VAIO SX12発表!MIL規格準拠ながらも約899gの超軽量な重量を達成したプレミアムノートPC!
VAIOが新型ノートパソコン「VAIO SX12」を発表!Alder Lake世代のプロセッサを搭載し、堅牢な設計の筐体と最軽量モデルで約899gという重量を達成したプレミアムなノートPCです!
VAIO SX12の特徴
VAIO SX12の特徴は以下の通り!
VAIO SX12のハイライト
- Alder Lake世代のプロセッサを搭載
- MIL規格に準拠した堅牢な筐体。重量は約899gと超軽量!カラバリは5色+1色
- 12.5インチFHD解像度ディスプレイを搭載
- 4Gに対応。一部グレードでは5Gにも対応
- 指紋認証と顔認証に対応
▼VAIO SX12は立体成型カーボンを用いた天板や、ヒンジ部のオーナメントデザインにより、クールでスタイリッシュなVAIOらしいデザインを実現しています。↓
▼従来モデルで樹脂を使用していた部分を一体成形のカーボン素材で置き換えることにより、剛性を向上させつつも最軽量構成で約899gもの超軽量な筐体を実現しているとのこと。↓
更に、メーカーが独自に設定した利用シーンを想定した数十項目におよぶ品質試験を実施。MIL規格にも準拠しているので、少々荒っぽい使い方をしても大丈夫なように仕上げられているのも特徴です。超軽量なPCなのに凄い!
カラーバリエーションは個人向け標準構成では3色、カスタマイズモデルでは5色が用意されています。
▼ローズゴールドをカスタマイズモデルで選択した場合のみ、キートップのカラーをブラックかホワイトの2色から選択することが可能。キートップが変わるだけで印象がガラッと変わりますね!↓
VAIO SX12に搭載されるプロセッサは現行のAlder Lake世代のもの。
▼個人向け標準構成では以下のバリエーションが用意されています。↓
- Core i5-1240P(12コア16スレッド/TDP 28W)
- Core i7-1260P(12コア16スレッド/TDP 28W)
▼カスタマイズモデルでは上記の2種類に加え、以下のモデルもバリエーションに加わっています。↓
- Celeron 7305(5コア5スレッド/TDP 15W)
- Core i3-1215U(6コア8スレッド/TDP 15W)
Core i5-1240P、Core i7-1260Pは省電力性と性能を両立したPシリーズですので、性能面には期待できそう!
カスタマイズモデルのみ選択できるCeleron 7305とCore i3-1215Uは上記のPシリーズのプロセッサよりは処理性能が劣りますが、代わりに省電力性を重視しており、TDPも15Wと低めに設定されているため、性能よりもバッテリー持ちを重視する方にオススメです。
メモリはLPDDR4Xが16GB搭載。カスタマイズモデルは同じくLPDDR4Xが8GB〜32GBまで設定されています。
ただし、どのモデルもオンボードであり増設は不可能となっていますので、購入の際はよく吟味して選ぶことをオススメします!
ストレージはPCIe 4.0対応のSSDが搭載されていますが、スタンダードSSDと第4世代ハイスピードSSDでは転送速度にかなりの違いがある点は注意が必要です。
▼個人向け標準構成のラインナップは以下の通り。↓
- スタンダードSSD(32Gb/s):256GB
- 第四世代ハイスピードSSD(64Gb/s):512GB
▼カスタマイズモデルのラインナップは以下の通り。↓
- スタンダードSSD(32Gb/s):128GB〜512GB
- 第四世代ハイスピードSSD(64Gb/s):256GB〜2TB
▼VAIO SX12は12インチのFHD(1,920×1,080)解像度のディスプレイを搭載。片手でディスプレイを開閉できるヒンジや最大180度まで展開が可能なフルオープン構造も採用と、VAIO SX12をモバイルユースで使いやすくするための工夫が随所に盛り込まれています。↓
カスタマイズモデルでは4G LTEも選択可能。モバイルユースでWi-Fiが無い場所で使用する際でもインターネットが可能です。
▼対応バンドはこんな感じ。かなりしっかりとサポートしている印象ですね。↓
VAIOならではの作り込まれたキーボードも魅力の一つ。
▼キートップ中央を約0.3mm皿状にくぼませることで、タイピング時の指のフィット感を向上させており、特別配合したUV硬化塗装を追加で施すことによってキートップの防汚性も向上させたりと快適にタイピングするための工夫がなされています。↓
VAIO SX12は指紋認証の他に内蔵カメラを使用した顔認証のダブル生体認証に対応。この2つと人感センサーを組み合わせることで、強固なセキュリティを実現しているVAIO User Sensingにも対応しています。
VAIO User Sensingを使用することで、例えばPCの前に座ると人感センサーがユーザーを検知してPCに一切触れることなくログオンが完了したり、PCの前から離れると人感センサーが離席を検知してPCを自動でロック状態にしたりとビジネスユースでかなり役立つこと間違いなし。
VAIO SX12の上位モデル(ALL BLACK EDITION)
VAIO SX12には最上位モデルとして、ALL BLACK EDITIONが設定されています。
▼VAIO SX12の最上位モデルとしてALL BLACK EDITIONが用意。専用カラーであるオールブラックを纏った全面ブラックな筐体に、光沢のあるブラックのVAIOロゴの組み合わせは精悍な佇まいに感じます。↓
ALL BLACK EDITIONは個人向け標準構成とカスタマイズモデルには設定されていないCore i7-1280P(14コア20スレッド)を搭載。この辺もプレミアムグレードの名に恥じない仕様ですね!
ALL BLACK EDITIONのメモリはLPDDR4Xが16GB、32GBの2種類が用意されています。
▼ALL BLACK EDITIONのSSDのラインナップは以下の通り。↓
- 第四世代ハイスピードSSD(64Gb/s):256GB〜2TB
また、ALL BLACK EDITIONではモバイル通信機能として5Gに対応。4Gを超える超高速データ通信が可能になっています。これも最上級グレードならではの特権ですね!
価格はお高めだが、かなりこだわって作られている一品。
発売日は7月1日。想定価格はCore i5-1240Pモデルが219,800円、Core i7-1260Pモデルが279,800円となっています。また、カスタマイズモデルは169,800円~、ALL BLACK EDITIONは296,499円~とのことです!
VAIO SX12はメインストリームモデルという立ち位置でありながらも、標準モデルではAlder LakeのUシリーズではなくPシリーズを採用したことからも、バッテリー持ちとパワーを両立させたいという意思があるように感じました。
価格も基本モデルでは20万円オーバーとお高めの設定ではありますが、VAIOは国内生産で細かい部分にもこだわりを持って仕上げているPCのブランドですので、こういった価格になるのも納得です。所有欲もかなり満たされそう!
というか、VAIOを選ぶユーザーはコスパ重視というよりも細部のディティールを重視される方が多い印象ですので、多少価格が高くともデザイン、機能諸々を拘って作られているVAIO SX12は魅力的に写るはず。
しかも、最軽量構成での話となりますが、約899gと900gを切っている重量はモバイル用途メインのノートPCとしてはかなり重要な要素です。
「毎日使うPCなんだから、細かい部分にもこだわっていきたい」「ノートPCは持ち運んで使うことが多いからできるだけ軽いノートPCが欲しい!」とお考えの方は是非ともご検討ください!