新たなゲーミングスマホが登場!?Lenovo Regionとされるスマホがリーク!
BlackSharkから始まり、NubiaのRedmagicやASUSのROG Phoneなど、密かに広がりを見せているゲーミングスマホ。一昔前は「外でゲームをするなら携帯ゲーム機」の図式が成り立っていましたが、スマホの性能が爆上がりした今は「スマホでゲーム」が一般的となっています。
そんな中、ゲーミングPCのRegionでお馴染みのLenovoもゲーミングスマホ市場へ本格参入するのではないかという情報が世界最大級のガジェット系コミュニティサイトであるXDA developersにて、XDA developersの編集長Mishaal Rahman氏が報じています。
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Lenovo Region(仮称)の特徴!
Mishaal Rahman氏がまとめている情報は以下の通り。
- Snapdragon 865に144Hzリフレッシュレートディスプレイと筆頭としたハイエンド仕様
- 90Wもの超急速充電に対応
- ノッチなしディスプレイ。カメラはサイド部分からのポップアップ方式
- USB-C端子を2つ搭載。カメラ位置は中央寄り
ゲーミングスマホらしい内部スペック
Lenovo Region(仮称)は最上級ゲーミングスマホらしく、スペックも一級品。
Snapdragon 865搭載はもちろん、メモリはLPDDR5、ストレージはUFS 3.0と超高速な組み合わせ。ただし、現段階ではメモリやストレージの容量までは不明のようです。
そして、ディスプレイの解像度はFHD +(2,340×1,080)。サイズや液晶方式か有機EL方式のどちらかは不明なものの、144 Hzのリフレッシュレートで、タッチサンプリングレートが270Hzとこれまたハイエンド。ゲームでのハードウェア起因から来る『負ける要素』を限りなく抑えてくれています。
90Wの超急速充電
Lenovo Region(仮称)は90Wもの超急速充電に対応しているとRegionの公式Weiboが投稿しています。
【引用元】Region 公式Weibo
また、過去にLenovoが行ったカメラ解像度やベゼル面積に代表される誇大広告から懐疑的な見方をしているユーザーへ向けて、Region公式Weiboは以下のような回答をしています。
你以为是“有线充电+无线充电+反向充电=90W”吗?不是的,我们不玩文字游戏,如果我都想加上,就不止90W了……#拯救者电竞手机# #为战而生#
【出展】Region 公式Weibo
直訳すると、『「有線充電+無線充電+リバースチャージ=90W」だと思われているようですが、私たちは言葉遊びはしていません。』といった趣旨の回答。要するに90Wはそのままズバリの給電能力とのことです。
スマホでは60Wの超急速充電対応スマホでもまだまだ少ない中、90Wはもはや大きめのノートPCレベル。本当であれば信じられない速度での充電が期待できます。ただ、ワイヤレス充電やリバースチャージについては触れられていなかったので、その点は続報に期待したいところ。
ノッチなしディスプレイにポップアップカメラ
Region公式WeiboはLenovo Region(仮称)はノッチを廃止したディスプレイであるレンダリング画像を公開しています。
【引用元】Region 公式Weibo
レンダリング画像で映されている画面はダークテーマの設定画面なので、ベセルの太さなどの面ではイマイチよくわからない感じになっています。過去にもLenovoはベゼル詐称もおこなってますし、正直「へぇ〜そうなんだぁ〜(棒読み)」みたいな感じで捉えていいんじゃないでしょうか。
そして気になるインカメラですが、ZenFone 6やXiaomi Mi 9Tのようなポップアップ方式のようです。それだけでは普通のスマホと変わりないんですが、Lenovo Region(仮称)の変わっている点は側面に設置されていること。
【引用元】XDA developers
ゲームをする時って基本的に横持ちが基本なんで、側面からのポップアップカメラってのは結構合理的な配置かも。と感心しています。この辺はゲーミングスマホらしくゲーマーが快適に使えるように考慮しているのが伺えます。
USB-C端子が2つ!カメラ位置も中央寄りのデザイン!
【引用元】XDA developers
Lenovo Region(仮称)の一番大きな特徴と言ってもいいのがUSB-C端子。なんと2つもUSB-C端子が搭載されているとのこと。位置は通常の下部側面とカメラの反対側の側面のようで、横持ちの際でも邪魔にならずに充電しつつゲームができるとのことです。
ただ、どちらの端子でも90Wの超急速充電が可能かどうかは不明とのことです。できれば両方ともに90W超急速充電に対応してほしいと願ってます!
さらに、カメラ位置は中央付近に配置されています。おそらく横持ちした際でもカメラレンズへの手の写りこみを軽減するためだと推測できます。その点からもLenovo Region(仮称)は他のゲーミングスマホ以上に横持ち前提のスマホだと言えるでしょう。
価格や発売日は未定!今後の情報に期待!
肝心の価格や発売日ですが、今回のリーク情報には無く未定となります。
個人的にはBlackShark 3の5万円台、高くてもBlackShark 3 Proの7万円台を狙って欲しいと思ってますが、他社製品以上にゲーミング仕様に特化したいわゆる尖ったスマホのため、価格はそれなりに高くなるんじゃないかと予想しています。
ただし、選択肢が増えるのはユーザーとしても嬉しいところ。日本のLenovoでも近年のeスポーツブームの高まりを受け、これまで以上にゲーミングPCのLegionをプッシュしてきているだけに、日本でもROG PhoneやBlack Sharkと並ぶゲーミングスマホとしてのRegionを展開して欲しいなと願っています!