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ソニーの判断は正しい。XperiaZ5 Premiumの4Kは動画・画像のみ

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GARU(@GaruJpn)です。

私はXperiaZ5シリーズ発表前にこんな記事を書いていました。

その後にXperiaZ5シリーズの正式発表でXperiaZ5 Premiumに4K搭載が確定。

私もXperiaZ5シリーズの比較記事を書いたのですが、そちらにも「様々な課題や考えるべきことがある」と記したうえで4K搭載の技術力を賞賛していました。

そして本日新たな情報が入ったのでお伝えします。
私の所感では朗報。その理由も合わせてどうぞ。

XperiaZ5 Premiumの4Kは写真と動画で十分。

PhoneArenaによるインタビューでソニー担当者は『動画・画像以外のコンテンツはフルHDで表示している』と明らかにしました。
engadgetより引用:世界初4Kスマホ Xperia Z5 Premium、実はほとんどフルHD表示。写真&動画のみ4K

XperiaZ5シリーズの発表後、XperiaZ5 Premiumのハンズオン動画がアップされました。
そこには滑らかにスワイプするXperiaZ5 Premiumが映しだされ、CPUの底力だとか騒がれていましたが、実はフルHDでの動作。

4Kはカメラで撮影した動画・写真と4Kコンテンツに対応してれば十分。

現状、4Kで配信されているコンテンツは非常に少ないが、少ない中でも利用できるのがNetflixなどの定額映像配信サービス。それ以外となると思いつかない。

というか、それ以外に4Kである必要性を感じない。つまり、ホーム画面が4Kでなんの意味があるのだろうか?

XperiaZ5 PremiumでのフルHDは整数倍スケーリングでボケない。

XperiaZ5 Premiumの4KはちょうどフルHDのピッタリ4倍の画素数。フルHDをスケーリングで4K液晶に表示させたとしても、単純にフルHDの1ドットを4K液晶の4ドットで映し出すだけ。

中途半端なスケーリングでなく整数倍でのスケーリングなのでボケは無いということ。

WEBブラウジングの表示領域がフルHD範囲での表示になりますが、そもそも5.5インチ程度で表示範囲を広げても文字が見えなくて拡大するだけ。

XperiaZ5 PremiumでフルHD表示でもドットの認識は難しい。

画面解像度は1920×1080のフルHDだとか様々な解像度がありますが、解像度だけでは精細さはわかりません。

なぜなら画面サイズが違うから。

例えばフルHDの5インチと40インチのフルHDだと1つのドットの大きさが単純に八倍大きくなります。5インチでは1つのドットが小さいので高精細。40インチだとドットが人の目でも認識できるので荒く感じるということです。

ですので、精細さは1インチのドット密度(ppi)で判断します。1インチに沢山のドットが詰まってたら高密度で高精細。

ちなみに人間の網膜で認識できるのは300ppi前後です。

XperiaZ5 Premiumの4Kで801ppi、フルHD表示で401ppiなのでフルHD表示であってもドットの認識は難しい。

XperiaZ5 Premiumの4Kは必要なときだけ使えればいい。

常に4K表示だとCPUにとても負荷がかかった状態で使用することとなり、負荷がかかると熱が出て、CPUが熱でオーバーヒートすると故障防止の為にCPUパワーをセーブして動作が鈍くなる。こんな悪循環に陥ります。

4Kが不要な部分では4K表示からフルHDに切り替えて表示させ、熱やバッテリーの消耗を抑えるのは現状のCPUパワー、バッテリーの消費量からいっても適切な判断だと感じます。

撮った写真や動画、映像配信などは4Kで堪能できるので落ち込む心配なし。

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