Redmi Note 14 Pro+ 5G(グローバル版)の本音レビュー!あれ?カメラの画質が良い
Redmi Note 14 Pro+ 5G(グローバル版)が登場!ひと足お先に実機を頂いたので実際に使ってどうなのか本音レビューしていきます!
なお、+無しのRedmi Note 14 Pro 5G(グローバル版)もレビューしていて、そっちの記事にも書いているんですけど、グローバル版は中国・インド版と仕様が違います…!
例えばカメラは・・・
- 中国とインド版:50MP広角+8MP超広角+2MPマクロ
- グローバル版:200MP広角+8MP超広角+2MPマクロ
と言った感じ。あとバッテリー容量も違うんですねぇ。
インド版=グローバル版と思ってる方も居るんですが、こんな感じで異なる場合があるのでご注意を。購入する場合もどのバージョンであるか必ず確認してから購入しましょう!
この製品を使った所感
- 丸みのあるボディーで持ちやすい!
- エッジ画面は戻るジェスチャーの操作性が良い!
- 屋外でも明るくてめっちゃ見やすい!
- 前モデルより性能は下がったけどAI性能は高い!
- でもAI機能がまだ使えない状態だった。なぜ…。
- カメラは2億画素撮影が楽しい!
- 何故か同じカメラ構成のベースモデルより画質が良い!
- 充電爆速!でも容量もっと増やして欲しかった…。
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Redmi Note 14 Pro+ 5G(グローバル版)のスペック・ベンチマーク、検証結果
「+無し」との違いは?
Redmi Note 14 Pro 5Gと本記事で紹介しているRedmi Note 14 Pro+ 5Gは仕様が結構似ているので、どっちにするか悩んじゃいそう。
大きく違うのはこんな感じ。
- Snapdragon 7s Gen 3でパワーが上(+無しはDimensity 7300‐Ultra)
- 充電は120Wの超速い神ジューデン(+無しは45W)
あと細かいところで言えば、Bluetoothコーデックの対応状況も違います。本機はSnapdragon系のSoCなのでapt‐X系のコーデックに対応してました!
グローバル版のRedmi Note 14 Proシリーズでウリとなる2億画素カメラはどちらも搭載。というか、カメラ構成は一緒!
本機は上位モデルということで価格が+無しのNote 14 Pro 5Gより高いので、これは悩んじゃいそうですねぇ。
上位モデルもエッジディスプレイを搭載
▼本機の筐体は前モデルから引き続きエッジデザインのディスプレイを搭載!ベゼルもかなり細く見えます。↓
画面サイズはNote 14 Pro 5Gと変わりませんが、少し厚くなり重量もちょっぴり重くなってます。全体的に丸みを帯びている形状なので持ちやすいのはGoodですね!
▼今回はパープルを頂いたんですが、こっちもレザー調のソフトな背面パネルを搭載していました!…美しい↓
▼細かい点ですが、本機はカメラ部分がフラットなガラスで追われているので、Note 14 Pro 5Gのように凸凹してません。このタイプは掃除しやすくて好き…!↓
▼付属のケースはやっぱりグレーっぽいやつなんですね。割と野暮ったいんですが、ケースが付いているだけ良しとしよう…。↓
前モデルよりも性能が低くなってる?
本機はSnapdragon 7s Gen 3というAI機能が超強化されたSoCを搭載!ベンチマークを回してスコアを見て違和感が。…あれ?前モデルで搭載されていたDimensity 7200-Ultraよりも性能低いかも?
というのも以下を御覧ください。どっちもAnTuTu Ver10で測定したスコアです。
端末名 | 総合スコア | GPUスコア |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | 799,033 | 185,764 |
Redmi Note 14 Pro+ 5G | 719,759 | 189,312 |
GPUスコアは…まあ誤差の範囲って感じですが、総合スコアに関しては誤差の範囲とはちょっと言えないレベルですねぇ。
▼ベンチマーク好きの人ならウーンといったところですが、実際の操作感での違いは良くわからんですね。普通にヌルヌルで快適!↓
なので使用感で言えば特に気になる部分はありませんが、ガジェット好きなら結構引っかかる部分かもって思っちゃいました。
▼ゲーム性能ですが、原神は画質「中」で高負荷時の下限フレームレートは31FPSでした。↓
GPUスコア的にもう少しフレームレートは伸びても良いのでは?と思うところですが、まだ最適化が進んでいないのかも。ちなみに前モデルは同じ検証で35FPSでした。まあ30FPS台での戦いだとドングリの背くらべくらいですけど。
ちなみに原神の画質「中」で高負荷時に下限フレームレートが30FPSを上回っていれば多くのゲームは楽しめるレベルのゲーム性能はあります。最高設定+高フレームレートを狙うような使い方には向いてないので、僕みたいにゲームは暇つぶし程度だから動くゲームで十分だよ!という人向けです!
屋外でもディスプレイが見やすい!
▼Note 14 Pro 5Gもなんですが、画面輝度がガツンと向上していて屋外でも見やすい!↓
ディスプレイは120Hzの滑らか表示に対応していて、開発者オプションからリフレッシュレートを表示して動作状況をチェックしていたんですけど、ホーム画面はもちろん、ChromeやXなどアプリでもしっかり120Hz表示できてました!とっても滑らか。
あとエッジディスプレイはジェスチャーの戻る操作(画面端からのスワイプ)がしやすいですね!最近はエッジディスプレイを採用するモデルが少なくなりましたが、この操作感はかなり良いですね〜。
スピーカーは妥当な音質、Bluetoothコーデックは充実!
スピーカーの音質はお値段なりといった感じ。iPhoneみたいな高音質では無いけれど、ステレオスピーカーで音の広がりは悪くないし使っていて困るような事はないので、特に不満というわけではないですねぇ。妥当。
Note 14 Pro 5GはMediaTek SoCを搭載しているからなのか、Bluetoothコーデックはapt‐X系が全滅だったんですけど、本機はSnapdragon SoCなのでapt‐X系コーデックもバッチリ対応しているのがGoodでした。
引き続き2億画素カメラを搭載!思ってたより画質が良い
カメラは前モデルから引き続き2億画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラといった構成。あとベースモデルのNote 14 Pro 5Gも同じ構成となってます…!
で、僕はですねぇ、前モデルも全部触っているし、なんなら14 Pro 5Gもレビュー済みなので、2億画素カメラで新鮮味を感じなくなってしまったんですが・・・本機が初めての2億画素カメラデビュー機になるなら、めちゃくちゃ面白いカメラかと思います!
とりあえず、色々撮ってきたので見てみて下さい!(フレームに記載されている15mmは超広角、23mmは広角、46mmは2倍ロスレス、92mmは4倍ロスレスです!)
▼まずは広角でパシャリ!おおお。綺麗。↓
そう言えばRedmi Note 14 Pro 5Gは雪の日に撮ったんですがめっちゃ青くなったんですよね。結構環境によって色味が変わっちゃうのかも?
▼超広角は800万画素なので解像感は高くないんですけど、スマホで撮ってスマホで見るような感じなら僕はこれで十分かな!↓
▼室内でニャンニャンをパシャリ。室内って屋外よりも光が少ないのでノイジーになりがちだけど、綺麗に撮れてますねぇ。このままSNSにポーンと投げても全然OKレベル。↓
▼黒つぶれしやすい黒猫もご覧の通り。かなりのクオリティーで撮れてます。↓
▼引きこもりワンワンは4倍ロスレスでパシャリ。室内でこの画質で撮影できるなら合格。↓
▼料理もめっちゃ美味そうに撮れました!これは2倍ロスレス。↓
▼深度カメラは非搭載ですが、ポートレートもめっちゃ綺麗に撮影できてます。撮影後にボケ味を変えられますよ!↓
▼マクロはオマケ。と思いきや、これもなかなか綺麗に撮れてますねぇ。↓
▼暗所撮影も手持ちでこのクオリティー。↓
▼動画撮影はNote 14 Pro 5Gと違いはあまり感じないかなぁ。ある程度は手ぶれ補正で軽減できるけど、若干のステップノイズとなんだかコツコツという音が入ってしまうので撮影するなら定点のほうが良いかも。↓
最近は20万円前後のカメラフォンも賑わっていますが、カメラ自体は年々進化しているので、本機のようなミドルハイ機でも非常にキレイな写真を撮影出来るようになってます。スマホで撮ってスマホで見るような使い方なら全然これでOKという方も多そう!
そういえばNote 14 Pro 5Gは色味がかなり寒色系な感じだったんですが、画質のクオリティーは本機のほうが上に見えます。SoCが異なるってことは画像処理のISPも違うし、SoCランクによってISPのランクも変わるので、そのあたりで画質に違いがあるのかも?
僕は先述した通り前モデルのNote 13 Proシリーズも現行のNote 14 Pro 5Gも実機を触ってて、そのどれもカメラ構成は一緒なんですけど、なんだか画質は本機が一番クリアでシャッキリしている印象でした。
実用的なロスレスズーム、ロマン溢れる2億画素撮影
本機のカメラで見どころと言えば、「劣化のない2倍・4倍ロスレスズーム」と「2億画素撮影」でしょう!
本機は望遠カメラを搭載していませんが、ロスレスズームが綺麗なので4倍までなら実用的な画質です!
▼1倍↓
▼2倍↓
▼4倍↓
普通のデジタルズームだと4倍は結構ガビガビしちゃうんですが、本機ならご覧の通り実用的な画質で撮れるのでガンガン使ってます。2倍と4倍にワンタップで切り替えられるのも使いやすくてGood!
2億画素撮影は専用の「200MPモード」で撮影します。常に2億画素で撮ってるわけじゃないのでご留意を。普段は明るく撮影するために16 in 1のピクセルビニング状態で撮ってます。
▼2億画素撮影の醍醐味は・・・後からめっちゃ拡大できること。↓
あと2億画素で撮影しておけば、後から写真を切り出した場合も精細さを保ちやすいです。但し2億画素カメラは1枚あたり30MB前後の容量が必要。ここぞというシーンで使うのが良いかと思います!
そうそう、2億画素撮影はピクセルビニングが解除されるので明るい場所で撮影しましょう!
引き続き120W充電に対応!爆速!
バッテリー容量は5,110mAhなので、前モデルから110mAhのアップ。充電はなんと120W。Note 14 Pro 5Gが45Wなので随分パワーアップしてます。
ちなみに中国・インド向けのRedmi Note 14 Pro+ 5Gは6,200mAh…。なんでグローバル版は5,110mAhなのよ?とは思いますが、あちらは90W充電止まり。でもこっちは120Wなので神がかってます。
ただ、前モデルと比較した場合はNote 13 Pro+ 5Gも120Wだったので、グローバル版での新旧比較だと容量が110mAhアップした程度の進化ですねぇ。
▼とはいえ120W充電は現時点でも最強クラス。充電速度も爆速です。↓
ちなみにバッテリーは100%まで充電すると劣化が速くなるんですが、それを食い止める制限充電機能が最近のスマホは搭載されてます。本機もバッチリ搭載されているんですが、「80%で充電を止める」これ一択です。
実際に80%制限で使ってみたら、僕はちょっと丸一日使うには電池持ちが心配になっちゃうレベルだったので結局オフにしました。個人的にはiPhone 16シリーズみたいに5%刻みで90%とか95%とか選べたら良かったなと思ったところです。
AI機能は強化されてるかも
ちょっとこれは今後のアップデートで状況が変わるかも知れないので断言は出来ないんですが、Note 14 Proと比較すると本機はAI機能がかなり強化されているように見受けられます。
▼それがこれ。本機は設定項目に「AIサービス」という項目が表示されてます。左が本機で→がNote 14 Pro 5G。↓
▼AIサービスはこんな感じ。例えばギャラリーだとこんな感じの機能が使えます。↓
▼ただ・・・ないんですよね。ギャラリーを見てもAI画像拡張とかが。消しゴムもPro版じゃないです。↓
何かしら編集項目が表示される条件があるのか、それとも今後のアップデートで追加されるのかまだ定かでは無いんですが、残念ながらレビュー期間では使うことができず。
まあここまでアピールしているのでそのうち使えるようにはなるはず。このあたりはもう少し様子を見て実装されたら追記したいと思います!
Redmi Note 14 Pro+ 5G(グローバル版)のレビューまとめ
Redmi Note 14 Pro+ 5Gは+無しのNote 14 Pro 5Gと多くの部分が共通していますが、ランクの一つ高いミドルハイ帯のSoC、充電速度が45W→120W、Bluetoothコーデックが充実しているなど当然+無しのNote 14 Pro 5Gよりも、より良い仕様になってます。
あと、スペックでは分からない部分でビックリしたのはカメラの画質。まあSoCメーカーやランクも違えば画像処理を司るISPも違うのは当然で、同じ構成のカメラでも出てくる質感は結構違うな〜って感じでした。個人的には本機の画質が上と評します。
あとは・・・Redmi Note 14 Pro 5Gとの価格差ですねぇ。もちろんベースモデルのNote 14 Pro 5Gが安いわけですが、セールなどでこの差が一気に縮まるようなことがあれば、積極的に本機を選びたいところ。
というわけで最上位モデル「Redmi Note 14 Pro+ 5G」のレビューでした!購入前の参考になれば幸い!
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