MAZE COMETのスペック詳細。仕様や特徴、最安値まとめ

MAZE COMET

中華スマホの「MAZE COMET」は美しい背面が特徴の中華スマホです。本記事ではMAZE COMETのスペックや特徴の解説、最安値ショップをまとめるので是非チェックしてみて下さい!

MAZE COMETの発売日と価格

MAZE COMETは2017年10月発売で執筆時点で既に発売済みとなっています。通常価格は189.99ドル。

MAZE COMETのスペック表

スペック表の参照元はGEARBESTです。

項目 仕様
OS Android 7.0(日本語対応)
CPU MT6750T
GPU:Mali-T860
メモリ 4GB
保存容量 64GB
MicroSDで128GB増設可能
画面サイズ 5.7型HD+
1440×720
メインカメラ 1300万画素/F2.2
Sony IMX258
インカメラ 800万画素/F2.2
Sony IMX219
 電波 2G: GSM 1800MHz,GSM 1900MHz,GSM 850MHz,GSM 900MHz
3G: WCDMA B1 2100MHz,WCDMA B8 900MHz
4G LTE: FDD B1 2100MHz,FDD B20 800MHz,FDD B3 1800MHz,FDD B7 2600MHz,FDD B8 900MHz
 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
 センサー  GPS、A-GPS、加速度センサー、周囲光センサー、重力センサー、近接センサー
 SIMスロット  NanoSIM×2
 指紋認証  ホームボタン内蔵
 サイズ  15.89 x 7.35 x 1.08 cm
 重量  236g
 カラー  ブラック
ブルー

対応電波について

MAZE COMETの対応電波ですが、日本だとソフトバンクとワイモバイルのプラチナバンドを含む必須バンドに対応しています。

ドコモはプラチナバンドに対応していないので都市部から離れると電波のつかみが悪くなる可能性があります。

auに関してはメインとなるバンドに対応していないので使えません。

デュアルスタンバイ機能には対応しているものの、日本ではソフトバンク/ワイモバイルの電波に合致している程度なので、デュアルスタンバイ機能は対応電波に合致する国での利用がおすすめ。

MAZE COMETのメリットや注目ポイント

ここではMAZE COMETメリットや注目ポイントをまとめたいと思います。

SoCにMT6750Tを採用しており価格の割にパワフル

MAZE COMETはパワフルなMT6750Tを採用しています。

MT6750Tは、FREETELの雷神やgooSimsellerのg07g07+などで採用されているSoCですね。最近だと8月に発売されたFR7101AKでも採用されており、執筆時点の2017年10月現在でも非常にパワフルな部類のSoCです。

同等のSoCを採用する端末のAnTuTuベンチマーク(端末の性能を数値化するアプリ)スコアは総合が約43000万点、3D性能が約7500点です。

▼以下は各性能帯別の平均スコア↓

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き

MAZE COMETは普段使いで不満が出ることの少ない性能を有していますが、3D性能はやや低いので高度な3Dゲームではカクつきが起こる可能性があります。

僕も同等SoCであるMT6750T搭載の端末を実際使っていましたが、WEB閲覧や動画視聴、軽めの3Dゲームプレイで不満を感じたことはありません。

メモリも4GB搭載しているのでアプリを複数起動して利用する場合でも特に不満が出ることは無い搭載量なので、MAZE COMETは価格に対してパフォーマンスが高いです。

▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]

流行りの18:9ディスプレイを採用

▼Galaxy S8の登場で瞬く間にトレンドとなった18:9の縦長ディスプレイをMAZE COMETでも採用しています。画面が縦長となったことで表示領域が広くなり、これまで以上に沢山の情報を表示出来ます。↓

MAZE COMETは18:9のディスプレイを採用

▼18:9ディスプレイは縦幅が広いので、MAZE COMETに搭載されるAndroid 7.0のマルチ画面機能も快適に利用できます。↓

MAZE COMETは18:9のディスプレイを備えているのでマルチ画面も快適に利用できます

画面サイズはなんと5.7型と大型サイズですが、MAZE COMETは18:9のディスプレイを採用している為、従来の16:9ディスプレイと比較すると横幅が狭く持ちやすくなっているのも18:9ディスプレイの魅力ですね!

美しい2.5Dディスプレイガラスは最新のGorilla Glass

▼2.5Dのカーブガラスにより画面端からのスワイプ操作も滑らか。ガラスがカーブすることにより、視覚的にもサイドベゼルが非常に薄く感じます。↓

MAZE COMETは2.5Dガラスデザインでサイドからのスワイプも指あたりが良いです

▼ディスプレイを保護するガラスは耐久性の非常に高い最新のGorilla Glass 5を採用。MAZE COMETのフレームは亜鉛合金製となっており、総合的な耐久性の高さも魅力の1つです。↓

MAZE COMETは強化ガラスのGorilla Glass 5を採用しています

Sonyセンサーを採用した高品質なメインカメラ

▼メインカメラにはSony製のIMX 258センサーを採用した1300万画素カメラを搭載。↓

MAZE COMETのメインカメラはSonyのIMX258を採用

▼インカメラもSony製のIMX  219センサーを採用した800万画素カメラを備えています。↓

MAZE COMETのインカメラもIMX  219センサーの800万画素カメラを搭載

定評あるSonyセンサーを採用している部分は評価出来るポイントですが、僕の経験上、低価格の中華スマホは明るい場所では綺麗に撮影できる事が多い反面、光量が足りないとすぐにノイジーになる事が多かったです。

ちなみに、同じメーカーの別端末であるMAZE Alphaは実機レビューを書いているので、同じメーカーのスマホカメラの画質をチェックしてみて下さい。

大容量な4000mAhのバッテリーを搭載

▼MAZE COMETは一般的なスマートフォンと比較して大容量なバッテリーを搭載しているので長時間利用できることも魅力の1つです。↓

MAZE COMETは4000mAhの超大容量バッテリーを搭載しています

また、充電端子にUSB Type-Cを採用しており、iPhoneのLightningのように裏表関係なくケーブルを差し込むことが出来ます。

高速通信可能なWi-Fiのac規格に対応

MAZE COMETは、低価格なスマートフォンでは対応していないことの多いWi-Fiのac規格にも対応しており、親機がac対応の場合、固定回線の通信速度を余すこと無く利用する事が可能です。

保存容量は64GB、最大128GBのMicroSDにも対応している

MAZE COMETは価格の割に大容量な64GBの保存容量を搭載しており、MicroSDで簡単に128GBの容量アップも可能です

日本で2万円前後の端末は16GB~32GBの保存容量を搭載している事が多いのですが、MAZE COMETは価格の割に大容量な64GBの保存容量を搭載しています。また、MAZE COMETはMicroSDに対応しており簡単に最大128GBの容量を増設することが可能です。

写真や動画を沢山撮影する方も容量を気にせず安心して利用できます。

360°認識可能な指紋認証ユニット

▼MAZE COMETはホームボタンに指紋認証ユニットが内蔵されていタイプです。360°どの角度からでも認識する設計で認識速度も0.1秒と非常に早いことが特徴です。↓

MAZE COMETの指紋認証は0.1秒で認識するだけでなく、360°どの角度でも認識してくれます

指紋認証ユニットは最も利用する機能の1つなので嬉しいポイントですね!

本物のカーフスキンを採用した背面パネルを採用。外観が非常に美しい

やはり、MAZE COMETで最も目を引くのは本物のカーフスキン(仔牛の革)を採用していることでしょう。

MAZE COMETの背面はカーフスキンを採用

背面に革を採用することで、手に馴染みやすいだけではなく革の経年変化や革特有の香りも楽しめるようになっています。革の質感が本当に美しいですよね。

▼MAZE COMETの外観の写真。約2万円の端末とは思えないクオリティーの高さ↓

MAZE COMET

MAZE COMETを購入前に知るべきデメリット

ここでは僕がイマイチだと感じたデメリットをまとめます。

画面解像度がHD+

MAZE COMETはHD(1280×720)の縦幅を伸ばしたHD+(1440×720)の解像度を採用しており、FHD(1920×1080)以下の解像度となっています。

画素密度ですが282.451ppiとなっており人の網膜で識別出来る300ppiを下回るので、これまでFHD解像度の端末を利用されていた方はドットの粗さが気になるかもしれません。

ジャイロセンサーが搭載されていない

MAZE COMETの仕様表を見る限り、ジャイロセンサーが搭載されていないです。

ジャイロセンサーはARやVRコンテンツを利用する時に必須のセンサーで、ジャイロセンサーが備わっていないとポケモンGOのARモードであったり、VRメガネを利用して映像の中に飛び込むVRコンテンツ、スマートフォンの動きに合わせて映像が動くYouTube動画などが利用できません。

▼ポケモンGOの場合、ジャイロセンサーが備わっていないとARモードは利用できず、仮想空間でもプレイとなる。↓

ポケモンGOをプレイする場合はジャイロがあったほうが良い

充電が5V2Aで超高速充電には対応していない

一応、5V2Aも急速充電の部類ですが、最近は超高速充電が一般的になりつつあるので僕はデメリットとして捉えました。

特にMAZE COMETは4000mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、5V2Aだと容量に対して貧弱。充電時間が長そうです。

MAZE COMETまとめ

MAZE COMET

MAZE COMETはいかがでしたでしょうか?

2万円というスマートフォンとしては非常に安価な製品ですが、性能や仕様、そしてクオリティーの高い外観など、確実に価格以上の出来栄えですね。

予算は2万円くらいだけどコスパが良くて見た目も格好いいスマホが欲しいなら、MAZE COMETは魅力的な端末ではないでしょうか。

以下のショップで取り扱っているので安いところでお買い求め下さい!

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