電動アシスト自転車「ONEBOT S7」のレビュー!実機を使って気にいった・気になったポイントと評価まとめ!

ONEBOTの「ONEBOT S7」をメーカーさんにお借りしましたので実機を使って気にいった・気になったポイントをレビューでお届けします!

なお今回のONEBOT S7は発売前のサンプル品となりますので、実売する製品版といくつか仕様が異なる可能性があります。

それにしても自転車まで借りられるとは驚き。前に自転車型デスクのレビューはしたんですが、まさかのモノホンの自転車のレビューは初めてっす。ヒュウ!これだからガジェットライターはやめられねーぜ!

ONEBOT S7の外観。モダンなデザイン

▼外観デザインはとってもモダンな仕上がり。タイヤサイズ、ハンドルまでのスポークの長さは「折りたたみ自転車感」あるんですが、フレームがかなり太く個性的で目を引きます。↓

▼ホイールは6本式のスポーティーなタイプで、よく見かけられるスポーク式ではありません。ううむかっこいい。↓

ブレーキは前後どちらもディスク方式を採用しています。なのでクラシックな自転車に見かけられるブレーキパッドはありません。↓

▼チェーンの真上に充電用の端子が備わっています。防水キャップもついてるぞ!↓

▼サドル部分。高さがわかるメモリの他に赤いテールライト的な反射板が付いていました。またその上のネジを外すことで着脱可能な設計になっており、後述のオプションとの付け替えにも対応しています。↓

▼前面にはメモリが付いており、ちょうどいい高さをキープしやすくてGood。なお、スポークの太さは一般的な自転車と同じでした。↓

▼サドルの下にはサスペンションが搭載されていました!衝撃を和らげてくれる機構で、走行時の腰への衝撃を和らげてくれるナイスな部分です。↓

▼ハンドル部分。グリップは手前側に飛び出しており、握ったときの安定感が高まるという仕組みになっております!↓

▼スタンドは小型。ストッパーがないため動かしやすかったです。この部分も取り回しがイイなって感じられる部分ですね。↓

▼さらにオプション品としてスポーツタイプのサドルも用意されていました!デフォルトのものより少し硬め、かつ薄く軽量。あと細い形状なので脚と干渉しにくく、これによりサドルを高速で回しやすい設計となっています。↓

▼ペダルはデフォルトだと一般的な自転車と同じ形状ですが、こちらもオプションでスポーツタイプのものが用意されています。↓

▼チェーンカバーの見た目も独特!黒地に銀のアクセントがカッコいい!↓

液晶ディスプレイ搭載がイカす

▼ハンドル左側はボタン操作式の液晶ディスプレイを搭載しています。左部分に上下ボタン、SETボタン、電源ボタンの計4つのボタンが配置。↓

表示してくれる情報は速度、アシストの強度とリアルタイムの効き具合、距離(ODO、TRIP)そしてバッテリーとなっています!

▼また、電源キーをポチッと押してライトを点灯させると、液晶部分のバックライトも光ります。輝度は丁度いい明るさで夜間、暗所においての視認性も良好でした。↓

折りたたみ状態はコンパクト。一人でも展開しやすい

▼折りたたみ自転車だけあって、やはりかなりコンパクトにたためちゃうのは良いよね!公式スペックでの折りたたみ時のサイズは「800mm×420mm×750mm」でタテヨコの記載はありませんでしたが、見た感じ縦80cm、横75cm、厚さ42cmのようです。↓

▼また下部の真ん中には小さな車輪が付いており、折りたたんだ際に接地し転がすこともできるという仕組み。折りたたんだ時に動かしやすいですし、置いて保管する際に安定させやすかった。この仕組は画期的でいいね!↓

展開がかなりカンタン!メインフレームを開いたあと、この留め具をパチッと付ければOK。ハンドルも同じ要領で展開できます!↓

▼ハンドルは展開したあと、角度を合わせる必要もあります。角度を調整したら、ハンドルの中心のレバー裏のネジを締めてからレバーをたためばOK。↓

▼サドル部分も同様。ネジをしめたあとのレバーは結構かたいので、場合によってはゴム製ハンマーを使うなど工夫は必要でしょう。筆者はなんとか素手でいけましたが手に跡が残った(´・ω・`)。↓

乗り心地バッチリ!サスペンション付きが大きい

乗り心地は見た目以上!とても良かったです!

▼ハンドルの出っ張りがあるおかげでかなり安定させやすく、それでいて小口径タイヤなりのハンドリングの良さがあり取り回しはバツグン!そしてサスペンション装備のおかげでちょっとした凹凸でも気にせず走れます!↓

もちろんタイヤが小さいため角度のある傾斜だったり悪路には向かないのですが、アスファルトは勿論、木の根でちょっと出っ張っている部分だったり側溝のフタだったり、敷地との境界の段差程度なら問題なく走らせることが出来ました。

電動アシスト機能についての所感

加速感が凄い。スイスイ進める

アシスト強度は1、2、3で分かれており、1だと停止から走らせるときにちょっとだけ加速したかな?って感じる程度。2はメーター読み20キロまで弱めにアシスト、で、最大の3だとグッ!と加速させてくれて、2とはかなり違いを感じます!

筆者自身、電動自転車に乗ることが殆どなかったというのもあるんですが、とにかく電動のアシストによる推進力がすごい!ペダルを漕ぐ力をほぼ使わずともスピードを上げてくれるのがこれほど快適とは思わんかったんす。

コンパクトな折りたたみモデルながらそのパワーは十分で坂道もぐいぐい進んでいけるレベル!ただ坂道は勾配が強いと、後ろに傾いてウィリーしてしまうことはあったので、歩道橋のスロープのような角度であれば手で押したほうが安全。

法規上の理由?アシストは3までが上限

▼少し気になったのはアシスト強度の上限。電源を入れたときに全部の液晶が表示されるのですが、アシスト強度の部分は5まで表示されていました。ですが、実際は強度を3までしか設定できずこれ以上上げることは出来ませんでした。↓

気になって調べてみたら、日本では電動自転車のアシストについての規制があり、それが24キロまでに留められているそうなんです。狭い道が多いのでコレ以上上げるとあぶねーんだね(´・ω・`)。

そういえば距離表示もキロではなくマイルの表示部分もあったし、海外向けと日本とではそもそも仕様が違うんですね。正直、こういう部分を改造してしまいたいと思うのは筆者だけではないはず

アシストの強度は毎回入れ直す必要あり

気になった部分がもう1つあって、電源を切るとアシストの強度がリセットされてしまうんですよね。基本的にアシスト最大で使う場合は特に気になる部分で、電源を入れてからアシスト設定をいちいち上げなきゃあいけないのは地味に面倒でした。

自転車に乗ってさあ出発だ!って時にすぐスーっと加速していけないのはちょっとテンポ悪い感じでした。大したネックではないんだけどね。

ライトのオンオフが楽ちん!で輝度もバッチリ良い

▼ONEBOT S7はLEDライトを装備しており、液晶版の赤いボタンをポチっと押してオンオフができる仕組み。つまりラク。そして輝度も高く前もバッチリ照らしてくれるのも良い!↓

▼ライトの角度も変えやすいので自分好みの使い方が出来るのも良かった!あんま上に向けるとハイビームみたいになって対向車にヒンシュク買うんで下向けがベター。↓

当然、バッテリーが切れるとライトも使えなくなってしまうので夜間は特に注意したい所ですね。もし長距離で使うのであれば、ハンドルにくっつけるタイプのライトを予備として買っておくべきです。

液晶ディスプレイに時計がほしかった

液晶部分での唯一の不満は時計表示がないこと。これは欲しかったなぁ。自転車に乗って走らせている状態だと、この表示があるのとないのとでは利便性が全然違うんすよね。

スマホを見るなんてのは論外ですし、腕時計を見るにしろ腕をはなして傾けるという動作をするのが結構怖いので、是非とも実装してほしいと願うばかりっす。

ロック装置は搭載されていないので注意

ONEBOT S7は車輪ロック装置がないので要注意。折りたたみモデルなのでこのへんは仕方ないっすね。

ましてONEBOT S7は折りたたみに加えて電動で高級ゆえにパクられるリスクも怖いので、ロックするやつを最低2つ以上は調達しておきましょう。前輪やフレームをどっかのポールとかに引っ掛けると吉。

買い物しようとコンビニに寄ったら肝心のロックするやつがなくて、パクられるのが怖いので結局コンビニに寄れなかった、という筆者の二の舞にならないように祈っています(涙)。

航続距離と充電について

ここからは実際に乗ってみて気がついたことなどを残しておきます!

航続距離は折りたたみにしては満足

電動式ゆえに気になる部分としては航続距離ですが、筆者は基本的にライトオンでアシストを最大強度にする電池食いまくりな使い方で約47kmでバッテリーが切れました。

航続距離に関してはアシスト強度とライトのオンオフで結構変わってくる部分だと思います。使い方次第ではこれより航続距離は伸びる可能性は大!

当たり前ですがバッテリーがある分本体が重く、特に漕ぐ際はペダルが「ギアつき自転車でいっつもトップギアに入れているような感じ」で重かったんで、お出かけの帰りにバッテリーを切らせば軽く地獄を見ます。見ました。

少なくとも折りたたみで40kmも持つのであれば日常の足として使う分には十分に感じます。

バッテリーを外せないため充電に結構手間取る

▼航続距離は良かったんですが、問題は充電するときで、バッテリーを外せないため本体まるごとコンセントのある場所まで持っていかなきゃあならんです。折りたたみとはいえ、充電するのはなかなか手間でした。↓

なお、肝心の充電は2時間半ほどで完了しますのでそれほど時間はかからない印象でした。2時間ぐらいならちょっと家の中においてもいいかなって思えます。

まとめ

実際にONEBOT S7を使って分かったメリットやデメリットは以下の通り!

メリット・良かった点

  • 折りたたみながら乗り心地が良かった!
  • 液晶画面付きで速度を表示してくれる
  • アシスト推進をしっかり感じられる
  • 折りたためば車に収納可能

デメリット・注意点

  • 直接充電式なので充電時の取り回しが悪い
  • 液晶画面に時計表示が欲しかった
  • アシスト強度が記録されない

いやぁこれは楽しかった。新世代の便利ガジェットだよこれ。電池が許す限りいくらでも転がしたくなるレベル。

ONEBOT S7を手に入れてから思ったのですが、そもそも「折りたたみ+電動」属性な自転車って全然見たことなかったんすよね。でもこれ、筆者的には全然アリ!むしろ日常使いではかなり快適です。

普通の電動自転車よりも軽くコンパクトというのがミソ。置き場所に困りにくいのは当然ながら、車に積めることができるってのが実にいい!充電に関しては不便さは残るものの、

例えば車でお出かけするとき、どっかで車を駐車したら、このONEBOT S7を取り出せばスイスイ動ける!これだと自転車をレンタルする必要もないし、徒歩よりもウルトラ早くラクちん。田舎でもスイスイ走れる…あれ?メッチャ欲しくなってきたわ。

11月29日からMakuakeにてプロジェクトスタート!通常価格は228,000円ですが早期支援なら34%オフの150,000円(30台限定)で1台のONEBOT S7が手に入ります!限定数がなくなり次第、次点の27%オフになり徐々に割引率が下がるので、欲しい方は早めの支援がオススメです!

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