3年ぶりのハイエンド「OPPO Find X8」国内発表!日本初のDimensity 9400搭載モデル!実機も触ってきた!

OPPOから3年ぶりにハイエンドモデルが登場!「OPPO Find X8」のスペックと特徴をご紹介していきますよ!今回は発表会に行ってきたため実機写真と所感についてもお届けしていきます。

価格は10万超えのハイクラス。質感、カメラ、そしてスペックも相応に高いですが、こりゃあ色んな人に触ってほしいぐらい気に入ってます。特に6.6インチという絶妙なサイズ感とカメラの写りのよさ。たまらんぜ!

OPPO Find X8の詳細スペック

製品情報
端末名 OPPO Find X8
型番/別名 CPH2651
発売年 ▼海外版↓
2024年10月

▼日本版↓
2024年12月
発売地域 日本、海外
メーカー・ブランド OPPO
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G W-CDMA:1 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
4G LTE ▼海外版↓
FDD LTE:1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28A / 66
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41

▼日本版↓
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66
TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42
5G NR ▼海外版↓
Sub6:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78

▼日本版↓
Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be
Bluetooth バージョン:5.4
コーデック:SBC / AAC / aptX HD / LDAC / aptX / LHDC5.0
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2)
本体仕様
ディスプレイ サイズ:6.59インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:240Hz
解像度 2,760×1,256
画素密度 460ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ 高さ:157.35mm
横幅:74.33mm
厚さ:7.85mm(ブラック系、ホワイト系、ブルー系)/ 7.95mm(ピンク系)
重さ 193g
本体色 ブラック系、ホワイト系、ブルー系、ピンク系
システム仕様
OS ColorOS 15.0
Android 15ベース
CPU(SoC) MediaTek Dimensity 9400
AnTuTuベンチマーク

総合スコア:2,650,000
GPUスコア:1,180,000
(AnTuTu v10参考値)

メモリ/保存容量
組み合わせ ▼海外版↓
メモリ12GB+容量256GB
メモリ12GB+容量512GB
メモリ16GB+容量256GB
メモリ16GB+容量512GB
メモリ16GB+容量1TB

▼日本版↓
メモリ16GB+容量512GB
ストレージカード 非対応
カメラ
背面カメラ トリプルカメラ
①5,000万画素(メイン、f/1.8)
②5,000万画素(超広角、120°、f/2.0)
③5,000万画素(ポートレート、光学3倍、f/2.6)
手ぶれ補正:光学式(メイン、ポートレート望遠)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
インカメラ パンチホール式インカメラ
画素数:3,200万画素(メイン、f/2.4)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
カメラ備考 ハッセルブラッド監修
機能仕様
GPS GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー 赤外線センサー:対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
防水/防塵・タフネス等級 防水/防塵:IP68/IP69
耐衝撃:非公表
イヤホンジャック なし
NFC NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
バッテリー
バッテリー容量 5,630mAh
充電 有線充電:80W
ワイヤレス充電:50W
逆充電:非公表
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

【海外版】OPPO Find X8 – oppo.com

【日本版】OPPO Find X8 – oppo.com

スペック表に関する免責事項

SoCはDimensity 9400を搭載!

OPPO Find X8のSoCは3nmハイエンドチップとなるDinemsity 9400を採用!OPPOの他にはvivoしか採用例はありません。

初搭載、という点においては海外市場ではvivoに先行こそ許したものの、日本国内においてこのSoCを採用したのは本機が初となります。

言うまでもなく超ハイエンドチップ。公式資料によればAnTuTu v10参考値は300万点以上と、とてつもないスコアの高さを誇ります。

当たり前ながら普段使いも超快適でしょう。カメラの立ち上げやアプリの切り替えといった動作も不満はない感じでした。メモリもLPDDR5X、ストレージ規格もUFS4.0 と文句なしの超ハイエンド豪華絢爛構成!

▼筆者が触った感じ、動作は超キビキビ。さすがハイエンド。アプリを起動しすぐホームに戻り、別のアプリを起動し‥の繰り返しという、比較的過酷な使い方もサクサクです。↓

▼重量級ゲームとして知られる原神は30分プレイして平均59.7FPSを記録。大きなFPSの落ち込みも無いと銘打ちます。PUBGモバイルでは平均119.8FPSとのこと!↓

性能はもちろん、安定性もGood。カメラで撮ったりしたまでに過ぎませんが、長時間動かしても発熱は気にならず、重量級ゲームを遊んでみたときのフィーリングもかなり期待できるレベルでした。

ハイエンドらしい上質ボディ。カラーは2色

外観デザインはフラッグシップらしい大型円形カメラが特徴的!カラーはスターグレー、スペースブラック。どちらも宇宙にまつわるネーミングです。

▼触った感じ、質感がめちゃめちゃ良い。マットでサラサラな感触が楽しいですね(`・ω・´)。なおボディ材質は不明ですがプラスチックではなくメタルっぽい感触でした。色的にはチタンっぽいけどどうなんだろう?↓

▼またこのボディ、サイズ感が素晴らしい!ディスプレイサイズが6.6インチと、他社ハイエンドに多い6.7~6.8インチよりコンパクト。かなり手の収まりがよく個人的にはかなりお気に入りのサイズ感です。↓

重さは193gと軽量級とは言えないものの、スペックを盛り込んだハイエンドとして考えればかなりダイエットを頑張ったようには思えます。ケースを付けたら200gは間違いなく超えるけど、今やどいつもこいつも大抵200gは超えるから無問題。

▼側面はヘアライン仕上げ。形状もフラットと、まさにフラッグシップらしい高級感のある風合い。アンテナラインも随所に入っており、持ち方によって電波送受信を自動調節して通信の安定性も高めたとのこと。↓

▼巨大円形のトリプルカメラは中心にハッセルブラッドのHのロゴがあしらわれています。↓

▼ブラックは黒色かつガラスのようなツルツルさで、同じモデルながらカラバリでかなり印象は分かれますね。↓

▼なおカメラの出っ張りは3.01mmとなっています。かなり出っ張っているとは思えますが、後述するカメラモジュールを抑えるべく奮闘した模様。↓

IP69+MIL-STD-810H対応でめっちゃ頑丈

驚いたのがこのモデル、なんと防水防塵のIP69と、耐衝撃のMIL-STD-810H規格に準拠しているところ。ざっくり言えば丸ごと水没しても、80度の熱湯の噴流にも耐えることができ、落としても壊れにくい設計というワケ。

▼ディスプレイも高硬度なゴリラガラス採用は当然に、ディスプレイのケーブルを丸ごと緩衝材に埋め込むことで剛性をアップ。またベゼルレス化にも寄与しています。↓

OPPO系列のメーカーであるOnePlusとrealmeの最新鋭モデルでもこれに対応する流れにあり、めでたく今回のOPPO Find X8にもその技術が注ぎ込まれた形に。

TORQUEみたいな超分厚いタフネススマホでしか見なかったMIL-STD-810H規格も、いよいよ非タフネスのスマホで見られる時代の幕開けといえるでしょう。

まぁどのみち高級品で傷を付けたくないってのはあるので筆者が持ったとしたらケースも買いそうなんですが‥ケースなしで使いたい!という方にとってはかなり朗報といえる部分です。

アラートスライダーを搭載

▼OPPO Find X8固有の面白いポイントはもう1つあり、アラートスライダーを搭載している点にあります。すげぇざっくり言えばiPhoneにあったマナーモードのスイッチ。↓

上下に動かすことでマナーモードを切り替えられるというもので、これが結構便利なんですよね。画面オフ中はもちろん、ポケットの中に入れたままでもカチリと切り替えられれば消音可。外出、会議、葬儀など各種状況にも対応しやすいのは結構便利なんですよね(`・ω・´)。

このギミックはOnePlusというOPPO系列のブランドにしかほとんどなかっただけに、日本で発売されるモデルではかなり貴重。地味ながら便利で嬉しい部分です。

フラットな6.6型ディスプレイ

ディスプレイスペックも非常に上等なもので、有機ELで明るさも最大1600ニトと太陽光の直撃を食らってもよく見えるレベルの明るさを誇ります。

解像度は2,760×1,256と高精細でドットの粗さを感じないほか、10億7,000万色表示もバッチリ対応!廉価スマホだと1,677万色までなので、より細かく忠実な色表現ができるのも魅力です。動画、映画、漫画、イラストなどエンタメを楽しむにもバッチリといえるでしょう。

▼サイズは上述の通り6.6インチ。筆者は文字入力をQWERTY(フリックではなくPCのやつ)で行うんですが、そういう意味でも非常に操作しやすく見栄えも色鮮やかで美しい。↓

▼ベゼルも非常に細く高級感ありまくり!下部だけ厚いなんてこともありません。美しい。↓

▼形状自体はよくある中央パンチホールなんですが、ライブアラートという独自機能でここから様々な情報を表示できるようになっていました。iPhoneに似た機能。↓

ハッセルブラッド監修の3カメラ!クッソ綺麗に撮影できるぞ!

カメラはいずれも5,000万画素で、構成はメイン+超広角+望遠の各種対応タイプ!メインカメラはソニー製センサーのLYT-700を、望遠にはLYT-600を採用。超広角はSamsungのJN5を採用しています。残念ながらセンサーサイズは非公表。

▼特に目玉となる望遠カメラはW型のプリズム機構となっています。これにより本体を薄くしつつ大型のセンサーサイズを両立させたという画期的設計。光学ズームは3倍で、最大120倍のデジタルズーム対応。↓

ハッセルブラッド監修で、より味わい深い質感でのマスターモードも対応!フォトグラファーである酒井貴弘さんがこのOPPO Find X8を試して作例を公開していました。↓

酒井貴弘さん

▼作例は以下の通り。こういう写実的な感じ、筆者の好みド直球だわ。触ってみてーなー!!それにしてもどこで撮ったんだろう。↓

▼また、最大120倍のデジタルズームで月も綺麗に撮れるという点も特筆していました。通常だとバズーカみたいなデカいレンズが必要だけど、今やソフトウェアの補正も相まってこういう写真も撮れるのは確かにすごい時代だなと思えます。↓

▼筆者が触った感じ、全体的に写りは写実的な印象。よくあるAIで色を濃くしただけってよりかは、ビネットがあってちょい暗め。喫茶店のような雰囲気って印象です。カメラのUIは普通に使いやすい‥なんかiPhoneぽいのはさておき。↓

▼ズームはワンタップで1倍、2倍、3倍、6倍で切り替え可能というのが使いやすくていい!また切り替え後は○○mmという表記になるのもガチカメラ感あって面白いです。↓

▼横にスワイプでダイヤル式調整も対応。操作自体もやりやすい上、振動モーションが細かくフィードバックしてくれて操作するだけでも楽しい(`・ω・´)。↓

最新素材で劣化しにくい大容量バッテリー。ワイヤレス充電も対応!

OPPO Find X8

バッテリー容量は5,630mAhと大容量!シリコンカーボン素材を採用した最新型とのこと!電池持ちのみならず充電速度も有線80Wとワイヤレス充電50Wに対応とスペックも優秀。

ソフトウェアによるバッテリー劣化の抑制はもちろん、任意に適温まで発熱させることでマイナス20度といった極寒の状況下でも充電可能となっています。東北の田舎産まれな筆者にとっては嬉しいね(`・ω・´)。

Color OS15搭載!AI機能も充実させてる

最近流行りのAIもかなり積極的に研究開発しているのがOPPO。よくよく考えたら、初代Findシリーズでスライドカメラ機構を採用したり、他社よりも先進技術を追求しているスタンスなのを思い出した。

かこって検索的な機能が出来たり、要約したり、翻訳したり文章の推敲・校正をしたり‥AIらしい各種機能も対応!ただし翻訳など一部機能はまだ日本語に非対応だそうで、2025年3月ごろに対応するとのことでした。

▼ガラスなどの映り込みの反射除去機能や低解像度の写真を高精細にしてくれたりといった写真向けのAI機能もバッチリ対応。↓

▼さらに1枚の写真から、様々な衣装、状況の写真を生成できる機能もありました。面白そうだけどモラルに反しないように使わなきゃいかんやつだねこれ。少なくとも顔出しして面が割れている筆者はおもちゃにされてしまうかもしれん(自意識過剰)。↓

注意:おサイフケータイは非対応

OPPO Find X8の大きな欠点として、おサイフケータイが非対応となっています。SuicaやiDといった交通系決済が出来ないので、人によって大きく好みが分かれる部分となるでしょう。

そこらへん訊いたところ、このOPPO Find X8は日本市場への投入の速さを重視したことで非対応となったんだそう。おサイフケータイに対応させるとかなり時間はかかってしまうため、見送ることになったみたいです。

そのあたりの内部設計には詳しくない筆者ですが、日本の独自規格、即ちガラパゴスのそれなので仕方ないとも思える。非対応は惜しいけど、だからこそ大きなトラブルなく運用できているわけだし難しいんよなこれ。

▼なお、同タイミングで発表されたOPPO A3 5Gくんはしっかりおサイフケータイに対応していました。↓

専用アクセサリーも同時に発売

OPPO Find X8、これまであまり出てこなかったアクセサリーも発表されていました。この部分も本格的に公式展開してくれるのは嬉しい流れです。

▼専用のスマホケース、スマホケースにくっつくマグネットリング、そしてマグネットの急速充電器の3つ!ケースにはマグネットが内蔵されています。↓

▼実物はこんな感じ!装着した場合の重さはまあまあですが、リングで自立や持った時の支えになる感じ。↓

▼こちらはワイヤレス充電器!マグネットでケースにくっつけられるほか、冷却ファンを内蔵しているので加熱によるバッテリー劣化を抑えられるというシロモノ。ワイヤレス充電器ゆえ他スマホにも使えるのがポイント(`・ω・´)。↓

OPPO Find X8まとめ

OPPO Find X8の発売日は12月12日。11月29日から予約開始となります。

記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • メモリ16GB+容量512GB:139,800円

▼日本では3年ぶりに登場したフラッグシップモデル。先代にあたるのがFind X3 Proなので実に懐かしい‥。近年ではミドル、ミドルハイしかなく惜しまれていただけに嬉しいですねぇ。↓

もっと細かい話になるんですが、これよりもさらに上位にあたるOPPO Find X8 Proも存在します。今のところ海外のみの専売なんですが、人気次第ではそちらも投入されたら嬉しいなって思ったり。

ちなみにそのProモデルはペリスコープ望遠カメラが追加された4カメラ仕様で若干の大型化がされていてシャッターボタンが備わっていますがSoCは同じ。価格を考えれば日本に投入するモデルはスタンダードモデルのOPPO Find X8が結構ちょうどいいポジションかもしれんですね。

競合相手としてはつい最近登場したXiaomi 14T Proでしょう。あちらもカメラブランド監修で望遠カメラ持ち。ワイヤレス充電も対応。

耐久性の高さにSoCのパワーやOSバージョン、アラートスライダー対応という点はこちらが勝りますが、価格(あっちは10万ほど)とおサイフケータイでいえばあちらが有利という点が気がかり。いい対抗馬ではないでしょうか。

ガルマックスでは様々な機種のスペックを並べて比較できるので、色んなメーカーのスマホと比較してみて下さい!

OPPO Find X8の公式サイトは公開されているので、ぜひチェックしてみて下さいね!

■OPPO Find X8(日本版)■
初出時価格→139,800円

▼Amazon↓


■OPPO Find X8(海外版)■

初出時価格→133,400円から

▼ETOREN↓

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