GTBOX G-DOCK EGPU docking stationでミニPCにグラボを付けてゲーム性能をアップしてみた
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ミニPCやノートPCを買ったのは良いものの、興味が湧いてきたPCゲームをプレイするにはゲーム性能が足りない!あー、ゲーミングPC買っときゃ良かった…。そんな人はグラフィックカードを外付け出来るGTBOX G-DOCK EGPU docking stationで解決できるかも。
メーカーさんに試す機会を頂いたので実際に使ってみてどうなのかレビューでまとめていきます!
■GTBOX G-DOCK EGPU docking station■
初出時価格→269.99ドル
▼公式ストア:239.99ドル、さらに以下のコード適用で10ドルオフの229.99ドル!↓
▼MINIXPC:239.99ドル、さらに以下のコード適用で10ドルオフの229.99ドル!↓
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GTBOX G-DOCK EGPU docking stationって何?
一般的にグラフィックカードはマザーボードに取り付けて接続しますが、GTBOX G-DOCK EGPU docking stationはグラフィックカードを外付けできるデバイスです。
▼こういうこと!↓
ちなみに電源は別という製品もありますが本機は800Wの電源内蔵。なのでグラボへの電力供給も本機だけでOKです。
PCとの接続はUSB4またはOCulink。最近のPCはUSB4が備わっていることも多いし、OCulink端子を搭載するモデルもチラホラ見かけるようになってきたので活用できる製品は多そう。
ゲーム性能をアップするにはMinisforum MGA1のような小型eGPUという選択もあるけれど、あれはGPUが内蔵されているので後のアップグレードが難しいんですよね。
GTBOX G-DOCK EGPU docking stationはグラフィックカードを別途用意する必要はあるんですが、グラフィックカードを入れ替えることができるので後のパワーアップが自由自在なのも良いところ。
同梱品とデザイン・外観をチェック
まずは同梱品と外観をチェックしていきましょう!
▼届いた段ボールがそのまま製品箱になっていました。↓
▼同梱内容は以下の通り。↓
- 本体
- USB-Cケーブル(USB4接続用)
- OCulinkケーブル
- 8PINケーブル×3
- 電源コード
- グラボ固定ステー
- クイックガイド
▼クイックガイドは日本語にも対応。↓
▼電源ケーブルのプラグは穴開きの日本仕様。アース棒付きの3ピンなので2ピンへの変換が必要な人はアタッチメントを買っておきましょう。↓
▼本体をグルっと見てみましょう。めっちゃズッシリしてます。↓
▼重量はなんと1,853g!どうりでズッシリしているわけだ…笑↓
▼500mlのペットボトルや取り付け予定のグラボと並べるとこんな感じのサイズ感です。結構巨大。↓
グラフィックカードを取り付けてみた
▼グラフィックボードをブスッと差し込み・・・↓
▼グラボのステーを巨大ネジで締め込んで後ろのステーの調整を行えば取り付け完了。後ろのステーは先に取り付けておくのがおすすめ!↓
▼あとはグラボの補助電源を接続してセッティング完了・・・めちゃくちゃ簡単!↓
ちなみにグラボ側のケーブルは根本から曲げないようにと注意書きがありました。なので上のように端子部分からケーブルが立ち上がるようにしておきましょう!
ミニPCでゲーム性能の向上に成功
▼無事に通電。ミニPCとの接続も問題なし。ミニPCのコンセプトをぶち壊すロマン溢れる見た目になりました!素晴らしい!ファンがむき出しなので気をつけてくださいね…!↓
ちなみに電源にはファンが搭載されていますが比較的静か。一番うるさいのがミニPCだったので案外静かなんですねぇ。(まあデスクトップPCはケースにつけてるファンが一番うるさいので案外静かに感じたのかも)
通電確認後、デバイスの暗号化解除が必要らしくそれらの設定、グラフィックカードのドライバーのインストールなどクイックガイドに書いていた一通りをとりあえず完了。これで準備万端。
ちなみに今回取り付けるグラフィックカードはGeForce RTX 3060 Tiにしました。メルカリだと中古で3万円前後で売っているグラボなんですが結構パワフル。
▼接続しているパソコンは以下のミニPC。USB4で接続してます。↓
上のミニPCはRyzen 7 6800Hを搭載するモデル。オンボードGPUはRadeon 680Mとそこそこパワフルなので軽めのゲームくらいなら動くんですが・・・
▼モンハンワイルズで画質「中」設定、1,920×1,080ネイティブだとスコアはこんな感じ。いや〜、これはプレイするには厳しいですねぇ。設定変更してくれと言われました。↓
ちなみに今回使っているミニPCの性能だと低設定でもプレイは難しいです。つまりこのミニPC本来の性能だとモンハンワイルズは諦めるしかないのですが・・・
▼本機でRTX 3060 Tiを接続すると・・・ぬおぉぉぉおおおお!スコアが10,000点以上も伸びて快適にプレイできる水準になった!↓
▼さらにRTX 3060 TiはDLSSが使えるのでパフォーマンス設定で試してみたところ平均50FPSは超えてきましたねぇ!普通にガンガン遊べる水準!↓
いや〜、凄いですねぇ。ただベンチはこのあたりで。なんせ本機はグラボを自由に入れ替えられるのでRTX 3060 Tiの性能は注目点はないですからね。
皆さんに注目してほしいのは、「ゲーム性能をパワーアップしづらい製品でも簡単にパワーアップできた」ということ!
筆者がやったことなんて、本機にグラボぶっ刺してUSB4でミニPCに接続してグラボのドライバー入れただけですもん。この手の製品としてはめちゃくちゃイージーですよこれ!
GTBOX G-DOCK EGPU docking stationまとめ
USB4またはOCulinkでの接続となるのでPCIe接続より速度は劣るんですけど、「ミニPC」「ノートPC」「携帯ゲームPC」などのゲーム性能をサクッと手軽にアップグレードできる点はすごく良いですね!
また上述したように本機はグラフィックカードを自由に選べるので、ユーザーが求めているゲーム性能を有したグラボで構築できる点も◎。800Wの電源内蔵なので多くのグラフィックカードを取り付けられます。
OCulinkはどうか分からないですけどUSB4は多くのPCで採用されるはずなので、PC側が変わっても長く使っていけそうですよね〜。
グラボを組み込むとメカメカしくロマン溢れる見た目になるので、初めてこの類の製品を触る方はドキドキしちゃいそうですが、扱いやすい製品だったのでデビュー機としても良いチョイスになりそう。
というわけでGTBOX G-DOCK EGPU docking stationを使えばゲーム性能が足りなくて諦めていたあのタイトルも遊べるかも!ぜひレビューを振り返りながら検討してみて下さい!
■GTBOX G-DOCK EGPU docking station■
初出時価格→269.99ドル
▼公式ストア:239.99ドル、さらに以下のコード適用で10ドルオフの229.99ドル!↓
▼MINIXPC:239.99ドル、さらに以下のコード適用で10ドルオフの229.99ドル!↓