Xiaomi「Mini Host」発表!高級感あるデザインに第12世代Coreを組み合わせたミニPC!
Xiaomiが新型ミニPCの「Xiaomi Mini Host」を発表!XiaomiからCore i5-1240Pを搭載したミニPCが満を持しての登場です!
Xiaomi Mini Hostの特徴
Xiaomi Mini Hostの特徴は以下の通り!
Xiaomi Mini Hostのハイライト
- CNC+金属サンドブラスト+アルマイト処理が行われた一体成形のアルミボディ
- 第12世代CoreシリーズのCore i5-1240P搭載
- 最大4画面の4K出力に対応
- 外部端子は発表時点でメインストリームの物を搭載。Thunderbolt 4端子は2基も搭載
▼Xiaomi Mini Hostのボディは一体成形のアルミ製なんですが、CNCや金属サンドブラスト、アルマイト処理など複数の加工が行われているのが特徴的。Mac mini風のデザインと相まって高級感を引き立てているように思います。↓
▼また、Xiaomi Mini HostはIntelのNUCソリューションに準拠した設計とのことで、安定性と信頼性重視のものだと謳っています。↓
▼Xiaomi Mini Hostにはモバイル向け第12世代Coreで真ん中の性能帯であるPシリーズに属するCore i5-1240Pが搭載。コア/スレッド数は12コア16スレッドで、内蔵グラフィックスにIris Xe Graphics(GPU実行ユニット:80)が採用されています。↓
ベースパワーであるTDP 28W時の性能で、シングルコアはRyzen 7 5800Uと同等程度、マルチコアではCore i7-1195G7を超えるくらいの性能とかなりパワフルなのも魅力的です。
しかも、Xiaomi Mini HostはデスクトップPCであるからか、TDP 40Wでの安定した駆動との記載もあるので、多少ではあるでしょうが、TDP 28W時よりもスペックは上昇するものと思われます。
メモリはDDR4-3200MHzが16GB、ストレージはPCIe 4.0対応のSSDが512GBとこちらも十分以上。メモリは最大64GBまで搭載可能とのことですので、少なくともメモリの換装は可能っぽい感じではあります!
▼Xiaomi Mini Hostは後述しますがHDMI 2.1が2基、Thunderbolt 4が2基搭載されている関係か、最大4画面もの4K出力に対応。写真のようなズラッとディスプレイを並べてPCを使うユーザーのニーズもしっかりと満たしてくれます!↓
▼Xiaomi Mini Hostの端子類はこんな感じ。搭載している端子はUSBやThunderbolt 4、LAN端子など、現在メインストリームなもので構成されており、特殊なものは無いのですが、PCを使う上で過不足無い鉄板の組み合わせと言えるでしょう。↓
PCに搭載されているUSB 3.2端子は速度が遅めなGen 1が混ざっていたりするパターンが多いんですが、Xiaomi Mini HostのUSB 3.2端子は全てGen 2となっているのも地味に嬉しい点ですね。
▼Thunderbolt 4を搭載していることで、外付けGPUの使用も可能。Iris Xeよりもグラフィック性能をガツンと上げて使いたい方でも安心ですね!(なお、GPUボックス代は考えないこととする)↓
ミニPCとしては高額な部類に入るが、仕様を考えると安いかも?
Xiaomi Mini Hostの先行販売価格(記事執筆時点)は以下の通り。
- メモリ16GB+容量512GB:3999元(約7.9万円)
Xiaomi Mini HostはXiaomiが満を持して発表したミニPCということもあり、高級感あるデザインを採用し、搭載CPUなどもしっかりと価格と性能のバランスを考えて選定してきたなという印象です。
先行販売価格ベースの話になってしまいますが、価格も日本円換算で8万円弱と一見すると普通のミニPCとしては高価に感じます。
しかし、同じCPUを搭載するIntel純正ベアボーン(メモリ、ストレージが付いていないPC)のNUC 12 Pro Kit NUC12WSHi5で8万円ほどとなっているので、メモリ、ストレージ、OS代を考えると割安だったりするんですよね〜。
とはいっても、現状では中国限定のモデルですので、輸入するのにハードルがある程度高いのも事実。日本での展開も今の状況を見る限り厳しいかもしれませんねぇ…
公式直販以外での販路が充実して、なおかつ先行販売価格付近で購入できるようになることに期待したいです!