iPhone 15の生産に遅れ。販売価格もかなり上昇するかも?

iPhone 15 Proシリーズの主要パーツが不足。それに伴ってか販売価格も大幅に上昇してしまうという話が出ているようです。

iPhone 15向けのパーツが不足している?価格も上昇してしまうかも?

イギリス・ロンドンに本拠を置く国際金融グループであるバークレイズのアナリストであるTim Long氏が「アップルの委託製造業者がチタン合金製の筐体やカメラモジュールを含む主要部品の不足に直面している」と述べていると海外メディアのInvestor’s Business Dailyが報じています。

次いでTim Long氏は、iPhone 15シリーズの生産開始が当初の予想より遅れたため、9月四半期のiPhone販売台数は従来想定していた2,200万台から、2,000万台弱へと少し減少するのではないかとも予想しています。

また、AppleはiPhone 15のパーツ原価が増加してしまったため、恐らくProシリーズの価格を引き上げるだろうともTim Long氏は述べているとのこと。

同氏は、AppleがProモデルの価格は従来のモデルから100ドル(約1.4万円)、Pro Maxモデルの価格を100~200ドル(約1.4万円〜約2.8万円)値上げすると具体的な値上げ額まで予想しています。

参考までに、現在のiPhone 14 Proの価格は149,800円から、iPhone 14 Pro Maxの価格は164,800円からとなっているので、上記の値上げ額を加えると、iPhone 15 Proの価格は169,800円〜、iPhone 15 Pro Maxの価格は最大で192,800円からと今以上に高価なモデルとなってしまうことが想定されます。

最後にTim Long氏は「マクロ的な圧力、エンドユーザーの需要の弱さ、デザイン変更の制限を考慮すると、iPhone 15 Proモデルで予想される価格引き上げはiPhone 15の販売台数にさらなる圧力をかけるはずだ」と締めています。

iPhone 15 Proは今以上に高嶺の花へとなってしまいそう

以前にガルマックスでは、iPhone 15 Proシリーズでチタン合金製の筐体が採用されるかもしれないという内容の記事を上げていますが、チタンはステンレス以上に加工などの手間がかかることから、その分高価になるかもとは想像していましたが、ガッツリ値上げしそうな流れになっているようですね。

執筆時点でのiPhone 14 Proの日本向けモデルも15万円からと、スマートフォンとしてはかなり高価な部類になりますが、今回の予想が的中してしまった場合、iPhone 15 Proシリーズは最低でも17万円からとなってしまうので、今以上に高嶺の花へとなってしまいそうです。

ともあれ、iPhone 15 Proシリーズはどうなるのか引き続き注視する必要はありそうですね!

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