釘も打てるほど頑丈なミドルスマホ「OPPO A3 5G」発表！実機も触ってきたぞ！

こいつで釘を打つ体験もやってました（本当）。

OPPOの新型ミドルスマホOPPO A3 5Gが日本向けに発表されましたよ！比較的スリムなボディながらMIL-STD-810H準拠の頑丈スマホ！120Hz表示ディスプレイにDimensity 6300を搭載でスペック自体も良好な1台です。

OPPO A3 5Gの詳細スペック

製品情報
端末名	OPPO A3 5G
型番/別名	CPH2639
発売年	2024年12月
発売地域	日本：SIMフリー
メーカー・ブランド	OPPO
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G	W-CDMA：1 / 2 / 4 / 8 / 19
4G LTE	FDD LTE：1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 26 / 28 TD-LTE：38 / 39 / 40 / 41 / 42
5G NR	Sub6：n1 / n3 / n28 / n41 / n77 / n78
Wi-Fi	802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth	バージョン：5.3 コーデック：SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC
SIMサイズ・スロット	デュアルスロット（Nano SIM×2）
ネットワーク関連備考	eSIM対応
本体仕様
ディスプレイ	サイズ：6.7インチ 材質：液晶 画面占有率：89.9% 形状：パンチホール（中央） 最大リフレッシュレート：120Hz 最大タッチサンプリングレート：120Hz
解像度	1,604×720
画素密度	264ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ	高さ：166mm 横幅：76mm 厚さ：7.7mm
重さ	187g
本体色	ブラック、パープル
システム仕様
OS	ColorOS 14 Android 14ベース
CPU（SoC）	MediaTek Dimensity 6300
AnTuTuベンチマーク	総合スコア：約410,000 GPUスコア：約69,000 （AnTuTu v10参考値）
メモリ/保存容量
組み合わせ	メモリ4GB+容量128GB
ストレージカード	MicroSDカード対応（最大1TB）
カメラ
背面カメラ	デュアルカメラ ①5,000万画素（メイン、f/1.8） ②200万画素（深度測定カメラ、f/2.4） 手ぶれ補正：非対応 センサーサイズ：非公表 PXサイズ：非公表
インカメラ	パンチホール式インカメラ 画素数：800万画素（メイン、f/2.0） センサーサイズ：非公表 PXサイズ：非公表
機能仕様
GPS	GPS、A-GPS、GLONASS、BDS（BEIDOU）、GALILEO、QZSS
生体認証・ロック解除	指紋認証：対応 顔認証：対応
センサー	赤外線センサー：非対応 加速度センサー：対応 近接センサー：対応 ジャイロセンサー：対応 電子コンパス：対応 光センサー：対応
防水/防塵・タフネス等級	防水/防塵：IP54 耐衝撃：MIL-STD-810H
イヤホンジャック	あり
NFC	NFC：対応 FeliCa/おサイフケータイ：対応
その他機能	シングルスピーカー搭載
バッテリー
バッテリー容量	5,100mAh
充電	有線充電：45W ワイヤレス充電：非対応 逆充電：非対応
ポート	USB Type-C
スペック表のソース
参照元	【公式サイト】OPPO A3 5G ‐ oppo.com

スペック表に関する免責事項

OPPO A3 5Gのスペック・対応バンド・価格まとめ

とてつもなく頑丈なボディ

個人的にこのOPPO A3 5G、一番のウリは耐久性にあると思っています。ハイエンドのFind X8もそうなんだけどこのモデルはふつうの見た目なのにIP54とMIL-STD-810Hの両方に対応。即ち水没にも強く、落としても壊れにくい耐久性の高さを誇るんですよ。

▼発表会会場では実際にその耐久性の高さを実証すべく、OPPO A3 5Gをトンカチ代わりにして釘を打つというトチ狂った‥いや大胆なコーナーまで用意されていました。他にも高所から大理石のパネルに落下させる実験もやってたり。↓

▼ボディでも画面からでもどんとこい。こんな感じでいろんな方がゴンゴンやっとります。オレは何を見せられているのだろうか。↓

▼スタッフさんも含め色んな人が打ちまくって200回ぐらい画面から打ったのがこちら。流石に細かい傷はいくつもつきましたが、ヒビは一つもない。こりゃやべぇわ。動作も問題なしです。ちなみに開封時は簡易フィルムが貼ってあるのですが、あえて剥がした状態で実験していました。↓

他にも0.5F分の高さの階段から実際に落下させる映像もあり、それほどまでに耐久性は優れているといえるモデル。ここまで来たらケースがなくても良い気がしてきた。

あくまで耐久性の高さを実証するためのものなんで真似しないでとのこと。これで実際に釘を打たないでくださいとのお達しでした。そりゃそうだ。

▼カラーはパープルとブラックの2色展開！それぞれで本体の触り心地が異なり、パープルがツヤツヤ、ブラックがマットでサラサラな触り心地です。↓

カラバリ的には昨年登場したOPPO Reno10 Pro 5Gと同じものを感じました。相変わらず独特なカラーセンス。嫌いじゃあありません。

▼重さは187g、サイズは6.7インチサイズ+ベゼル幅もありけっこうな大きさでした。↓

▼側面はこんな感じで、どちらのカラーもテッカテカ。触った感じプラスチックっぽかった。ちなみに虹色に反射しているように見えますがこれは照明の問題で、実際は紫色/黒色です。↓

▼底面に充電端子、その横にイヤホンジャック端子。端子の周りが無加工なのはReno3 A時代から変わんねぇな‥。↓

Dimensity 6300を搭載、ミドルレベルの性能

性能ランクでいえば「ミドルレンジ」といった位置になります。SoCはDimensity 6300でAnTuTu参考値は40万点台。

普段使いであればほぼ引っかかりはなく快適。3Dゲームにおいては画質を落としても快適動作が厳しそう、ってあたり。

メモリ（RAM）は4GBでLPDDR4X、内蔵ストレージ（保存容量）は128GBで規格もUFS2.2とこの点もミドルの域を出ません。MicroSDカード対応なのはGood！

▼Dimensity 6300がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ！↓

Dimensity 6300のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

120Hz表示対応のHD+ディスプレイ。ベゼルは厚め

ディスプレイスペックは液晶タイプ、1,604×720（HD+）、120Hzリフレッシュレート、1,670万色表示というものでこの点もミドルレンジって感じ。解像度が主流帯となるFHDよりワンランク低いHD+クラスなのは痛い。ベゼルも太めです。

有機ELではなく液晶なのでこの点も他社競合ミドルスマホに優劣つけられやすいポイント。AoDや画面内蔵指紋センサーも非対応です（指紋センサーは側面式）。

一方で最大120Hzリフレッシュレートは対応しており、さらに最大1,000ニトの高輝度表示に対応しているので野外での視認性もあるという印象でした。

実質シングルの2カメラ構成

カメラは5,000万画素メインと深度測定カメラの構成！実際に撮影できるのはメインのみなんで実質シングルカメラとなっています。深度測定カメラを搭載しているのでポートレート撮影の精度も良好、という印象でした。

高解像度ゆえ2倍ズームまでなら綺麗に撮影できるし、レスポンスもそう悪くはありません。AIによりなかなか鮮やかで、多くを求めない方にとって十分でしょう。

大容量バッテリーで充電も45Wと高め！

バッテリー容量は5,100mAhとデカめ！かつ最大45Wの急速充電に対応となっています。電池持ちに関しては実使用で確かめないとなんともいえんのですが、消費電力の低いHD+解像度、かつSoCの電力効率もそれなりにあるため結構電池持ち良さそう。

充電に関しても同様で、公称値では30分で50％の充電ペースを謳っています。出勤前に充電忘れに気づいても準備時間で充電できるってのはありがたい。

朗報！おサイフケータイ持ち

OPPO A3 5Gはバッチリおサイフケータイ対応！カメラ部分にセンサー内蔵なので扱いやすさも感じられます。Suicaとかぶち込んでキャッシュレスレジでドヤったり改札でドヤったりできちゃう。

残念でもないし当然と言われりゃあそりゃそうなんだけど、これがあるだけで筆者的には嬉しいもんです。めっちゃ楽だし。あとハイエンドモデルのOPPO Find X8は非対応なのでなおさら。

OPPO A3 5Gまとめ

OPPO A3 5Gの発売日は12月12日！希望小売価格は32,800円となっています。

ちょうどいいを重視したミドルスマホなんですが、耐久性の高さと電源面において圧倒的な突出を感じさせるトガった1台。ミドルスマホでいいから頑丈なモデルが欲しい！って方にとってぶっ刺さります。

軽く触った程度ですが、こういうのでいいんだよ系スマホになるかな？と感じそうで感じにくい微妙なところでした。せめて2万円台だったら‥と思っちゃう。販売チャネルの割引価格次第で人気は出そうです。

少なくともサブ機として忍ばせておくには申し分ないし、雑に扱っても付き合える、さながら気のおけない幼馴染的な、相棒的なモデルに思えます。オレもそういう女友達が欲しかった。