Xiaomi Black Friday 2024 1100x150

iPhone 12のレビュー!

iPhone 12

Apple最新スマートフォン「iPhone 12」が2020年10月23日に発売開始。ガルマックスも発売日当日に実機を手に入れたのでレビューをお届けします。

なお、本記事は様々な情報を追加して更新します。更新時はTwitterFacebookでお伝えするのでフォロー宜しく!

iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Maxのスペックの違いを比較!

iPhone 12の外観・デザイン

ディスプレイはiPhone 11から引き続き6.1型を採用しながら筐体はコンパクト化してます。

  • iPhone 11:高さ150.9mm、幅75.7mm、厚さ8.3mm
  • iPhone 12:高さ146.7mm、幅71.5mm、高さ7.4mm
iPhone 12
左:iPhone 12/右:iPhone 11
iPhone 12
左:iPhone 12/右:iPhone 11
iPhone 12
左:iPhone 12/右:iPhone 11

普段僕が愛用しているiPhone SE(2世代)も並べてみました。iPhone 12もコンパクトになりましたが、2020年11月に発売するiPhone SEよりも小型なiPhone 12 miniの待ち遠しいですね。

iPhone 12
左:iPhone SE(2世代)/中:iPhone 12/右:iPhone 11

iPhone 11と持ち比べて握りやすさや軽さは、「お、かなり変わった」と感じた部分で、横幅が4.2mmも小さくなったことから手の小さい僕でも握りやすいです。また、重量はiPhone 11の194gから162gにシェイプアップ。これだけ軽量化できたのは凄い。

iPhone 12
横幅がスリムになったので握りやすくなった
iPhone 12
重量も32gも軽くなり162g

新しいiPhone12はブルーをチョイス。実機が届く前に「Appleのイメージ画像と色合いが異なる」と話題になっていたので気になっていた実機のカラーですが、思っていたよりも悪くないですね。

事務所で蛍光灯下で目視する限り、Appleの公式サイトイメージ画像に近い印象。というよりも、もっと深い青色に見えます。一方で、光量の多い明るい場所だと青色が色鮮やかにみえるようになり、結構表情が変わるのが面白い。

iPhone 12
光沢があるのでマットな感じではない。結構テカテカしてる

iPhone 12
明るい場所では青色も鮮やかになる感じ。

新カラー以外に外観で大きく変わったのはサイドフレームの形状。丸みを帯びたデザインだったiPhone 11とは異なり、フラットなサイドフレームを採用することでiPhone 5、5S、初代SEのような印象です。

iPhone 12
サイドフレームがフラットに。このデザイン、個人的に最高にカッコいいです

その他、ボタンの配置やポートはこんな感じ

iPhone 12
左側面にボリュームキーとサイレントスイッチ。SIMスロットは左に位置が変わったようです
iPhone 12
右側面には電源ボタン
iPhone 12
下部にはLightning端子やスピーカーを備えます

付属品・同梱物

iPhone 12シリーズは11シリーズからパッケージも変更されコンパクトになりました。

iPhone 12
パッケージが薄型化された。

同梱物も刷新され少なくなってますね。本体以外にLightning→USB-Cケーブル、SIMピン、クイックガイド、ステッカーのみで、イヤホンやチャージャーは付属しません。

iPhone 12
簡素化された同梱物

少し注意したいのが、付属する充電ケーブルがLightning→USB-C(すみません!記事公開時に間違えてAと書いてました!)ってところ。iPhone 11ではLightning→USB-AだったのでチャージャーもUSB-Aだったんですが、iPhone 12のケーブルは従来の充電器に挿すことが出来ません。

iPhone 12は急速なPD充電に対応していて、PDチャージャを利用するためのケーブル形状となっているので、この機会にチャージャも刷新して良いかも知れません。

保護フィルムは付属していませんが、PDA工房さんからiPhone 12用のフィルムがリリースされているので検討してみて下さい。

▼サクッと視聴できる開封レビューも公開中。質感・カラー・雰囲気は動画の方が分かりやすいかと。↓

iPhone 12の処理性能

iPhone 12は、最新のA14 Bionicチップを搭載していて、iPhone 11からパフォーマンスが底上げされています。今回はベンチマークのAnTuTuで比較してみますね。

ベンチマークスコアをチェック!

端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。

▼iPhone 12の実機でAnTuTu(Ver8)を測定しました!総合スコアは555,477点、GPUスコアは204,218点。

iPhone 12

▼iPhone 11が搭載するA13 Bionicと比較するとこんな感じ。総合スコアはガツッと向上していますが、GPU性能はベンチマークのスコア的にはそれほど向上していないようです。

iPhone 12

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

iPhone 12の機能・仕様の検証結果

ガルマックスが力を入れている、実機レビューでしか分からない検証項目です!

通知ランプ
指紋認証
顔認証 ○:カメラ認証。暗所でも解除されやすい
アプリクローン
PCモード
外部映像出力 △:ワイヤレスのみ対応/ケーブル出力不可
戻るボタン入れ替え -:iOSなので無い
ジェスチャー操作
クイックランチャー ○:ウィジェット、Appライブラリ
ゲームモード
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
-:MicroSD自体非対応
Photoshop Camera
PUBGモバイル
グラフィック設定
フレームレート設定
スムーズ+極限 :○
スムーズ+90fps :×
最高クオリティ&フレーム設定→FHD+ウルトラ
備考

MagSafeに対応している

MagSafeはiPhone 12シリーズから新たに追加された機能で、磁石を筐体に埋め込んだiPhone 12シリーズにMagSafe対応アクセサリをペタッと背面にくっつけることが可能に。

その第一弾アクセサリーとして登場したワイヤレス充電器のMagSafe充電器ですが、使ってみると案外便利。レビューも書いているので気になる方はチェックしてみて下さい!

MagSafe充電器のレビュー!使ったら「あれ、これマジで便利じゃん」ってなった

ディスプレイ:有機EL、高解像度化と大きく進化。高リフレッシュレート非対応は残念

iPhone 12のディスプレイはiPhone 11から大幅に進化したポイント。

  • iPhone 11:1792×828/液晶
  • iPhone 12:2532×1170/有機EL

iPhone 12は有機ELを採用したことでコントラスト比もiPhone 11の1,400:1に対しiPhone 12では2,000,000:1に向上。

有機ELは液晶と異なりドットが自発光するタイプなので黒色=消灯となり、画面全体をバックライトで照らす液晶とは桁違いの深い黒色を表現することが可能。少し分かりやすいように輝度を全開にして比較してみました。

iPhone 12
左:iPhone 12/右:iPhone 11。有機ELはグッと引き締まった映像を楽しめる

ディスプレイが高解像となり有機ELを採用したことでディスプレイの品質はiPhone 11から大きく進化しているんですが、高リフレッシュレート非対応は残念。

最近ではPUBGモバイルはじめ高FPSで遊べるゲームも増えてきており、iPhone 12はパフォーマンス的に全く問題ないのに高リフレッシュレート非対応ということでゲームではAndroidに遅れをとっている感じですね。

DRMコンテンツ
高リフレッシュレート
表示モード ダークモード、True Tone
画質調整
備考

バッテリー

現在バッテリー持ちの検証中です。検証が完了次第、TwitterFacebookでお伝えします。

逆充電
充電速度
バッテリー持ち
備考

通信・SIM周り:問題なく各キャリア回線で繋がる

iPhone 12は沢山のバンドに対応しているので、ドコモ、au、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイルで利用する重要なバンドに対応してます。

それぞれのSIMで通信した結果、楽天モバイル以外の回線で通話・データ通信できましたが楽天モバイルは結果として安定的な利用は難しい状況。

楽天モバイルはAPN設定を行うことでLTEバンドを掴み一時的にデータ通信ができましたが、暫く経つとデータ通信不可に。

AppStoreにてRakuten LinkアプリをインストールしてWiFi接続状態だとログイン・アプリからの通話は出来ますが、モバイル通信だと通信が出来ないので使えません。楽天モバイルを利用されている方は安定的な通信ができる確証を得てから検討したほうが良いかも。

ドコモ回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ソフバン回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ワイモバ回線 データ通信:○
通話:○
(ワイモバイルで検証)
au回線 データ通信:○
通話:○
(mineoで検証)
楽天モバイル回線 データ通信:△
通話:△
Rakuten Link:△
(楽天モバイルで検証)
2回線同時待ち受け ○:NanoSIM+eSIM
備考

▼今おすすめのWi-Fi系SIMカードはこちら↓

▼デュアルSIMを生かせば低価格で通話SIMつきの大容量スマホが構築できるかも↓

デュアルSIMを活用!音声SIMとデータSIMを分けた最強スマホの構築方法

iPhone 12のカメラをレビュー

iPhone 12

構成 12MP(メイン)、12MP(超広角)
AI 設定→カメラからシーン検出でオン・オフ可能。デフォルトはオン
撮影モード タイムラプス、スロー、ビデオ、写真、ポートレート、パノラマ
ズーム デジタル5倍
シャッター音の消音 不可
マニュアルの設定幅 露出:-2〜+2
写真解像度 12M
ビデオ解像度 720P/30FPS、720P/60FPC1080P/30FPS、1080P/60FPS、4K/24FPS、4K/30FPS、4K/60FPS
スローモーション 1080P/120FPS、1080P/240FPS
手ブレ補正 全ての解像度で手ブレ補正が有効

まだ入手したばかりなのでカメラの項目は検証を行いながら情報のアップデートを行います。更新時はTwitterFacebookでお伝えするのでフォロー宜しくおねがいします。

シーン検出が追加された

iPhone 12は設定→カメラから入れるカメラ設定項目に「シーン検出」が追加されてます。この機能はシーンを検出してより美しい写真に仕上げてくれる機能。AndroidのAIシーン検出と同じような機能のハズ。

基本的にデフォルトでシーン検出がオンになっているのでAppleの推奨なのでしょう。ここから掲載する写真は全てシーン検出がオンのデフォルト状態で撮影します。

ちなみにiPhone 11もiPhone 12と同じiOS14.1にアップデートしましたが、残念ながらシーン検出機能は追加されませんでした。

ということで、シーン検出が使えるiPhone 12と利用できないiPhone 11で料理と花のサンプルを使って写真の撮り比べ。

▼左がiPhone 12で右がiPhone 11。効果は被写体にもよりますが、料理サンプルの写真では揚げ物の色合いが結構変わってます。↓

昼間の屋外で撮影した写真

明るい昼間に屋外で撮影した写真。ピント速度も申し分ないしスパスパとキレイな写真が撮影できます。スマホカメラにとって好条件な晴天下ではiPhone 11と写真を比較しても大きな違いは感じませんでした。

空の色がiPhone 12は少し青みが強くなってますね。左がiPhone 12、右がiPhone 11↓

超広角で撮影した写真

超広角モードはカメラアプリからワンタップで切り替えられる様になってます。画角もiPhone 11と変わらないですね。メインカメラと超広角カメラで色の違いなどギャップが少ないので様々なシーンで活用できそう。

▼iPhone 12は路面などがやや明るくなってる。左がiPhone 12、右がiPhone 11↓

ナイトモード・夜景撮影

ナイトモードはiPhone 11シリーズから搭載されたモード。それまでのiPhoneは夜景撮影に弱かったのですが、このナイトモードを搭載したことで暗所や夜景の写真クオリティーが一気に向上しました。

もちろん、iPhone12も引き続きナイトモードに対応しているのですが、iPhone 11からの進化ポイントは「超広角カメラでもナイトモードが使えるようになったこと」です。

iPhone 11は超広角カメラでないとモードが利用できなかったので画質的には微妙だったのですが、iPhone 12では超広角カメラでも明るく鮮明な夜景を撮影しやすくなりました。

▼これは比較的光量の多い夜景シーン。iPhone 12は全体的に明るくなり華やかさが増した印象。左がiPhone 12、右がiPhone 11↓

▼超広角ではiPhone 11よりも明るくシャッキリした写真が撮影出来てますね。左がiPhone 12、右がiPhone 11↓

▼以下の写真は更に光量の少ないシーンです。これはメインカメラで撮影した写真でないとモードが発動している状態です。なぜかiPhone 12の写真は薄っすらと写真を横切る光が入ってしまいました。左がiPhone 12、右がiPhone 11。↓

▼光量の少ないシーンでも超広角撮影では画質に大きな違いが出てきました。iPhone 11では超広角でナイトモードが使えず暗い写真になりノイズも多め。iPhone 12はグッと画質が向上しています。左がiPhone 12、右がiPhone 11↓

動画撮影時の手ブレ補正:定評あるiPhone 11の補正具合と同等レベル

iPhone 11は手ブレ補正が最強と言われていたモデルだったんですが、iPhone 12も同等レベルの手ブレ補正具合。

▼少々粗く歩いているんですが、iPhone 11と大きく変わらない補正具合なのでホッとしました。↓

その他、プライベートでも撮影してるんですが、手ブレ補正が優秀なので定点から歩き撮影まで十分楽しめてます。

iPhone 12の実機レビューまとめ

iPhone 12

iPhone 12が届いてこれからなのでファーストインプレッション的な内容ですが、デザインが刷新され懐かしくありながらもスタイリッシュになったなと言う感じ。

洗練されたデザイン、向上したパフォーマンス、仕様がよくなったディスプレイ。シーン検出など機能も追加されたカメラなど、iPhone 11からの進化ポイントは多そうです。

もう少しじっくりiPhone 12を触りながらカメラやバッテリー持ち、そして新たに使えるようになったMagSafeの使い勝手など、どんどん記事を更新していくのでお楽しみに!

■今安い!セールピックアップ■

▼64GBが77,440円、128GBが84,800円、256GBが94,800円!最大25,000ポイント還元!↓

▼64GBが94,680円、128GBが99,720円!↓

▼64GBが110,880円、128GBが116,640円、256GBが131,040円!↓

■MVNO(音声SIMセット)■

■MNO(通信キャリア)経由■

■SIMフリー(端末単体)■

▼64GBが86,800円、128GBが92,800円、256GBが104,800円!↓

iPhone 12におすすめのSIMカード

iPhone 12を格安SIMで使いたいならおすすめのMVNOはこちら。全てではありませんがドコモ系、ソフバン系、au系、楽天モバイルの回線でそれぞれ検証しています。

▼ドコモ回線の格安SIMなら↓

▼ソフトバンク回線の格安SIMなら↓

▼au回線の格安SIMなら↓

ページトップへ