vivo Y300 Pro+のスペックまとめ!7,300mAhのバッテリー搭載で200g切り、90W充電も対応

vivoのYシリーズに「vivo Y300 Pro+」というスマートフォンが登場したのでスペックを見ていきましょう。7,300mAhの大容量バッテリーを搭載しながら200g切りを実現した端末になります。

vivo Y300 Pro+の詳細スペック

製品情報
端末名 Y300 Pro+
型番/別名 V2456A
発売年 2025年3月
発売地域 海外
メーカー・ブランド Vivo
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G W-CDMA:1 / 5 / 6 / 8 / 19
4G LTE FDD LTE:1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28A
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48
5G NR Sub6:n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth バージョン:5.2
コーデック:SBC / AAC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / LDAC
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2)
本体仕様
ディスプレイ サイズ:6.77インチ
材質:有機EL
画面占有率:94.1%
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:非公表
解像度 2,392×1,080
画素密度 388ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ 高さ:163.40mm
横幅:76.40mm
厚さ:7.93mm(ブラック系)/ 7.89mm(ピンク系、ブルー系グラデーション)
重さ 199g
本体色 ブラック系、ピンク系、ブルー系グラデーション
システム仕様
OS OriginOS 5
Android 15ベース
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3
AnTuTuベンチマーク

総合スコア:710,000
GPUスコア:180,000
(AnTuTu v10参考値)

メモリ/保存容量
メモリ規格 LPDDR4X
ストレージ規格 UFS2.2
組み合わせ メモリ8GB+容量128GB
メモリ8GB+容量256GB
メモリ12GB+容量256GB
メモリ12GB+容量512GB
ストレージカード 非対応
カメラ
背面カメラ デュアルカメラ
①5,000万画素(メイン、光学2倍ズーム、f/1.79、LYT600)
②200万画素(ボケカメラ、f/2.4)
手ぶれ補正:光学式、電子式(メイン)
センサーサイズ:1/1.55(メイン)
PXサイズ:非公表
インカメラ パンチホール式インカメラ
画素数:3,200万画素(メイン、f/2.0)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
機能仕様
GPS GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー 赤外線センサー:対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
防水/防塵・タフネス等級 防水/防塵:IP64
耐衝撃:非公表
イヤホンジャック なし
NFC NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
バッテリー
バッテリー容量 7,300mAh
充電 有線充電:90W
ワイヤレス充電:非公表
逆充電:7.5W(有線のみ)
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

【公式サイト】vivo Y300 Pro+ – vivo.com

スペック表に関する免責事項

vivo Y300 Pro+の対応バンド

vivo Y300 Pro+はNanoSIMで利用できます。

対応バンド早見表を表示

vivo Y300 Pro+のデザイン

▼vivoのフラグシップのX200シリーズを連想させる円形カメラバンプ。カラーはブラック、ピンク、シルバーの3色。低価格帯ながらチープさを一切感じさせない高級感漂うボディです。↓

▼厚さも7.89mmと8mm以下に抑えてきていて高評価です。サイズは6.77インチなので大型に分類されます。手の小さい人は片手持ちが厳しいかも?↓

vivo Y300 Pro+の性能・パフォーマンス

SoCにはSnapdragon 7s Gen 3を搭載、メモリは8GB/12GB(+仮想メモリ12GB)。ブラウジングやSNS閲覧はヌルヌル、ゲームも3Dの重量級ゲームでなければ問題なく動く性能です。

▼Snapdragon 7s Gen 3がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓

Snapdragon 7s Gen 3のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

7,800mmの大型ベイパーチャンバーも搭載しているため、冷却性能も期待できます。

注意点はストレージ規格。AnTuTuスコアが20~40万点ぐらいのスマホ/タブレットによく採用されているUFS2.2という古い規格が使われています。書き込み/読み込み速度に影響してくるため、足を引っ張ることがあるかもしれません。AnTuTu70万点台ならUFS3.1以上にしてほしかったところです。

vivo Y300 Pro+のディスプレイ

▼ディスプレイサイズは6.77インチです。↓

パネルは有機ELで解像度は2,392×1,080、最大輝度は800nit、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。さらに、瞬間タッチサンプリングレートは3,840Hz。ミドルハイ帯の製品ですがディスプレイはハイエンドクラスです。

vivo Y300 Pro+のカメラ

▼大型のカメラバンプを搭載していますが、50MPのメインカメラと2MPの深度センサー(背景をボカシた写真撮影をサポート用カメラ)で実質シングルカメラとなっています。↓

メインカメラはLYT-600センサーを採用。OIS(光学手ブレ補正)とEIS(電子手ブレ補正)に対応、2倍の光学ズームに対応しています。インカメラは32MPなので高画質の自撮りを楽しめますね。

vivo Y300 Pro+のバッテリー

バッテリーは7,300mAhとトップクラスの容量です。それでいて本体重量は199gに抑えられているようです。バッテリー高密度化の進化が目まぐるしいですね。

25.4時間の連続動画再生、最長39.7日のスタンバイ(4G)や30時間の通話(4G、Volte)が可能とのこと。また、5年間の使用に耐えられるほどの高寿命だそうです。

充電の方は90WのFlashCharge(vivo独自規格)のみならず、汎用規格のPPS55Wに加えて中国国内での統一が進められているUFCSの44Wにも対応しています。充電規格の対応が充実しているのはvivoの強みですね。

vivo Y300 Pro+のOS・機能

OSにはAndroidベースのカスタムOSであるOriginOS 5を搭載。

Atomic Island搭載

▼ダイナミックな通知領域であるAtomic Islandを搭載。テキストをアイランドにドラッグアンドドロップすることで、メールやメッセージに貼り付けたり、任意の住所までの地図を表示したり、電話をかけたりできるそう。↓

ただの通知や音楽プレイヤーを表示するだけの領域から一歩進化して、他社に差をつけていますね!

なお、対応アプリはシステムアプリか中国国内向けアプリがほとんどなので、日本ではいつも通り死に機能になると思います。

AI機能も充実

▼かこって検索のようなAI検索機能や、AIチャット、AI問題採点、AI音声書き起こしなどの基本的なAI機能を搭載。↓

▼筆者が気になったのはこれ。証明写真作成支援AI。背景色を変えたりアニメ風に変えたりできるらしい。元の背景が普通の壁とかでも対応してくれるのかしら?↓

わざわざ証明写真を撮りに行ったり、PhotoShopなどで編集しなくて済むようになるなら助かるけれど、需要がピンポイントすぎる!

vivo Y300 Pro+まとめ

vivo Y300 Pro+の発売日は3月で記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • メモリ8GB+容量128GB:1799元(約3.6万円)
  • メモリ8GB+容量256GB:1999元(約4万円)
  • メモリ12GB+容量256GB:2199元(約4.4万円)
  • メモリ12GB+容量512GB:2499元(約5万円)

最強クラスの大容量バッテリーに完成度の高いカスタムOS、そこそこ使えるSoCを搭載し、価格も3~5万円台に抑えてきている魅力的な端末です。

カメラも超広角や望遠などがあるに越したことはありませんが、写真を重視しない人にとってはLYT-600でも十分でしょう。

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