VOX PLUS BE 3DVRゴーグルレビュー。近遠視でも裸眼対応、ヘッドホン付き
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初回レビューで眼鏡をかけた状態だとフレームが曲がりそうと言ってましたが、無理やり眼鏡に対応しました。詳しくは「眼鏡に対応する為に改造した。」をどうぞ
VOX PLUS BE 3DVRは、iPhoneやAndroidスマートフォンを利用して手軽にVRコンテンツを楽しめるVRゴーグルで最大6型のスマートフォンに対応。いわゆる”ガワ”だけVRゴーグルなので、VRゴーグル自体は非常に低価格。導入コストも低いのでVR入門用ゴーグルとしても最適だ。
VOX PLUS BE 3DVRをしばらく使ってみたので良いところやイマイチなポイントも含めてレビューを書きたいと思う。
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VOX PLUS BE 3DVRレビュー。VRコンテンツを今すぐ楽しもう!
VOX PLUS BE 3DVRは執筆時点で2,999円。VRコンテンツの表示や処理はスマートフォンが担当するのでVRゴーグル自体は非常に低価格。
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Amazonでは180件以上のカスタマーレビューが投稿され、評価は4つ星を獲得するなど評価の高い製品であることが伺える。多数の方が”価格以上のクオリティー”と表現しているが、僕も同感だ。
良かったところ、イマイチなところ。
VOX PLUS BE 3DVRを実際に利用して感じた良かったところ、イマイチなところを先に残しておきたいと思う。
[良かった]
- 3,000円以下で低価格
- 近視・遠視でも裸眼に対応
- ヘッドホン搭載
- 充電しながらのプレイに対応
- スマートフォンのボタンが干渉しない設計
[イマイチ]
- 近視・遠視には対応しているが、乱視の場合は対応出来ない。
- スマートフォンのカメラ用開口部が無いのでスマートフォンのカメラを利用するARコンテンツが楽しめない。
同梱物をチェック。
- VOX PLUS BE 3DVR本体
- 取り扱い説明書
- レンズクロス
- 保管用ポーチ
▼VOX PLUS BE 3DVRのスマートフォンをセットするカバーを開くと、更に日本語で記載されている簡易の取り扱い説明書も付属していた。↓
外観をチェック。
スマートフォンの電源ボタンなどが干渉しない設計。
低価格VRゴーグルはスマートフォンを利用するので、VRゴーグルにスマホをセットする時に電源ボタンや音量ボタンが干渉しない事が大前提。
▼VOX PLUS BE 3DVRは前面をパカッと開けてスマホをセットするタイプ↓
▼スマートフォンの固定は背面部分の固定スタンドで押さえつけるタイプなのでボタン類が一切干渉しない。↓
例えば、運悪く電源ボタンに干渉してしまう製品だった場合、スマートフォンが電源ボタン長押しで再起動するので、VRコンテンツを楽しむどころの話ではなくなる。
VOX PLUS BE 3DVRはこの点をクリアしているので安心しよう。
近視・遠視でもメガネ無しの裸眼に対応。
▼本体の側面には映像の前後調整、上部にはレンズの左右調整が可能となっており、近視・遠視の場合でも各種調整することで裸眼に対応する。↓
僕は近視でメガネをかけているが、VOX PLUS BE 3DVRではメガネを掛ける事無くピントの合ったクリアな視界でVRコンテンツを楽しむことができて驚いた。
但し、イマイチなところでも記載している通り、乱視には対応出来ない。知人で遠視&乱視の方に試してもらったが、「確かに遠視部分は対応出来ているが乱視はダメ。映像が乱視で2重に見えるので却下」と言われた。
残念ながらVOX PLUS BE 3DVRは形状的にメガネには対応していない。僕もメガネをかけてVOX PLUS BE 3DVRを装着してみたが、メガネがへし折れるかと思った。
乱視持ちの方はVOX PLUS BE 3DVRではなく、メガネに対応したVRゴーグルにしよう。
追記:眼鏡に対応する為に改造した。
VOX PLUS BE 3DVRは軽度の近遠視なら眼鏡無しで利用できるが、乱視の場合は調整できない。そこで、眼鏡のフレームが干渉するスポンジ部分をカットする改造を施したところ、眼鏡をかけた状態でも快適に利用できる様になった。
▼眼鏡のフレームが干渉する部分をカットしたところ干渉が解消され眼鏡を装着した状態でも無理なくVOX PLUS BE 3DVRを装着出来るようになった。↓
ここで注意点をお伝えしたいと思う。
まず、写真の様にフレームよりも幅が広い範囲でカットしてしまうと周囲の光が入ってしまう。眼鏡のフレームは幅がそれほど広く無いのでカットする範囲はもっと狭めた方が良い。
なんなら、縦に一本切れ込みを入れてフレームを差し込む様な形状でも良いと思う。
僕は特に問題無いのでこのまま使っているが、もし眼鏡に対応するためにスポンジをカットする場合は自己責任でどうぞ。
ヘッドホン内蔵で没入感が凄い。音質もゲーム向けのドンシャリで迫力あり。
▼VOX PLUS BE 3DVRの特徴はヘッドホンが内蔵されている事。↓
▼前面を開けるとイヤホンプラグが備わっている。↓
▼利用する時はイヤホンプラグを引っ張り出す。↓
▼コードはコイル型なので、イヤホンジャックの位置に関係なく差し込める↓
▼VOX PLUS BE 3DVRの下部にはボリューム調整用のスティックが備わっており、音量の調整が可能。↓
▼ヘッドホン部分は位置の調整も可能。↓
正直、低価格な製品だったので音質に関して期待していなかったが、実際に利用してみるとゲームと相性の良いドンシャリ音質で、爆発音なども割れる事無く迫力ある音質で楽しむことが出来た。VRコンテンツへの没入感も高まり高評価だったポイント。
充電しながらプレイが可能。
スマートフォンを利用するVRゴーグルはスマートフォンのバッテリー残容量も気にしなければならないが、VOX PLUS BE 3DVRは前面の左右に開口部があり、充電ケーブルを差し込むことが可能。
▼長時間のプレイでもスマートフォンを充電しながらプレイが可能。モバイルバッテリーから給電しながらモバイルバッテリーをポケットに入れてプレイすると身動きしやすい。↓
本体のOKボタンは使いみちが限られている。
▼VOX PLUS BE 3DVRの下部にはOKボタンが備わっているが、挙動は機種依存なのでどの様な動作になるか端末をセットして試してみないことには分からない。↓
スマートフォンを利用するVRゴーグルの難点といえば、スマートフォンをVRゴーグルにセットするとタップ操作が出来なくなること。VOX PLUS BE 3DVRも例外ではなく、OKボタンが備わっているものの、これだけで全ての操作は出来ない。
僕はBluetooth接続のコントローラーを持っているのでこの難点をクリア出来るが、これからVRコンテンツをスマートフォンとVRゴーグルで楽しみたい方は、以下の様なコントローラーを持っているとVRゴーグルを装着したまま端末操作が出来るので便利。
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前面に開口部が無いので、AR(MR)コンテンツは利用出来ない。
ARは現実世界にバーチャルコンテンツを表示させ現実世界を拡張する技術で、その多くはスマートフォンのカメラを利用して現実世界の映像の中にバーチャルコンテンツを重ねて表示する。
▼VRゴーグルにはスマートフォンのカメラを利用するために開口出来る製品も多い↓
VOX PLUS BE 3DVRはスマートフォンのカメラ用開口部が備わっておらず、ARコンテンツが利用できないので注意しよう。(現在、ARコンテンツはそれほど多くないので特に僕は問題視していない部分。)
VOX PLUS BE 3DVRまとめ。
これまで数多くのスマートフォン利用型VRゴーグルを試してきたが、僕の中でVOX PLUS BE 3DVRは最も評価の高い製品だった。
沢山のVRゴーグルを試してきたが、ヘッドホンが内蔵されている事で没入感は大幅に向上、メガネなしでもクリアな視界で楽しむことができ、Amazonでの評価にも納得の製品だった。
You Tubeの360度動画、VR対応ゲーム、VR対応の映画などを気軽に楽しめる低価格なVRゴーグルを探しているのであればVOX PLUS BE 3DVRを検討してみうよう。
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