Teclast T50のスペック・対応バンドまとめ!Tシリーズ最新機種!4G対応ミドルレンジタブレット!

Teclast T50

Teclast T50が発表されたので特徴とスペックの詳細・対応バンドをまとめました!

Teclast T50の特徴

Teclast T50の特徴は以下の通り!

Teclast T50のハイライト

  • ミドルレンジクラスのスペック
  • クアッドスピーカー搭載
  • リアカメラ、フロントカメラの画素数が向上
  • モバイルネットワークは4Gまでの対応

▼Teclast T50のデザインは角ばったデザインが特徴的なT40やT40 Plusとは違い、板状のデザインは崩さずに角部分が丸みを帯びたものへと変更。↓

Teclast T50

▼重量こそ510gとT40 Plusの約455gよりも重くなっていますが、厚みは7.5mmとT40シリーズより薄く仕上がっているのも特徴です。

Teclast T50

T40やT40 Plusのデザインは無骨で質素、悪く言うとそっけない印象がありましたが、Teclast T50は角が丸みを帯びたことで多少なりとも柔らかい印象を受けるものへと変わっています。

端末のデザインの好みは人それぞれですが、個人的にT50のデザインは好みですね。ありきたりなデザインではありますが、小洒落た印象を受けます。

Teclast T50に搭載されているSoCはUnisoc T618。ガルマックスで測定したAnTuTuベンチマークスコアはHelio P90と同じくらいで、性能的にはミドルレンジになります。追記:2023年2月にリニューアルされたモデルではT616となっています。若干のパワーアップ。

Teclast T50

ただし、搭載SoCのUnisoc T618はTeclastやALLDOCUBEに代表される他タブレットでもよく目にする上に、前機種のT40から変更なしなので目新しさは感じにくいのは個人的には残念ポイントかも。

▼Unisoc T616がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓

Unisoc T616のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

メモリは8GB、ストレージ128GBとミドルレンジとしては多め。T40と比べるとメモリ搭載量が2GB増えているので、マルチタスク性能の向上に期待です。でもT40 Plusと同じメモリ搭載量なんですけどね。

ディスプレイは11インチで解像度は2,000×1,200(FHD相当)。ワイドスクリーンの高解像度タブレットでは見慣れた解像度ですね。↓

Teclast T50

色調はTeclastタブレットではお馴染みのT-Color 2.0を採用しているとのこと。ディスプレイの色域でお馴染みのsRGBやDCI-P3のカバー率は記載されていないので、正確な色を確認したい方はご注意ください!

▼スピーカーは10インチタブレットではお馴染みとなったクアッドスピーカー構成でツボはしっかりと抑えています。↓

Teclast T50

毎回タブレットのスピーカーについて書いている事項なんですが、スピーカーの数と音質は別の話になってくるのでこの点もご注意ください!

Teclast T50のバッテリー容量は7,500mAhとソコソコ大きめ。充電速度もUSB-PD対応の18Wとまずまず高速。↓

Teclast T50

▼カメラのレンズもリアがソニー製の2,000万画素、フロントが800万画素と大幅に性能アップしています。↓

Teclast T50

とはいえ、画素数だけで作例が良くなるとは断言できない部分があるので、「前機種よりも良くなったかも」程度で考えておくのが良いと思います。

▼T40 5Gと違いTeclast T50は4Gまでの対応となりますので、5G通信が可能なTeclastタブレットを考えている方はT40 5Gの方をご検討ください。↓

Teclast T50

バランスは良いが前機種からの進化は感じにくい

T50は確かにバランス良く仕上がっているミドルレンジタブレットです。しかし、前機種のT40からSoCやストレージ容量が据え置きになっていたりと目を見張る進化を感じにくいのが正直なところ。

カメラ部分の進化が目立った進化ポイントですが、ビデオ通話ならともかく、タブレットで写真を撮影する機会はそうそう無いと思うので、「凄い!」とはなりにくい進化なんですよね。

以上より、ミドルレンジタブレットをお探しの方にピッタリですが、前機種のT40からの買い替えをお勧めしにくいなぁと感じました。

■Teclast T50■

初出時価格→29,900円
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Teclast T50のスペック・仕様

Teclast T50は2021年11月発売のTeclastのAndroidタブレットです。

製品情報
端末名 T50
発売年 ▼2021年モデル↓
2021年11月

▼2023年モデル↓
2023年2月
発売地域 海外・日本
メーカー・ブランド Teclast
備考 4G LTE対応タブレット
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G 非公表
4G LTE FDD LTE:1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41
5G NR 非対応
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth バージョン:5.0
コーデック:非公表
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2)
本体仕様
ディスプレイ サイズ:11インチ
材質:液晶
画面占有率:非公表
形状:ノッチなし
最大リフレッシュレート:非公表
最大タッチサンプリングレート:120Hz
解像度 解像度:2,000×1,200(WUXGA+)
画面比率:20:12
画素密度 212ppi/ドットの粗さが気になるかも
サイズ 長辺:260mm
短辺:164mm
厚さ:7.5mm
重さ 510g
本体色 グレー
システム仕様
OS ▼2021年モデル↓
Android 11

▼2023年モデル↓
Android 12
CPU(SoC) ▼2021年モデル↓
UNISOC T618

▼2023年モデル↓
UNISOC T616
AnTuTuベンチマーク

▼UNISOC T618↓

総合スコア約230,000
GPUスコア約36,000
(AnTuTu v9参考値)

▼UNISOC T616↓

総合スコア約240,000
GPUスコア約39,000
(AnTuTu v9参考値)

メモリ/保存容量
組み合わせ メモリ8GB+容量128GB
ストレージカード MicroSDカード対応(最大1TB)
※片方のSIMスロットと共用
カメラ
背面カメラ シングルカメラ
①2,000万画素(メイン)
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
インカメラ ベゼル内蔵式インカメラ
画素数:800万画素(メイン)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
機能仕様
GPS GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO
生体認証・ロック解除 非公表
センサー 赤外線センサー:非公表
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:非公表
光センサー:対応
その他:ホールセンサー
防水/防塵・タフネス等級 非公表
イヤホンジャック なし
NFC NFC:非公表
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
その他機能 クアッドスピーカー搭載
バッテリー
バッテリー容量 7,500mAh
充電 有線充電:18W(9V/2A)
ワイヤレス充電:非公表
逆充電:非公表
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

【公式サイト】Teclast T50 – teclast.com

スペック表に関する免責事項

SoCはUNISOC T616。メモリは8GB

Teclast T50のSoCはUNISOC T616

SoCはSystem On Chipの略で、電子機器の頭脳であるCPUやGPUの他に通信モデムなど色々なパーツを集めた集積回路です。ここで端末の性能が決まります。

メモリ(RAM)は8GB、保存容量(ROM)は128GBとなっています。

メモリは作業領域なので多いほど動作が安定します。2023年現在、メイン機種として使うなら最低4GBは欲しいです。6GBあると安定しやすい。

保存容量は写真やアプリなど端末本体に保存できるデータ容量です。2023年現在、メイン機種として使うなら最低64GBは欲しいです。最初から1割くらいはシステム領域として使われています。

MicroSDカード等のTFカードによる保存容量の拡張に対応しています。最大対応容量は1TBです。

Teclast T50(UNISOC T616)のAnTuTuスコア

AnTuTuスコアは性能の指標です。まだTeclast T50の実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでUNISOC T616の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。

※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。UNISOC T616の参考スコアは以下の通り。AnTuTuアプリのバージョンは9で測定しています。

  • 総合スコア(CPU):248,279
  • ゲーム性能(GPU):39,143
▼以下は2023年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

Teclast T50のカメラ

Teclast T50の背面カメラは広角のメインカメラ(2,000万画素)の1眼構成です。

インカメラの構成・画素数はメインカメラ(800万画素)のみの1眼構成です。

Teclast T50のディスプレイ

Teclast T50の画面はサイズが11インチ、解像度は2,000×1,200、ディスプレイは液晶を採用しています。画面形状はノッチなしとなります。

  • サイズ:11インチ
  • 解像度:2,000×1,200
  • ディスプレイ:液晶
  • 画面形状:ノッチなし
  • リフレッシュレート:非公表
  • タッチサンプリングレート:最大120Hz

Teclast T50のサイズ・重量・カラー

Teclast T50のサイズは長辺が260mm、短辺が164mm、厚さが7.5mm、重量が510gとなっています。

  • 長辺:260mm
  • 短辺:164mm
  • 厚さ:7.5mm
  • 重量:510g

カラーはグレーの1色展開です。

Teclast T50の対応バンド

Teclast T50はSIMフリータブレットです。

以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。

docomo回線の電波バンド対応状況

Teclast T50はドコモ回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、地下や郊外の繋がりやすさを左右するバンド19に対応していないので電波強度が弱くなる場合があります。

またTeclast T50はドコモで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするドコモ回線の格安SIMはこれ!↓

ドコモの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz)

Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況

Teclast T50はソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。

またTeclast T50はソフトバンクで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするソフトバンク&ワイモバイル回線の格安SIMはこれ!↓

ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band41(4G TD LTE/2.5GHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要
n28(転用5G NR/700MHz)
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz)

au回線の電波バンド対応状況

Teclast T50はau回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、全国区をカバーするバンド18(26)に非対応なので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。

またTeclast T50はauで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするau回線の格安SIMはこれ!↓

auの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band41(4G TD LTE/2.5GHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n28(転用5G NR/700MHz)
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz)

楽天モバイル回線の電波バンド対応状況

Teclast T50は楽天モバイル回線の4Gで重要なバンドのうちバンド3のみ対応していますが、楽天モバイルのパートナー回線(au回線)であるバンド18に対応していないので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。

またTeclast T50は楽天モバイルで提供される5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼月間20GBで3,278円、通話料は無料!↓

楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz)

Teclast T50の価格・購入先

■Teclast T50■

初出時価格→29,900円
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