ミニPC「Gloture ExoRye」はRyzen 9 7940HSを搭載して約17万円。ちょっと高いなぁ
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以前にガルマックスで紹介したPCをリリースしていたGlotureからミニPCのExoRyeが登場!ExoRyeって何て読むのかなと思ってたんですが、「エクソライ」らしいですね。また一つ知識が増えた。
Gloture ExoRyeの特徴
Gloture ExoRyeの特徴は以下の通り!
Gloture ExoRyeのハイライト
- ミニPCとしては平凡なスタイル
- Ryzen 9 7940HS搭載
- 最大3台のディスプレイと接続可能
- 外部接続端子は必要なものが一通り網羅している
▼Gloture ExoRyeはミニPCとしては平凡なデザインに仕上がっています。あれ?天板に「MOREFINE」って書いてるような?↓
▼CPUにはRyzen 9 7940HSを搭載。Ryzen 9 7940HSはZen 4アーキテクチャを採用したモデルで、Ryzen 7000シリーズの中では(ほぼ)最強の超パワフルなプロセッサとなります。↓
▼Ryzen 9 7940HSは内蔵グラフィックスにRDNA3アーキテクチャで設計されたAMD Radeon 780Mを採用。リアルな映像表現を実現する「レイトレーシング」技術を組み込んでおり、内蔵GPUでありながらGTX 1650並の性能を誇っているとしています。↓
メモリはDDR5-5600MHzが64GB(ノートPC用メモリ 32GB×2)、ストレージはPCIe 4.0接続のSSDが1TBとかなり盛っている印象を受けました。
▼特にストレージはPCIe 4.0接続のSSDが既設のものも加えて2基搭載できる他、2.5インチストレージも1基増設できるとのこと。↓
▼Gloture ExoRyeはHDMI 2.1、DisplayPort 1.4、Thunderbolt3を搭載。最大で8K×2と4K×1の合計3台のディスプレイと接続可能です。↓
▼外部接続端子はこんな感じ。必要なものは一通り網羅している印象ですが、USB 2.0は3つもいらないんじゃないかなとは思いましたね〜。↓
- USB 3.2 Gen 2 x 3
- USB 2.0 x 3
- Thunderbolt 3 x 1
- HDMI 2.1 x 1
- DisplayPort 1.4 × 1
- イヤホンジャック x 1
- イーサネット端子 x 2
- DC電源入力ポート x 1
▼Gloture ExoRyeに搭載されるThunderbolt 3はUSB 3.xとは違い、最大40Gbpsの転送速度やPD 100Wに対応しており、外付けGPUも接続可能とのこと。↓
Gloture ExoRyeの記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ64GB+容量1TB:169,800円
いつも通りタネ明かしをすると、Gloture ExoRyeはMorefine M600のCPUを最上位にして、メモリ/ストレージを上から2番目の組み合わせにしているモデルなんですよね。
▼参考までに、Aliexpressのとあるストアで同じ構成のモデルの価格を調べたところ、執筆段階で821.27ドル(約12.1万円)で、クーポンを使用すれば12万円ほどで購入できるようです。↓
今までのGlotureの製品(RevoPad、NanoPC)よりも値上げ率はそこまで高くはないものの、所謂「中小メーカーのOEM品」を割増価格で購入する理由にはならないんですよね。
▼しかも、購入してすぐに届くならまだしも、執筆時点では「受注生産の為、到着まで約20日間程かかる」との記載があるので、尚更Aliexpressで買った方がいいんですよね。先述したストアでは執筆時点では12日ぐらいで届くみたいですし。↓
ということで、Gloture ExoRyeは買いかどうかは微妙なところって感想しかないですね〜。Aliexpressが使えるならMOREFINEでいいですし、そもそもミニPCに10万円台後半まで出すならMINISFORUMのハイエンドミニPCが購入できますしね。筆者が買うならそっちかな〜。