Minisforum AI X1(Ryzen AI 9 HX470版)のレビュー!メモリをデュアルチャネルにしたら化けたミニPC
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メモリのシングルチャネルとデュアルチャネルでこんなに変わるんか。ガチでビックリした。
以前Minisforum AI X1のRyzen 7 255を搭載するモデルをレビューしたが、今回は同シリーズでCPUにRyzen AI 9 HX470を搭載したモデル「Minisforum AI X1(Ryzen AI 9 HX470版)」をメーカーさんに試す機会を頂いたのでレビューしていくぞ!
結論から言うと、もう上で書いてるけどメモリをデュアルチャネルにするとめっちゃ化ける。
目次をクリックすると各項目へ移動します
Minisforum AI X1(Ryzen AI 9 HX470版)の価格とバリエーション
Minisforum AI X1(Ryzen AI 9 HX470版)の発売時価格とバリエーションは以下の通り。
- メモリ32GB+ストレージ1TB:286,999円
▼パソコンが高くなるとは聞いていたが…上がり方がエグい。割引されている場合もあるので以下から最新価格をチェックしてみよう。↓
■Minisforum AI X1(Ryzen AI 9 HX470版)■
初出時価格→157,999円(ベアボーン)
初出時価格→286,999円(32+1TB)
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スペック、ベンチマーク、検証結果
ポート、初期セットアップ、OSのチェック、拡張性の確認
この項目では使い勝手に関わるポートの確認、初期セットアップ、OSが安心して使えるものか、拡張性やバラしやすさなどを確認していく!
USB4が前面と背面に備わっているのが良い
本機の筺体はMinisforum AI X1シリーズという事でRyzen 7 255モデルと同じ筺体となっている。
▼前面と背面のポート配置は以下。↓


USB4が前面と背面に備わっているのが個人的にGoodポイント!
大体のミニPCは3画面出力する際に背面の映像出力+前面のUSB-Cポートを使う。これ、前面からザランとケーブルが伸びる見た目が微妙なのだ。でも本機は3画面出力時も背面のポートだけで事足りる。素晴らしい。
ただ外部映像出力しない場合は背面のUSBポートがAまたはCとなるので、やや扱いづらく感じる人も居るかも。例えば背面にUSB-Aでキーボードとマウスを繋いでいる人はUSB-A→Cの変換アタッチメントを用意するなどの工夫が必要になる。
あと個人的にはSDカードスロットが欲しかったところ。この性能であれば写真や動画編集もできるからSDカードを使う機会も多そうだし。まあポートやSDカードスロット云々は人それぞれ必要性が異なるので購入前にしっかり確認してほしい。
ちなみに本機はミニPCなのに外部GPUの接続ができる。ゲーム性能に物足りなさを感じたら後からドッカンとゲーム性能を向上できるのは利点である。まあ省スペース性はぶっ飛んでしまうけど。
▼なお外部GPUの接続はUSB4だけでなく付属するOCuLinkアダプターを組み込めばよりロスの少ない接続も可能だ。が、その際はm.2スロットを1本潰すことになるのでご留意を。↓

初期セットアップに6時間かかった
セッティングして電源をオン。Wi-Fi接続を完了したところで「しばらくお待ち下さい」と表示され、はや1.5時間。フリーズした?とか思いつつも放置プレイしていたらセッティングが進んでいた。
たぶん更新アップデートの適用が行われていると思うんだが、最終的には電源を入れてからデスクトップにたどり着くまで6時間ほどかかった。超長い。
という訳で、私の場合はセットアップにめちゃくちゃ時間がかかったことをお伝えしておく。予めこういう情報を知っていたら待とうって思えるからな。
OSは安心して使えるRETAIL版
Minisforum製品では一度も無いが、プリインストールしているOSが個人では使ってはいけないバージョンを突っ込んでいる製品もあることから、念のため確認する。
▼OSは安心して使えるRETAIL版だった。問題なし!当たり前!↓

▼Windowsのライセンスに関しては以下の記事で詳しく解説しているので良かったらチェックしてみてくれ!↓
分解はファンのケーブル断線に注意
▼本機はゴム足の下ではなく本体にネジ穴があるタイプ。なのでゴム足は外さなくてOK。↓

▼底面に切り欠けがあるのでツメでも突っ込んで慎重に外そう。裏蓋からケーブルが2本伸びているので注意。↓


▼ストレージは1スロット空き(OCuLinkアダプターを増設時はこのスロットを使う)、メモリは1枚差しで1スロット空き状態。つまりシングルチャネルだなこれは。↓

バラシは細いケーブルが2本接続されている点だけ注意する必要はあるが、比較的簡単な部類である。
▼ちなみにメモリが1枚差しであることは公式サイトのスペック表を確認するとちゃんと記載されていた事をこの場でお伝えしておこう。↓

Minisforum AI X1(Ryzen AI 9 HX470版)のパフォーマンス
本機が搭載するCPUはTDP28WのRyzen AI 9 HX470を搭載。レビュー機はメモリ32GBの構成となっている。なおメモリは上述通り1枚差しのシングルチャネルで駆動している。
▼最近CPU偽装が話題になっているので一応CPU-ZとHWinfoで確認。メーカースペックとも一致しており特にCPUに不審な点は見当たらなかった。あたり前田のクラッカー。↓


▼消費電力と発熱はこんな感じ。パワフルなCPUなので消費電力はそこそこ高いが、高負荷時にCPUコア温度が100度に達することは無かった。↓
| テスト内容 | 消費電力 | CPUコア温度 |
| 3DMark Time Spy Extreme |
79W | 80度 |
| FF15 ベンチマーク 最高設定 |
75W | 74度 |
| Cinebench 2026 マルチコア |
90W | 82度 |
| APEX LEGENDS FHD/視野角110 |
80W | 90度 |
| YouTube動画再生 FHD全画面再生 |
25W | 46度 |
| アイドリング時 | 11W | 40度 |
日常使いの快適性をチェック
デフォルト状態(メモリはシングルチャネル)で操作した所感は以下。
WEBサイト閲覧や動画視聴、メールに表計算ソフトの利用など日常的な動作はハイエンドって感じで超サックサクである。
動画視聴などでもアイドリング時と比べても消費電力が低く余裕あるなといった印象である。まあこのクラスになると当たり前っちゃ当たり前だが、日常使いは非常に快適だった!
ゲームの快適性をチェック
Ryzen AI 9 HX470のiGPUは強力なRadeon 890Mを備えているのでチェックしていく。(ここに記載している結果はメモリ1枚差し/シングルチャネルのデフォルト状態)
▼FF14ベンチの標準品質と高品質で走らせた結果は以下。↓


▼FF15ベンチの軽量品質と高品質で走らせた結果は以下。↓


▼私がメインで遊んでいるAPEX LEGENDSでもチェック。停止し解像度は1,920×1,080で視野角は110。停止していると70FPSほど出ていた。↓

実際にフィールドでマルチプレイを行ったところ50〜60FPSといった具合で60FPSを切ることもあった。全体的にもう少しFPSが伸びると思っていたんだが結果は上記のとおりである。
うーん、これはメモリ1枚差し(シングルチャネル)が足を引っ張っているんだろうか?
メモリを16GB×2にしただけで化けた
どこのご家庭にも転がっているであろうDDR5 SO-DIMMの16GBメモリを2枚ほど我が家でも見つけたので、デフォルトの32GB×1枚差しシングルチャネルから16GB×2枚差しのデュアルチャネルにしてみた。
正直、メモリの総容量は変わっていないし「スコアもそんなかわらんかも」と思ってたんだが・・・・
バチクソ変わった
▼まずはAnTuTu。1枚目がメモリ1枚の32GB、2枚目が16GB×2の32GBだがGPUスコアがドッカンとあがって総合スコアも跳ね上がった。↓


▼続いてはGeekbench 6。1枚目がメモリ1枚の32GB、2枚目が16GB×2の32GBだがマルチスコアがドカンとアップした。↓


▼続いては3DMark。1枚目がメモリ1枚の32GB、2枚目が16×2の32GBだがこれもスコアがドカンとアップした。↓


という訳でベンチマーク上ではスコアが上がったが、実際のゲームではどうなんだろうか。という訳で試してみる。
▼APEXでは、メモリ1枚の32GBだと70FPS前後だったが、16GB×2の32GBだと110FPS前後に跳ね上がった。約40FPSアップってエグすぎだろ。↓


という訳で、最初ベンチマークの結果をみて「なんだかなー」って思ってたのはメモリのシングルチャネルが足を引っ張っているようである。
Minisforum AI X1(Ryzen AI 9 HX470版)のレビューまとめ

本機は非常に高いポテンシャルを秘めている。のだけど、デフォルト状態だと性能をフルに発揮出来ていないのが実に惜しい。
メモリ価格が高騰しているので32GBを1枚というのは苦肉の策ではあると思うが、これほどまでに性能差が出てしまうと手放しにオススメはできない。
という訳で、メモリがシングルチャネルかデュアルチャネルかの違いで大きく実体験での快適性が異なっていたことから、本機はメモリの増設・換装前提で検討してほしい。またメモリ、ストレージ、OSを持っているならベアボーンも選べるので検討してみてくれ。
■Minisforum AI X1(Ryzen AI 9 HX470版)■
初出時価格→157,999円(ベアボーン)
初出時価格→286,999円(32+1TB)
※割引されている場合あり!リンク先で確認してみよう!
▼公式ストア:ベアボーンが126,399円!32+1TBが229,599円!↓
▼Amazon:以下ページ記載のクーポン適用でベアボーンが127,999円!32+1TBが229,599円!↓
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