iPhoneにも送れる!完全無料のファイル共有アプリ「LocalSend」を紹介!
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みなさんはファイルやテキストを他の端末に送りたい時、どうしていますか?
有線接続はいちいちケーブルを刺さないといけないし、QuickShareやAirDropは一部端末でしか利用できません。だからといって、毎回LINEやメールで送ったりするのも面倒くさいですよね。
今回紹介するLocalSendはそんな不満を解決してくれる無料ファイル共有アプリです。
目次をクリックすると各項目へ移動します
LocalSendの概要
LocalSendはファイルやテキストを共有することのできるアプリです。
同じWiFiネットワークに接続している端末同士でファイルの送受信ができます。ファイル送信時に外部のサーバーを経由しないので高速かつ安全に共有できます(送ったファイルがどこかのウェブサイトに勝手に保存されている!みたいなことにはならない)。
対応プラットフォームはWindows、macOS、Android、iOS(iPhone)、Linux。
OSに制限されずに利用できるのは本当にありがたい。
しかも、完全無料で利用できて広告も表示されません。煩わしいアカウント登録なども不要です。
インストール方法
対象OSはWindows、Android、iOS / macOS、Linuxです。以下からインストールして下さい。
Windows
▼①公式サイトにアクセスし、ダウンロードボタンを押してください。↓
▼②「EXE」を押し、ダウンロードされたファイルを実行します。↓
▼③「はい」を押してください。以降、ソフトの指示に従ってインストールしてください。↓
▼④初回起動時に下記のようなポップアップが表示されることがあります。表示された場合は「許可」を押してください。↓
Android
GooglePlayストアからダウンロードしてください。
iOS / macOS
AppStoreからダウンロードしてください。
Linux
公式サイトにアクセスし、お使いのディストリビューションに応じたインストール方法を選択してください。
基本操作、使いやすいシンプルなUI
▼「受信」、「送信」、「設定」の3項目のみの非常にシンプルなUIです。↓
▼使用方法はとても簡単!「送信」タブで送りたいファイルやテキストを選択、送信先のデバイスを近くのデバイスの中から選ぶだけ。↓
▼受信側の端末で「承諾」ボタンを押すとファイルが自動的にダウンロードされます。↓
おすすめの設定項目
特に設定を弄らずとも利用できますが、以下の設定は行っておくとより便利になるでしょう。
▼「別名」:他の端末に表示される名前です。わかりやすい名前に変えておきましょう。↓
▼「クイックセーブ」:ファイル受信時にいちいち承諾動作をしなくても自動的にファイルを受信してくれるようになります。無条件クイックセーブとお気に入りのみクイックセーブの2種類の中から選べます。↓
無条件クイックセーブの場合、知らない人からファイルを送りつけられる可能性があるので、お気に入りのみオンにしておき、自分の端末をお気に入りに登録しておくと便利です。お気に入り登録は、送信タブの近くのデバイスの♡マークを押すだけで簡単にできます。
▼「保存先」:ファイルをダウンロードするフォルダを指定できます。デフォルトではダウンロードフォルダになっています。私はLocalSendという専用フォルダを作成して使っています。↓
▼PCの場合、「ログイン時に起動」、「自動起動時:隠れた状態で開始」「コンテキストメニューにLocalSendを表示」などもオンにしておくと便利です。↓
応用編① 他アプリから直接共有したい
スマホの場合、他アプリなどから直接共有することができます。
例えばギャラリーアプリから写真を直接共有したり、ブラウザアプリで今見てるウェブページを共有したり、テキストを長押しで選択してそのまま送るなんてこともできます。
方法はとても簡単で、任意のアプリから「共有」ボタンを押して、共有方法でLocalSendを選ぶだけです。
▼ギャラリーアプリからリンクやテキストを共有する方法↓
▼ブラウザアプリからリンクやテキストを共有する方法↓
Windowsの場合、「送る」機能からファイルを直接共有することができます。
なお、LocalSendアプリの設定項目「コンテキストメニューにLocalSendを表示」をオンにしておく必要があります。
▼ファイルをシングルクリックで選択し、「送る」からLocalSendを選択。Windows10の場合は右クリックで、Windows11の場合はShift+右クリックでこのメニューを呼び出すことができます。↓
応用編② 外でも使いたい
このアプリは同じWiFiネットワークに接続している端末同士でファイルの送受信をするものなので、AirDropやQuickShareと違いインターネットに接続していない環境では使用できません。
ですが、ホットスポット機能を使うことで外出先やWiFiのない環境でもファイルを共有することができます。
ホットスポット機能を有効にし、送信したい端末と受信したい端末のどちらかをもう片方の端末のホットスポットに接続するだけです。
ホットスポットの使用方法は端末によって異なりますが、基本的に「ホットスポット」、「ネットワーク共有」などの名称で設定アプリの項目にあると思います。
▼ホットスポット機能を利用し、外で使用している様子。WiFiに接続していなくても近くのデバイスが表示されていることがわかります。↓
応用編③ アプリを入れていない端末に送りたい
LocalSendアプリをインストールしていない端末にも「リンク経由で共有」機能を使うことでファイルを送信することができます。
▼「リンク経由で共有」は送信画面の歯車のマークを押すと選択できるようになります。↓
▼リンクはQRコード表示もができるので、それを受信側の端末に読み込んでもらえばOK!↓
まとめ
今回は「LocalSend」という無料のファイル共有アプリを紹介しました。
100MB程度のファイルであれば数秒で送信できるため、多くの方がストレスなく利用できると思います(速度はお使いのインターネット環境や端末の性能に左右されます)。
また、サーバーを介さずに送信でき、オープンソース(≒アプリのプログラムが公開されている)であるため、セキュリティの面でも安心です。※すべてのオープンソースソフトウェアが安全というわけではありません。
同様のファイル共有アプリをいくつも試した筆者ですが、最も使いやすく、安定しているLocalSendは自信を持っておすすめできるアプリです。ぜひ一度お試しあれ。