HUAWEI P30のレビュー!スペック、バンド、価格まとめ!

HUAWEI P30

HUAWEIの最新モデル「HUAWEI P30」の実機がガルマックスに到着!2019年5月21日にHuawei JAPANが日本でSIMフリー投入の発表を行いました!家電量販店や各MVNOで購入可能となります!

本記事ではHUAWEI P30のスペックや特徴など実機を用いて情報をお届けします!ちなみに手に入れたHUAWEI P30はシングルSIMモデルの型番ELE-L09です!

▼兄貴分のHUAWEI P30 Proも実機レビューを書いているので、気になる方はチェック!↓

目次をクリックすると各項目へ移動します

HUAWEI P30の発売時期

HUAWEI P30の発売時期は2019年4月頃で、日本での正式発売は執筆次点でアナウンスなし。

HUAWEI P30の価格

HUAWEI P30

海外モデルの価格は大体78,000円前後です。(エクスパンシス参照)

兄貴分のHUAWEI P30 Proの価格がモデルにより11万円~13万円。同等のSoCであるkirin 980を搭載していることを考えると結構割安感あり。

海外モデルのHUAWEI P30が購入できるショップ

価格は変動するので以下からリアルタイム価格をチェックして下さい!また、「HUAWEI P30」でショップ内検索した結果となるので、P30 Proなどもヒットしてます。購入時は端末名を改めてご確認下さい!

HUAWEI P30のスペック(仕様表)

項目スペック
OSAndroid 9
SoCKirin 980
メモリ6GBまたは8GB
保存容量128GB
MicroSD非対応だけど
独自のNMカード対応
ディスプレイ6.1型/有機EL
解像度2340×1080/FHD+
アウトカメラ40MP+16MP+8MP
インカメラ32MP
バッテリー容量3650mAh
USB Type-C
カラーBreathing Crystal
Aurora
Black
サイズ高さ:149.1mm
横幅:71.36mm
厚さ:7.57mm
重量 165g
Wi-Fi/Bluetooth802.11 a/b/g/n/ac (wave2),
2.4 GHz and 5 GHz

Bluetooth 5.0
ネットワークELE-L29:
Primary SIM card:
4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/32
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
3G TDS: Bands 34/39
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)

Secondary SIM card:
4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)

ELE-L09:
4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/ 26/28/32
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/5/8/4/6/19
3G TDS: Bands 34/39
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)
ドコモ回線 フル対応
ソフトバンク回線必須バンド対応
ワイモバイル回線必須バンド対応
au回線フル対応
但し海外モデルでは通話不可

HUAWEI P30の対応バンド(周波数)をチェック

この項目ではHUAWEI P30の対応バンドをチェックしています。

HUAWEI P30(海外モデル)の対応バンド

HUAWEI P30

HUAWEI P30の海外モデルは日本市場向けでは無いので、技適に関しては留意しましょう。

海外モデルのHUAWEI P30はデュアルSIMモデルとシングルSIMモデルが発売済みでして、それぞれ対応するバンドが若干異なります。

▼デュアルSIMモデル(型番:ELE-L29:)↓

Primary SIM card:
4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/32
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
3G TDS: Bands 34/39
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)

Secondary SIM card:
4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)

▼シングルSIMモデル(型番:ELE-L09)※ガルマックスのレビュー品はこれ

4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/ 26/28/32
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/5/8/4/6/19
3G TDS: Bands 34/39
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)

【海外モデル】ドコモ回線はフル対応している

ドコモ回線で必要なバンドは、LTEが1、3、19と3Gの1、6です。

海外モデルのHUAWEI P30はデュアルSIMモデル、シングルSIMモデル共に上記バンドにフル対応。

ガルマックスでの通信テストもドコモ回線を利用する音声通話SIMで、データ通信・通話ともに通信できることを検証済み。

HUAWEI P30の海外モデルはドコモで販売している端末と遜色ないエリアと電波のつかみ具合で利用可能です。

▼ガルマックスがオススメするドコモ回線の格安SIMはこれ!↓

【海外モデル】ソフトバンクとワイモバイル回線は必須バンドに対応

ソフトバンクとワイモバイルは同じ電波を利用しているので合わせて紹介。

ソフトバンクとワイモバイルで利用している電波は、LTE(FDD)が1、3、8でLTE(TDD)が41。3Gは1、8です。この中で快適に利用する為に必須となるバンドがLTE(TDD)41を除く他のバンド。

HUAWEI P30の海外モデルは残念ながらLTE(TDD)のバンド41に非対応ですが、全国区をカバーするバンド1、補助バンド3、地下や郊外の繋がりやすさを左右するプラチナバンド8に対応。3Gもキャリアと同じ1と8に対応しているので、稀にある混雑時以外の快適性は変わりません。

ガルマックスでの通信テストもソフトバンク・ワイモバイル回線を利用する音声通話SIMで、データ通信・通話ともに通信できることを検証済み。

▼ガルマックスがオススメするソフトバンク&ワイモバイル回線の格安SIMはこれ!↓

【海外モデル】au VoLTE SIMにバンドはフル対応している!が、データ通信のみ利用可

au回線ですが、電話もデータ通信もLTEを利用するau VoLTE SIMのバンドにフル対応。ただし、au回線に限り端末との相性問題やau VoLTE SIMへの正式対応などで「バンドに対応しているけど使えない」ってことが結構あります。

テストした結果、au VoLTE SIMの音声通話SIMでデータ通信は確認できたのですが、通話は「モバイルネットワークが利用できません」と表示され接続できませんでした。※デフォルト状態でAPN設定のみ行った検証です。

というわけで、au VoLTE SIMは海外モデルだと現時点でデータ通信のみしか利用できなかったので注意しましょう。

HUAWEI P30の性能をチェック!

HUAWEI P30

HUAWEI P30は同社最新SoCであるkirin 980、大容量なメモリ6GB、容量128GBを搭載するハイエンドモデル。

kirin 980は他社の最新SoCより性能が劣るのは事実なわけですが、安心して下さい。HUAWEI P30が搭載するkirin 980で性能が足りずに困る事はまずありません。

ベンチマークでより高いスコアを見て僕のようにハァハァしたいなら別ですが、HUAWEI P30が搭載するkirin 980はWEB閲覧や動画視聴、メールやLINE、SNSなどの一般的な使い方はもちろん、リッチなグラフィックがウリのハイエンドゲームまで快適に動作する性能です。

最大限の性能を引き出すにはパフォーマンスモードをオンにしよう!

HUAWEI P30は初期設定時点で最大限のパフォーマンスを制限している状態です。

▼設定の電池項目のパフォーマンスモードをオンにすることで、HUAWEI P30が持つ最大性能を開放出来るので、ゲームやベンチマークなどのコンテンツを利用するときはオンにしよう!↓

HUAWEI P30は初期状態でパフォーマンスモードがオフなのでパフォーマンスが必要な場合はオンにしときましょう。

ただし、パフォーマンスモードをオンにすると電池消費が激しくなる諸刃の剣。この点は知っときましょう!

各種ベンチマークをチェック

端末の性能を数値化する各種ベンチマークをチェックしてみましょう。

HUAWEI P30の実機AnTuTuスコア

▼HUAWEI P30の実機AnTuTuスコアは総合スコアが310306点、3Dスコアが117069点。↓

HUAWEI P30の実機AnTuTuスコアは総合スコアが310306点、3Dスコアが117069点。

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の平均スコアです。新しい世代に切り替わるとリストのスコアも切り替えるので、現時点でHUAWEI P30の性能がどのランクに相当するかいつでも確認が出来ます!

AnTuTu 7ハイエンドミドルレンジ
最上位
ミドルレンジ
上位
ミドルレンジエントリー
スコア総合
約36.2万点

GPU
約15.7万点
総合
約16.5万点

GPU
約4.7万点
総合
約13.5万点

GPU
約2.9万点
総合
約8.6万点

GPU
約1.8万点
総合
約7.1万点

GPU
約1.2万点

前フラッグシップSoCのkirin 970のスコアは総合スコアが約21万点、3Dスコアが約8.5万点なので、kirin 980は前SoCから大幅に性能が向上してます。

▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]

HUAWEI P30の実機Geekbench 4のスコア

▼HUAWEI P30のGeekbench 4スコアは、シングルコア性能が3305点、マルチコア性能が9896点。↓

HUAWEI P30のGeekbench 4スコアは、シングルコア性能が3305点、マルチコア性能が9896点。

HUAWEI P30の実機PCMark for Androidのスコア

▼HUAWEI P30の実機PCMark for Androidのスコアは9103点でした。↓

HUAWEI P30の実機PCMark for Androidのスコアは9103点でした。

HUAWEI P30の実機3DMarkのスコア

▼HUAWEI P30の実機3DMarkのスコアはOpenGL ES 3.1が4334点、Vulkanが4243点。↓

HUAWEI P30の実機3DMarkのスコアはOpenGL ES 3.1が4334点、Vulkanが4243点。

A1SDでストレージ速度をチェック

▼HUAWEI P30のストレージ速度はReadが309.95MB/s、Writeが191.87MB/s。特別速度が速いって訳ではありませんが、不満が出る事が少ない範囲。

HUAWEI P30のゲーム性能をチェック

リッチゲームの代表格であるPUBG mobileを利用して実際にHUAWEI P30での操作感をチェックしてます。

HUAWEI P30はゲーム用途もOK!リッチゲームも快適!

▼PUBG mobileの自動設定はHD画質。↓

HUAWEI P30のPUBG mobile初期設定はHD画質。

▼マニュアル設定では最高設定がHDR+ウルトラ、プロゲーマーが好むスムーズ+極限設定も可能。

▼実際のプレイでも動作の重さやカクつきを感じる事は一切なく、非常に滑らかで快適なプレイを楽しめました。

絶対的な性能ではA12やSnapdragon 855などのフラッグシップSoCに敵わないのですが、Kirin 980も2019年4月時点でオーバースペックなのでゲームに関しても不満を感じません。

一昔前のフラッグシップモデルは3D性能が低かった事も有るので、kirin=ゲームが快適に出来ないというレッテルを貼られた時もありましたが、kirin 980を搭載するHUAWEI P30ならゲーム性能も十分以上です。

HUAWEI P30を購入すると付属する同梱品をチェック!

この項目ではHUAWEI P30に付属する同梱品をチェックしてます。

▼外箱はこんな感じのホワイトボックス↓

HUAWEI P30の外箱はホワイトボックス。

▼兄貴分のHUAWEI P30 ProはQUAD CAMERA(4カメラ)ですが、弟分のHUAWEI P30はTRIPLE CAMERA(3カメラ)となってます。

HUAWEI P30はトリプルカメラなのでボックスにもTRIPLE CAMERAとプリントされてました。

▼付属品はHUAWEI P30本体以外に、充電ケーブル、充電器、イヤホン、SIMピン、クイックガイドなどの書類系が入ってました。兄貴分のHUAWEI P30 Proと同じあっさり構成。

HUAWEI P30の付属品は必要最低限。

海外モデルはクイックガイドに日本語が含まれていない

▼海外モデルなので仕方ないんですが、クイックガイドなど書類系に日本語は含まれてません。とは言いましてもスマホ使ったこと有る方なら使い方に困る事は無いでしょう。

HUAWEI P30のクイックガイドは日本語非対応。(海外版の場合)

海外モデルは充電器のプラグ形状が日本とは異なる

▼HUAWEI P30の海外モデルに付属している充電器は日本のコンセントに直接挿すことができない形状となっています。↓

HUAWEI P30の海外版に付属している充電器は日本のコンセントには挿すことができない形状。

▼充電器の仕様的には最大22.5w出力が可能な超急速充電規格に対応。↓

HUAWEI P30の付属充電器は22.5w充電が出来る超急速充電器。

▼Amazonとかで売っている充電器も(充電速度が下がる可能性があるんですが)利用できるので、他の充電器を利用してもOK。付属の充電器を利用したい!って方は以下のようなプラグ変換アタッチメントが必要なのでゲットしときましょう。↓

▼ちなみに付属している充電ケーブルは使えます。裏表関係なく挿すことが出来るUSB Type-C!

HUAWEI P30に付属している充電ケーブルは利用可能です。

イヤホンマイクが付属

▼HUAWEI P30にはイヤホンマイクが付属!兄貴分のHUAWEI P30 Proはイヤホンジャック非搭載ですが、HUAWEI P30はイヤホンジャックを搭載しているのでケーブル先端も一般的なイヤホン端子となってます!

HUAWEI P30にはイヤホンマイクが付属しています。

保護ケースは付属していないのでAmazonで注文しよう

HUAWEI P30の付属品には保護ケースが付属してないんでAmazonで注文しときましょう。

↓※「HUAWEI P30 ケース」でAmazon内検索した結果なので、P30 ProやP30 liteのケースも検索結果にヒットしてます。購入前に改めて対応する端末名をご確認下さい。↓

保護フィルムはPDA工房製がおすすめ

保護フィルムは初めから貼り付けられていたのですが、別途購入するならPDA工房製がおすすめ。オススメする理由ですが、HUAWEI P30は画面内蔵指紋センサーを搭載しており、この指紋センサーが正常に利用できることをPDA工房では実機で確認しているからです。

▼こんな感じで、しっかりと指紋認証対応と明記されてます。↓

HUAWEI P30用のPDA工房フィルムは指紋認証に対応している。

実は、画面内蔵指紋センサーは貼り付けるフィルムやガラスの透過性により指紋認証センサーの精度が著しく低下してしまいます。なので、実機で検証済みのPDA工房製がオススメって訳です。

▼HUAWEI P30は画面が平らなので保護フィルムもしっかり画面のキワまで保護されるサイズ。

HUAWEI P30用のPDA工房フィルムはキワまで保護できるタイプ

▼このほか、背面を傷から守りグラフィカルに演出できるスキンシールもリリース済み。↓

HUAWEI P30は背面を傷から守りながら保護できるスキンシールも販売済み

▼以下はすりガラス調のスキンシールを貼り付けたところ。美しい色合いを損なうことなく傷から守ってくれます。指紋も目立ちにくくなるのでケース嫌いの方にオススメ!↓

HUAWEI P30は背面を傷から守りながら保護できるスキンシールも販売済み

HUAWEI P30は背面を傷から守りながら保護できるスキンシールも販売済み

PDA工房では様々なフィルムタイプがリリースされているので、自身にピッタリなフィルムを探してみてくださいね!僕のオススメは保護フィルムなのにガラスフィルムと同等の硬度を達成した9Hシリーズ!PDA工房直販サイトは以下からどうぞ!

HUAWEI P30の外観とデザインをチェック

この項目ではHUAWEI P30の外観とデザインをチェックしています。

HUAWEI P30のカラー

公式サイトには以下のカラーが確認できました。

▼Breathing Crystal↓

▼Aurora↓

▼Black↓

ちなみに僕の手元にあるHUAWEI P30は一番最初に紹介したBreathing Crystalってカラーです。

大画面ディスプレイはノッチ付きを採用

▼HUAWEI P30のディスプレイは6.1型を採用してまして、インカメラ部分にノッチのあるディスプレイを採用。

HUAWEI P30は大型の6.1型ディスプレイを搭載。

▼TwitterでHUAWEI P30の写真をアップした時に「ベゼル太い?」とコメントがあったのでベゼルのアップ写真をどうぞ。結構、ベゼル太め!

HUAWEI P30のベゼルは結構太いです。

横幅71mm台のスリムボディー。重量も軽め

▼HUAWEI P30の横幅は71mm台で6インチを超えるディスプレイを搭載している割にスリム。片手でのホールド感もGood。

HUAWEI P30は横幅が71mm台なので片手でも持ちやすい。

但し、片手で持つことは問題ない一方で、片手操作は難しいです。片手操作したいって方は、背面に取り付ける落下防止リングなどの補助アクセサリーを利用したほうが良いですね。

▼HUAWEI P30の重量は実測値で164g。↓

HUAWEI P30の実測値の重量は164gでした。

▼兄貴分のHUAWEI P30 Proは200g近い重量だったので持つとズッシリと重みを感じたのですが、HUAWEI P30は160g台なので軽め。特に重量感に違和感を覚えることはありませんでした。↓

HUAWEI P30はそこそこ軽いので重量感に違和感を感じる事はありませんでした。

光の当たる角度で表情が変わるカラーが美しい

▼僕の手元にあるHUAWEI P30はBreathing Crystalというカラー。明るめのパステルカラーとなってます。

HUAWEI P30は美しい色合いの背面パネルが魅力的です。

▼ちなみにHUAWEI P30 ProはAuroraカラーなのでHUAWEI P30と並べて比較。皆さんはどちらが好みでしょうか?案外、僕はBreathing Crystalが好みかも。

HUAWEI P30は複数のカラーの中から選べるので、お気に入りのカラーをチョイスしてくださいね!

▼HUAWEI P30のBreathing Crystalは光の当たる角度で色合いが結構変わります。全体的にパール感のある色合い変化があるんですが、特に光が直接当たったときはインパクトあるレッド系カラーがドーンと主張感を出してきます。※実機はもっと赤の色合いが強いです。↓

HUAWEI P30のパステルブルーは光が当たると濃い赤色の色合いに変わります。

上下をスパッとカットしたデザイン

HUAWEI P30、HUAWEI P30 Pro、HUAWEI P30 liteを全部持ってるんですが、今回のHUAWEI P30シリーズは端末の上下がスパッとカットされたデザインを採用してます。

▼こんな感じで上下が平ら。スクエアな印象を受けますが・・・↓

HUAWEI P30シリーズは端末の上下をスパッとカットした形状が魅力的です。

▼角や背面のサイドは丸みを帯びた形状となっているので、手当たりはとっても良いです。Good!↓

HUAWEI P30はスクエア的デザイン要素も入っているんですが、背面のサイドや角なんかは丸みを帯びているデザインを採用。

背面にLEICA監修のトリプルカメラを搭載

▼HUAWEI P30の背面にはLEICA監修のトリプルカメラ。機能も増えてるんで後ほどジックリチェックしてみます!↓

HUAWEI P30はLEICA監修のトリプルカメラを搭載。

イヤホンジャックは本体下部に搭載

▼イヤホンジャックの搭載は個人的に嬉しいポイント!位置は本体下部となっていました!↓

HUAWEI P30はイヤホンジャックを搭載。

SIMトレイはNMカード共用タイプ

▼HUAWEI P30のSIMトレイは本体左側面に備わっていて、SIMピンを利用して取り外すタイプ。↓

HUAWEI P30はデュアルSIMトレイを採用。MicroSDには対応していませんがNMカードには対応しています。

▼SIMトレイは(デュアルSIMの場合)Nano SIM×2が挿入可能となってます。MicroSDカードには非対応ですが、HUAWEI独自のストレージカードであるNMカードに対応。

HUAWEI P30のSIMトレイはSIM 2スロットがNMカードと共用タイプなのでDSDVなんかは同時利用できません。

ちなみにシングルSIMモデルはSIM 2スロットがNMカードのみ対応となり、デュアルSIMモデルはSIM 2がNMカードと排他利用タイプ。DSDVを利用しながらストレージカードで容量拡張・・・って事ができないのが残念。

HUAWEI P30の外観をパシャパシャ撮影してみました

いろんな角度でHUAWEI P30を撮影してみたのでチェックしてみて下さい!

HUAWEI P30の機能と仕様をチェック

HUAWEI P30

この項目ではHUAWEI P30の機能と仕様をチェックしてます。

海外モデルはおサイフケータイ機能に非対応

海外モデルのHUAWEI P30はFeliCaを搭載していないので”おサイフケータイ機能”は非対応です。既に同サービスを利用している方は海外モデルのHUAWEI P30だと利用できなくなるのでご注意下さい。

最近流行りのQRコード決済(LINE Pay、楽天ペイ、PayPayなど)は利用可能です。

海外モデルも日本語フル対応

▼HUAWEI P30の海外モデルは初期設定時点から日本語選択OK。設定画面なんかもすべて日本語となってます。

HUAWEI P30の海外モデルは初期設定時点から日本語を選択可能です。

▼キーボードも初期から日本語。↓

HUAWEI P30の海外モデルはキーボードも初期から日本語対応なので別途日本語キーボードをインストールする必要はありません。

▼アプリをダウンロードするPlayストアもバッチリ日本圏を利用可能です。

HUAWEI P30の海外モデルは地域も日本を設定できるのでアプリをインストールするPlayストアなんかも日本圏を利用可能です。

海外モデルの中では日本語フル対応しており周波数も多数日本市場に合致しているので、扱いやすさで言えば海外モデルの中ではトップクラス。

防水防塵に対応しているけどやや等級が低い

HUAWEI P30は防水防塵に対応していますが、日本のキャリア端末で一般的なIP68級ではなく、やや等級の低い構成となってます。

確か、兄貴分のHUAWEI P30 ProはIP68に対しHUAWEI P30はIP53なので差別化されている部分ですね。

等級表をチェックしてみましょう。

▼以下は最高防塵等級の6と最高防水等級の8で等級表示を解説。防水と防塵に対応しているならIP○○と表示され、防塵のみ対応の場合はIP○X、防水のみ対応の場合はIPX○と記載される。↓

防水防塵 

防塵等級保護の程度
IP0X特に保護されていない
IP1X人体の表面積の大きな部分(手など)が誤って内部の入らない。直径50mmを超える固形物体が内部に侵入しない。
IP2X指先や長さが80mmを超えない類似物が内部に入らない。直径12.5mmを超える固形物体が内部に侵入しない
IP3X直径または厚さが2.5mmを超える固形物体が内部に侵入しない。
IP4X直径又は厚さが1.0mmを超える固形物体が内部に侵入しない。
IP5X粉塵が内部に侵入する事を防止。少量の粉塵の侵入があっても正常運転を阻害しない。
IP6X粉塵が内部に侵入しない。

防水等級保護の程度
IPX0特に保護されていない
IPX1鉛直に落下する水滴により有害な影響を受けない
IPX2鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。
IPX3鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。(防雨型)
IPX4いかなる方向からの水の飛来でも有害な影響を受けない(防まつ型)
IPX5いかなる方向からの水の直接噴流でも有害な影響を受けない。(防噴流型)
IPX6いかなる方向からの強い直接噴流でも有害な影響を受けない。(耐水型)
IPX7規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響がない。(防侵型)
IPX8連続的に水中に置かれる場合でも有害な影響が無い。原則として完全密閉構造。(水中型)

って事で、HUAWEI P30は防塵性能は結構高いけど、防水性能はめちゃくちゃ高いってわけではありません。風呂での利用は避けたほうが良さげ。防水等級がIPX3なんで雨天での利用くらいなら問題なし。

お風呂でガンガン利用したい!って方はちょっと高いけど兄貴分のHUAWEI P30 Pro選んだ方が良いかも知れません。

指紋認証は画面内蔵型。顔認証はインカメラを利用するタイプ

▼HUAWEI P30の指紋認証センサーは画面内に埋め込まれた「画面内蔵指紋センサー」を搭載。以前のP20は画面下部に物理センサー搭載していたので、非常にスタイリッシュになった印象。物理センサーを廃止することで大画面化も実現してます。↓

HUAWEI P30の指紋認証は画面内蔵型。認証制度や認証速度に不満はありません。

で、実際の使い心地ですが、認証精度、認証速度共に不満は感じません。もちろん、物理センサー式は手探りでセンサー位置が分かるってメリットもあるんですが、画面内蔵指紋センサーも使っているうちに位置を体が覚えるので、大きなデメリットは感じません。

▼続いて顔認証。HUAWEI P30の顔認証はインカメラを利用するタイプとなってます。↓

HUAWEI P30は指紋認証以外に顔認証にも対応。指紋認証と併用OKです。

インカメラを利用する顔認証は暗所に弱いのですが、HUAWEI P30は比較的暗所でも解除してくれます。顔全体で認証しているみたいで、顔の上半分や下半分を隠したり目を閉じたりしているとロック解除不可。

もちろん、指紋センサーと併用出来るんで、顔認証が苦手なシチュエーションでも指紋でサクッとスマートにロック解除OK。使い勝手良くてGoodでした!

デュアルSIMモデルはDSDVに対応。大容量データ+通話プランを低価格で構築可能!

デュアルSIMモデル限定になるんですが、HUAWEI P30のデュアルSIMモデルはSIMトレイに2枚のSIMを挿入して同時待ち受け機能が利用できます。

例えば・・・

  • 2枚の通話SIMを挿して1台のHUAWEI P30で発着信する
  • 音声通話SIMとデータSIMを分けて運用することで、超低価格で大容量データが利用できるスマホを構築出来る

などなど、使い方次第で非常に魅力的な使い方ができる機能となってます。但し、デュアルSIMモデルはSIM 2スロットがストレージカードと共用タイプなので、DSDV機能を利用する場合はストレージカードで容量拡張できません。注意。

【本端末でも実現可能!】DSDVやDSDS機能を利用して激安で高品質な大容量データ通信が可能な構築方法を以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみて下さいね!↓

Private Spaceで擬似的に2つのスマホを持ったような使い方が出来る

▼設定→セキュリティとプライバシーにあるPrivate Space機能は擬似的に2台のスマホを所有しているような使い方ができる便利な機能。

HUAWEI P30はPrivate Spaceで擬似的に2台のスマホを持ったような利用が可能です。

普段利用しているスペースを「メインスペース」とした場合、Private Spaceはメインスペースとは全く異なるアカウントで設定可能。電話番号や撮影した写真などのデータ、アプリデータなどメインスペースとは完全に切り離した状態で管理出来るようになってます。

デュアルSIMモデルだと2枚のSIMを挿入できるので、電話番号もメインスペースとPrivate Spaceで異なる番号を利用可能です。が、シングルSIMモデルだと異なる番号を管理できないので、Private Spaceをフル活用したい方はデュアルSIMモデルがオススメ。

ツインアプリはアプリクローン作れるけどメッセンジャーアプリに限定

▼HUAWEI P30は設定→アプリにあるツインアプリ機能を利用してアプリをクローン化できます。通常ならスマホ1台に1アカウントしか設定できないLINEアプリなんかもクローン化で2アカウント運用OK。

HUAWEI P30はツインアプリ機能でメッセンジャーアプリのクローンを作成して2アカウント運用が可能です

結構、扱いやすそうな機能なんですが、残念ながら試す限り、ほぼLINEのようなメッセンジャーアプリしかクローン化できませんでした。例えば、TwitterのようなSNSアプリはクローン化できません。それと、ゲームも不可。

LINEとかメッセンジャー系アプリで本アカウントとサブアカウントを持っている方は便利に利用できる機能です。

デスクトップPCみたいな使い方ができる

兄貴分のHUAWEI P30 Proに搭載されていたPCモード。これ、USB Type-C→外部映像出力のケーブルで端末とディスプレイを繋ぐだけでデスクトップPCみたいなUIで利用できるモードです。

▼HUAWEI P30は兄貴分との差別化で非搭載かな?と思ってたんですが、嬉しいことにHUAWEI P30でもPCモードを利用可能でした。

HUAWEI P30はPCモードを利用できるので、ケーブル一本でデスクトップPCみたいな利用方法が可能です。

ディスプレイと接続中のHUAWEI P30は画面がタッチパッド風の表示に切り替わり、MacBookのタッチパッドみたいに滑らかにスクロールや拡大、タップ操作が可能です。文字入力を行うテキストボックス選択時はディスプレイにキーボードが表示され文字入力もOK。

スマホでは見にくいPC用WEBページの閲覧だったり、外部キーボードを接続して長文メール書いたり、大画面でYou Tubeなんかの動画を視聴したりなど、デスクトップPC風に利用できるのでとっても快適。

▼以下は片方がUSB Type-C、反対側がHDMI端子のケーブル。これあればHDMI端子を搭載するディスプレイやテレビに接続してPCモード使えます。試してみたい方は一緒に買っときましょう。↓

HUAWEI P30のカメラをチェック

この項目ではHUAWEI P30のカメラをチェックしています。

LEICA監修トリプルカメラの”カメラタイプ”をチェック

HUAWEI P30のトリプルカメラはLEICA監修。

最近は複数のカメラを搭載するスマートフォンが多くなってきたんですが、複数カメラを搭載するモデルでもカメラ単体で”機能拡張出来るカメラ”と、”メインカメラを補助するカメラ”に分かれます。

で、HUAWEI P30のカメラなんですが

  • メインカメラ:超高精細な4000万画素カメラ
  • 2個目のカメラ:超広角対応1600万画素カメラ
  • 3個目のカメラ:望遠対応800万画素カメラ

こんな感じですべてのカメラが単体で異なる機能を持つ”機能拡張型”となってます。レンズはHUAWEIフラッグシップモデルのウリの1つである名門「LEICA」監修となっております。

AIカメラなので人工知能が綺麗な写真に仕上げてくれる

HUAWEIのスマートフォンは以前からカメラ画質のチューニングにAI(人工知能)を採用していますが、もちろんHUAWEI P30もAI対応。

▼以下はフルオートの「写真」モードで撮影。左がAIオフ、右がAIオンとなっており、AIが有効な写真は全体的に色合いが華やかになっている事がわかります。↓

HUAWEIのAIカメラは全体的に「明るさと色合いを華やかにしたチューニングの傾向が強い」ので、撮影してパッとSNSに華やかな写真をアップしたい方に向いたチューニング。

撮影画面上部に表示されているAIボタンを押す毎にオン・オフ出来るのもGood。ナチュラルな写真と撮り比べながら撮影を楽しめます。

ズームはハイブリッドズームまでが実用的

HUAWEIは最近ズーム(望遠)の虜です。兄貴分のHUAWEI P30 Proなんかペリスコープレンズまで搭載して望遠50倍ズームというモンスタースペックとなってました。

んで、HUAWEI P30は最大30倍ズームまで対応してます。

撮影画面では倍率ボタンが表示されてまして、通常の1倍、光学3倍、光学ズームとデジタルズームを組み合わせた5倍のハイブリッドズームを簡単に切替可能。それ以上の倍率は倍率変更ボタンをスライドすることでズーム倍率を最大30倍まで上げる事が出来るようになってました。

望遠撮影ですが、個人的にハイブリッドズームの5倍までが実用範囲。それ以上はデジタルズームとなるので粗さが目立ちます。30倍ズームはロマン範囲。以下に各倍率で撮影した写真を並べときます。※立ち位置は変えてません。

▼通常の1倍↓

▼光学3倍ズーム↓

▼ハイブリッドズーム5倍↓

▼デジタルズーム30倍↓

30倍はデジタルズームとなるので実用性という観点では僕は実用的では無いとしてますが、のひらに収まるスマホで30倍ものズームが出来るのはロマン溢れる仕様で宜しい。

▼以下は兄貴分のHUAWEI P30 Proで撮影した50倍ズーム。確かに倍率が高いのに解像感がHUAWEI P30より良好です。でも、50倍ズームも実用的かと言われると僕はNOで50倍ズームが利用できるというロマン重視仕様。

もちろん、兄貴分のHUAWEI P30 Proはカメラ性能が高いので実用的範囲のハイブリッドズームが10倍に向上しているなど明確な性能差があります。

HUAWEI P30とHUAWEI P30 Proの価格差は4万円前後あるので、その価格差が妥当であるかは人それぞれですが、一般的にはHUAWEI P30で十分じゃないかなと感じましたってか、HUAWEI P30の30倍ズームも十分凄い。

解像度を最大の40Mに設定するとズーム機能が使えない

HUAWEI P30の初期設定で解像度は最高画質から1つ下の10M記録となってます。

高画素で撮影すると写真を切り出して利用する場合も精細さを保つことが可能なのですが、前述通り、HUAWEI P30のカメラはそれぞれ役割分担されてまして、40Mで記録可能なカメラはメインの40MPカメラのみ。

AIはオン・オフ出来るんですが、記録解像度を40Mに設定すると光学ズームとか、光学ズームとデジタルズームを組み合わせたハイブリッドズームには切り替えられません。また、2本指でズームするピンチアップズームも不可。

ってことは(解像度下がるけど)40Mで撮影した写真から切り出してズームしたような写真を作る感じとなります。

あと、40MPカメラ積んでいるけど、常に40MPで記録しているわけじゃないので注意!

超広角撮影が便利すぎる

HUAWEI P30は通常の画角以外に、先ほど紹介したモノを大きく表示するズーム機能だけでなく、「モノを小さく表示して広範囲を撮影出来る広角カメラ」が備わってます。

▼言葉より見たほうが早い。左が通常の画角、右が超広角に切り替えて撮影した写真。立ち位置は変わっていないんですが、超広角は通常写真よりも広い範囲が写真に収まっている事がわかります。↓

集合写真や広大な風景、大きな建造物を撮影するときなど「もう少し引いて撮影したいなぁ」って感じた方も大勢いらっしゃるはずなんですが、そんな時に超広角撮影が威力を発揮するんです。

特に室内なんかでの撮影だと通常の1倍率では窮屈になりがちなので、上記以外にも様々なシーンで活用出来る機能ですよ!

昔から(デジタルズームで画質が粗くはなるけれど)ズーム機能ってスマホカメラでは一般的な機能でした。が、「引き撮影」って出来なかったんですよ。これがHUAWEI P30では出来るんで、撮影スタイルが結構大きく変わりますよ。是非、試してもらいたい機能です。

スーパーマクロ撮影が凄すぎ

スーパーマクロ撮影は接写のことです。HUAWEI P30は超広角カメラを利用して超接写撮影が楽しめます。

▼通常の「写真」モードで被写体にどんどん近づくと、スーパーマクロモードが自動的に発動!こんな感じに超接写だけどクッキリ綺麗な写真撮影が出来るのです!凄い!

インスタとかでスイーツを超ドアップでアップしている方を見かけますが、そんな感じのインパクトある接写写真を専用機材なしでHUAWEI P30ならスマホ単体で撮影出来るのが凄いのです!

背景ボケ撮影も高クオリティー

複数のカメラで背景をボカす写真もバッチリ対応。兄貴分のHUAWEI P30 Proは4つ目のカメラにTOFカメラを搭載することで、より背景ボケとピントの合う境目の処理がきめ細やかなのですが、スマホで撮影してスマホで見る様な使い方だと、HUAWEI P30で十分。

兄貴には叶わないけど、ISO 204800までいける

兄貴分のHUAWEI P30 ProはISOが409600まで設定できるバケモンスペックだったので、HUAWEI P30のISO設定幅はやや影が薄いんですが、HUAWEI P30でも204800まで設定出来ちゃいます。僕の持っているデジタル一眼レフカメラよりも圧倒的に設定幅が広くてビックリ。

ISOは設定値を上げるだけ光を増幅するんで、小さな光しかないシーンでも明るく撮影出来ます。で、ISOの上限設定数値が高いほど、より小さな光でも明るく撮影出来るんです。

▼試してみました。左は見た目に近い明るさにマニュアルで調整して撮影。右はISOをガツンと204800まで上げました。こんなに暗い場所でもこれくらいの明るさに光を増幅することが可能です。てか、ISO204800だと過度となってしまい白飛びしちゃいました。これはISO204800のテストなんで皆さんは最適な設定値で撮影を楽しんで下さい!

カメラの仕組みを知っている方はご存知だと思いますが、ISOは設定を上げると光を増幅して明るく撮影できる一方、ISOの数値があがるに連れノイズが発生します。なので、設定バランスが大切。

この、「設定バランスが大切」ってのは、幅広い設定が出来るからこそ実現出来るので、HUAWEI P30はISO204800という幅広い設定幅で写真の仕上がりバランスを突き詰める事が可能!ISOちょっと高めにしてシャッタースピード短くしてブレを少なくするなんて設定もOKです。

HUAWEI P30で撮影した写真

夜景は夜景モードで撮影しているのでAIは効いてません。それ以外はAIオン・オフを並べて表示してます。実機で撮影した写真をチェックしてみて下さい!

HUAWEI P30のインカメラは32MPの高精細なセンサーを採用

▼HUAWEI P30はインカメラも高精細センサーを搭載。3200万画素カメラでインカメラもメインカメラ並の精細さで自撮りを楽しめます。もちろん、美肌、小顔、肌色なんかのカスタマイズも柔軟に対応。

HUAWEI P30のディスプレイをチェック

この項目ではHUAWEI P30のディスプレイをチェックしています。

ノッチは目立たなく出来る

▼HUAWEI P30のノッチは設定→画面→その他の設定→ノッチから「ノッチを隠す」という設定が可能。ノッチ周囲をノッチ部分と同色のブラックカラーに切り替えることで見た目的にノッチが目立たなくなります。

HUAWEI P30のノッチ部分は目立たない表示に切り替える事が可能です。

画面表示がおかしいときは全画面表示に切り替えよう

ゲームをPlayしていたら横持ちの時に画面が大きく片側に偏り、反対側は黒帯表示となりました。これだとゲームしにくいですよね。

▼そんなときは設定→画面→その他の設定→全画面表示から利用するアプリで全画面表示のスイッチをオンにしましょう。

HUAWEI P30は全画面モードを搭載しているので画面表示がおかしいときは全画面にしてみよう。

これである程度のアプリは全画面表示となり快適に利用可能です。

短所もあるけど有機ELパネルはやっぱり綺麗

高級テレビが挙って採用している有機EL。理由は液晶と比較して桁違いに映像が綺麗だからです。

▼で、HUAWEI P30もディスプレイに有機ELを搭載。解像度もFHD+で精細な表示が可能となってます。↓

HUAWEI P30は有機ELディスプレイを搭載しているので、非常に発色が良く黒色の引き締まった映像を堪能できる。

有機ELの短所は(最近は大幅に改善されてきたけど)同じ表示を続けると焼付きを起こすことです。1日~2日という期間、同じ表示をずっと続けると焼付きを起こして、焼き付いた映像が画面に残る可能性があります。

とは言いましても、有機ELも登場してから非常に長い時間が経ってますので、焼付き対策も以前よりずっと進んでます。僕自身も、ずっと有機ELパネルを搭載したスマホを使ってますが、個人的にはそこまで神経質にならなくてよいほど焼付きは気になってません。

こんな感じで少々デメリットも有るんですが、有機ELは液晶と比較して非常に発色が良く、黒色の表現力が格違い。

液晶って裏から全体にバックライトを当てて光らせているので、色合いが白っぽくなるってデメリットが有るんです。一方、有機ELはドット自体が点灯・消灯するので、発色も非常に良く、黒色は消灯状態となるので黒色の沈み込み方が液晶とは比較になりません。

映像美を堪能したい!って方は高級テレビも採用している有機ELディスプレイが圧倒的に綺麗ですよ!HUAWEI P30なら美しい映像を楽しめるので、是非、有機ELの美しさを堪能して下さい!

HUAWEI P30のサウンド関連をチェック

この項目ではHUAWEI P30のサウンド関連をチェックしています。

イヤホンジャック搭載が嬉しい

▼HUAWEI P30はイヤホンジャック搭載!兄貴分のHUAWEI P30 Proでは残念ながらイヤホンジャックは廃止で利用できなかったのですが、HUAWEI P30ならお気に入りの有線イヤホンやヘッドホンが利用可能です!

HUAWEI P30はイヤホンジャックを搭載しているので、お気に入りの有線イヤホンやヘッドホンを利用可能。

スピーカーはモノラル仕様

HUAWEIさんになんとかして欲しいポイント。

ハイエンド端末の多くはステレオスピーカーを搭載することが多く、臨場感有るステレオ音源を楽しめます。iPhone XSなんてメチャクチャ音が綺麗です。

▼一方、HUAWEI P30は本体下部に備わっているスピーカー1つのみ。↓

HUAWEI P30はモノラルスピーカーでした。

音質や音量が悪いって訳では無いんですが、価格が価格ですし、HUAWEIさんもそろそろ本格的にステレオスピーカーを高価格帯モデルで搭載したほうが良いんじゃないかって思います。

ちなみにDolby Atmosも対応。ステレオスピーカーでサラウンド楽しみたかったなぁ。↓

HUAWEI P30はDolby Atmosに対応してます。

ライバルのiPhoneやGalaxyなんて随分と前からステレオスピーカーを実装しているんで、HUAWEIさん、次回作ではステレオスピーカー搭載して下さいね!頼みます!

対応するBluetoothコーデックのチェック

最近はワイヤレスで利用できるBluetoothイヤホンやヘッドホンが流行ってますが、接続する方法(接続するBluetoothコーデック)が複数存在しており、接続方法により音の遅延具合が大きく異なります。

音だけのコンテンツだと気が付きにくいんですが、音+映像の動画やゲームコンテンツで音が遅延していると、映像の後にわずかにずれて音が聞こえる”音ズレ”が気になります。

このコーデックは複数あり、以下のような特徴を持ってます。

  • SBC:すべてのBluetoothサウンド機器で対応するベースコーデック。音が結構遅延する
  • AACまたはapt-X:CD音源まで飛ばせるミドルレンジコーデック。音の遅延が気にならなくなるのがこのクラス。
  • apt-X HDまたはLDAC:ハイレゾ音源まで飛ばせるハイエンドコーデック。音の遅延も気にならない

スマホで動画やゲームを楽しむ方はミドルレンジ帯のAACやapt-Xに対応するコーデックがオススメ。ですが、このコーデックは接続する双方の機器が同一コーデックに対応していて初めて機能します。

例:スマホはSBCとAACに対応、BluetoothイヤホンはSBCとapt-Xに対応。接続すると双方が対応するSBCで接続となる。

上記の例ではスマホ側、Bluetoothイヤホン側共に”ミドルレンジコーデック”に対応しているんですが、種類が異なるので接続した場合は下位のSBCとなります。めっちゃ宝の持ち腐れ状態。

これを回避するためには、HUAWEI P30がどのコーデックに対応しているかチェックする必要があります。

▼というわけで、AAC、apt-X、apt-X HD、LDACに対応するデバイスを実際に接続して検証してみました。↓

HUAWEI P30のBluetoothコーデックを調べている様子。

▼ガルマックスのテスト環境で、「Bluetooth設定画面で接続コーデックが確認できるもの」はapt-X、apt-X HD、LDAC。

AACは管理者向けオプションから選択出来るのですが、Bluetooth設定画面でAAC表示が出なかったので、購入するならしっかり表示出来ているapt-X、apt-X HD、LDAC対応製品がオススメです。

HUAWEI P30のバッテリー関連をチェック

この項目ではHUAWEI P30のバッテリー関連をチェックしています。

比較的大容量な3650mAhバッテリーを搭載。

HUAWEI P30のバッテリー容量は3650mAh。一般的なスマホのバッテリーが3000mAh前後なので、比較的大容量なバッテリーを搭載。

大容量バッテリー搭載モデルの多くが4000mAh以上の容量を誇るで、HUAWEI P30は超大容量というわけではありません。使い方次第では1日バッテリーが持たない場合も有るくらいなので、モバイルバッテリーを持ち歩いた方が安心。

うわー、これは残念。ワイヤレス充電に非対応

HUAWEIさん、結構ええ値段するんですからワイヤレス充電機能くらいつけてよ!

▼試しにワイヤレス充電台に載せたんですが、うんともすんとも言いません。残念。↓

HUAWEI P30はワイヤレス充電に残念ながら非対応。

兄貴分のHUAWEI P30 Proはワイヤレス充電対応&ワイヤレス逆充電に対応しているんですが、差別化しすぎ!ワイヤレス逆充電機能はなくても良いからワイヤレス充電機能はつけてほしかった!

ワイヤレス充電は個人的にメチャクチャ便利で活用しまくっているので、超残念なポイントでした。

まだ、ワイヤレス充電使ったことが無い!って方なら問題ないんですが、既にワイヤレス充電対応スマホで活用している方は、いまさらワイヤレス充電非対応スマホに戻れない!って方も多いと思います。

特にカーホルダーをワイヤレス充電で利用している方は凄く残念に感じるポイントかも。

HUAWEI P30まとめ

HUAWEI P30

HUAWEI P30 Proのインパクトが強すぎて少々影の薄いHUAWEI P30ですが、多くの部分で上位モデルを引き継いでます。特に、処理性能が同じってのがGood。カメラも流石HUAWEIといえる出来栄えです。

端末価格が8万円弱なので、他のフラッグシップモデルより若干安く手に入りますが、ちょっと奮発するとHUAWEI P30の弱みであるスピーカー周りや充電周りのデメリットが無い他社ハイエンド端末もチラついてくるので悩みどころ。

もう少し細かい部分に注力してくれたらコスパ高めの端末だっただけに、微妙な立ち位置の製品です。

日本市場向けモデルが登場したときには対応バンドも豊富ですし、ハイエンド帯の中では安価な部類になるのでより魅力が増す可能性が大。

一方で「海外スマホ」としてみた場合は、先日紹介したXiaomi Mi 9など、より性能が高く機能的にも同じか一部で上回る端末も視野に入ってきます。

海外モデルのHUAWEI P30は他の海外モデルと比較してカメラの仕上がりが若干長けていること、ドコモバンドに対応していること位しか見当たりません。価格的には圧倒的に不利なんで、海外モデルでコスパに優れる端末を探しているなら、HUAWEI P30は残念ながら除外。

HUAWEI P30は全体的によくまとまっているスマホですが、大きな驚きはそれほど感じられません。逆に、「え、この価格でこの仕様や機能に対応していないの?」と言う部分が目立ってしまいます。これも、世界のHUAWEIに対する期待値が高い事も有るでしょう。

あと、HUAWEIはMateシリーズも出しているんで、HUAWEI P30が気になるなら性能が変わらずトリプルカメラを搭載してワイヤレス充電などに対応しているMateシリーズフラッグシップモデルの「HUAWEI Mate 20 Pro」もチェックしてみて下さい。

案外、同じくらいの値段なので、既に日本で販売済みのHUAWEI Mate 20 Proがしっくり来るかも知れません。

↓HUAWEI Mate 20 Proの記事は以下からどうぞ↓

↓HUAWEI P30 Proの記事は以下からどうぞ↓

↓HUAWEI P30の公式サイトは以下からどうぞ↓

HUAWEI P30の割引クーポン・セール情報、購入先まとめ

この項目ではHUAWEI P30をお得に手に入れるための情報と購入先情報をまとめています。

割引クーポンの発行とセールの開催状況

現在、Huawei P30の割引クーポンの発行やセールの開催が無いので、次の項目で紹介している最安値ショップでゲットして下さい!

割引クーポン発行時や割引セールが開始された時はTwitterFacebookで紹介するのでフォローを宜しくお願いいたします!

海外モデルのHUAWEI P30の購入先

価格は変動するので以下からリアルタイム価格をチェックして下さい!また、「HUAWEI P30」でショップ内検索した結果となるので、P30 Proなどもヒットしてます。購入時は端末名を改めてご確認下さい!

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