JMGO PicoFlixのレビュー。持ち運びと設置が超ラクなコードレスで使える小型プロジェクター

JMGO PicoFlixは持ち運びやすさと設置が最高にラク!投影の自由度も非常に高いです。日本の住宅事情にもマッチしているので凄く人気がでそうな予感。実機を頂いたのでレビューでまとめていきます!

JMGO PicoFlixのスペック

投影方式 DLP
明るさ 450ASINルーメン
解像度 フルHD(1,920×1,080)
HDR HDR 10
色域 Rec.709 124%
投影倍率 1.2:1(2.6mで100インチ)
最大投影サイズ 180インチ/推奨投影サイズ:80-100インチ
(※ただし、100インチを超える場合は自動台形補正およびオートフォーカスが正常に働かない場合があるので、その際は手動での台形補正・フォーカス調整が必要。)
スピーカー 5W×2
搭載OS Google TV
入力 USB2.0×1、HDMI ×1(ARC)、USB Type-C×1(65W PD 3.0)※給電専用
バッテリー容量 10,000mAh
サイズ・重量 80×80×240mm
1196g(実測値)

JMGO PicoFlixの筐体・デザイン

プロジェクターは色々と触ってきましたが、本格的な仕様でこのサイズ感はなかなかないですね。コンパクトで機能的。とっても気に入ってます。

どこでも持ち運べるサイズと重量

▼サイズはこんな感じ。並べてるのはiPhone 16。重量は実測で1196gでした。軽い!↓

コンパクトと言われるプロジェクターでも2〜3kgはあるので、ビックリするほど軽いです。これなら女性の方も簡単に持ち運べそうですね。

ちなみに私はこれまで1階でしかプロジェクターを使ってませんでした。なんせ重いし、三脚も持っていかなくちゃいけないし、電源も必要だし。面倒が勝って持っていくことはありませんでしたね。

一方でJMGO PicoFlixは届いた日に2階の寝室に持っていって壁にドドーンと投影して映画を楽しみました。「面倒だから」という理由で2階に持っていかなかったプロジェクターをパッと持っていくんですから、これは凄い変化です。

設置の自由度が高い

JMGO PicoFlixは筐体がクルクル回転するタイプ。これは見てもらった方が早いかも!

▼こんな感じで上下に回転するので投影の高さを簡単に調整できるんです。↓

つまり、同じところに置いていても、低めに投影したり、高めに投影したり、なんなら天井に投影することもできます。

多くのプロジェクターは本体の底に気持ち程度のスタンド(キーボードの裏に付いているようなやつ)が備わっているんですが、その範囲を超える高さ調整は三脚などを使わなくちゃいけないんですよね。それが必要ないってのは素晴らしい!

JMGO PicoFlixであれば色んなところにポーンと置いて映画を楽しめますよ。

JMGO PicoFlixの機能・使い心地

JMGO PicoFlixを色んなところに置いて使ってますが、これまでプロジェクターに感じていた「面倒くさい」が吹っ飛びました。

斜めに置いても素早く真っ直ぐに投影してくれる

JMGO PicoFlixはピントを台形補正を自動で調整してくれます!これは色んなモデルで搭載されているんですが、調整速度が凄い早いです。

▼凄くないですかこれ。ここまでのスピードで調整してくれるモデルは初めて。↓

これ正真正銘の完全自動なんですよね。たとえば自動補正でも設定で選択することで補正をスタートするモデルもあるんですが、本機は角度を変えた瞬間にJMGO PicoFlixがビシッと投影してくれます。

プロジェクターは設置してからも本体の設置位置を動かしながら「投影サイズ」とか「投影の高さ」をいじるんですが、本体を動かすたびにパッと補正してくれるんですよ。驚くほどラクです。

そうそう、プロジェクターはスクリーンから遠くに設置するほど投影サイズが大きくなります。

本体の置き場所によっては「想定していた投影サイズよりも大きくなった」という事もあるんですが、JMGO PicoFlixは縮小表示もできるのでベストなサイズで投影できますよ。

バッテリー内蔵でどこでも使える

JMGO PicoFlixはコンパクトなのでどこでも持ち運べるし、台形補正やピント調整も全自動、極めつけはバッテリーを内蔵したことでコードレスで使えます。鬼に金棒状態。

▼バッテリーを内蔵したことで電源を確保する必要もなし。設置できる場所の自由度がめちゃくちゃ高いです。これは寝室のキャビネットに置いている様子。↓

ちなみに上の写真の設置場所なんですが、電源が必要なら延長コードを伸ばさなきゃいけない場所です。でもJMGO PicoFlixなら本体をポーンと置くだけでOK。

なお、バッテリー駆動の場合はエコモードで4.5時間ほど動きます。3時間を超える長編映画も1本は丸っと楽しめる電池持ちもGood!またPD対応のモバイルバッテリーからも給電できるようになってますよ。

▼これは6畳の寝室で長辺の壁に直接投影している様子。奥にチラッと写ってるカーテンのサイズを見るとわかりますが相当な大画面です。大迫力。↓

▼あとJMGO PicoFlixはリモコンで操作するんですが、専用アプリを入れるとスマホでも操作できますよ。なので2階で使う時は本体だけ持っていってます。楽チン!↓

Google TVを内蔵している

▼本機はGoogle TVを内蔵しているのも良いですねぇ。別途ストリーミング用のデバイスを接続しなくても、本体のみで様々なVODアプリが使えます。↓

▼リモコンにはYouTube、Netflix、Prime Videoの専用ボタンも搭載。私はNetflixのヘビーユーザーなので一発起動できるのが嬉しい!電池も付属してました。↓

JMGO PicoFlixの映像・サウンド

JMGO PicoFlixは解像度が1080PのFHDプロジェクターです。輝度は450ANSIルーメン。スピーカーは5W×2が内蔵されていました。

発色が良くて明るい。FHDクラスの中でも凄く綺麗

JMGO PicoFlixはFHDプロジェクターなんですが、FHDクラスと言ってもその画質はまちまち。たぶん1〜2万円くらいの激安系プロジェクターを使っている人が本機を使うと画質が綺麗すぎてヒックリ返るかも。

▼映像も明るく発色も◎。以下の写真は縮小加工しているので分かりづらいですが、写真よりもずっと精細。FHDでもこんなに違うのかと驚きますよ。再生しているのはこの動画です。↓

映像ですが、かなりクッキリしていてドットのエッジがやや目立ちます。気になる場合はシャープネスを下げるとOK。私は2まで下げて使ってます。

プロジェクターって「いかにクッキリと投影させるか」を考えながらユーザーはピント調整やらをする訳ですが、ここまでクッキリ表示できるモデルはなかなか見当たりません。さすがハイエンド。

明るさも450ASINルーメンと十分。明るい場所では薄くなりますが、プロジェクターを使う環境(カーテン閉めて電気を消した状態)だと、人によっては明るすぎると感じるんじゃないかと思うくらい明るいですよ。

▼なお推奨の投影サイズは80-100インチとのこと。我が家では80〜100の間で使ってます。↓

▼オフセット値が0cmなのもGood。高めのテーブルに置いても使いやすいですよ。↓

低遅延なゲームモードも搭載。アクション系は十分遊べる

▼JMGO PicoFlixはゲームも大画面で楽しめます。ゲーム機を繋ぐ時は低遅延なゲームモードに切り替えましょう!↓

▼PS5で原神をプレイしてみました。写真の左下の赤枠は投影しているサイズとiPhone 16の画面サイズを比較したもの。写真では伝わりづらいんですが、めっちゃ迫力ありますよ。↓

▼FPSや格ゲーのような応答速度が勝敗を左右するゲームでなければ低遅延モードで特に問題なく遊べる水準でした。原神も全く不満なく遊べます。↓

大画面で遊ぶ原神は映像の世界にグッと入り込めて最高ですねぇ。ハリー・ポッターも遊びましたが目の前が全て映像。この迫力が家庭で体験できるのは凄い。

ちなみに私は6畳部屋に100インチの電動スクリーン(謎メーカー激安品)を取り付けて使ってます。6畳もあれば100インチ投影もいけますよ。

低音もしっかり鳴るスピーカー

スピーカーは5W×2を搭載。サイズを考えると非常にパワフルなスピーカーを搭載しています。開発期間は2年とアピっていたので気になっていましたが、このクラスのスピーカーとしては非常に上質でした。

サウンドはステレオのほかサラウンドも選択可能。個人的には映画館のような広がりを楽しめるサラウンド設定がオススメです。

低音もしっかり鳴りますが中音域も良いですね。演者のセリフも低音に埋もれることなく聞き取れます。

一昔前のプロジェクターは内蔵スピーカーの品質がイマイチな製品も多かったので外付けスピーカーを使うことも多かったんですが、JMGO PicoFlixは個人的に内蔵スピーカーで十分すぎる仕上がりでした。Goodです。

JMGO PicoFlixまとめ

JMGO PicoFlixは凄くラフに使えて映像も音もFHDクラスではハイエンド品質。とってもリッチな映像体験ができる本格派のプロジェクターでした。

プロジェクターって大体の人は使う時に出して使い終わったら片付けると思いますが、そんな感じの使い方と凄く合った製品です。

ピント調整も台形補正も全部お任せでビシッと決めてくれるし、バッテリーを備えているので「今日は2階の寝室で使おうかな?」と思ったら本体だけ持っていけばOK。こんなに気軽に使えるモデルはなかなかありません。

ほんとプロジェクターの概念が変わるほどラフに使えますよ。

私は凄くJMGO PicoFlixが気に入ったのでメインプロジェクターに昇格しました。FHDクラスなら凄くオススメしたモデルです。レビューを振り返りながらぜひ検討してみて下さい。

JMGO PicoFlixの購入先まとめ

通常価格は89,980円ですが、2024年10月17日〜20日にAmazonで20%オフになるようです。またクーポンを適用することでさらに1%オフで購入できます。

10月8日に終わった初売り割引よりもお得になっているので、欲しい人はこのタイミングで手に入れて下さい。

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