iQOO Z10 Turbo/Turbo Proのスペックまとめ!PD100W対応で7,000mAh搭載、AnTuTu240万点はアツい!
vivoから「iQOO Z10 Turbo」「iQOO Z10 Turbo Pro」というスマホが登場したのでスペックを見ていきましょう。大容量バッテリーと急速充電を両立した端末になっています。
同時に「iQOO Z10x」も発表されています!
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iQOO Z10 Turbo/Turbo Proの詳細スペック
機種名 | iQOO Z10 Turbo | iQOO Z10 Turbo Pro |
SoC | MediaTek Dimensity 8400 | Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4 |
メモリ | 12GB/16GB LPDDR5X |
12GB/16GB LPDDR5X Ultra |
容量 | 256GB/512GB UFS4.1 |
|
ディスプレイ | 6.78インチ、有機EL、2,800×1,260、最大144Hz | |
アウトカメラ | 5,000万画素(メイン) 200万画素(深度) |
5,000万画素(メイン) 800万画素(超広角) |
インカメラ | 1,600万画素 | |
バッテリー | 7,620mAh 90W(FlashCharge) 逆充電 |
7,000mAh 120W(FlashCharge)、100W(PD/PPS) 逆充電 |
サイズ | 163.72×75.88×8.09mm | |
重量 | 212g | 206g |
対応バンド | 3G:1/5/8/6/19 4G FDD:1/3/5/8/19/28A 4G TDD:34/38/39/40/41/42/48 5G:n1/n3/n5/n8/n28A/n38/n40/n41/n48/n77/n78 |
3G:1/5/8/6/19 4G FDD:1/3/5/8/18/19/26/28A 4G TDD:34/38/39/40/41/42/48 5G:n1/n3/n5/n8/n18/n26/n28A/n38/n40/n41/n48/n77/n78 |
OS | OriginOS 5(Android 15) | |
防水防塵 | IP65 | |
備考 | – |
iQOO Z10 Turbo/Turbo Proのデザイン
▼カラーはゴールド、ブラック、オレンジ、ホワイトの4色。デザインは先代のZ9 Turboシリーズを踏襲。派手なオレンジはライバルと差をつけるために保有したくなるぜ!↓
iQOO Z10 Turbo/Turbo Proの性能・パフォーマンス
▼iQOO Z10 TurboのSoCにDimensity 8400を採用。メモリは12/16GB。AnTuTuスコアの公称値は190万点と1年前のフラグシップSoCであるDimensity 9300に迫ります。↓
▼iQOO Z10 Turbo ProのSoCはSnapdragon 8s Gen 4を採用。メモリは12/16GB。AnTuTuスコアの公称値は240万点と1年前のフラグシップSoCであるSnapdragon 8 Gen 3を大きく上回ります。↓
▼独自のQ1チップ搭載でゲーム性能アップにも期待できます。↓
どちらも普段遣いは勿論のこと、重量級のゲームでも問題なくプレイできる性能を有します。
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
iQOO Z10 Turbo/Turbo Proのディスプレイ
▼ディスプレイサイズは6.78インチ、解像度は2,800×1,260で最大リフレッシュレートは144Hzです。↓
発光材料には新型のTCL CSOT C9+を採用し、最大輝度は2,000nits、ピーク輝度は4,400nitsに達するなどトップクラスの性能を有します。
この価格帯のディスプレイとは思えない程の輝度ですね。今季はバッテリーだけでなくディスプレイも豊作です。
iQOO Z10 Turbo/Turbo Proのスピーカー
▼デュアルステレオスピーカーを搭載。左右対称配置で、音がバランスよく聞こえるの良いですね。↓
iQOO Z10 Turbo/Turbo Proのカメラ
カメラもiQOO Z10 Turbo/Turbo Proで異なります。
- iQOO Z10 Turbo:5,000万画素(広角)+200万画素(深度)
- iQOO Z10 Turbo Pro:5,000万画素(広角)+800万画素(超広角)
iQOO Z10 Turboは背景ボケ撮影を補助する深度用のサポートカメラなので実質シングルカメラ、iQOO Z10 Turbo Proは広い範囲を撮影できる超広角カメラを備えているのでデュアルカメラ仕様となってます。
どちらもメインカメラは定評あるLYT-600センサーを備え、手ブレを軽減するOIS(光学手ブレ補正)にもバッチリ対応しています。
iQOO Z10 Turbo/Turbo Proのバッテリー
▼iQOO Z10 Turboは7,620mAhの大容量バッテリー搭載。↓
90W(FlashCharge)の急速充電に対応しています。1年前は5,000mAhが主流でしたが、そこから50%アップ、凄い。しかもその大容量バッテリーを55分で満充電できるそうです。
犠牲になっているのは重量で、212gとカメラ性能の高いハイエンド級です。ここにケースを付けるとなると片手で長時間持つのは少しきつい重さですね。
▼iQOO Z10 Turboは7,000mAhの大容量バッテリー搭載。↓
120W(FlashCharge)、100W(PD/PPS)の急速充電に対応しています。
汎用規格のPD/PPSの100W対応はアツすぎる!Amazonとかそこら辺で売ってるサードパーティ製の充電器で100W出せるとか、最強でしょ!
その他、バイパス給電などにもしっかり対応しています。
iQOO Z10 Turbo/Turbo ProのOS・機能
OSにはAndroidベースのカスタムOSであるOriginOS 5を搭載しています。
AI機能
▼DeepSeek搭載のAIチャットが宿題のサポートをしてくれたり、証明写真の生成してくれたり、スケジューリングを管理してくれたりなど、AIが生活に入り込んできていますね…!↓
vivoもOPPOも証明写真の生成AIを搭載してきているんですが、人生でそんなに証明写真が必要な時がないんだけれども…どのぐらい需要があるのかしら笑。
アトミックアイランド搭載
▼ダイナミックな通知領域であるアトミックアイランドを搭載。よくある機能の他に、住所などのテキストをドラッグしてマップを即表示できるなどの機能も搭載。各社から出ているダイナミックな通知領域の中では一歩先を行っています。↓
iQOO Z10 Turbo/Turbo Proまとめ
iQOO Z10 Turbo/Turbo Proの発売日は2025年4月で記事執筆時点の価格は以下の通り。
iQOO Z10 Turbo
- メモリ12GB+容量256GB:1,799元(約3.5万円)
- メモリ12GB+容量512GB:2,199元(約4.3万円)
- メモリ16GB+容量256GB:1,999元(約3.9万円)
- メモリ16GB+容量512GB:2,399元(約4.7万円)
iQOO Z10 Turbo Pro
- メモリ12GB+容量256GB:1,999元(約3.9万円)
- メモリ12GB+容量512GB:2,399元(約4.7万円)
- メモリ16GB+容量256GB:2,199元(約4.3万円)
- メモリ16GB+容量512GB:2,599元(約5万円)
iQOO Z10 Turbo Pro、良いですねぇ。何よりも100WのPD/PPS対応がデカすぎる!
パソコンとスマホを持ち歩くスタイルの場合、Xiaomiみたいに高出力対応が独自規格のみのスマホの場合、パソコン用の充電器/モバイルバッテリーとは別に、独自規格専用の充電器を持ち歩く必要があり、かなり不便です。しかし、汎用規格であるPD/PPSの高出力に対応していれば、充電器は1つで済みます。正直なところ、これだけでも購入を検討する十分な理由になると感じています。
それにSoC性能やバッテリー容量も申し分ないときた。いやー欲しいなぁ。
iQOO Z10 Turboも単体で見れば十分魅力的なんですが、iQOO Z10 Turbo Proが完成しすぎているのでわざわざこちらを選ぶメリットは薄いように思えます。価格差も200元しかありませんし。