iPod touch(第7世代)のレビュー!待ちに待った最新モデルを試す

こんにちは、ガルマックスのtatsuです。今回はWWDC 2019直前にしれっと発表されたiPod touch(第7世代)をレビューしていきます。

およそ4年ぶりにモデルチェンジしたiPodブランド最後の砦は、一体どんな仕上がりか見ていきましょう!

Apple iPod touch (32GB) - (PRODUCT)RED (最新モデル)
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iPod touch(第7世代)の詳細なスペック表

製品情報
端末名 iPod touch
型番/別名 7世代
発売年 2019年5月
発売地域 日本発売済み
メーカー・ブランド Apple
備考 日本語対応
対応バンド・周波数・ネットワーク
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.1
本体仕様
ディスプレイ 4インチ/液晶IPS
解像度 1136×640
画素密度 326ppi/画面の粗さが気にならない
サイズ 高さ:123.4mm
横幅:58.6mm
厚さ:6.1mm
重さ 88g
本体色 グレイ系/ゴールド系/シルバー系/ピンク系/ブルー系/レッド系
システム仕様
OS iOS 12
CPU(SoC) A10 Fusion
AnTuTuベンチマーク

AnTuTu(実機):総合スコア157323点、3Dスコア50705点
Geekbench(実機):シングルコア2718点、マルチコア4706点

メモリ/保存容量
組み合わせ 容量32GB
容量128GB
容量256GB
ストレージカード 非対応
カメラ
背面カメラ 8MP
オートフォーカス
ƒ/2.4絞り値
5枚構成のレンズ
ハイブリッド赤外線フィルタ
裏面照射
自動手ぶれ補正
写真のHDR
露出コントロール
パノラマ(最大43MP)
バーストモード
タップしてフォーカス
Wi-Fi経由で写真にジオタグを添付
タイマーモード
画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG
カメラ備考 1080P/30FPS
機能仕様
GPS 無し
センサー 3軸ジャイロ、加速度センサー
防水/防塵・タフネス等級 非対応
イヤホンジャック あり
バッテリー
バッテリー容量 非公開
充電 有線充電;対応
ワイヤレス充電:非対応
ポート Lightning
スペック表のソース

iPod touch(第7世代)の価格と購入先

iPod touch(第7世代)の発売時期は2019年5月頃で価格は以下の通りです。

  • 容量32GB(21,800円)
  • 容量128GB(32,800円)
  • 容量256GB(43,800円)

執筆時点では、発売から1ヶ月ほど経ち、家電量販店などの小売店での取り扱いも始まりました。ネットの小売店を使うなら、アップルストアかAmazon、ヨドバシカメラなど大手ショップでの購入をオススメします。Amazonではアップルが正式に販売していますので、購入の際は販売業者をよく見ましょう!また、注意点ですが、ショップによっては2015年モデルと併売されていることもあるので、購入前にしっかり7世代であることを確認してから購入しましょう。

なお、今回からアップルストア以外の小売店でもレッドが購入できるようになっています。レッドが欲しかった方はその辺りも要チェックですね。

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iPod touch(第7世代)の開封と付属品のレビュー!

iPod touch(第7世代)の開封及び、付属品の紹介をしていきます!

パッケージングはプラスチック製のボックス

▼iPod touch(第7世代)のパッケージは、透明なプラスチックボックス。ディスプレイ部分のホーム画面を模したデザインのフィルムや、iPod本体を固定しているツメなど、色々な部分で以前と変わらないiPodの伝統を受け継いでいます。

今回はレッドを購入しましたので、アップルマークや「iPod touch」の文字が赤色になっていますが、通常販売色の5色(スペースグレイ、ゴールド、シルバー、ピンク、ブルー)はどの色も黒色文字のようです。細かい部分ですが、「iPod touch」のフォントが今のアップル標準フォントであるSan Franciscoに置き換えられています。

付属品はアップルらしくシンプル

▼iPod touch(第7世代)は本体以外にLightningケーブル、EarPods With 3.5mm、クイックガイド系の書類、いつものアップルステッカー、レッド限定の赤の冊子が付属していました。簡易冊子も以前以上にシンプルになっていて、突き詰めるところまで突き詰めたなぁといったところです。↓iPod touch(第7世代)の付属品はイヤホンやケーブル、簡易冊子などアップルらしいシンプルなもの

しっかりした保護フィルムはPDA工房製がオススメ

iPod touch(第7世代)の付属品には保護フィルムが含まれていないので、ディスプレイをしっかりと保護したい方は別途購入しましょう。

▼iPod touch(第7世代)のPDA工房製フィルムが到着。↓

▼iPod touch(第7世代)の実機から測定しているので、サイズ感もバッチリ。iPod touchに関しては、次の型がいつ発売されるか分かりませんので、しっかりとキレイに使っていきたい方は是非ご検討ください!iPod touch(第7世代)

iPod touch(第7世代)のデザイン・外観のレビュー

iPod touch(第7世代)の外観について紹介していきます!

赤のエッジに白のコントラストがキレイ

▼iPod touch(第7世代)のレッドに組み合わされるのは白のベゼル。iPhone 8のレッドのように黒ベゼルも引き締まった感じがしてカッコいいですが、白ベゼルも清潔感があってキレイですよね!↓iPod touch(第7世代)

レッドの色味は鮮やかな赤色

▼iPod touch(第7世代)のレッドはiPodでは定番のカラーですが、過去にはiPodの世代によって色味が違ったりしていました。今回は第6世代と同じようなビビッドなレッドで、目に鮮やか。とは言ってもチープさや下品さが無いのが上手いところです。「PRODUCT RED」の刻印が入っているのもポイント。↓iPod touch(第7世代)

あと、地味に第6世代と変わっているのは認証表記。以前(第6世代まで)は背面に刻印されていたものが第7世代からはソフトウェア表記に移り、背面へと刻印されなくなりました。デザイン的にもさらにシンプルさが増したというべきでしょうか。

定番のダイヤモンドカットがキレイ

▼iPod touch(第7世代)では、アップル製品では定番のダイヤモンドカット加工がされています。最近ではiPhone SEやiPad(第6世代)、iPad mini 5やiPad Air(第3世代)などでは省かれていましたが、iPod touch(第7世代)では無事に省かれることなく加工がされていました。赤のキラリと光るエッジがカッコいい!iPod touch(第7世代)では、ダイヤモンドエッジ加工がきちんとされていました。

カメラ、アンテナ部分も変更なし

▼iPod touch(第7世代)には、6世代と同様に800万画素、F値2.4のカメラを引き続き搭載。↓

▼アンテナラインの代わりとなる黒いプラスチック部分も見慣れた同じ箇所にあります。↓

▼カメラの出っ張りはiPhone Xなどに比べると控えめ。そういえば、iOS端末で最初にカメラが飛び出したのはiPod touch(第5世代)なんですよね。そういう意味でも、歴史的な端末の系譜を受け継いでいるといったところでしょうか。カメラ部分の出っ張りは控えめ。

レッド限定のPRODUCT RED表記

▼iPod touch(第7世代)でもレッドカラーが用意されており、第5世代から数えると3代続けてのラインナップ入りです。レッド限定の「PRODUCT RED」表記がやっぱりイイですよね!↓レッドカラー限定のPRODUCT RED表記が特別感を与えてくれます。

4インチディスプレイ搭載のコンパクトボディは持ちやすさ抜群

▼iPod touch(第7世代)は、大きくなる一方のスマートフォンの時代に貴重な4インチの超コンパクトボディ。持ってみるとそのコンパクトさがよく分かるはず。↓iPod touch(第7世代)のコンパクトなボディは持ちやすさ抜群 iPod touch(第7世代)のコンパクトなボディは持ちやすさ抜群

88gの軽量ボディは持ち歩きに最適

▼iPod touch(第7世代)は、重量も前世代から踏襲し88gを維持。性能はアップしても重量は据え置きとなりました!100gを切る超軽量なボディは実際に手にすると、前述のコンパクトサイズと相まってかなり快適。いつでもどこでも持ち出したくなるサイズ感に一役買っています。↓iPod touch(第7世代)は88gという超軽量なボディ。

iPod touch(第7世代)の性能・パフォーマンスレビュー!

この項目では、iPod touch(第7世代)の性能・パフォーマンス・ゲーム性能について記載しています!

iPod touch(第7世代)のゲーム性能

PUBG Mobile

最近のバトルロワイヤルゲームの流れを作った立役者がPUBG。元はPC版でしたが、今は誰でも手軽にできるモバイル版が人気です。PC版からモバイル版になったといっても、グラフィック負荷はそれなりに高く、快適に遊ぶ為にはミドルハイ以上の性能がないといけなかったりします。

▼初期設定は「快適画質」。クオリティに関しては標準までしか設定できず、フレーム設定も「中」止まり。プロが好む「スムーズ+極限」はできませんでした。↓

初期設定は「快適画質」でした

クオリティに関しては標準までしか設定できず、フレーム設定も「中」止まりでした

▼プレイ中は快適画質でも少しカクつく場面が多く、快適に遊べるとは言い難い状況でした。↓

iPod touch(第7世代)でPUBG Mobileをやってみました。iPod touch(第7世代)でPUBG Mobileをやってみました。

GTA:Liberty City Stories

海外では2005年にPSPで発売されているGTA:Liberty City Stories。今ではiOSやAndroid搭載のスマートフォンやタブレットで楽しめます。一定の条件を満たした端末は最高のグラフィック設定でなおかつ60fpsで楽しめます。60fpsはやはりヌルヌル動きますので、ぜひとも性能がいい端末を用意して遊びたいところです。

▼オープンワールドで大暴れできるGTAもそこそこ快適に動きます。ディスプレイサイズが小さいのでなかなか確認しづらいですが、画質設定も高めで遊べています。↓

iPod touch(第7世代)でGTA:Liberty City Storiesをやってみました。 iPod touch(第7世代)でGTA:Liberty City Storiesをやってみました。 iPod touch(第7世代)でGTA:Liberty City Storiesをやってみました。

GRID:Autosport

GRID:Autosportは2014年にPS3などでリリースされたレースゲームです。リアルなダメージ表現にレース演出は、カジュアルなGRIDシリーズでもリアル寄りのテイストになっています。ちなみに、2017年にiOS版がリリースされていますが、リアルさは健在。楽しみたいならできる限り性能がいい端末を用意しましょう。

▼意外と言うと言葉はよろしくないですが、しっかり動きました。ディスプレイの解像度上わかりにくいですが、最高設定に匹敵するような高画質で楽しめるはずです!↓iPod touch(第7世代)でGRID:Autosportをやってみました。 iPod touch(第7世代)でGRID:Autosportをやってみました。

ドールズフロントライン

ドールズフロントラインはソーシャル機能を持ったシミュレーションゲームです。このゲームに関してはゲームの性質上か、はたまた最適化の関係か、見た目に反しある程度以上のスペックが無いとカクカクで快適にできなかったりします。ゲーミングスマホまではいらないまでも、できる限り性能がいいやつが望ましいですね。

▼カクつきが目立ちやすい倉庫でのスクロールや場面切り替わりでもしっかり動作。iPod touch(第7世代)のディスプレイサイズとシミュレーションゲームの性質上、快適に遊べるかというと疑問符はつきますが、動作に不満は感じにくいのでちょっとした育成などには十分耐えうるのではないでしょうか。iPod touch(第7世代)でドールズフロントラインをやってみました。 iPod touch(第7世代)でドールズフロントラインをやってみました。 iPod touch(第7世代)でドールズフロントラインをやってみました。

iPod touch(第7世代)のベンチマークスコアを検証!

ベンチマーク好きの方、お待たせしました。iPod touch(第7世代)の各種ベンチマークスコアをご覧ください!

iPod touch(第7世代)の実機AnTuTuスコア

▼総合スコアは157323点、GPUスコアは50705点。↓iPod touch(第7世代)(iOS 12.3)実機AnTuTuベンチマークスコアは総合が157323点、GPU性能が50705点。

iPod touch(第7世代)の実機Geekbench 4スコア

▼シングルコアが2718点、マルチコアは4706点。↓iPod touch(第7世代)の実機Geekbench 4スコアはシングルコアが2718点、マルチコアは4706点

▼Metalスコアは10267点。↓iPod touch(第7世代)の実機Geekbench 4スコアはMetalスコアが10267点

iPod touch(第7世代)の実機3DMarkスコア

▼Sling Shot Extremeが2412点。↓iPod touch(第7世代)の実機3DMarkスコアはSling Shot Extremeが2412点

iPod touch(第7世代)搭載のA10 Fusionはクロックダウンされている…?

▼前述のベンチマーク計測にて使用したGeekbench 4にて、iPod touch(第7世代)に搭載されているのは1.62GHzのA10 Fusionプロセッサと表示されましたが、同じくA10 Fusionを搭載しているiPhone 7は2.33GHz、iPad(第6世代)は2.32GHzとのことですので、誤差を考慮に入れても、クロック周波数を下げているかと考えられます。iPod touch(第7世代)に搭載されているA10 Fusionは1.62GHzです

しかし、本来のA10 Fusionから結構性能が抑えられているといっても、ベンチマークスコアではiPhone 6sを上回るスコアをたたき出し、負荷がかかるゲームでも大抵のものが難なく動いてしまうとは恐ろしいです…

負荷がかかると結構あったかくなる

iPod touch(第7世代)は、iPod touch(第6世代)と比べると、A10 Fusionを搭載したぶん性能がグンと上がっていますが、その代わりにゲーム等で負荷がかかると正面から見て上部が結構あったかくなります。そこそこ気になるくらいの温度にはなりますので、その点を留意して対策はきちんとしておいたほうがいいかと思います。

iPod touch(第7世代)の機能・仕様レビュー!

この項目では、機能や仕様を紹介していきます。

初期ロットでプリインストールされるのはiOS 12.3。iOS 13へのアップデートも保証済み!

▼iPod touch(第7世代)の初期ロットでプリインストールされていたのは、発売当初最新のiOS12.3。そして、WWDCでの発表でiOS13へのアップデートも確約されています。しばらく最新のiOSが提供されるはずなので、新機能を体験してみたりセキュリティの面でもバッチリ安心して使えますね。↓iPod touch(第7世代)にプリインストールされていたのはiOS12.3

iPhone 6s以降のiPhoneに搭載されている「手前に傾けてスリープ解除」機能も搭載!

▼iPod touch(第6世代)と大きく違う点の一つがこの「手前に傾けてスリープ解除」機能。iPhoneでは6s以降の機種が対応していましたが、今回、iPod touch(第7世代)もA10 Fusionをのっけた関係でめでたく搭載となりました。指紋認証ユニットは搭載されていないので、セキュリティーに関してはパスコードですが、便利であることに変わり無し。なお、「手前に傾けてスリープ解除」は標準でオンになっています。不要な方は「設定」から「画面表示と明るさ」より「手前に傾けてスリープ解除」をオフにしてください。↓iPod touch(第7世代)は「手前に傾けてスリープ解除」機能を搭載しています

念願のバッテリー残量表示機能も搭載!

▼もう一つのiPod touch(第6世代)と大きく違う点が「バッテリー残量(%)」機能。今までiPod touchシリーズにはバッテリー残量のパーセント表示がされないのが常でしたが、7世代を経てようやくの実装となりました。ザックリとではなく、しっかりとバッテリー残量を把握したい方には朗報ですね!また、「手前に傾けてスリープ解除」機能とは違い「バッテリー残量(%)」は標準ではオフになっています。必要な方は「設定」から「バッテリー」より「バッテリー残量(%)」をオンにしてください。↓iPod touch(第7世代)には、「バッテリー残量(%)」表示機能が搭載されています

iPod touch(第7世代)のカメラをレビュー!

iPod touch(第7世代)で実際に写真を何枚か撮ってきました。掲載する写真は全て通常の写真モードにて撮影し、縮小とウォーターマークを入れたのみです。

▼iPod touch(第7世代)の背面カメラは800万画素です。細かいディテールに難があるものの、思った以上にしっかりと撮れている印象です。iPod touch(第7世代)で写真を撮ってみました

▼食事に関しても暖色系で美味しそうに見えると思います。↓iPod touch(第7世代)で食事の写真を撮ってみました

▼以下の写真は上側の写真がピントを合わせずに撮った場合で、下の写真がピントを看板に合わせて撮った場合です。↓

iPod touch(第7世代)で夜間写真を撮ってみました iPod touch(第7世代)で夜間写真を撮ってみました

iPod touch(第7世代)のディスプレイをレビュー!

定番の4インチRetinaディスプレイ搭載

▼iPod touch(第7世代)に搭載しているディスプレイはtouchシリーズでは定番の1136×640の4インチ。もちろんRetinaで画面密度は326ppiと肉眼ではほぼ識別不可能なほど。フルラミネーションディスプレイではありませんが、耐指紋性撥油コーティングも施されているので指紋汚れもつきにくくなっています。iPod touch(第7世代)

iPod touch(第7世代)のサウンド関連をレビュー

イヤホンジャック端子が続投

▼iPod touch(第7世代)にはイヤホンジャック端子がきちんと搭載されています。iPhone 7以降廃止されたイヤホンジャックですが、まだまだ有線式イヤホンやヘッドホン、スピーカーを使って音楽を聴きたい方は多数居るはず。お気に入りの音響機器で聴きたい方にはうれしいポイントですね。イヤホンジャック搭載で有線の音響機器にも対応。

内蔵スピーカーはモノラルで最低限の音質

iPod touch(第7世代)に搭載されるスピーカーはモノラルで、音質に関しても最低限。ゲームや動画視聴などで横向けにして両手持ちすると、手でスピーカーを覆ってしまうのでイヤホンやスピーカーの使用がオススメです。

iPod touch(第7世代)のバッテリーをレビュー

バッテリーテストをやってみました

iPod touch(第7世代)のバッテリー消費を検証するため、Geekbench 4のバッテリーベンチマークを取ってみました。

▼バッテリースコアは1488点。↓Geekbench 4のバッテリーベンチマークスコアは1488点

▼100%から使い切るまで約2時間30分となりました。最新のスマートフォンと比べると短いですが、コンパクトなボディかつ性能が落とされているとはいえ、現状でもパワフルなA10 Fusionプロセッサでよくここまで持ったというべきでしょうかね。↓100%から使い切るまで約2時間30分でした

スリープ放置でも6世代よりも持つかも..?

体感上の話になってきますが、iPod touch(第7世代)はiPod touch(第5世代)よりはスリープ時での消費は多めですが、iPod touch(第6世代)よりも消費が抑えられている印象です。ちょうど中間といったところでしょうか。

iPod touch(第7世代)のレビューを終えての所感

iPod Classicから始まり、iPod nanoやiPod Shuffleなどtouch以外のiPodプロダクトが続々と生産終了していき、iPod touch自体も2015年の第6世代以降5年もの間モデルチェンジされなかった背景もあり、iPod touchは近いうちにラインナップから無くなるやら心機一転7インチディスプレイを搭載するとか色々な噂が飛び交っていましたが、蓋を開けてみると無事に7世代が発売され、モデル自体も6世代からプロセッサとストレージ構成以外ほとんど変わらない4インチのキープコンセプトモデルでした。

個人的には、このデザインこそがiPod touch上完成されたデザインであると思っていますので、デザインを変えずにプロセッサやストレージ構成を変更して発売してくれたのは嬉しかったところです。今となっては需要が少ないWi-Fi専用の小型端末にはなりますが、6世代の細かい欠点をある程度潰しており、6世代から乗り換えるのはアリと自信を持って言えます。更に、ミュージックプレイヤーやApple Music用の端末としても、256GBという大容量ストレージのラインナップが追加されたことにより魅力が一層増しているはず。

コンパクトさとお手頃感を両立したパワフルな端末が好きな人にはトコトン刺さる相棒、それが第7世代のiPod touchではないでしょうか。

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