Motorolaの新しい折り畳みスマホは外折りタイプ?

Motorolaが既存の新生Razrに続く新しい折り畳みスマートフォンのデザイン特許を申請していたようです。詳細は以下より。

Motorolaの新しい折りたたみスマートフォンのデザイン特許が申請?

海外メディアのMysmartpriceによると、Motorolaが世界知的所有権機関(WIPO)へ新しい折りたたみスマートフォンのデザインに関する特許を申請していたとのこと。

▼WIPOが公開しているとされるデザインでは、Razrのような内側へ折りたたむデザインではなく、逆の外側へ折り畳む方式が採用されている模様です。↓

Motorola フォルダブルスマートフォン デザイン特許

patentscope2.wipo.int

この方式では、折り畳んだ時は小さいディスプレイでコンパクトに使うことが可能だと思われます。

それに伴い、背面カメラユニット周りも大きく出っ張っているようですが、Mysmartpriceはカメラ以外にもセンサーユニットを出っ張り部分に搭載するのではないかと推測しています。

Motorola フォルダブルスマートフォン デザイン特許

patentscope2.wipo.int

Mysmartpriceは更に突っ込んで、1つのカメラモジュールがフロントカメラとリアカメラの役割を果たすというコンセプトも示しているとし、展開した状態ではリアカメラでの写真撮影として動作し、折り畳んだ状態ではセルフィーを撮影することができるのではないかとも述べています。

また、中央のヒンジ部分に関して、U字部分に隙間が空いている仕様は2021年12月にリリースされたOPPO Find Nと共通している点も指摘しています。

Motorola フォルダブルスマートフォン デザイン特許

patentscope2.wipo.int

最後にMysmartpriceは以下のように述べています。

  • ディスプレイを内側に折り畳むスタイルとAndroidを搭載し、Motorolaの象徴とも言えるMoto Razrの復活を試みてきたが、耐久性に難があり、価格も高いため、リブート作は商業的な成功には至らなかった。
  • Motorolaが上記のような外開きスタイルの折り畳みスマートフォンを発売するかどうかは不明だが、この特許のコンセプトは控えめに言っても面白そうだ。

デザイン的に耐久性が懸念事項

今までの折り畳みスマートフォンはディスプレイが内側へ折り畳まれるスタイルが主流でしたが、今回のMotorla製折り畳みスマートフォンのデザイン特許は外開きパターンも開発中とのことでバリエーション豊かになってきた感はありますね。

ただ、折り畳む際にディスプレイが外側に回るということは、落下させてしまった場合の破損事故の割合が高くなることも想定されます。かなり脆そうに見えるのが気になるんですよね〜。

実際にこのような機構でリリースされるかは不明ですが、仮にリリースされるとしたら耐久性の面もしっかりと考慮した上でリリースしてほしいです!こういうチャレンジも過渡期の製品には必要ですしね!

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