Xiaomi Mi A3のレビュー!妥協点もあるけれどAndroid One仕様は魅力
2019年8月30日更新:最新の割引クーポンを掲載しました!
先に言っておこう。妥協ポイントは解像度。
XiaomiがリリースするAndroid One仕様のAシリーズ最新モデル「Xiaomi Mi A3」がガルマックスに到着!今回はETORENで購入してみました!ちょっと高かったけど発送早くてすぐに届いた!本記事最後には割引情報なんかも掲載しているんでチェックしてみて下さいね!
今回のベースモデルはXiaomi Mi CC9eでして、リーク情報では「Xiaomi Mi A3 Lite(仮)」として登場すると噂されていたんですが、蓋を開けてみれば「Xiaomi Mi A3」の通常モデルとしてリリースされたんです。
若干、前モデルのXiaomi Mi A2よりも仕様が劣化している部分があるんですよね。それが解像度。もちろん、「一部の仕様」は劣化しているんですが、トータル的にみるとXiaomi Mi A3は大幅に進化している部分もとっても多いです。
しっかりXiaomi Mi A3のレビューをチェックしてから検討頂ければと思います!
▼Xiaomi Mi A3の割引情報は以下の記事でも掲載中!タイトルに更新日が記載されていない時はクーポンやセールが無い時期ですので、本記事の最後に記載しているショップから最安値でゲットして下さい!記事の最後にも以下の記事と同じ割引クーポンを掲載しているので読み進めて頂いてOKです!↓
目次をクリックすると各項目へ移動します
- Xiaomi Mi A2とXiaomi Mi A3の違い
- Xiaomi Mi A3のメリット・デメリット
- Xiaomi Mi A3の詳細スペック表
- Xiaomi Mi A3の付属品をレビュー
- Xiaomi Mi A3の外観・デザインをレビュー
- Xiaomi Mi A3の対応バンドをレビュー
- Xiaomi Mi A3の総合・ゲーム性能をレビュー
- Xiaomi Mi A3の機能と仕様をレビュー
- Xiaomi Mi A3のカメラをレビュー
- Xiaomi Mi A3のディスプレイをレビュー
- Xiaomi Mi A3のサウンド関連をレビュー
- Xiaomi Mi A3のバッテリー関連をレビュー
- Xiaomi Mi A3まとめ – 妥協ポイントは解像度だけ!解像度だけ!
- おまけ
- Xiaomi Mi A3の購入先情報
- Xiaomi Mi A3の公式サイト
- Xiaomi Mi A3の関連記事
Xiaomi Mi A2とXiaomi Mi A3の違い
前モデルと比較して変わったポイントは以下の通り
- Xiaomi Mi A3はベースモデルが全然違う(系列から違う)
- Xiaomi Mi A3はSD665搭載で性能が向上した(M2 A2はSD660)
- Xiaomi Mi A3はディスプレイが有機ELになった(Mi A2は液晶)
- Xiaomi Mi A3はディスプレイに指紋センサーが埋め込まれた(Mi A2は背面)
- Xiaomi Mi A3はディスプレイがノッチ付きで画面占有率が高い(Mi A2はノッチなし)
- Xiaomi Mi A3はディスプレイが19.2;9でより縦長に(Mi A2は18:9 )
- Xiaomi Mi A3はAIトリプルカメラを搭載(Mi A2はAIデュアルカメラ)
- Xiaomi Mi A3はMicroSD対応(Mi A2は非対応)
- Xiaomi Mi A3はイヤホンジャック搭載(Mi A2は非対応)
- Xiaomi Mi A3はバッテリーが4030mAh(Mi A2は3010mAh)
Xiaomi Mi A3のメリット・デメリット
実際に使ってみて良かった部分は
- デザイン性がめちゃくちゃ高くなった。流行りに乗った感じがする
- 写真の出来栄えが桁違いに良くなった
- MicroSDが利用できて嬉しい
- MicroSDが内部ストレージ化出来る
- 画面の発色は綺麗
- 画面内蔵指紋センサー搭載で先進技術を体感できる
イマイチだなーって感じたの部分は
- 画面解像度が低いので粗い(慣れる)
- 顔認証の速度と精度がイマイチ
- 動画撮影の手ブレがひどすぎて使い物にならない。
ワイモバイルは問題なかったけど、ソフトバンク回線の格安SIMでデータ通信が出来なかった(通話はOKでした)追記:ソフトバンク回線(Lineモバイル)ですが、au回線でテザリング出来ない場合に追加する「APNタイプ(default,supl,dun)」を追加することで通信できました!
新しい端末なんで前モデルのMi A2より長けている部分はとっても多いんですが、1番の妥協ポイントは「ディスプレイ解像度」でございます。Xiaomi Mi A2はFHD+解像度に対しXiaomi Mi A3はHD+と解像度が落ちているんですよね〜。この点が問題なければXiaomi Mi A2より圧倒的に良いです。
また、相性が悪いのかソフトバンク回線の格安SIMでデータ通信が「インターネットに接続されていません」と表示されネット接続不可。通話は出来たんですが、現状ではソフトバンク回線の格安SIMでデータ通信は出来てません。
回線の件に関しては僕の持っているMi A3が相性悪いだけかも知れないんで、ソフトバンク回線で利用できた方は御一報頂けると嬉しいです。
追記:ソフトバンク回線(Lineモバイル)ですが、au回線でテザリング出来ない場合に追加する「APNタイプ(default,supl,dun)」を追加することで通信できました!
Xiaomi Mi A3の詳細スペック表
製品情報 | |
---|---|
端末名 | Xiaomi Mi A3 |
型番/別名 | 別名:CC9e(中国モデル) |
発売年 | 2019年7月 |
発売地域 | 海外:SIMフリー |
メーカー・ブランド | Xiaomi |
備考 | 日本語対応 Googleサービス対応 日本のスマホと変わらない使い心地 |
対応バンド・周波数・ネットワーク | |
3G | 1/2/4/5/8 |
4G LTE | 1/2/3/4/5/7/8/20/28/38/40 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
SIMサイズ・スロット | NanoSIM×2 |
ネットワーク関連備考 | 2回線同時待ち受け対応 |
本体仕様 | |
ディスプレイ | 6.088インチ/有機EL/GorillaGlass 5 |
解像度 | 1560×720/HD+/画面比率19.2:9 |
画素密度 | 282ppi/ドットの粗さが気になるかも |
サイズ | 高さ153.48mm 横幅71.85mm 厚さ8.475mm |
重さ | 173.8g |
本体色 | ブラック系/ホワイト系/ブルー系 |
システム仕様 | |
OS | Android 9.0/Android One仕様 |
CPU(SoC) | Snapdragon 665 |
AnTuTuベンチマーク | AnTuTu(実機):総合スコア139887点、3Dスコア:31405点 |
メモリ/保存容量 | |
組み合わせ | メモリ4GB+容量64GB メモリ4GB+容量128GB |
ストレージカード | MicroSD対応/最大256GB/片方のスロット共用 内部ストレージ化出来ました |
カメラ | |
背面カメラ | 48MP+8MP+2MP 3カメラ仕様 AI対応カメラ メイン+超広角+深度 F値1.79+2.2+2.4 PXサイズ:1.6μm+1.12μm+1.75μm |
インカメラ | 32MP 1カメラ仕様 AI対応カメラ F値2.0 PXサイズ:1.6μm |
カメラ備考 | 最大画素数/1080P、最大FPS/60FPS |
機能仕様 | |
GPS | GPS、A-GPS、GLONASS |
センサー | Beidou |
防水/防塵・タフネス等級 | 非対応 |
イヤホンジャック | あり |
NFC | FMラジオ使えます |
その他機能 | ゲームターボモード |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 4030mAh |
充電 | 有線充電:10W(5V/2A) QC3.0サポート ワイヤレス充電:非対応 |
ポート | USB Type-C |
スペック表のソース | |
参照元 |
Xiaomi Mi A3の付属品をレビュー
付属品は必要最低限
付属品はXiaomi Mi A3本体以外に、保護ケース、クイックガイド系が2種、SIMピン、充電ケーブル、充電器が入っており、海外スマートフォンの中ではアッサリした同梱内容となっております。クイックガイドは日本語には対応していないんですが、スマホ使ったことある方なら特に問題なし。
クリア保護ケースが付属!すでに黄ばんでる!
▼入っていたら嬉しい保護ケース!Xiaomi Mi A3を購入するとクリアの保護ケースが付属しています!開口部が少なくボタンまでしっかり保護され、クリアなので本体カラーを損なわないのもポイント!でも、すでに黄ばんでます!↓
ちなみにMi A3はベースモデルがXiaomi Mi CC9eって端末でOS以外は同じ。なのでケースを購入する時はXiaomi Mi CC9e用でもOKです。ちなみにAmazonで検索すると先に発売したCC9e用は結構リリースされてるんですが、Mi A3用(CC9e/Mi A3用)と記載されているモデルはまだまだ少ないんで、付属のケースは嫌だ!って方はCC9e用の保護ケースをチェックしてみて下さい!
充電器は日本のコンセントに直接挿すことが出来ません
▼Xiaomi Mi A3に付属する充電器。プラグの形状は日本のコンセントに挿すことが出来ない形状となっております。↓
購入店によりオマケでプラグ変換アタッチメントが付属していることもあるんですが、Xiaomi Mi A3の付属充電器は5V/2A(10W)充電の急速充電器で、超急速に非対応(Mi A3自体が5V/2Aまでしか対応していない)なので、別にわざわざプラグ変換アタッチメントを購入してまで使いたいと思うほどでは無いんですよね。僕ならそのへんに転がっている5V2A出力の充電器使うかなぁ。
保護フィルムはPDA工房さんに作ってもらいました
黄ばんだ保護ケースは付属しているんだけれど、保護フィルムは付属しておりませんでした。僕を含む日本のユーザーさんって防御力極振りが大好きじゃないですか。僕も防御力を高めるのが大好きなんで、保護フィルムをPDA工房さんに速攻作ってもらいました。
▼これが出来上がった保護フィルム。今回はスタンダードなPerfectShieldをチョイスしたんだけれど、オススメはガラスフィルム並の硬度をフィルムで実現した9Hシリーズ。光沢・非光沢も選べます。↓
▼PDA工房さんのフィルムは、1機種で複数のフィルムタイプがリリースされるのが特徴。Xiaomi Mi A3用でもこれだけのバリエーションから選べます。(写真はサンプルパッケージ)↓
Xiaomi Mi A3には保護フィルムが付属していないんで、端末注文に合わせてフィルムは注文しておきましょう。国産&国内発送なんですぐに届くはず!
Xiaomi Mi A3の外観・デザインをレビュー
流行りのデザインを取り入れて凄くカッコよくなった
前モデルのXiaomi Mi A2も当時は縦長ディスプレイの搭載や上質なアルミボディーで上品な印象だったんですが、引っ張り出してきたら「野暮ったく感じる」デザインに見えました。最近のスマートフォンはデザイン性が高くなってますからね〜。
▼Xiaomi Mi A3とXiaomi Mi A2をならべてみたところ。Mi A3、かなりスタイリッシュになった。↓
▼Xiaomi Mi A3の背面は美しいメタリックブルーで、光の当たり具合により大きな波のデザインが浮き上がります。スッゲー綺麗。↓
▼Mi A2から大きく印象が変わる部分がディスプレイ。Mi A3はノッチを採用することで非常に画面占有率が高くなってるんです。↓
サイズが小さくなって持ちやすくなった
Xiaomi Mi A3は6.088インチという、なんとも中途半端なディスプレイサイズなんですが、Mi A2よりもひと回り画面が大きくなっております。
▼ディスプレイサイズは大きくなっているんですが、ノッチ付きを採用したことに加え、より縦に長い形状のディスプレイを採用したので横幅はMi A2が75.4mmに対しMi A3は71.85mmと画面サイズが大きくなっているのにスリムになったんです。なので、すご~く持ちやすいです。でも、やっぱり画面が縦に長いと片手で持つのは問題ないんですが、片手で画面上部をタップするのは難しいですね。↓
一方で厚みはMi A2が7.3mmに対しMi A3が8.475mmと分厚くなり、重量も若干、Mi A3が重くなっております。個人的には数gの重量よりも、僅かな厚みよりも、横幅がスリムになったほうが圧倒的に持ちやすいんで特に不満なし。
Xiaomi Mi A3実機の写真ギャラリー
Xiaomi Mi A3の対応バンドをレビュー
Xiaomi Mi A3の対応バンドは貧弱。ドコモやau系では必須バンドに対応していないので、活用するならソフトバンク回線を利用する格安SIMやワイモバイル回線となります。
で、実際に使えるか確認してみたところ・・・
[修正]ワイモバイル回線で通信出来たけどソフトバンク回線はデータ通信出来なかった→ソフトバンク回線でもデータ通信できるようになりました。
記事公開当初、ソフトバンク回線を利用するLINEモバイルでは通話できるがデータ通信が出来ないとしていましたが、「APNタイプ(default,supl,dun)」を設定することでデータ通信可能となりました!
▼まずは主力のワイモバイル回線。問題なくデータ通信と通話が出来ました。↓
▼その後、ソフトバンク回線を利用するLINEモバイルの格安SIMでテストしたところ、ピクトアンテナに☓マーク。通話は出来るものの、データ通信は「インターネットに接続されていません」と表示され通信不可。追記:ソフトバンク回線(Lineモバイル)ですが、au回線でテザリング出来ない場合に追加する「APNタイプ(default,supl,dun)」を追加することで通信できました!↓
LINEモバイルのSIMをMi A2に挿し替えてテストしてみた結果、問題なく通話・データ通信出来たのでSIMに問題があるわけではなさそう。僕の設定が悪いのかな?→追記:ソフトバンク回線(Lineモバイル)ですが、au回線でテザリング出来ない場合に追加する「APNタイプ(default,supl,dun)」を追加することで通信できました!
改めてAPNを再設定してトライしたんですが症状は改善されず。通話OK、データ通信NG、モバイル通信のオン・オフ、再起動、完全に電源をオフにするなど色々試してみましたが、結局、ソフトバンク回線を利用する格安SIMのLINEモバイルでデータ通信は出来ませんでした。
相性問題もあるかも知れませんが、ガルマックスでは
- ワイモバイル:通話○、データ通信○
ソフトバンク回線(格安SIM):通話○、データ通信☓- ソフトバンク回線はAPNタイプを設定することで。通話○、データ通信○
ソフバン回線が利用できたのでDSDV機能を使って最強のスマホが作れる!
▼【本端末でも実現可能!】DSDVやDSDS機能を利用して激安で高品質な大容量データ通信が可能な構築方法を以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみて下さいね!↓Xiaomi Mi A3の総合・ゲーム性能をレビュー
Snapdragon 665は660と比べて若干操作性が向上してる
前モデルのMi A2に搭載されていたSoCはSnapdragon 660。バランスの取れた素晴らしいSoCです。そして、新型のMi A3にはマイナーチェンジモデルとなるSnapdragon 665を搭載。660と比較して若干パワーアップしたSoCです。
Xiaomi Mi A2と動作を比較すると、ホーム画面でのスワイプ動作やWEB閲覧でのスクロールの滑らかさはXiaomi Mi A3が若干上。
Snapdragon 665は案外パワフルなSoCなんで、WEB閲覧、動画視聴、メールやLINE、動画視聴、ニュースアプリ、SNSなどライトな使い方で不満は全くありません。
ゲームはワンランク上の快適度。設定次第で重量級ゲームも快適レベルで遊べる
Snapdragon 665は総合的な性能とゲーム性能が向上しているので、ゲームはMi A2よりも快適。
▼重量級ゲームの代表格であるPUBG mobileをプレイ。「スムーズ+ウルトラ」まで設定可能でハイエンド一歩手前の快適設定で遊べちゃいます。。プレイ中も描画が滑らかで存分に楽しめました。ちなみにSnapdragon 660を搭載するMi A2では「スムーズ+高」までしか設定できないので、ゲームの快適度で言えば圧倒的にMi A3が上です。↓
Xiaomi Mi A3は画面解像度が低いんですが、その代わりに描画負荷が低くなるんで、重量級ゲームでも設定次第で快適レベルで遊べちゃいます。PUBG mobileクラスがこれくらい快適に動くんで、大多数のゲームは快適レベルで遊べるはず。
Xiaomi Mi A3の各種ベンチマーク
AnTuTu実機スコア
▼Xiaomi Mi A3の実機AnTuTuスコアは総合スコアが139887点、GPUスコアが31405点。↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の平均スコアです。新しい世代に切り替わるとリストのスコアも切り替えるので、現時点でXiaomi Mi A3の性能がどのランクに相当するかいつでも確認が出来ます!↓
AnTuTu 7 | ハイエンド | ミドルレンジ 最上位 | ミドルレンジ 上位 | ミドルレンジ | エントリー |
---|---|---|---|---|---|
スコア | 総合 約36.2万点 GPU 約15.7万点 | 総合 約16.5万点 GPU 約4.7万点 | 総合 約13.5万点 GPU 約2.9万点 | 総合 約8.6万点 GPU 約1.8万点 | 総合 約7.1万点 GPU 約1.2万点 |
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]
Geekbench 4のスコア
▼Geekbench 4のスコアはシングルコア性能が1526点、マルチコア性能が5549点。↓
PCMark for Androidのスコア
▼PCMark for Androidのスコアは6600点。↓
3DMarkのスコア
▼3DMarkスコアはOpenGL ES 3.1が1079点、Vulkanが1053点。↓
A1SDでストレージ速度をチェック
▼ストレージの速度はレアDが420.76MB/s、Writeが212.31MB/sで価格からするとソコソコ速度出てます。↓
Xiaomi Mi A3の機能と仕様をレビュー
Android Oneなんで、日本語&Google Playストア対応
Android OneはピュアなAndroid OSを搭載しているので、Androidが対応する日本語やGoogle Playストアにもちろん対応。日本で販売しているスマートフォンと遜色ない使い心地で利用できるのが大きなポイントでしょう。(弄っていたらSIM設定の一部が英語でした。その他は特に英語の部分は見当たりません。)
長期的なOSアップデートやセキュリティパッチの配布が確約
Android One端末の魅力は、なんといってもOSアップデートとセキュリティパッチの配布が長期的に確約されていることでしょう。そもそも、OSのアップデートやセキュリティパッチの配布を迅速に行うために独自でカスタマイズ出来る部分を切り離して管理しているのがAndroid One端末ですからね。
ちなみに発売日に購入して倉庫に置いたらスッカリ存在を忘れて今日まで倉庫で眠っていたXiaom Mi A2もAndroid Oneを搭載するシリーズなんで、起動したらOSアップデートが落ちてきてAndroid 8からAndroid 9へ速攻アップデート&セキュリティパッチが適用出来ました。
こんな感じでXiaomi Mi A3も長期的にOSやセキュリティが最新状態で利用できるのもメリットの1つでしょう。
ホーム画面は謹製。アプリは必要最低限
▼ホーム画面はAndroid 9の標準ホーム。Android 8から操作感が変わり少々慣れが必要。アプリは必要最低限でシンプルな構成となっておりました。↓
MicroSDを内部ストレージ化できた。これは嬉しい!
▼Xiaomi Mi A3にMicroSDをブチ込んでみたところ、なんと、内部ストレージ化出来ました。↓
アプリをMicroSDに移動してみたんですが、しっかりMicroSDから動いてくれてます。
僕の持っているXiaomi Mi A3は容量64GBモデルで、他に容量128GB版もあるみたいなんですが、内部ストレージ化出来るなら安い64GBモデルで良いよねって感じちゃいました。勿論、アプリとの相性で全てのアプリがMicroSDに移動出来るわけじゃないんですが、外部ストレージでしか利用できない端末と比べたらよっぽど使い勝手良いです。
そうそう、MicroSDにアプリを移動したら、設定→アプリから権限にはいり「ストレージ」の権限を開放して下さいね。権限を与えないとMicroSDに保存しているアプリデータにアクセス出来なくてアプリがフリーズします。
FMラジオを搭載していた
▼Xiaomi Mi A3はFMラジオを搭載。有線のイヤホンやヘッドホンを接続することでケーブルをアンテナ代わりに公共電波をキャッチして聴くことが出来ます。↓
▼設定画面では地域設定で日本を選択すると76.0MHz〜90.0Mhzの範囲、日本(ワイド)を選択すると90Mhz〜108.0Mhzとなり、通常のラジオとワイドFMは設定変更して切り替えする必要あり。↓
顔認証は及第点。画面内蔵指紋センサーはGood
▼Xiaomi Mi A3の顔認証はインカメラを利用するタイプで、認証精度はHuawei端末などと比較すると失敗率が高い印象。↓
▼一方で画面内蔵指紋センサーは認証精度も認証速度もバッチリ。最新の物理指紋センサーと比較した場合はやや遅いんですが、これだけの精度と速度であれば普段使いで困ることはありません。メインの認証はこれつかいましょう。↓
良い意味でも悪い意味でも、シンプルな機能構成
Android Oneは迅速なOSアップデートやセキュリティパッチを配布出来る仕組みを取り入れているんで、メーカーは独自の機能を多く盛り込んでいません。
例えば、Xiaomiの独自OSであるMIUIでは、アプリのクローン機能(LINEなど1端末に1アカウントしか設定できないアプリをクローン化して2アカウント運用する機能)などは搭載されてません。
良くも悪くも機能はシンプル。もちろん、アプリで様々な便利機能を追加したりすることは出来るんで、カスタマイズはアプリで対応しましょう。
Xiaomi Mi A3のカメラをレビュー
撮影モードと注意点
撮影モードは「ショートビデオ」「ビデオ(動画)」「写真」「ポートレート」「夜景」「パノラマ」「プロ(マニュアル)」を搭載。
写真モードではAIオン・オフ、フィルター、美顔効果などを自由にオン・オフ出来る(AIオン、フィルターオン、美顔オンなど全部オンに出来ます)のですが、設定から指定できる48MP撮影ではAIや美顔は利用できず、フィルターのみ適用することが可能となっておりました。なので、48MPの高解像度撮影ではAI補正などは出来ないので注意。
劇的に写真の仕上がりが変化。AIオフでナチュラル撮影もOK
前モデルのMi A2から大きく変わった部分の1つがカメラです。Xiaomi Mi A3は「標準」「ズーム」「超広角」を撮影出来るトリプルカメラを搭載。また、Mi A2もAIデュアルカメラでしたが、Mi A3のAI補正はよりインスタ映えするような華やかなチューニングに。写真をそれほど撮影しない方もMi A3で撮影すると撮影が楽しくなっちゃうかもってくらいにクオリティの高い写真が撮影出来ます。
▼まず、AI補正ですが、Mi A3はより華やかに色濃く写真を撮影出来ます。(左がMi A3、右がMi A2)↓
こんな感じで強力なAI補正により加工無しでインスタ映えするようなパリッとした写真が撮影出来るんですが、Mi A3はAIをカメラ撮影上部のAIアイコンからオン・オフ出来るんで、見た目に近いナチュラル寄りの写真撮影にも対応出来ます。ちなみにMi A2はAIデュアルカメラですが、設定を見る限りAIオン・オフは出来ないみたい。
Xiaomi Mi A3の実機で撮影した写真。価格を考えると十分すぎるクオリティ
▼明るい昼間に撮影した写真。AIの強力な画質補正で非常に華やかな印象の写真に仕上がります。ちなみにAIが被写体を認識した時はAIアイコンが認識した被写体のアイコンに変化するので分かりやすい。↓
▼料理撮影もバッチリAIが料理と認識してくれます。見た目よりもコントラストが強く色合いも華やか。個人的にはもう少し明るさが欲しかったところですが、目で見たよりも明らかに美味そうに撮影出来ているんで良しとしました。↓
▼室内撮影ではややピントの甘さを感じることもありました。黒猫がピヤン副編集長、茶色いのがジョコ編集長。↓
▼夜間撮影では夜景モードを使わなくてもそこそこ綺麗。流石にハイエンドには敵いませんが、300ドル以下のスマホであることを考えると十分頑張っている印象です。↓
▼Xiaomi Mi A3は「通常の画角」以外に「ズーム」と「超広角」が簡単に切り替えられます。以下は全て同じ立ち位置で、超広角(0.6倍)、通常(1.0倍)、ズーム(2倍)。超広角撮影では歪み補正がよく効いてます。動物園など被写体に近づきにくい場所ではズーム、もっと引いて撮影したいときには超広角など3種の画角で撮影できるので撮影シーンがグッと広がります。↓
▼ポートレート撮影はズーム状態で撮影を行うので少々扱いにくいんですが、人物ではなくモノでもしっかりボケてくれます。若干ボケのエッジ部分が甘いですが、似非のボケエフェクトよりも圧倒的に自然なんで十分活用出来ます。↓
▼最後はインカメラ。Xiaomi Mi A3はインカメラにも力を入れている端末で、ビューティー機能もバッチリ搭載。現実とはかけ離れた自撮りを撮影出来てしまいます(笑)恐ろしいわ(笑)↓
動画は手ブレ補正が上手く効いていない?ブレッブレなんで修正アップデートお願いします。
▼写真のクオリティが非常に高かったんで動画も期待していたんですが、ゆっくり歩く程度の手ブレも全く補正している様子はなく、ブレッブレの状態。おっかしいなぁって思ったんで手ブレ補正を確認したんですが、しっかりオンになってました。立ち止まって撮影しているシーンでもブレッブレなんで今後の修正アップデートに期待してます。↓
Xiaomi Mi A3のディスプレイをレビュー
さすが有機EL。発色は凄く良い
▼Xiaomi Mi A3はディスプレイにハイエンド端末が挙って採用する有機EL(AMOLED)を搭載してるんです。この価格帯ではかなり珍しい。有機ELは液晶みたいにバックライトで照らすんではなく、ドット自体が自発光するタイプなんで、発色が良くて黒色の表現力も液晶とは桁違い。Xiaomi Mi A3もまた、有機ELらしい発色の良さを楽しめています。↓
ノッチを隠す設定は出来ない
▼Mi A2はノッチの無いディスプレイを採用していたんですが、Mi A3は水滴ノッチディスプレイとなっております。↓
多くのメーカーではノッチを目立たなくする設定ができるんですが、それらはメーカー独自機能。Xiaomi Mi A3は残念ながらノッチを隠す独自機能が搭載されておらず、ノッチ部分の表示はアプリやAndroid OSの設定に従う感じです。(ノッチ部分をスパッとカットして表示するか、ノッチ部分まで描画を広げて全画面表示するかなど)
最大の妥協点は解像度。使っていると目が慣れて大きなデメリットには感じなくなってきた
既にFHDクラスのディスプレイを搭載しているスマートフォンを利用している方は、Xiaomi Mi A3に乗り換えると「なんか、画面が粗いなぁ」って確実に気がつくはず。
ディスプレイのドットの密度は画面サイズと解像度から画素密度を計算できるるんですが、この画素密度の数値が300ppi以上か以下で画面の粗さに気がつく・気が付かないの境目となってます。
一般的に人が画面の粗さを感じるのが300ppi以下と言われています。例えばMi A2では画面サイズ5.99型で解像度が2160×1080。画素密度は計算すると403ppi。300ppiを大きく超える密度となるので画面の粗さは気になりません。
一方、Xiaomi Mi A3は画面サイズが6.088型で解像度が1560×720。画素密度は282ppiとなり300ppiを下回ってます。なので、なんか画面が粗いなぁって気がついちゃうんです。
暫く利用していると目が慣れてしまってWEB閲覧や動画視聴では気にならなくなるんですが、画面の粗さが分かりやすいシーン(例えば写真撮影時にカメラで捉えた映像をディスプレイで確認する時)は画面が粗いなぁって感じてしまいます。写真撮影や写真閲覧の時には画面の粗さが常に気になるかも。
Xiaomi Mi A3のサウンド関連をレビュー
やっぱりイヤホンジャック搭載は嬉しいよね
▼Mi A2ではイヤホンジャック非搭載でしたが、Xiaomi Mi A3は復活。お気に入りの有線イヤホンやヘッドホンを利用できるほか、前述したラジオ機能も気軽に活用できちゃいます。
特にゲームを遊んでいる方はゲーミングヘッドセットを愛用されている方も多く、有線接続出来ないと困るんだよな〜って方もXiaomi Mi A3なら問題なく利用できるのでご安心を!
スピーカーはモノラルだけれど音質は良い
▼Xiaomi Mi A3のスピーカーは本体下部の右側グリルから音が出るモノラルタイプ。音質は低音もそこそこ鳴り、You Tube動画やプライムビデオでテレビドラマなんかの視聴では特に備え付けのスピーカーで問題なし。中域が太いので演者の声も聞き取りやすいですね。映画は臨場感たっぷりで視聴したほうが楽しいんでイヤホン推奨。↓
Bluetoothコーデックはapt-XとAACに対応
Bluetoothイヤホンを利用されている方も多いと思うんですが、Bluetooth系のサウンド機器はワイヤレスで音を飛ばすので少なからず音が遅延します。音の遅延が激しいと動画では映像と音がずれる「音ズレ」が発生してしまい凄く気になってしまいます。
スマートフォンとBluetoothサウンド機器との接続ですが、接続する方法(Bluetoothコーデック)により遅延度合いが異なります。
- SBC:ベースコーデックで全てのBluetoothサウンド機器が対応。買って繋がらなかったという失態を犯さないためのコーデックで、とりあえず繋がるが音質も良くないし遅延もメチャクチャ大きい。出来るだけ使いたくない
- AACまたはapt-X:ミドルレンジ帯のコーデックでCD音源まで飛ばせて音の遅延も小さい。対応するサウンド機器の価格が2,000円〜3,000円と比較的安価なので多くの製品から選べる
- apt-X HDまたはLDAC:ハイエンド帯のコーデックでハイレゾ音源まで飛ばせる。音の遅延も非常に小さいが対応する製品は高級品が多く1万円〜といった価格帯。
▼見出しでバレバレですが、Xiaomi Mi A3に僕の持っている機器で全てのコーデックで接続してみたところ、SBC以外にAACとapt-Xに対応していました。↓
ちなみにBluetoothコーデックは「双方の機器が対応していることが利用できる条件」となってます。例えばLDACとapt-Xに対応の製品を購入してもMi A3では双方の機器が対応するミドルレンジ帯のapt-Xで接続されるので、宝の持ち腐れ状態に。
これからBluetoothイヤホンなどを購入するならAACまたはapt-X対応の製品を選んで下さいね!
Xiaomi Mi A3のバッテリー関連をレビュー
バッテリー容量以外は価格なりの仕様
バッテリー容量は4030mAhで比較的大容量な部類。実際にXiaomi Mi A3を使ってますが、バッテリーの減り方は緩やかで僕の使い方なら余裕でバッテリーが1日持ちます。
バッテリー容量に関しては特に不満はありませんが、充電仕様は5V2A(10W)の急速充電で、最近主流となっている18Wクラスの超急速充電ではありません。また、ワイヤレス充電なども対応しておらず、容量以外は価格なりの印象ですね。普段使いで特に困ることは無いんですが、バッテリー容量が大きいので寝る前に充電を忘れないようにしましょう。
Xiaomi Mi A3まとめ – 妥協ポイントは解像度だけ!解像度だけ!
トータル的な満足度は高い製品ですが、前モデルのXiaomi Mi A2を持っている身からすると、やっぱり「解像度」だけは残念ですね〜。ま、使ってたら目が慣れてしまったんで、解像度のデメリットもかなり薄れてはきてるんですが、これからXiaomi Mi A3を購入する方は慣れるまで「なんか画面粗いなぁ」って感じるはず。
そこさえ乗り越えれば、解像度の壁さえ乗り越えれば・・・中々良い端末。
解像度が低いことって「粗さ」がデメリットなんですが、「描画負荷が低いので軽快に動いてくれる」メリットも持ち合わせてます。特にゲームなんかでは効果テキメン。このクラスのスマートフォンって重量級ゲームは「一応遊べる」ってくらいなんですが、Xiaomi Mi A3は「快適」レベルで遊べたのでビックリ仰天でsy。
あと、やっぱり「Android One」って部分が魅力的ですよね。長期的に最新のOSを利用できたり、セキュリティパッチがしっかり落ちてくるって海外スマートフォンの中で安心感は桁違いに高いです。
追記:ソフトバンク回線(Lineモバイル)ですが、au回線でテザリング出来ない場合に追加する「APNタイプ(default,supl,dun)」を追加することで通信できました!回線に関しては僕の個体が不具合の可能性もあるんですが、ソフトバンク回線を利用する格安SIMでデータ通信できなかった検証結果は知っておくべきです。僕も定期的にチェックしてみますが、ガルマックスのテストではソフトバンク回線を利用する格安SIMでは通話○、データ通信☓だったので、ソフトバンク回線を活用したいと考えている方は、僕以外の実機レビューもチェックしてみて下さい(´・ω・`)
[ソフトバンク回線も使えるようになりました!]ワイモバイル回線なら特に問題なく利用できたので、ストライクゾーンはかなり狭いですが気になっていた方は検討してみて下さい!
Xiaomi Mi A3が気になっている方の役に立てば幸いです!以上、ガルマックスレビューでした!
おまけ
Xiaomi Mi A3を触っていたら、画面に赤文字で「ヤバイ」と表示されたんです。画面をスリープ状態にして指紋センサーに触れると・・・赤く光ります!これはバグ?それともなんか変な機能触っちゃったのかな〜?とりあえず再起動したら消えました!
Xiaomi Mi A3ヤバイ!って言いながら弄ってたらホーム画面に赤文字でヤバイって出てきてマジヤバイ pic.twitter.com/uFU2oHOrvT
— GARUMAX (@GaruJpn) July 26, 2019
Xiaomi Mi A3の画面内蔵指紋センサーをタップしたらヤバイの文字も赤く光ってマジヤバイ pic.twitter.com/yGUo3KgVOs
— GARUMAX (@GaruJpn) July 26, 2019
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Xiaomi Mi A3の購入先一覧
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Xiaomi Mi A3の購入先情報
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Xiaomi Mi A3の公式サイト
Xiaomi Mi A3の公式サイトは以下です!