのは流石Galaxyですな。↓

途中でたたんだり開いたりするとどうなる?

メイン画面で操作している際に画面を閉じるとスリープ状態になります。ただし設定で「カバー画面でも引き続き使用する」設定をアプリごとに組むことで、閉じてもカバー画面に引き続き表示されるようになります。↓

▼また、カバー画面で操作したまま画面を開いた場合、動作途中で解像度変更対応するアプリであれば大画面化してくれるんですが、ゲームなど途中で解像度変更に非対応のアプリでは画面が狭いままになります。大画面にするには再起動が必要なんで注意!↓

再起動して大画面表示させるには、右下のボタンを押す

メイン画面は120Hz表示に対応で快適さが段違い

▼Galaxy Z Fold 2 5Gは開いたときのメイン画面が最大120Hzのリフレッシュレート表示に対応しているため、SNSなどのスクロール時は超ツルツル動いてくれます。これがまた超快適。やはりあるのとないのとでは全然操作感が違うぜ!↓

SNSやWEBといったスクロールメインのシーンでは快適さが段違いに高いですし、なにより吸い付くように操作できて、目も疲れにくい。マジでやみつきンなっちゃいますね!

ネックとして電池の消費が早くなるので、ここは好みで設定しましょう!出先で多く使うため充電があまりできないようならデフォルトの60Hzのままに設定しておきましょう。ちなみにカバー画面は120Hz表示非対応で、従来通り60Hzのままとなります。

▼なお、PUBG:Mobileでは90Hzのリフレッシュレートに非対応でした。残念(´・ω・`)。↓

画面比率が独特なのでゲームプレイは慣れがいる

▼で、Galaxy Z Fold 2 5Gで一番気なるであろう、画面比率によるゲームフィーリング。ほぼ真四角な比率なので、普通のスマホやタブレットとはレイアウトが結構異なったりします。↓

PUBG:Mobile。縦方向に大きく見える範囲が広がった
Hill Climb Racing。ペダルがデカく表示され、さらにコースの先が見えなくなってしまう
Angry Birds 2。左下はGalaxy Z Flip。ズームアウトがあまり出来ず、見える範囲は狭くなった

大きいため操作がしやすくなるゲームもあれば、逆にボタンの表示が重なったり視野角が狭くなったりして操作しづらくなるゲームもあります。Galaxy Z Fold 2 5Gを触る際は、自分のゲームのフィーリングが変わる点には留意しておく必要が出てきます!

▼カバー画面でもゲームプレイは出来ますが、25:9というトンデモ細長い比率ゆえにこちらもフィーリングは独特っす。↓

大画面をイカせ!アプリ分割がより強力になってて便利

▼Galaxy Z Fold 2 5G独自の機能の1つ。それは画面分割モード!従来のモデルは2画面の同時表示が行えるのですが、Galaxy Z Fold 2 5Gならさらに1つ増えた3画面モードが使えるんです!↓

画面がデカいので、2つに分割しても窮屈さはありません。3つの同時起動では右側が若干窮屈にはなりますんで、左のながーい方をメインとして使って、右側を資料とか動画とかサブ用途として使うのがオススメになります。

▼さらに、One UI独自機能「アプリのポップアップ表示」も並行で使えるため、計4画面でのマルチタスクが出来る!ヤバスギ!!動画とSNSを流し見しながらブラウジングだったり資料を見ながらお絵かきだって自在に出来るというわけです。↓

左はTwitter、右がPlay ストアとアルバム。ポップアップ表示にYouTube

ちなみにYouTubeはPremiumにならない限りバックグラウンド再生ができないんですが、このポップアップ表示や分割表示にしておけば実質バックグラウンド再生っぽいこともできちゃいます(っ´∀`)っ。

▼さらに便利なのが、メニューからスマートサイドバーに開いているアプリをセットで保存できる!というポイント!一発でマルチタスクの起動もできるんす。面倒だった分割アプリの起動もサクサクいけるぜ!↓

なお登録できるのは分割したアプリのみで、ポップアップアプリまでは保存されない

▼ショートカットを使うには設定アプリの「ディスプレイ」→「エッジパネルON」の設定が必要なので注意しましょう!エッジパネル自体も天気予報だったりコンパスだったりとタフネススマホばりのツール機能を備えているのでONがオススメっすよ。↓

セカンドディスプレイやエンタメ用にもぴったり!

▼このGalaxy Z Fold 2 5G、折りたたんでモニターの下に自立させて置いておくことで、動画視聴用などセカンドディスプレイ風に使うこともできるんす。カバー画面サマサマ。

▼タブレットと異なり省スペースかつスタンドホルダーが不要。狭いスペースでもこの通り。非常に取り回しが良くこの使い方はかなりオススメですぞ!

スピーカーの音質もGood!音楽視聴にも良さげです

▼このGalaxy Z Fold 2 5Gのスピーカーはステレオタイプ。上部と下部の2つのスピーカーから音を放つ方式なんですが、とにかく音質の迫力といい、広がり具合といい、デュアルスピーカーのタブレットと遜色ないぐらいにサウンドの聞こえがイイ!↓

▼上でも紹介したように自立するため、動画や音楽の流し再生にはもってこい。SpotifyやTY Musicなどのストリーミング再生アプリとの相性はバッチリ!部屋の片隅でラジオ代わりに音楽再生をしても全然イケちゃいます。↓

ひとつ注意点として、この状態では音量キーと電源キー部分の操作がしづらいんす。画面側ではなく、本体ボディ側の側面に配置されているので、ここの使い勝手はちょいわるいなぁって印象(´・ω・`)画面側につけてほしかった!

メイン画面のパンチホールはとても邪魔に感じた

▼もちろん欠点もございます。まず、このメイン画面のパンチホール。非常に中途半端な部分に配置されております。動画視聴や日常使いではけっこう欠けが気になるんですよね。あとサイズ自体もハイエンドモデルながらデカめっす。↓

▼ご覧の通り、フルスクリーンで16:9の動画再生でも見事にぶつかってしまいます。パンチホールの大きさ自体はこの際仕方ないと割り切れるんですが、位置だけはどうしても解せない!

このせいで「大画面なので動画視聴に適しているのに、パンチホールの位置による大画面という長所をみずから潰してしまっている」という印象は拭えないっす。ここはGalaxy S10みたく片隅の配置にしてほしかったっすね。

デフォルト以外のランチャーアプリとの相性は良くない

これはどうしようもない部分でもあるんですが、「画面の比率を途中で変えられる」という特性上、どうしてもデフォルト以外のランチャーアプリでは、カバー画面とメイン画面とではアプリの大きさや配置が変わるため、見た目がいびつになってしまいます。

デフォルトのランチャーであればカバー画面とメイン画面で別々のレイアウト設定を組めるんですが、サードパーティー製のランチャーは筆者が見た限り非対応なんですよ。

▼筆者はこれまでNova Launcherを愛用していたのですが、カバー画面はイイカンジ、でもメイン画面ではアプリの配置が結構いびつになっちまいます(´・ω・`)。

というわけで、Nova Launcherをメインにしていた筆者はデフォルトのランチャーをメインに使ってました。

デフォルトランチャーといっても使い勝手がよく、カスタマイズも出来るので筆者的に気にはならんかったけど、サードパーティー製ランチャーアプリを使いたい!というユーザーさんはこの点に注意しましょう!

イヤホンジャック、MicroSDスロット非搭載も残念

折り畳む部分のギミックでスペースをとられるとはいえ、イヤホンジャックとMicroSDスロットは搭載してほしかったというのが本音。これだけの筐体のデカさなので尚更です。

特にGalaxy Z Fold 2 5Gは大画面で動画視聴が出来るという意味でも、たくさん動画を詰め込むのに必要なMicroSD非対応はわりと痛いなぁと思えるんす。Galaxy Note20 UltraではMicroSDスロットを搭載していただけに、こちらも搭載して欲しかった!というのが本音です。

Galaxy Z Fold 2 5Gのカメラをレビュー!

ハイエンドモデルだけあってそのクオリティはかなり期待できるGalaxy Z Fold 2 5Gのカメラの品質をチェック!

▼ちなみに、4:3比率で撮影の際は、メインディスプレイではほぼいっぱいに表示されるんで実際の画角や出来栄えがどんなもんか確認しやすくなりますし、持ちやすい意味でもオススメです!↓

構成 12MP(メイン)、12MP(超広角)、12MP(望遠)
AI 「シーン別に最適化」という名前で搭載。フローティングボタンで切り替え可能
撮影モード ビデオ、写真、ライブフォーカス(ポートレート)、ナイト(夜景)、プロ(マニュアル)、ハイパーラプス(タイムラプス)、パノラマ、スローモーション、スーパースローモーション、食事モード、ライブフォーカス動画、プロ動画
ズーム 光学2倍まで。2倍にワンタップ切り替え可で以降はスライダーで最大10倍まで対応
シャッター音の消音 ○:設定項目は無いがシステムサウンドの音量に依存。システムサウンドを0まで下げることで消音可能。あるいはサイレントモードでも消音可
マニュアルの設定幅 ISO:50〜3200、WB:2300〜10000、SS:30〜1/12000、露出:-2〜+2
写真解像度 12M
ビデオ解像度 720p/30FPS、1080P/30FPS、1080P/60FPS、4K/30FPS、4K/60FPS
スローモーション 720P/960FPS、1080P/120FPS
手ブレ補正 1080P/30FPSのみ強力な手ブレ補正が利用可

昼間に撮影した屋外写真:文句なし品質で撮影も楽しい

▼気ままに野外撮影!AIはオフの状態です。イカなる状況であってもリアルかつ鮮やか、まさにハイエンドモデルに恥じぬクオリティの高さと思えます。↓

Galaxy Z Fold 2 5G 通常撮影
Galaxy Z Fold 2 5G 通常撮影
Galaxy Z Fold 2 5G 通常撮影
Galaxy Z Fold 2 5G 通常撮影

▼続いてiPhone 11との比較。日向と日陰で別れてしまってますが同じ日にち、時間帯で撮影しております。上がGalaxy Z Fold 2 5G、下がiPhone 11です!人気のハイエンドと比べてどんな感じかは皆さんに任せます。↓

Galaxy Z Fold 2 5G 通常撮影
iPhone 11 通常撮影

超広角カメラ:歪み補正もバッチリ

▼チープなスマホだと超広角カメラが安っぽいカメラなので「食ったらまずそうな色合いの写真」が出てくることもありますが、Galaxy Z Fold 2 5Gならそんな心配は皆無。

Galaxy Z Fold 2 5G 超広角撮影

▼ビルや電柱を見る感じ、歪みの補正もしっかり効いているのがわかります。↓

Galaxy Z Fold 2 5G 超広角撮影

ズームカメラ:ワンタップで2倍ズーム可能

▼Galaxy Z Fold 2 5Gのサブカメラは光学2倍ズーム対応の望遠カメラを搭載。前にレビューしたGalaxy Note20シリーズよりは解像度は落ちますが、2倍程度ならまず劣化は見られませんし、ウマくソフトウェアで補正しているんで、最大10倍ズームでも中々なめらかな印象。↓

Galaxy Z Fold 2 5G 2倍ズーム撮影
Galaxy Z Fold 2 5G 10倍ズーム撮影

料理の撮影:AIは暖色よりになる。が、オンオフの差は激しくない

ここはAIのオンとオフを比較!料理のAIがオンだと、全体的に色鮮やかかつ色味が暖色よりになります!が、オフと比較してもほぼわずかな違いしかなく、こうして見比べない限りは分からないレベル。逆に言えばAIがなくても品質バッチリってワケす。

左がAIオフ、右がAIオンです!↓

▼具材がやたらデカいハヤシライスくん。暖色寄りになる特性上、こういったあたたか~い料理との相性はとても良いですな。左がAIオフ、右がAIオンです!↓

ポートレート:物撮り可能。あとからボケ味などの調整もできる

▼背景ぼかしのライブフォーカス(ポートレート)撮影にももちろん対応。切り分けもバッチリ!また被写体が人物でなくても背景ボケが使えるため、人物だけでなく花やオブジェなどにも使えます。↓

Galaxy Z Fold 2 5G ライブフォーカス撮影
Galaxy Z Fold 2 5G ライブフォーカス撮影

▼さらにギャラリーアプリからボケ味の強さ変更、エフェクト加工も出来るんす。ここはOne UIならではな部分ですね。

ナイトモード・夜景撮影:ブレにくいし撮りやすい!

▼夜景撮影コーナー!ナイトモードではシャッター時間が長く3~5秒ほどかかります。その間は本体を動かさないように注意する必要がありますが、置ける場所があれば三脚なしでも安定した撮影が出来るので、ブレずにキレイに撮影できて満足!こんな感じで。↓

▼実際に手すりに置いて撮影した写真がコチラ。全体的に明るく白飛びもなく、肉眼ほぼそのままな世界が広がってます。うーんムーディー。↓

Galaxy Z Fold 2 5G ナイトモード撮影(固定)

▼こちらは手持ちでの撮影。手持ちであってもGalaxy Z Fold 2 5G自体結構持ちやすいんで、安定しやすい!出先も旅先でサクっと撮るにもお手の物です。↓

Galaxy Z Fold 2 5G ナイトモード撮影(手持ち)

▼電車のような動く被写体をとらえるとこんな感じ。高速な被写体ゆえにブレは起きているものの、結構ブレを抑えられているなって印象です。↓

Galaxy Z Fold 2 5G ナイトモード撮影(手持ち)

▼電光板などゆっくりした動きのものなら、ほぼブレずに捉えてくれました!ううむ見事。↓

Galaxy Z Fold 2 5G ナイトモード撮影(手持ち)

▼さらに暗い場面で撮影!こちらは三脚で撮影しております。どちらもナイトモードが発動した状態となっております!照明周りの白飛びに関してはGalaxy Z Fold 2 5Gがバッチリキマってる印象。上がGalaxy Z Fold 2 5G、下がiPhone 11です!↓

Galaxy Z Fold 2 5G ナイトモード撮影(三脚固定)
iPhone 11 ナイトモード撮影

▼なお、超広角撮影だと色味が変わってピンクっぽくなり、メインカメラほどの品質があるわけではありません。実用性は十分だけど!↓

Galaxy Z Fold 2 5G 超広角・ナイトモード撮影(三脚固定)

▼そして10倍ズームでのナイトモード撮影。ペリスコープを搭載したNote20 Ultraほどのきめ細かさはありませんが、こちらも実用性十分な印象です!↓

Galaxy Z Fold 2 5G 10倍ズーム・ナイトモード撮影(三脚固定)

自撮り:背景ぼかしも対応。カバー画面を用いてメインカメラで自撮りもできる

▼自撮りでも背景ボケとビューティーモードが使えるので、リアルさを残しつつ印象的な自撮りも撮影可能!なおカバー画面とメイン画面のインカメラはどちらも同じカメラとなっております。↓

Galaxy Z Fold 2 5G 自撮り・ライブフォーカス撮影

▼カバー画面側にメインカメラでのプレビュー表示も出来るので、より品質にこだわるのであればメインカメラでの自撮り撮影も出来ますよ!まさに折りたたみスマホの特権ですね。↓

動画撮影時の手ブレ補正:4K60FPSでもバッチリ手ブレが補正

たくさん動画を撮りたい!というユーザーさんが気になるであろう手ブレ補正の効果を検証!

▼前半は1920×1080/60FPS、後半は4K/60FPSで撮影した動画です。強力な手ブレ補正は1080Pでのみ使えます。なおエンコードの都合上YouTubeの解像度は1080Pになっております。↓

前半の強力手ブレ補正は激しい動きでもしっかり抑えてくれる反面、左右にゆっくり動かすシーンでは止める際もややスライドして滑っているような挙動になります。狙ったトコロを正確に捉えたい場合はちょっと苦労した。

4K/60FPSでは強力ではないものの手ブレ補正が使えますし、滑るような動きもなく、日常使いにはこちらがオススメといえますね!4Kモニターを持っているユーザーさんなら断然オススメ!

Galaxy Z Fold 2 5Gの実機レビューまとめ!

このGalaxy Z Fold 2 5Gはとにかくラグジュアリー的ハイプライズ。なかなか手が出せるような価格ではありません。でも一度は触っておきたい!ってぐらいに面白いモデルです。

先代モデルでは小さくて実用性が低かったカバー画面もいっちょまえのサイズになっており、メイン画面のくそデカノッチも消失したため「いっちょまえにスマホとタブレット兼用として使えるようになった」のは大きな進化点ともいえますね。

欲を言えば、このモデルにMicroSDとイヤホンジャックも付けて、ついでにパンチホールも端っこに移動するか消してしまって、挙句の果てにはSペンまで付けたら最強すぎる。って思うんス。求めすぎって気もするけど、次期モデルが出るとしたら超ワクワクしますね!

「最高級の高価だけど最高級の品質と使い心地を求める」「スマホとタブレットの2台持ちはかさばるので困っている」というユーザーさんに間違いなくオススメ。そして「先代Galaxy Foldの画面サイズに難儀している」ユーザーさんにもオススメできますよ!

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Galaxy Z Fold 2 5GにおすすめのSIMカード

Galaxy Z Fold 2 5Gを格安SIMで使いたいならおすすめのMVNOはこちら。全てではありませんがドコモ系、ソフバン系、au系、楽天モバイルの回線でそれぞれ検証しています。

▼ドコモ回線の格安SIMなら↓

▼ソフトバンク回線の格安SIMなら↓

▼au回線の格安SIMなら↓

▼格安SIMじゃないけど楽天モバイルで使えました。タダのうちに飛び込もう!↓

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