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Teclast T50HDの実機レビュー!購入前に伝えたい注意点まとめ

TeclastがUnisoc T606を登載する新型タブレット「Teclast T50HD」をリリースした!おめでとう!で、どんなタブレットかと言うと…激安で手に入る金太郎飴系タブレットである。ちな安いときだと2万円くらいで買える。

激安系タブレットと言えば1〜3万円くらいで各社がポンポコと新製品を投入しまくっている激戦区。そんな中に放り込まれたTeclast T50HDは生き抜けるのだろうか…?タイミングよくメーカーに貰ったのでレビューしていくぞ!

それでは良いところはもちろん、俺が使って「ここは知っとけ!」と思った注意点もしっかり伝えていきたい。

スペック・ベンチマーク、検証結果の一覧

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対応バンド早見表を表示
ベンチマーク結果を表示
各種検証結果を表示

付属品は必要最低限

▼中華タブレットと言えば付属品が豪華なパターンもあるが、Teclast T50HDは必要最低限って感じである。↓

  1. 保護フィルム(貼付け済み)
  2. 充電器(日本プラグ/10W)
  3. 充電ケーブル
  4. SIMピン
  5. クイックガイドなど

まあ付属品がシンプルってのもあって実売価格は19,900円(執筆時)を実現できている訳だが、ケースはやっぱり欲しい…!

▼ってことでAmazonで調べてみた。思っていたよりも全然種類があるじゃん…!ふむふむ、大体1,500円〜2,000円くらいなのね。↓

ということは、本体+ケースで考えると22,000円前後の予算は必要だな。ケースって恐らくほとんどの人は装着すると思うから端末購入と合わせて買っておこう。

ボタンの位置が逆になってる

Teclast T50HDの前モデルにあたるTeclast T40HDもレビューしてたから気がついたんだが、これボタンの位置が逆になってるじゃないか…!え、なんで?

▼これがTeclast T40HDのボタン位置。↓

▼で、こっちがTeclast T50HD。↓

どっちが扱いやすいかは人それぞれだと思うが、俺が触ってきたタブレットは大体がTeclast T40HDと同じ並びだった。なにか狙いがあって位置を逆にしたのか知らんが、ぶっちゃけ扱いづらい…扱いづらいぞTeclast!

あと面白いのを発見した。

▼縦に持つ時って大体こんな感じで音量アップが上、音量ダウンが下になるように持つと思う。↓

が、恐らくこれは本来とは逆の持ち方っぽい。

なぜなら、一部アプリ(AnTuTuとか)は起動すると一瞬だけ逆表示されるのだ。すぐさま回転して正常な表示になるが…やっぱなんか変。

▼なのでボタン類が右下になる持ち方が内部的に正しいはず。でもこうやって持つと音量アップが下、音量ダウンが上になるから、うーん、やっぱり変。この配置はやっぱ変だぞTeclast…!

ってことで、もしかしたら俺と同じように???ってなるかも。

タブレット向けUI(Dock バー)が使える!

▼先に見てもらおう。俺の言ってるタブレット向けUIってのはこれ。↓

最近は安価なモデルでもチラホラ見かけるようになったんだけど、なんせ発動条件が全く分からん。出るやつもあれば出ないのもある。ちな出るのはレビューしてきた限り少数派。

▼俺がメーカー各社にタブレット向けUIは使えるの?ねえ?どうなの?と迷惑メールばりに送り続けたのが効いたのか、こんなアピール画像が入るようになった。↓

これはグッジョブ。

というわけでTeclast T50HDはタブレット向けUI(Dock バー)が使えるぞ!!!

Dock バーに表示されるアプリはホーム画面の最下部に並ぶアプリが表示されるから、お好みで入れ替えればOK。

これめちゃくちゃ便利で、すぐにアプリにアクセスできるクイックランチャーのように使えたり、Dock バーに並んでいるアプリを画面に引っ張るだけで2画面に出来るので、俺にとっては必須機能となってしまった。

ただ、これもメーカーによってはアピールされて無くて買うまで分からないパターンも多々ある。新しいタブレットを物色する時はチェック項目に入れるのをオススメする。とりあえずTeclast T50HDは対応しているんで合格!

ゲーム以外の用途に向いた性能

Teclast T50HDが搭載するSoCはUnisoc T606。メモリは必要十分な6GB、ストレージは256GBと大容量を搭載しているのがマジ嬉しい!

で、肝心の性能は、もう何度もUnisoc T606搭載機をレビューしているのでガルマックスファンなら動作について説明不要な気もするが、簡単に説明すると「ゲーム以外の用途に向いた性能」である。

▼SoCが同じなら動作も似たようなもん。以下にUnisoc T606機でゲーム以外の動作(WEBサイト閲覧、SNS、動画視聴)を動画で掲載しているのでチェックしてみてくれ。大体同じ動きだった。↓

Unisoc T606のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

ゲーム性能についても同じSoCなら大体は同じ結果だが、解像度などで結果が若干変わる。なのでゲームはTeclast T50HDでテストしてみる。なお、検証には激重ゲームの原神を使って以下のレギュレーションで行う。

  • 画質は「中」設定
  • フレームレートは60設定
  • 元素爆発×4の高負荷時の下限FPSを測定

まあ結果は大体予想はつくがいつも通り期待を込めて・・・結果はいかに!!!

ガルマックスはゲームをしっかりプレイしたい方へ、原神で画質「中」で下限30FPS以上、FPSやTPSは下限50FPS以上でプレイできる製品をおすすめしています!この条件をクリアしていれば大体のゲームは楽しめるレベルで遊べる!

▼高負荷時の下限FPSは13FPSでした。↓

うん、やっぱりUnisoc T606で原神は無謀だわ。

もっと滑らかに動かすには画質を落とさなくちゃいかんが、画質「最低」でもフレームレートは20を上回らん…。こりゃ無理だわ!潔く諦めた!

ってことで、結果は分かっちゃいたけれど、やっぱり普通に遊ぶにもUnisoc T606ではパワー不足。なのでゲームは動いたらラッキー程度に考えておくべし。

動画視聴機としては合格!

ガルマックスはスマホ・タブレットに関わらず動画視聴の多い人には以下をクリアしているモデルをオススメしている。

  • 解像度はFHD以上
  • ステレオスピーカー以上
  • Widevine L1対応

▼Widevineってなんぞ?って人は以下の記事もチェック。↓

Widevineって何?スマホやタブレットで著作権コンテンツを高画質で再生したいなら重要

で、Teclast T50HDはどうかと言うと・・・全てクリア!!!ってことで動画視聴機としては合格ライン。

ちなみに、Teclast T50HDはWidevine L1に対応しているけれど、Amazonではこんな感じの説明だった。↓

つまり、Widevine L1に対応しているけどNetflixは分からんから対応してなかったらゴメリンコ!ってことである。

ちょっと前まではちゃんとNetflixもL1対応とかNetflixはL3での再生になるとか、メーカーが確認していた雰囲気があったけど、もう検証が面倒くさくなった感がプンプンする。だからなのか知らんが、最近ははこういった丸投げ系の説明をよく見る。気持ちは分かる。

そうなるといよいよ実機レビュー頼みになってきた。よかろう、我々が確認しようじゃないか。

どや!NetflixもWidevine L1対応じゃ!!!

ってことで、なんちゃってWidevine L1じゃなくてTeclast T50HDは真のWidevine L1と言えよう。

その他、映像についてはパネルの発色も良いし、スピーカーも必要十分な音質なので問題なし。WidevineもL1だし、MicroSDに対応していて録画した映像も簡単に見れるし、個人的なところで言えばTVerも問題なく視聴できたので普通に動画視聴機として優秀な部類。動画視聴の多い人にもピッタリのモデルである。

カメラですか?いつも通りのオマケです

…諸君、何も期待するな。いつも通りのオマケカメラだ。

▼メインカメラで撮影。↓

というわけで、見てもらって分かる通りカメラ品質は期待するほどではない。

まあ俺はタブレットのカメラなんてQRコード読み込めたらOKなので特に不満はない。

バッテリー持ちは及第点

バッテリー容量は8,000mAhとそこそこ大容量。で、いつもの検証(輝度75%でYouTubeを1時間再生)では残量90%となった。ウチの基準では「普通」といったところ。

俺の場合で恐縮だが、SoCのパワー的に電池を喰うゲームはほとんどしない&タブレットでは動画みたり雑誌読んだりとかサブ用途で使うことが多いので、電池持ちは特に気になるほどでは無かった。

まあこんなもんでしょ!って感じである。

Teclast T50HDの注意点まとめ

まずは俺が使って良かったと思ったのは以下!

ここは良かった

  • タブレット向けUIが使える
  • 動画視聴機としての仕様が良い
  • 256GBストレージを搭載している

ここは知っておけと思った注意点は以下!

ここは知っとけ注意点

  • ボタン位置がなんか変
  • ゲームには向いていない性能

使っていてずっと気になったのはやっぱりボタン位置。やっぱり変だぞこれ。まあ慣れでどうとでもなるが、使い始めは違和感あるかも。あとはパワーもそんなに無いからゲーム用途には全く向いていない。分かっていたけどな…!

一方で、この価格帯だと珍しいタブレット向けUIが使えたり、動画視聴機としてはFHD以上の解像度、Widevine L1、ステレオスピーカー、MicroSD対応とフル装備で動画視聴機としては優秀だったりするので、この点が魅力に感じるなら検討してOK。

ただ、激安系タブレットは価格勝負ってところがある。特にこのクラスだと同社の製品ですら競合になるくらい乱発されているから、必要な仕様をピックアップして比較しながら一番コスパの良いモデルを選ぶのがオススメ。

俺がUnisoc T606機を探す場合はこんな感じで必要な仕様を絞って探すことが多い。

  • Android 14
  • Unisoc T606
  • 10〜11型
  • FHD以上
  • Widevine L1対応(Netflixも)
  • ステレオスピーカー搭載
  • タブレット向けUI対応

今のところ上記の条件であれば俺が探した限りTeclast T50HDがベストかと思った。

というわけで、TECLAST T40HDのレビューでした!仕様的には2万円前後が検討ラインなので、以下から最新価格もチェックしてみて!

■Teclast T50HD■

初出時価格→28,900円

▼[Amazon]↓

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